森町議会 平成31年第1回 3月会議 2019年3月5日
森町水道未普及地域の解消について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 山田誠
2問目でございます。森町水道未普及地域の解消についてということでございます。森町水道事業ビジョンが平成28年3月に策定されました。計画期間は、平成28年から平成37年までの10年間となっております。将来にわたる安全で良質な水道の安定供給を目指すことになっておりますが、基本的に10年で目標を達成することとなっており、現在水道が普及されていない地域は水道未普及地域に給水を行うことについて検討を進めているという内容になっておりますが、現時点でどのような進捗状況になっているのか町民に周知する義務があるかと思います。また、昨年の9月6日の胆振東部地震の際にブラックアウトが発生しました。多大な被害を受けたことは記憶に新しいところでございます。特に大手水産加工業者の多い旧砂原地区は、地下水を利用しており、電気がなければ産業用水及び飲料水は確保できない状況であります。発電機のある家庭は水を供給しておったようでございますが、昨年12月には水道法が改正されましたが、やはり水道未普及地域は安全で健康な生活を確保するためにも早急に水道を布設するべきと考えますが、町長の所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員の質問にお答えします。平成28年3月に策定しました森町水道事業ビジョンにおいては、計画期間の平成37年度までに水道未普及地域への給水の検討を行うこととなっております。進捗状況ですが、これまでの約3年間では事業手法や必要な環境整備について検討している現状です。これまでも財源の確保と受益者の件数が少ないことが課題とされてまいりました。これからは、高齢者世帯の増加や人口減少が進むことで一層条件が厳しくなると予想されるところです。また、耐用年数が40年以上経過した管路など老朽化した既存配水施設等の更新は、最優先に取り組まなければならない課題です。水道未普及地域につきましては、解消を目指し検討を進めてまいります。今後も他の事業とのバランスを図り、国などの有利な補助制度の確保を初め新規制度の採択要請を行うなど、引き続き取り組んでまいります。以上です。
議員の質問 5番 山田誠
水道未普及地域は、蛯谷、本茅部、石倉、そして旧砂原地区がほとんどでございますが、この地区の人口等は森町全体の3分の1を占めているということでございます。この地域は、ほとんど地下水、または沢水を飲料水として利用しておりますが、健康的にも大変疑義があります。さらに、沢水を利用している蛯谷地区は、給水ボイラーは不純物も多いために10年ももたないと。10年もたてば取りかえなければならないという不平不満的な言葉も出ているのです。これは、先ほど質問した漁港のトイレのときに行ったときの方々が話していることです。しかも、今どき沢水だということでございます。これらのものについては、やっぱり早急に水道を引くべきだと、私はそう思っております。特に大雨、雨の多い日は水は濁りますし、それから特に彦澗地区の昔の畜産やっていたあたりについては、汚水が地下浸透するということで、水が濁ってしまうということで飲めなくなるということでございます。今後もブラックアウトが発生しないとも限りませんので、水産加工業者も水は命でございますので、とまれば大変な痛手となって、経済的な波及効果も大変だなと、そういうふうに思っております。そういうことで、未普及地域の方々が安心、安全で生活できるような水の供給を確保するのが町の責務と言わざるを得ないのかなと。それから、町長の平成31年度の執行方針の中においても未普及地域の解消については一切触れておりません。これはどういうことかちょっとよくわかりませんけれども、やはりそういうことを再考して、水のない、地下水を利用している、または沢水を利用している方々に健康的な安心、安全のできる水を供給すべきだと、私はそう思っております。地域のところに足を運びますと、いろんな話が出てきます。それを、町長、貴重な意見として捉えるべきだと私は思うのです。あの方々が一生懸命働いて、税金も払っているわけだから、やっぱりそれのある程度の恩返し的なものは行政として考えていくべきだろうと私は思っているので、ぜひその未普及地域について先ほど検討してまいりたいということでございますけれども、敷地の前に布設された40年以上たっている施設を優先すると、それも大事かもわかりませんけれども、ないところ、まだ水がないのだ。その辺もう少し慎重に検討、各関係者と検討して、前向きに行政を執行していただきたいなと。もう一度お願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えします。水道未普及地域に対する水の供給、私も町長として大変責任のある、そして最終的にはかなえなければならない課題だなと、そのように捉えております。ただ、その中で今現在皆さん各家庭で深くボーリング、井戸を掘ったり、それから先ほど山田議員の再質問の中にも出てまいりましたけれども、沢水を何とか工夫して活用されておる、そういうところもあります。本当に敬意を払わなければならないな、そのように考えているところであります。しかし、平成28年に水道ビジョン策定させていただきました。森町全域のことも考えております。ただ、最終的にはこれに対してのいろんな予算立て、予算措置も必要になってまいります。以前ご質問いただいたときに砂原地域だけで約30億ぐらいかかるというふうに考えておりましたけれども、今配水用ポリエチレン管であれば耐震性能が必要になってまいりましたので、さらに費用がかさむのかなと、そのように考えております。その費用捻出をどうするのか。それから、給水人口を確保して、そしてきちんと水を引っ張っていただく、そういう方法、これも今全くなくなってしまってございますので、それも考えなければいけません。さらにまた、旧森地域、石谷とかそちらの水源のない地域についても、これは将来的にわたって水を供給するというのは旧町時代からの本当の課題です。これを何とかするためにいろいろ水道課のほうでも、担当課ともいろいろ協議しております。ある自治体では、人口がどんどん少なくなってきて、配水管を更新するための費用がなくなってきたと。それで、更新するための間、水道料金を値上げさせていただいたと、そういう大きな自治体もございます。今現在補助制度、水道に対するそういう補助の制度というのは国でないわけですから、震災の地域ですとかそういうところにしか該当にならないです。我々のようにそういう対象にならない地域については、一切自主財源でこれを賄わなければいけない。これは、今考えたらとてもできるような状況ではございません。そういうことから、最初の答弁でも申し上げさせていただきましたように今全国で町のつくり方を変えなければいけない。高台にそっくり移転するとかそういうことを考えたときに、では自主財源で皆さんできるかといったらできるわけがない。これをぜひ制度化、もう一度まちづくりをするために国の財源というものを準備する、そういう制度の採択、それを決めていただくということもこれは一方で大事なことだと、そのように思います。長い時間これはかかるかもしれません。ですけれども、緊急的に飲料水の確保が必要になった場合には、今ある制度、飲料水確保事業によって何とかつないでいただきながら、将来に向けて町として検討を進めていきたいと、そのように考えております。速急にできない、速急にするという返事はなかなかできる環境にないのは議員もご存じのとおりだと、そのように思います。ご理解いただきながら、よろしくお願い申し上げたいと思います。以上です。
議員の質問 5番 山田誠
いろんな面で難しいところがあるだろうと、それは私も理解はしておりますけれども、例を挙げますと水産加工業者等々についても今中央の大手業者等々からきちんと水道水使っているのかという確認の話があるそうでございます。だから、そういうことで水道でなく地下水だよと言ったら、もう一発、何なのだということになっていますので、あるところではそれらのやっている業者からの供給も含めて検査をしているというふうに伺っておるところでございますけれども、町長、自主財源、費用対効果もあるだろうし、また給水人口の関係もあるけれども、そういうことをずっと話ししていきましたら何もできないのです。水がなければ生きていけないです、町長。水がなければ生きていけない。先ほどちょっと言っていましたけれども、それらのものについては認識はしていますということですけれども、そういうことであればそこら辺をもう少し酌んで、いろんな面で、例えばふるさと納税も70億突破しているのですから、2割入ったって14億入るわけですから、それらのものをそっちのほうに向けるとか、目玉的な事業をやっていくという考え持てませんか。その辺やれば町民も町長大したものだなと、評価もあると思います。前向きに検討、検討、計画はつくります。全然進んでいない。そういう計画はだったら何もつくらないほうがいいです。そうでなくて、もう少し中身のある濃いものをやって、町民に健康的なものを進めると、水を供給するのだということをぜひやっていただきたい。そして、逆に1つお願いというか、注文したいのは、費用がどのぐらいかかるか、それから給水人口がどうのこうのという話あったのだけれども、この未普及地域に一回調査したらいかがですか。調査しないで、これはだめだ、やるとかやらないとかということにはならないと思う。例えば先ほど言ったように町内の3分の1の方々がいるわけですから、それらの方々がもしやるとなればやっていただきたいなと。やっぱり公表的なものが必要だと思うのです。その辺を、町長、実態をよく把握して進めていただければなと思っていますので、その辺をただ調査しっ放しでなくて、その地域に、やる、やらないは別です。その地域に調査の結果はこういうことですよという公表もして、理解をいただいたほうがよりベターだと私は思うのです。その辺含めて最後の質問としますので、よろしくお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えします。議員の要求する答えにならないので、何回でも質問されそうな感じなのですけれども、でもやっぱり議員ご質問にあるように水が大事なのは私も本当に感じております。ただ、その中である地域に行くと地下水が大変すばらしいと、水道要らないと、そういう地域もございますし、これはイメージだったり、それから地域の特色としてそれを活用することも一つなのかなと、そのように思います。ただ、お話の中にありました水産関係、食品を加工するという面につきましては、衛生的な水が必要不可欠だと、そのようなことは私も認識しております。最近の技術に関してですけれども、超純水をつくるだけのいろんな機械、道具、そういったものがございますので、そういったものに対する補助金というのは経済産業省のほうにもあるのです。そうしまして、そういうものを利用しながら、上水道よりもさらにすばらしいきれいな水で加工しているという、そういう売りも一つなのかなと、そのように検討していただければ大変おもしろいかなと。それについての補助に対しては、町としても窓口がありますので、幾らでもつないでいけるかなと、そのように考えます。ただ、上水道を食料品加工関係に、水産関係に全て賄った場合には恐らく採算割れしてしまうのではないかなと、そのように思いますので、その点も含めて慎重な検討が必要ではないかなと、その辺も考えてございます。さて、本当に町全体でまだまだ砂原地区よりも飲める水を必要としている地域も町内にはございます。そういったところに対して将来どういうふうに水を供給していくかというのは、担当課と私常に議論しております。それに対していろんな決定事項、もしくは今後具体的な動きあるときには議員の皆さん方にも了承を得なければならない部分が出てまいりますと思いますが、調査に関しては以前合併してからも1度やっておるというふうに私聞いているのですけれども、何度も何度もやるとだんだん調査結果が悪い場合もありますし、基本にしながら考えていきたいなと、そのように思います。一番大事なのは、とにかく宝くじではないですけれども、本当にそこに一遍に注ぎ込めるだけの余裕のある財源が確保できればこれは間違いない話なのですが、今現在のところでは町として先ほどの同僚議員の質問にもお話しさせていただきましたようにちょっと大型の工事要件などがございますので、今現在は有利な財源の確保というのはなかなか難しいのかなと、そのように思っております。ですけれども、将来水道を供給するために向けた努力、それから研究、そして庁内での検討、それについては大いに私は議論して、そして情報もきちんと確保しながら、また国会議員に対しては先ほどお話しさせていただきましたようにそういう有利な財源の採択、そういったものも含めまして活動させていただきながら、今後も進めさせていただきたいと思います。以上、再々質問の答えとさせていただきます。以上です。(何事か言う者あり)