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木古内町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月4日

「未来にチャレンジする委員会」(仮称)について

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

4番 竹田 努です。鈴木町政2期目の挑戦、第7次振興計画スタート年、多くの課題を抱えての令和6年の幕開けでないのかと思っております。町の課題については、人口減少と財政とこのように認識をいたしております。最大の財源である地方交付税、この積算の基になる人口は国勢調査、令和2年の国勢調査では3,832名、前回の5年前の国勢調査より715名減少している状況であります。幸い、令和元年以降の5か年の推移を見る中では、町税、地方交付税についても年次によっては多少の増減はあるものの、令和元年と令和6年の予算を見ても逆に人口は減っているけれども、交付税は増えている。このような状況を町長はどのように捉えているのか、この5か年の推移から町長の見解を伺います。2点目は、歯止めのかからない人口減少、10年後には2,000人台になっているのではないかと危惧するところであります。第7次木古内町振興計画の基本構想でも、7年後の令和12年には3,019人とこのように推計をしているところであります。今後は、それぞれ担当課でもっているいろんな事業計画に沿って、事業が展開されるものと思います。町長は、常日頃から町民と寄り添う姿勢、様々なご意見やご助言をいただきながら、「いまと未来を守るために挑戦する」とこのように執行方針の中でも強調いたしております。これまでも「お出かけ町長室」をはじめ、町民の声に耳を傾けるってこの姿勢から、行政と町民が協働で行う、実行するためになんらかの組織が必要と考えることから、町長の見解を伺いする次第であります。

町の答え 町長 鈴木慎也

4番 竹田議員の質問にお答えいたします。(1)でございます。議員のご質問のとおり、普通交付税の算定要因である人口は減少してはおりますが、この間1人あたりの算定額が引き上げられていることと、臨時的な算定項目が追加されていることで、大きな減額とはならなかったそのように受け止めています。交付税は、町の施策で増額できるものではないことから、執行方針でも述べさせていただいたとおり、しっかりとした行財政運営をしなきゃいけない、そのためには楽観視せず、このしっかりとした行財政運営を続けてまいりたいとそのように考えているところであります。次に(2)でございます。まずはじめに現状認識といたしまして、令和3年度より各課の職員が連携をし、地域の現状及び課題分析を踏まえた総合的・一体的なまちづくりを推進するための政策を企画立案する組織といたしまして、木古内町未来へ繋げる地域力向上プロジェクトチームを設置しております。移住・定住対策をはじめ、毎年様々なテーマで協議を行っているところであります。一方で、本定例会において、木古内町振興計画検証委員会設置条例を上程し、町民の皆様が振興計画の進捗を検証して、見直しに係るご助言等を行う組織を設置することとしております。また、GoTo町長室やお出かけ町長室につきましても、現在は各町内会において実施をさせていただいております。令和5年には、新たにリロナイふれあい学園において、高齢者の皆様と意見交換をさせていただいたところでございます。今後は、さらに子育て世帯やPTA、移住者など幅広く意見交換できる場として、GoTo町長室やお出かけ町長室の活用を検討してまいりたいと考えているところでございます。これらの取り組みを通じて、今後の施策に反映させていくことで、町民の皆さんと行政が協働でまちづくりに取り組む体制をより強固にしてまいりたいとそのように考えているところでございます。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

交付税については、積算の算定の仕組みっていうか内容が変わって、そんなに5か年の中では減額になっていないと。そうすれば私はやはり国勢調査の人口がベースだろうというふうにそういう認識をずっともっていたものですから、5か年で例えば700人も人口が減っている、それでも交付税は減らない。そうすればこのあとの交付税についても心配がないっていうことで、例えば楽観できるのかどうなのかっていうところなんですよ。いつの時点で交付税の算定にメスって言いますか減額になってくるのかっていうそういうもし見通し等があれば、これはやはり今後の振興計画等の中でもやはりいろんな事業の見直しも含めて考えなきゃないだろうっていうふうに思っています。町長のこの執行方針の中で、一番最初に「緊褌一番」の決意で臨む、あまり聞いたことない言葉なものですからちょっと調べて見たら、気を引き締めて十分な覚悟をもって臨むんだ、いろんな打開策を打破するっていうそういう意味合いもあるそうです。このことに私は、すごく共感したんですよ。それとやはりいまある正式な名称は、まち課でもっている何々向上プロジェクトだとかそういう委員会でやるからいいっていうことではない。私が言っているのは、町民の声に耳を傾けるっていうことは、例えば町長がお出かけ町長室で言い方悪いけれども、世間話でしているようなことではなくて真剣に町の将来、もう10年後には2,600人くらいになるだろうというくらいの推計の町ですよ。そうした場合に、財政含めてどういうことができるんだっていうことは、これは私は職員だけではなく町民と協働、執行方針の中でも「協働」っていう言葉はたくさん出てきます。本当にやる気があるのであれば町民とスクラム組んで、やはり例えば極端な話政策も含めて、1年に1回は例えばそういう聴く場をもって進めるだとか、予算書の105ページにはたくさんの委員会があります。それには、例えば法的に設置をしなければならない教育委員だとか農業委員だとか児童民生委員だとかもあります。ですけれども、例えば庁舎内で立ち上げている「まち・ひと・しごと」だとか、いま言った部分についてもやはり町民と協働っていう言葉を町長が本当に実現したいのであれば、もう少しやはり検討の余地があるのかなって。これ冒頭言ったように、町長は今回2期目の挑戦っていうことで、いろんな課題もたくさんあると思います。私は、やはり財政と官民一体となった組織を私は必要でないだろうかと。今回、答弁の中で言いました振興計画の検証委員会、これは今回の議会の予算委員会の中で条例提案を含めて議論の場がありますから、それはそれとしても町長、一昨年のまちづくり委員、これについては12月に公募しているんだよ。実際、まちづくり委員会条例の条例からすれば2か年ってなっています。だけど、実質1年間なんですよ、検証含めて7次の。これにはたぶん職員で構成する振興計画の企画委員会、これらの部分とコンサルに移管していますよね。4年と5年で350万ずつ、2か年で700万コンサルに発注して、これは特殊ないろんなケースがあるから職員だけではできない。ですから、コンサルに発注しなきゃならないっていうそれはそれでわかります。やはりもっと行政と町民が近づけるような組織、ここに仮称で自分だけで考えたのは、「未来にチャレンジする委員会」っていうふうにしたんだけれども、これはいま町長いろんなアイディアをもっていますから、ネーミングについては特段こだわるところはないんですけれども、やはりそういうものっていうのをもう少し町民と接する協働の理念って言いますかそれらについて再考できないですか、財政含めて。

町の答え 町長 鈴木慎也

まず、2点ほどの再質問かと思います。先ほど普通交付税に関しては、人口減のほかに様々なことがあって増額になったという答弁をさせていただきました。結論から申し上げますと近年、感染症とかいろいろあって地方負担の増加に伴い、必要となる財源とか経済対策の事業、それらのあわせた独自の地域活性化対策の円滑の実施に必要となる財源とかいろいろありまして、特交で出ているのもありますけれども、基本的には増えていると。ただし、大変厳しいことを申し上げますと、令和5年度から令和26年、20年かけて国は地方交付税を約4兆672億円減額する予定となっております。ですので、令和26年までの長いスパンで見ると約4兆672億、これ日本全国での話ですけれども、減額されることとなっております。令和5年は、前倒しの生産分も含めて約7,831億円が減額される予定になっています。ですけれども、昨今のいろんな状況があって人口の減だけではなくて、様々なことがあって増えていたということなんですが、ただ私も就任以来、よく新たな財源確保という表現を使わせていただいて、企業版ふるさと納税だったりふるさと納税、これらも15倍に増えて400万ぐらいだったものが5,000万・6,000万ぐらいまでいくわけでありますけれども、これもそういった国が今後令和26年までに交付金が減らしていくだろうと。もうこれは見えているわけでそこから逃げられませんので、なので町といたしましてはある意味普通交付税に頼らないそんな自立心をもった自治体運営の心構えと言いますか気概がいま大切だと感じています。地方創生臨時交付金もそうですけれども、デジタルの交付金もそうですけれども、いまなぜ木古内がデジタルですとかゼロカーボンですとかいろんな計画をここ2・3年でやったかと言うと、国はいまいわゆる挑戦する自治体に支援する補助金を出すという形が以前よりも強くなっています。そういった国の目的別の交付金を想定した場合にもやはり持続可能なまちづくりを作る上で新たな財源を確保しながら、でも財政はギュッと我慢をしながらいまをしっかりと守りながら将来20年後も見て、一応私なりに財政の部分は考えておりましたので、竹田議員のご質問の答弁にちょっとなるかわかりませんけれども、そのように思っております。また、人口減少も我が町は約57年間減り続けてきたわけでありまして、ただ昨年、57年ぶりに社会減が社会増になったということは、減り続けるのが仕方がないのではなくて、なにか地域でいろんな政策や町民の皆様やいろんなかたの力を借りれば人口減少、特に社会増減については、コントロールできるのではないかと。まさにそこにいまスタートラインだと思っているんですよ。ですので、いま社人研は令和7年に3,300人で、たぶん減るよというので見ていて、いま3,600人台ですから、厳しい人口減少のグラフと見てもいま150人から200人ぐらい弱は、たぶん高く推移はしている。ただ、これに楽観視することなく、移住・定住対策をしっかりとしながら将来的な普通交付税の跳ね返りも想定して、一体的にまちづくりを進めているということでありますので、少し答弁がいろんな方向に飛んですごくわかりづらい答弁かもしれませんけれども、そんな危機感をもちながら人口を増やして財政もしっかりとやっていくんだとそういった思いで取り組んでまいりたいとそのように思っています。また、行政と町民の新たな組織という部分での再質問でございますが、いま現在で一定程度はお声を聞けたりとか、あと庁舎内のプロジェクトチームも実際みらいある条例だったりとか、ここ2・3年見ても政策として成果を出ているものも提案をいただいており、現時点でそれなりの成果は出ているものだと思っております。ただ、竹田議員がおっしゃるように、町民の皆様の声を聴いて、一緒に協働してまちづくりするというところにおいては、ゴールはないものだと思っていますので、そういった姿勢でそういった常に挑戦する取り組みを継続していかなければならないんですが、ただどういった形がいいのかと組織がいいのかというのは、少しちょっとこの場ではお答えがなかなか難しい部分があるんですけれども、今後の検討課題とさせていただきたいとそのように思っているところでございます。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

まず町長、交付税の関係にこだわるんですけれども、町長からいま答弁いただいたように、令和5年から26年に交付税の見直しっていうか削減があるだろうと。その辺がやはり我々は危機感っていう思いなんですけれども、そうすればいま例えば町長に1番目、交付税の提起をしたのは、いつの時点で例えば交付税が減額になるだろうっていう想定をしているのかどうなのか。私は、やはりそのことによっては行政のスリム化、過去5か年の推移を見ても職員の数も変わっていないんですよ。以前に申し上げたように、公共施設だって場合によっては統廃合だとかこれからスリムにしなきゃないだろうっていうそういう議論は、なかなか職員だけでは議論できないんですよ。ですから、私は官民一体で本当に切羽詰まったっていうか町長の執行方針の頭にあるその思いがもう少しやはり反映してもいいんじゃないかっていうふうに思っています。正直に言っていま現時点で、交付税が何年後にはいくらか詰めかかるよっていう見通しなのか、まだまだいまの今回の町長の2期目の中では、楽観していいのかどうなのかっていうまず部分。やはりそのことからすれば、官民一体の若干検討させてくださいっていうことですから、そのことはあと追求しませんけれども、やはり財政の危機感をきちんと町民にも知らせるべきだというような思いもあるものですから、その辺について再度。

町の答え 町長 鈴木慎也

竹田議員の再質問でございますが、まちづくりをする上ですごく極めて重要なことであり、挑戦するまちづくりというのは、未来とか良いことをイメージするわけですが、ただその一方で、こういった厳しい状態にあるということも町としてしっかりと答弁をしなければならないと思っています。その上で、先ほど令和26年まで日本全国で減るよということをお伝えさせていただきましたが、基本的に今後5年間は現状のボリュームのままある程度推移をするだろうとそのように思っています。そして、全国市長会も町村会も国に対して、いわゆる普通交付税は極めて重要であるわけであります。いわゆる日本全国の自治体間のまちづくりのバランスが日本の国力になります。そういった意味では、普通交付税は本来五つの税から国が来るわけですけれども、地方の固有の財源であるとそういった国会での答弁が以前ありました。ですので、私達地方自治体もちろん木古内町もほかの自治体としっかりと連携をして、この普通交付税を守っていくんだと。ある意味、日本を支えているのは地方の私達なんだと。これは、そういった連携の活動もしながら、ただ来年・再来年いろんなことが世の中で起こって、もしかしたら落ちてしまうかもしれない、そういったことも最悪のケースも想定しながら、新しいふるさと納税に取り組んだり、新しい財源確保にいま取り組んでいるわけでありますので、ですのでここはしっかりと危機感をもちながら国に対してもほかの自治体とこの交付金に関わる要望もしっかりとして、新しい財源も確保して、しっかりと適切な貴重な税金の使い方をして、町民の皆さんの生活や命をしっかりと守っていくとそういったことだと思いますので、引き続き議員からご指導、ご鞭撻をいただきながら、まちづくりに邁進をしてまいりたいとそのように思います。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

これで終わりますけれども、町長から交付税については、ここ5か年くらいは大丈夫だろうと。町長はいろんなところのアンテナをあれしていますから、我々はなかなか知り得ない情報をもっているわけですから、それであればそのように我々も今後、財政のあり方含めて勉強しなきゃないのかなっていうふうに思っています。官民一体の部分については、この2期目の中で検討するっていうことですから、1点目についてはこれで一般質問を終わります。

出典:木古内町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月4日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる