森町議会 平成31年第1回 3月会議 2019年3月5日
森町の観光行政について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。森町の観光行政についてということを質問いたします。観光行政における地方公共団体の役割は、地域観光のプレーヤー、すなわち民間業者の側面的支援であり、地域の環境整備と言われ、その手足となり、施策を実行する組織は観光協会などに委ねられているとされています。地方創生総合戦略の中でも地方公共団体と観光協会などの2者の能力が問われており、森町でも同様であると思われます。観光行政がまず行うべきは、地域の知名度、認知度のアップであり、客を引きつける地域の魅力、価値の発見であるとも指摘されています。そして、平成31年度の町政執行方針に目を向けると、昨年と比べ記述量が半減し、森町の観光行政がゴールデンウイークの10連休間の記述しかありません。森町の観光行政が大きく後退したものとも受け取れます。一方、昨年までの記述項目が観光から観光産業と変更されていることからすれば、町長の観光行政の方針が大きく変更されたのだと読み取れますが、その意図するものは何なのかをお聞きいたします。また、観光行政の両輪である地方公共団体と観光協会の関係のあり方と観光協会の組織のあり方について町長のお考えをお聞きいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
質問にお答えします。観光行政に対する方針は、第2次森町総合開発振興計画の観光産業の中に策定されており、基本目標を達成するために日ごろより取り組んでいるところです。執行方針の記述は、各施策の全てについて記述しているわけではないことは議員ご存じのことと存じます。観光行政につきましても昨年にも増して振興を図ることは、予算案をごらんになり、理解できていると考えます。また、記述の変更につきましても第2次森町総合開発振興計画の表記を取り入れ、統一性を持たせたところです。さて、観光協会との関係についてですが、協会は主にイベントや各種観光事業を実施しておりますので、さらなる交流事業の拡大を目指すために観光資源や観光産業などの掘り起こしの強化を図りながら、地域住民主体のイベントづくりとなるよう支援することが地方公共団体としてのあり方と考えております。また、観光協会には今後も組織の充実や自主性、主体性を持って取り組んでいただきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
まず、項目は、振興計画の中に書いているという話はいいのですが、執行方針の中で商工業のところで、これは過去何年にもわたって同じことを書いているのですが、一番下段のほうに、項目で見ますと商工業の項目です。その中で、観光産業と融合した北海道森町の知名度向上につなげてまいりますと、前からこれは観光産業ということは書いているのです。その中で観光産業との関係ということからすれば前から言っている話でいいのですが、改めて項目を観光から観光産業に変えたということの説明が一切ないという施政方針というのはあるのかなというふうに非常に疑問にというか、不思議に思ったところなのです。その中で、今の答弁ですと振興計画とも符合させて合わせてきたのだという話は、それはそれでよろしいかとは思うのですが、それにしても書いていること以外のことというのは多々あるのは観光行政の中で取り入れられているというのは当然の話なのですが、それにしても今回の施政方針の全体が分量的に極端に減っているのかなという印象を持った、これは観光産業ばかりではなくて。だから、そこからすると全体的にトーンダウンしているのかなというふうに、意気込みというか、そういうのが感じられないわけです。だから、その辺をもう少し町民に向かって施政方針を言っているわけですから、観光産業の今後どういう方向に産業を持っていくのか、観光産業としての観光です。その部分の説明があってしかるべきなのだと私は感じているわけです。だから、その辺をもう少し詳しく今述べられる範囲内で話をしていただきたいなと思いますので、まずその辺お願いしたいと思います。それと、観光協会との絡みなのですが、今後の観光協会の組織的な問題というか、どうも前の印象、去年までと比べまして、例えば全協に資料提出されています。今回の観光協会の資料というのは、結構桜まつりの内容が盛りだくさん説明されているわけです。だけれども、去年はそういうことなかったはずなのです。例えば去年の場合は、砂原商工会の周年に700万計上しているのですが、今回はそれを上回る額の観光協会70周年ということで計上しているのですが、それを今回は載せて、前回はそういうこと一切説明はなかったわけです、資料として。だから、その辺の違いは一体何なのかというふうに考えると、今の観光協会というのは事務局長がもう一年も不在な状態になっているわけです。とすれば、観光協会の機能自体が役場の中でやっているという認識というところが重点的になっているのかなと。とすれば、以前に言っていた観光協会のあり方として民間の主導、活力を入れながらやっていくのだという話があったわけです。それが変わってきているのかなという認識持っています。それを再度その辺の観光協会のあり方の方向性について変更があるのではないかと私思いますので、その2点について再質問させていただきます。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。表記が変わったり、それから執行方針の内容によって捉え方がいろいろとあるのだなと、そのように感じておる次第です。その中で、観光産業についていろいろと、ただ観光産業といっても非常に幅広く、そして奥深くたくさんのものがございますので、全てを説明するというのは、私のほうでこの場で説明するのはなかなか大変なのかなと、そのように思いますけれども、この観光に関連して私考えるには地元では余り気づかれていない、先ほどどなたかの同僚議員の質問の中でもちょっとお答えさせていただきましたけれども、気づいていない魅力あるいろんな産物、それから景色であったり、多くの深い歴史であったりとたくさんのものがございます。そういうことを発信することによって、関連するそういう商品、それから関連する旅行商品だったり、またお土産品だったりと、そんな新しい産業、事業が起こってほしい。それによって地域の経済が振興して、発展して、そして産業として捉えることができると、そういう関係から私は産業という言葉はなかなかいい言葉ではないかなと思って感じております。ただの観光ですと、そこを見て、楽しんで、ぱっといなくなる、そんな感じですけれども、じっくり深く味わう、そういう感じがこの観光産業の意味かなと、そのように感じます。そして、そういう中においては、森町のまず一番最大のイベントであります桜まつり、これは議員もご存じのように今年は新しい天皇陛下がご就任されるということで、特別10日間という国を挙げての期間になりましたことから、担当課のほうでもそこを中心的に表現したのではないかなと、そのように思っております。おそらく桜まつり70年の節目にふさわしい内容の桜まつりになってくれると、そのように期待をしているところです。そして、観光協会のあり方なのですけれども、これも何度か説明をさせていただきました。今は、仮に役場の商工労働観光課のところに机を置いております。でも、将来的には民間として独立していくわけですから、それに向けてはまだ今のところはそういう時期ではないのかなと、そのように思っております。町では、すぐ出ていきなさいとかよそへ行きなさいとか、そんなことは考えておりませんので、観光協会、その会員の皆さん方、会長以下役員の皆さん方の考えもあるでしょうから、じっくりと発展できるように考えられて今後進んでいただければ大変ありがたいなと、そのように思っております。それまでの間、町としては場所を開放し、いろんな点で協力をしてまいりたいと、そのように思っております。以上です。
議員の再々質問 14番 松田兼宗
再々質問なのですが、今日の一般質問最初から黒田議員のほうから質問があったのですが、その中の町長の答弁聞いていると観光について述べているなと。そのほかトイレの話もありました。トイレの話もそれも観光に関連するのかなというふうに思いながら聞いていたのですが、要するに観光産業といった場合の産業のつけ方、何でつけたかというと、やっぱり総合的なのです。観光がいかに森町のいろんな部分、全体的な知名度アップにつながる部分があるから。だから、例えばさっきトイレの話ししましたけれども、トイレに行って、外から来た人が印象悪くするわけです。だから、それが大事、印象を悪くしないためのというのは最終的には観光の部分に結びついていく。さらには、政策の部分で商店街の今日話が出ました。それも同じなのです。森の町に来て悪い印象を持たれるということは、森町の観光にとってマイナスなのです。それをどうするのかということを考えなければならない。だから、今所管の商工観光で取り扱っていますけれども、役場全体、各課全体が観光ということをどこかに頭に入れながら、森町のイメージアップにつながるようなことをやっていただかないと、観光産業というのは成り立っていかないのだと私思うわけです。そういうことも含めて、それにはやっぱり一番大事になるのが観光協会との連携なりということになるのでしょうが、それがいいとか悪いとかではないのですが、今の状態見ると役場の職員だけがやっているわけです。どうもそれがもっと裾野を広げたものになっていない。先ほど言いましたように役場全体でどう取り組むかということと同時に、その地域、町全体の住民の人たちが森のイメージアップのための活動なり、そんなことをしながら歓迎をすることで初めて森町の観光産業が成り立っていくのだと私思うので、その辺を含めて再度観光産業の捉え方の問題について質問して終わりにいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。いろいろとトータルして質問を伺っておりますと、私もイメージ浮かぶのはまちづくりに行き届くのです。ですから、観光だけを切り取ったり、観光協会だけを切り取ったり、それから役場だけを切り取ったりすると全然バランスのとれない話になってしまいます。ですから、どうしても同僚議員の質問に今回の内容がちょろっと出てきたりするのは、これはいたし方ないこととしてご理解いただきたいなと、そのように思っております。そういう中で、イメージをよくしていただきたい、その考えも私は賛成です。だったらさっきの答えは違うのではないかというふうなご指摘もあろうかと思いますけれども、今現在はそこは観光する場所としてはまだ捉えられないそういう環境です。町内の港湾、漁港、全てにおいてどちらかというといい印象ではない。その辺もいろいろと改善していくと、先ほどの同僚議員の質問にもあるように海の産業の振興、要するに海を汚さないと、そういうところにもたどり着いたり、答えが全てつながってくることになるのですけれども、まず一般的にはそこに責任のあるそういう団体は、きちんと自分たちの責任ある場所をきれいにすると。ごみを置いたり、汚したりしない、そこからの基本。それから、海やそういったところの栄養分の補給についても、山をよくすれば当然海がよくなったりという、そういう関連するところがたくさんございます。だから、町中のそういった農業関係もおかしな農薬なんか使われたら、やっぱり関係者、ほかの海の……そういうことは今しておりませんので。きちんとルールを守り、全体の自然を大事にするということは、大変大事なことだと思います。それが最後には観光産業にもつながり、町の活性化につながっていくと、私はそういうふうに考える次第です。ですから、今できること、その中で今最大限何ができるか、そして観光のイベント等に対しましても役場の人間ばかりやっているのではないかなというふうにやっぱりご指摘を受けることありますけれども、もっともっと観光協会の方々、それから実際にイベントを実行している皆さん参加していただきたいです。その参加がないので、どうしても役場の職員全課から人を募って協力している状況です。いつかこれに気づいてくれて、実際に実行されている方々だけで実行されたときにもっともっとすばらしいイベント、産業になっていくと、そういうふうに考えております。そこには観光客がこぞって近くにある道の駅のように全国からおいしいものを食べに来ると、そういうふうにぜひ我が町のイベント、それから産業もなっていただきたい、そのように期待を込めながら答弁とさせます。以上です。