みんなの議会

森町議会 平成31年第1回 3月会議 2019年3月5日

町長の政治姿勢について

聞いた人
黒田勝幸 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 黒田勝幸

おはようございます。私にとっては最後の一般質問になろうかと思いますので、町長の誠意ある前向きな答弁を期待しているところでございます。まず、町長の政治姿勢についてでございます。平成17年4月1日に旧森町と旧砂原町が合併し、新森町が誕生してから今年4月1日をもって14年になろうとしております。合併時の人口は、旧森町が1万4,807人、旧砂原町は4,964人で合計1万9,771人おりましたが、今年の2月号の広報もりでは1万5,575人となっており、この14年間で4,196人減少いたしました。人口減少は、全国的な問題ではありますが、町として人口が減ることは一番の痛手でおります。町長は、平成24年10月に初当選以来、2期目も2年半になろうとしております。この間、福祉対策、子育て支援、産業振興への取り組み、災害対策事業など主にソフト面を取り組んできました。また、昨年は第2次総合開発振興計画も策定され、これから10年間この策定に基づいて1つずつ実現、実行されていくことと期待しているところでございます。森町は、1次産業の農漁業と水産加工業の盛んな町です。特にホタテやカニ、イクラなど水産加工品が人気を集め、2017年度のふるさと納税額は29億8,000万円で全道2位、2018年度は12月現在57億円で全道1位になるのは確実となっており、森町はいいものがたくさんあり、同時にほかにもない潜在能力はまだまだあると私は思っております。町長は、2期目の決意の中で主にソフト面に重点を置いてきた1期でしたと言われておりますが、森町が全国的にもさらに認知されるようなハードの事業も含め、これからの森町のまちづくりをどのように考えておられるのかお伺いいたします。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

黒田議員から最後の質問というお話がございましたけれども、黒田議員に大変期待されている町民の方々も多いと思います。しかし、誠意を持って答弁させていただきたいと思います。平成24年10月、町長に就任させていただいてから約6年5カ月、町民の負託を受け、議員の皆様方とともに政策の遂行を担う両輪として、町民の幸せを願い、課題解決に今日も努力しております。1期目は、ご承知のようにソフト面に重点を置いた4年間という認識でおりましたが、2期目に取り組みましたハード事業の準備期間でもありました。事業の一部を申し上げますと、漁業、水産関係では森本港西埠頭の岸壁改修工事や中央埠頭の舗装化を初め、森漁協の市場と関連施設の新築工事や森水産加工協の直売所となっております水産物普及拠点施設整備工事、さらに砂原漁港の公衆トイレ新築工事など、農業関係ではトマト共選機更新工事や濁川地区の熱交換機改修工事など、またシャリテさわらの施設増築改修工事や地域活性化広場などの整備を初め、御幸公園、森川公園の改修工事、あわせて防犯灯のLED化や合葬墓の整備など、さらに災害対策としましては役場庁舎、さくらの園、水道施設などへの自家発電機器設置工事を初め、防災対策のかなめと言える戸別受信機設置を含めた防災行政無線のデジタル化、並びに消防車や救急車、防火水槽などの更新など、振り返りますと支援策も含めてハード事業も多岐にわたり執行させていただきました。黒田議員を初め、皆さんからの有益な提言には改めて感謝申し上げたいと思います。さて、これからの森町のまちづくりですが、議員ご提言のように食の宝庫森町の認識は私も同感であり、日本一食材が豊富な町として自負しておりますので、世界に向けて商品を発信している現状をも踏まえ、これからも揺るぎない基盤を築いてほしいと願い、町としても支援してまいりたいと考えております。また、現在さわら幼稚園とし尿処理センターの大型工事が既に予定されているところですが、必要不可欠な施設につきましては将来に向けても更新の検討が必要と考えております。ソフト面では、子育て支援を中心に福祉全般にわたり継続できるよう努力しなければなりません。そのため財政面は特に注意を払い、将来への財政強化策として注力しております観光政策による交流人口の増加などを含め、あらゆる対策に取り組んでまいります。総括して申し上げますと、第2次森町総合開発振興計画にも示されている「みんなで創ろう海と緑の理想郷もりまち」を目指してまいりたいと考えております。以上です。

議員の再質問 4番 黒田勝幸

ありがとうございます。私は、この質問の中でこれからの森町のまちづくりをどのように考えているかという部分で再質問をさせていただきます。まず、人口ですけれども、どこの町も減っているのですけれども、総合計画の中で2040年に1万5,000人を目指して取り組んでいくのだよということになっておりますけれども、現在既にもう1万5,500人ということですから、なかなか大変な数字かなと思っているのです。そして、日本の人口統計のあれでいくと、研究している人たちでいうと2040年には森町は1万人切るだろうと想定されております。だけれども、町長は、そうならないように今頑張るわけだ。そういうことで商店街のことをちょっとお伺いしたいのだけれども、町長知っているとおり、昨年駅の中にありましたピザ店も閉店いたしました。大通りの弁当店、ほっともっとといったか、それから森町では老舗の若松金物店も閉店いたしまして、町の大通りの空洞化が大変進んでおります。これは、やはり郊外に大型店もできましたので、そういう影響も大きいのかなと思うのですけれども、現在も町の形成、商店街の形成がなっていないのです。そういうようなことで、中心街ににぎわいを戻せるような何か施策というのを考えていないのかなと常日ごろ思っているのです。それで、町のリーダーは町長でありまして、町長という職業は政治家です。だから、もう少し大胆なほかにアピールできるような施策を考えていただきたいと思っているのですけれども、そういうことで何かそういう腹案というか、これからの森町をどうしたいのかということを聞きたいのです。人口が減っても持続可能なまちづくりをしていかなければならないということなのです。だから、町のリーダーとしてどうなのかなと、こう思っているのですけれども、その辺ちょっと聞きたいのですけれども。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。黒田議員いろいろと人口問題、それから多岐にわたりご心配されている、そういう内容で受け取りました。その中でも中心街のにぎわい、商店街のにぎわいということでご質問いただきましたので、お答えいたします。過去をさかのぼりますと、私も幼少のころは森商店街も非常ににぎわいのあるお店がたくさん並んでいる商店街でした。今ほとんど少なくなって、開店されているのとあいている場所が半分くらいのそんな感じがいたします。ですけれども、いろいろ心配あって、今現状を見ると、それから後継者がいない、そういうことから商売を断念される、そういった方々もいらっしゃるのかなと、そのように感じておりますけれども、今私たち町として進めているのは交流人口の増加ということで、観光行政をもっともっとどんどん活発にしていこうと、そういうことで人口1人減る、その1人をカバーするためには交流人口が何十人かいればいい。来て、そしてお土産を買ったり、地元に宿泊したり、食事をしたりと、そういうことでカバーできるのではないかという、そういう試算がございます。これについては、以前も申し上げさせていただきましたけれども、国のほうでもインバウンド、外国人の観光客を増やすということでどんどん力を入れておりますし、北海道でもそれには注力をしていただいております。そういう関係から支援策というのはたくさんあるわけで、今も昨年の胆振東部地震に対する観光客の減少にはポイントですか、国のほうでも支援策を講じて、二月ほどで大体もとどおりの観光客の入り込み数に戻っている、そういう状態です。ぜひそういったことを使いながら、今現在でも年間16万人宿泊されておりますグリーンピア大沼ですとか、そういった観光客さんを町の中に呼び込んだり、そしてその町の中には森町としてすばらしい歴史のある史跡、それから発掘されていない、まだ皆さんが余り気づいていられない外から見たらすばらしい財産たくさんございます。そういったものも含めて町の中に集客をすること、そしてその集客されたお客さんを受ける受け皿は、それはやっぱり経済界、それから一般の方でも起業される方であればそういうお店づくりや商店街の形成につながっていただければ大変ありがたいなと、そのように思っております。そういう関係で、いろんな国の支援策、補助金、道の支援策などもありますから、そういったことについては私たちが一生懸命頑張りながら、政策的なものを持ってきて町の活性化につなげていきたいと、そのように思っております。人口目標2040年の1万5,000人と申し上げましたのは、委員の中でそのまんまでいいのかと。やはり目標として高い志を持っていけという、そういう努力目標が1万5,000人でございます。何とか減ってもそれに近づくように、もしくは一時的に減るとしてもまた地の利、食のすばらしさ、これをもとにして1万5,000人に近づくように、そのように努力してまいりたいと思います。以上です。

議員の再々質問 4番 黒田勝幸

町長基本的には観光の行政を活発化させて、交流人口を増やしてお金を落としてもらうと、それが大きなことになっているのですけれども、私たまたま最近札幌に行くことが多くなっておりまして、札幌のイベント、YOSAKOIソーランなり、食のフェスティバル、雪まつりとか大きな行事あります。そして、大通公園に各町で出店します、町の名物を。それろ森町ってすごく今まで目立ってあったのです。出店してあったのです。最近出ていないのです。森の物産協会というのか、そこで出ていないのです。それで、寂しく感じていたのです。そして、この団体に聞きましたら、出店料が高くなったので、採算が合わないのだということを言っているわけ。ただ、町の宣伝、町に来てもらう、お客さんを。そこをきっかけに森町に訪問してもらう、そういうことを考えたならば、やっぱり北海道では札幌ですから、そういうところで森町をアピールしないとだめだと思うのです。ですから、今までも物産協会なり、そういう人たちに支援しているのだろうけれども、そういうものも増やした中で森町を知ってもらって、森町に観光に来てもらうということもしなければうまくないし、町長は本州方面にも、前にもありましたけれども、いろんなイベントに行って森町を宣伝していますよということで、やはり投資しなければだめなの。もうけに走ってもだめ。やっぱり投資しないと、まず。そういうようなことで、多少出費かさんでもそういう森町をアピールできるようなことに今後も今まで以上に力入れて頑張っていただきたいなと、こう思っているのです。だから、人口は減るけれども、何か対策立てて今まで以上の盛り上がりしていかないと、町長が町長をやっている意味もなくなってしまいますので、ひとつ頑張っていただきたいなと、このように思っておりますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

大変厳しく、そしてまた叱咤激励の再質問をいただきました。各種イベントで物産協会、町でも支援策、補助金を出しておりますけれども、大変活躍をしていただいておりまして、ただ最近ほかの地域の物産、商品の開発に力を入れているその商品の多さ、もともと森町は大変商品の豊富なところでしたけれども、負けないほどほかのところも頑張っております。商品の新しさというのか、やっぱり改善や、それから新商品のまた開発、これもなかなか難しいかと思いますけれども、努力もされているようですけれども、なかなかそういうのがヒットしないというのも一つの採算が合わないという問題なのかなと、そのように私捉えております。そういう中で、先ほど最初の黒田議員の質問にありましたようにふるさと納税制度、これでもって森町大変優秀な成績をおさめております。これだけの宣伝力というのは、金銭に換算したらとんでもない額です。それと、とんでもない額と同時に都会の方々からの需要が多いということは、商品として十分通用する、そういうものを開発できるということで、今現在ふるさと納税制度に登録されて、最近もどんどん増えてきておりますけれども、森町のサイトには八百数十点以上の品目が載っかっています。ぜひそのようなところからも森町のPRにつなげていただいて、そしてたくさんの方々が森町に足を運んでくださるように、そのように考えております。その上で、足を運ぶために先日新聞等にも載っておりました地域おこし協力隊、地元にいると本当の地元のよさというのはわからない。都会から見たらとんでもないぜいたくなものを私たちは食べたり、使ったりしていると。そういうことをぜひ外からの目で判断していただいて、外に発信するためのいろんな材料をつくっていただける、それが今回の地域おこし協力隊に私が願っているところでございます。そういうものも含めまして、もう一つは今後必要になってくるのがインバウンドの方や訪問者の方々がどこでもスマートフォンやノートパソコンなどで、タブレットなどで情報を入手できるワイファイの環境整備、これについては今後の課題として、地域によってどんどんそういった情報が安心して入手できて、本当に訪問しやすい場所づくり、これも政治の一つの使命かなと、そのように思っております。あらゆる手段を考えながら、そして地域のまた新しい企業、観光に対する会社やお土産を売るそういったところがどんどん増えて、森町の商店街も活性されるようにこれからも頑張ってまいりたいと、そのように思いますことを申し上げて、再々質問の答弁とさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 平成31年第1回 3月会議 2019年3月5日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる