みんなの議会

江差町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日

国道228号線かもめ島入口交差点改良事業と江差町の係りについて

聞いた人
室井正行 議員
答えた人
町長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 室井

国道228号線、かもめ島入口交差点改良事業と江差町の係りについて、質問させてもらいます。この課題については、長年の大きな懸案として、私は過去の一般質問の中でも、また、特別委員会でも取り上げ、交通安全対策のみの課題ではなく、江差町の歴史上最も貴重な地区であると認識され、その方向性をしっかり国土交通省に理解して頂き、協議をするべきと提言しております。具体的には、北前船交易の最北寄港地として、歴史の実在に基づく諸課題の解決に向けた要請を国土交通省に行うべきと考えてきたからであります。単に、交差点改良のみが優先される事業が先行し、事業が完成された後での再要請は、相当厳しいと伺っております。国道交差点からかもめ島を含む地区全体の整備計画を早く策定し、活力を見い出さなければなりません。国道改良、拠点施設、主要施設などを含め、全体像の概要を策定する必要があると考えますが、如何でしょうか。今定例会に拠点施設整備に係る民間活力導入調査業務費として、970万円が予算計上されております。今日まで、構想の策定に多くの時間と財政支出がなされておりますが、実を結ばず、担当者の苦労を想像するものであります。しかし、今回、給食センター改築工事で採用されたDBO方式、デザインビルドオペレーション方式が含まれており、一歩、もしくは、大きく前進する可能性があると思われ、私なりに期待しているものであります。国道交差点改良事業と現時点で考えている拠点施設との場所は、少しの距離感がありますが、関連性は極めて近く深いものであります。町民が気軽に訪れる拠点施設を計画するのであれば、歩行者を含めた利便性を優先する必要があると考えます。現段階で国土交通省は事業内容の構想と事業実施計画をどのように描いているか。また、江差町はどのように要請をされているのか。現時点で得ている情報と江差町の考え方を伺いたいと思います。併せて、途中経過を積極的に町民に情報公開するべきと考えますが、これらについて答弁を求めます。

町の答え 町長

室井議員からの2問目、国道228号線かもめ島入口交差点改良事業と江差町の係りについてのご質問にお答えを致します。ご質問にもありますとおり、拠点施設整備箇所につきましては、北海道の礎を築いた北前船最北寄港地として、あるいは幕末における歴史の一端を伝える開陽丸記念館など、江差特有の歴史資源が集積した場所です。現在、令和7年度に予定している施設整備補助事業導入に向けた事務レベルで進めている相談において、建設予定地の魅力についてもお伝えした上で、事業の必要性をアピールしながら協議を進めています。さて、ご質問の一つ目として、かもめ島を含む地区全体の整備計画を早期に策定する必要があるのではと、ご質問でございます。町は、令和4年3月策定の北の江の島拠点施設整備基本構想において、周辺4つのエリアを示しながら、それぞれの整備の在り方や将来的なイメージを記載し、全体像をお伝えしているところでございます。かもめ島エリアは、今以上に利便性を高めるための整備はせずに、既存施設の修繕を行いながら安全対策や美観の維持、利用者の利便性の向上は図りながらも、開発や景観の改変は最小限に留めていく。開陽丸エリアは、拠点施設の整備に加え、江差港マリーナ等の既存施設も活用しながら、家族で一日中楽しめるコンテンツを整備し、来訪者が江差に来たらまずここへとイメージするソフト面での充実を進めるとともに、開陽丸記念館の計画的な改修に努める。3つ目、港湾エリアは、漁業者や港湾関係者の意向を踏まえるとともに、継続している直轄港湾整備事業による物揚げ場整備との調整を進めながら、地域住民や来訪者の利便性向上を図る観点から、緑地や駐車場の整備を進めて行く。4つ目のいにしえ街道エリアは、拠点施設と街道沿いに点在するスイーツのお店と連携し、スイーツ街道といった展開を地域全体でつくり上げながら、来訪者の満足度を更に高めるといったソフト施策を整備していく。こういった方針を示しており、全体的には、ハード面では、まずは開陽丸エリアの整備に集中させて頂きながら、それぞれのエリアについては、ソフト面で拠点施設との有機的なつながり目指しております。なお、当然ながら時代の変化の中で、例えば港湾の使い方などは見直しも十分考えられますので、そういった方向性が見えた段階においては、住民の憩いの場として、あるいは観光客に魅力ある場となるためにはどうあるべきか、町民の皆さまと意見交換しながら検討していくこととしておりますので、ご理解願いたいと思います。続いて、国道交差点改良に関してでございます。国道228号線のかもめ島入り口は、ご承知のとおり変形の取り付け交差点です。今年2月に開催した全員協議会で説明させて頂いたとおり、町としては改良方法については、T字路に近い形となるよう要請してきました。函館開発建設部では当該交差点改良に向けては、主流交通である228号を右左折交通、つまり直角とすることは、道路構造令上で好ましくないという結論で7す。改良の方法と致しましては、現在、国や警察機関が推奨しているのは、安全性や信号機の設置が不要なラウンドアバウト化を前提に、現在、測量調査の実施と、警察など関係機関との詰めの調整作業を行っていると聞いております。また、町民が気軽に訪れる拠点施設を計画するのであれば、歩行者を含めた利便性を優先する必要があるのでは、とのご指摘でございますが、整備する施設を拠点にいにしえ街道などへの人の流れをつくるという方針については、議員と思いは同じです。そういった意味では、ラウンドアバウト化されることによって、いにしえ街道からかもめ島方面に横断歩道が整備される予定で、歩行者は優先的に国道を渡ることが可能となり、歩行における利便性が向上することになります。一方で、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合、交通法規上は車両が停止しながら歩行者の安全確保をしなければなりません。これまでのラウンドアバウト化に関する町民との意見交換では、ドライバーの中にはその法令順守意識がない方がおり、不安だという声もお聞きしております。安全対策としての改良工事で事故の発生は本末転倒ですので、そうならないための対策について、函館開発建設部側へ引き続き強く要請して参ります。次に、現段階において国が事業実施計画などどのように描いているか。また、江差町はどのような要請をされているか。現段階で得ている情報と江差町の考えは、についてのご質問でございます。まず、国の事業実施計画についてでございますが、説明が重なることになりますが、国道交差点改良につきましてはラウンドアバウト化ということでございます。町からの要望について総論としてお答えを致します。拠点施設の完成を前に、国道交差点が安全対策を施した交差点となること、国道から拠点施設までのアプローチとなる港湾道路について、国道並みの歩道や路側帯としながら老朽化した道路面の改良等についてお願いしているところであり、今後、しっかり、しっかりと要請活動はして参りたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。また、途中経過を積極的に町民に公開すべきとのことでございます。国道改良に関しましては、改良の方針が確定していることやそのための測量調査の発注を終えていることなどから、地域での説明時期を確認していますが、函館開発建設部側からは、この時期を警察など関係官庁との調整が終了次第にと、お聞きしておりますので、今、しばらくお待ち頂ければと思います。最後になりますが、今定例会補正予算をお願いしている施設整備に係る民間活力導入調査に関しての言及がございました。江差町にとって、まさに大型プロジェクトです。ご期待に応えられるよう、しっかりと取り組んで参りたいと考えておりますので、室井議員はじめ、江差町議会の皆様におきましても、ご理解頂きたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

議員の再質問 室井

再質問させてもらいます。町長ね、あの、相手は国が考えていることです。これに対してね、私達地方の自治体がですよ、あまりね、大きなね、声を荒げてですよ、反対だ、どうだということはね、トップ、首長であればそれはできないというぐらいは、私はわかります。ただね、町民の中に、あの地区の方だけわかっているかも知れないけど、ラウンドアバウトってどういうものか、何か説明、絵に書いて説明すること必要でないですか。こういう道路におおざっぱ、こんな道路になるんですよ、ということが必要でないでしょうか。あの交差点ですね、過去何年間にこの10年ぐらいの間に、私、知っているのは、上ノ国方面から来た車がですね、かもめ島入るのに、あそこの花壇植えている所に突っ込んだ事故くらいしか、私、記憶ないですよ。そんなにラウンドアバウトにしなきゃならないね、ならない道路、交差点なのか。私は、そっちを強調するのであれば、疑問を感じます。ただね、このいうとおり、国がやりたいことを江差町は受ける訳ですから。じゃあ国交省さん、こういうふうなことを江差町で願いしたいんですというものをね、ちゃんと出してやらないと、駄目だと思うんですよ。何も要望は要望、ちゃんとすることはする、協力をするなら協力する、要望はちゃんとする。そういう決意をね、ちゃんと持って、国と交渉しなきゃ駄目だと思うんですけど、副町長どうですか。

町の答え 副町長

はい。あの、おっしゃるとおりです。それで、後段に、今、町長が答弁したとおり、今、測量調査に入ってまして、はっきり申し上げますと、どの当りまで用地が掛かるのか、こういったところの概ね見えた段階で、町としてもそのタイミングになろうかと思います。それから、住民説明含めてですね、それから、室井議員は色々と詳しく知っているとおり、我々は町側とすれば、再三再四、それは町長も私も担当課長も含めて、水面下で色んな要請をしてございますが、そろそろこの交差点改良見えてきた状況でございますんで、歩行者の安全対策含めてきちっとした要請行動をですね、改めてまた、強く要請していくと、こういうことで町長とも色々と毎日のように協議をしてございますんで、それらを含めて、今、中身の部分をはっきり言えませんけども、きちっと町側の言える部分含めて、要請して参りたいとこのように思ってます。

議員の再質問 室井

最後に1つ。はい。9

議員の再質問 室井

副町長、頑張って下さい。それでね、あの、時間もね、無いかも知れないです。でも、ここは、腹をくくってね、対応してもらいたい。これはですね、どういうこと、私、申し上げたいと言えば、日本遺産とも絡みあるところなんですよ。なんたって江差のですね、この歴史残しているのは、北前船なんですよ。それといにしえ街道つなぐ、あそこ、接点もある、非常に大事なとこですよ。ただね、ぐるぐる回って通って歩くようなそういう交差点だったら、止めた方がいいですよ、はっきり言って。私は、そういうのは反対します。そういう歴史を重みのある交差点になるように、国交省に強く、強く要請してもらいたいと思います。如何でしょうか。

町の答え 副町長

はい、あの、これまでの議会でも説明してきましたが、道の駅が1か所あって、今、もう1か所目指している訳でございます。そういった場所も含めて、拠点となる開陽丸エリアを含めて開発建設部としても、開発としても、2つの道の駅を認める方向になったからこそ、っていうか、まだ、認められてございませんけども、そういう方向付けができたからこそ、ま、あそこの交差点の改良へと、また、結び付いていると、こういうことも事実でございますので、改めて、今、室井議員の質問を受けながら、中身の部分含めて、直属的に要請して参りたい。このように思ってます。宜しくお願いします。

出典:江差町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる