森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月3日
①、森町の救急医療体制について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、通告に従いまして、1問目の森町の救急医療体制についてということで質問させていただきます。森町国民健康保険病院は、いたわりと思いやりの心を持って病める人が心身ともに癒やされる病院づくりを目指していますとし、消防法により定められた救急隊によって搬送される傷病者の医療を担当する救急病院となっております。しかしながら、場合によっては受け入れを拒否されることがあると聞きましたので、以下森町の救急医療体制について質問させていただきます。まず、1つ目に、救急病院とは一体何なのかということを1問目に確認したいと思います。2つ目に、森町の救急医療体制の内容はどのようになっているのか。3つ目に、受け入れ拒否の実態について記録されているのかどうか。4つ目に、そしてその内容、年間の件数とか曜日とか時間帯、理由等について当然記載されるとは思うのですが、についてあればお知らせいただきたいと。5つ目に、森町の救急医療体制の責任はどこにあるのかということで質問させていただきます。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
松田議員の質問にお答えします。1点目ですが、救急病院などを定める省令で定められており、①、医師が常時従事していること、②、エックス線装置等救急医療を行うための必要な施設設備を有すること、③として救急医療を要する傷病者のための専用病床、または優先的に使用される病床を有し、④として都道府県知事が認定し、告示したものとなっております。2点目ですが、国保病院の夜間の体制は、医師1名、看護師3名で病棟も含め対応しております。医師につきましては、常勤の医師が月4回程度、その他の日につきましては非常勤医師にお願いし、対応している状況でございます。時間外救急患者の受け入れ状況ですが、平成26年度は救急患者数が休日当番を含め1,846人、うち救急車搬入が462人、電話の問い合わせなどによるウオークインが370人となっております。平成27年度は、平成28年1月末ですけれども、救急患者数が休日当番を含め1,332人、うち救急車搬入が343人、電話の問い合わせなどによるウオークインが384人となっており、ウオークインの患者が今年度は救急車搬入患者を上回っております。3点目ですが、電話での問い合わせや対応などについてその内容を時間外診療記録に記載しております。4点目ですが、時間外診療記録には記載しておりますが、年間の件数、曜日、時間帯については集計しておりません。理由等につきましては、個々の状況を電話などで聞いた上で医師の最終判断によるものです。5点目ですが、日本における救急医療体制は、都道府県が作成する医療計画に基づいており、森町から松前までの南渡島医療圏につきましては、北海道医療計画南渡島地域推進方針に基づいております。この方針の森町国民健康保険病院の役割としては、入院や手続を伴わない初期救急医療、入院や手術を要する症例に対する2次救急医療となっており、救急車による搬送患者のみ24時間365日対応となっております。ただし、先ほども説明したとおり、電話などで問い合わせがあり、医師の判断で診療が必要な患者については受け入れております。さて、救急医療体制の責任につきましては、北海道を含めた行政、各医療機関、各消防機関など多岐にわたることから一概に決められることではないと思いますが、病院事業設置者である私が責任を持って対応しなければならないことだと考えております。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
まず、救急医療体制の内容については、当然道のほうのあれの絡みで全部決まっているわけです。それで、問題にしたいのは、受け入れ拒否の実態なのです。今の話、おっしゃった数字の中はそれは何もおっしゃっていないのだというふうに思っていますけれども、記録的な部分で何が問題かという、その部分が一番問題。病院側のほうの今のデータだと思うのです、受け入れの。ただ、私実は消防署のほうの数字を実際どういうふうになっているのか教えてもらったのですが、その数字を見ますと平成26年で受け入れが不可だったという数字というのが16件あるのだと。そして、27年が35件になっているわけです。この数字で私びっくりしまして、倍以上なのです。それは消防署のほうの。だから、救急医療というのは、当然2つに分かれていまして、搬送の部分は消防署が負っているわけです。それに対して受け入れの医療に関しては病院、森では国保病院が受け入れの対象になっている形になっているわけです。その中で、たまたま私の友人が受け入れ拒否されたという話で、中身は余り言うのもまずいのかなと思ってその部分は触れませんけれども、私自身も含めて国保病院に搬入されて、初期医療、応急処置をした上で転送されるというのはわかるのです。ただ、明らかに最初に本人が病院で電話入れて拒否されている。さらに、救急車に乗る時点で救急消防のほうも電話入れて確認して、それで拒否されているわけです。内容の所見というのは、盲腸の疑いがあるという話だったわけです。そういう病状に対しても一切初期治療というか、所見とかそういうの持っているにもかかわらず、そういう受け入れをしないで、いきなり函館のほうに行ってくれみたいな話になってしまうと、当初町民が思っていたイメージと全然違うのではないかなと思うわけです。その話を何人かの議員の人にもしましたけれども、信じられないという話なのです。私も当初その話を聞いたときに、ええと思ったのです。そんなのあり得ないだろうなというふうに思って、ちょっと聞いたりもしていて、実は先ほど言いましたように去年に比べて今年はそれだけの受け入れ拒否があるのだということ、実数が明らかになったわけです。そんな中で、今町長が病院側のほうでは全然その辺を、公にしたくないのだろうなというふうには、その辺は理由もわかる気がするのですが、先ほどの答弁の中で週の4回は常勤の医師がやっているのだという言い方で、ほかの3日間に関しては非常勤の医者の部分だと思うのです。だから、問題は多分、その当時の担当の医者の名前を聞くと聞いたときない医師の名前を言うので、非常勤の人なのだなというふうに思っています。そういう問題があるということ、それに対して本当に今の森町の国保病院が救急病院として成り立っているのですかということなのです。さらに、どういう言い方をしているかというと、当初森町の国保病院はどういうキャッチフレーズを言っているかというと、冒頭に言いました。いたわりと思いやりの心を持って病める人が心身ともに癒やされる病院づくりを目指しているわけです。それだけ町民の人は少なくても万が一夜間であろうが受け入れて、初期の処置をしてもらった上でほかの病院に診れないからと転院されるのならわかるのです。頭からそういう受け入れないという話というのは考えられないと思うわけです。それでなくても先ほど言いました救急指定の2次になっていると言っているわけですから。そういう処置をして、ほかに転院を出すというのが当たり前だと町民は思っている。さらに、救急医療体制、もう何年もたちますけれども、22年の1月1日から救急医療体制が変わりますよという話、さらに何を書いているかというと重症のときは迷わず救急車を呼んでくださいと書いているわけです。こう書いていながら電話入れると、相談すると受け入れないという話では成り立たないのではないですか。だから、その部分は先ほど町長が最終的に責任を負うのだという話を言っていますけれども、そういう問題ではなくて、病院側の体制がなっていないのと、さらに非常勤の医師に対する指導というか、なっていないのではないかというふうに思ったりもするわけです。というのは、院長の言葉もホームページ上では書いているわけです。何て書いているかというと、地域住民に信頼される病院を目指し、地域に根づいた医療を実践しているというふうにうたっているわけです。実際町民はそう思っているのだけれども、行くとそういう拒否に遭うということになると、ええという話になるのではないですか。万が一これが事故ではなくて時間的に処置がおくれたために命にかかわることがあって、訴えられる可能性だってあるわけです。けさの道新なんかでも八雲病院の訴えられているという、それは医療ミスの問題があるのでしょうけれども、そういう形の問題が起きかねない。そういう場合は、町長が責任というよりも町民の税金で賠償していかなければならない問題になってくるわけです。そうなる前にその辺を何とかしていかなければならないのではないかなと思うのですが、その辺を含めて、それぞれの今の病院の体制について今後どうするかも含めて答弁していただきたいと思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。今現在の病院の診療体制、私も十分だとは思ってございません。それは常々皆さん方にもおっしゃっているように、いつも常勤医の確保と、それから医療従事者の確保にいろんな施設を回りながらお願いしているということは伝えてあるはずです。それと、今松田議員からのご質問の夜間の救急医療、そしてウオークインに対する、ちょっと言葉の使い方が悪いです。これは拒否ということではないです。最初の答弁でも申し上げたように、きちんと電話の中で今どういう症状なのか、そして電話の患者さんが例えばどういう薬を飲んだのかというのはあくまでも医師が確認して、これであれば一時的に森の町立病院に来ないで、真っすぐ早くその内容の処置をできる病院に走ったほうがいいな、そういう判断のもとであれば恐らく森町の国保病院に来ないで、真っすぐ函館の処置できる病院に早く行かれたほうがいいですよということで恐らくお断りしていることだと思います。私たち素人です。医者ではないです。最終的にどうしたらいいかというのは、判断医者に任せるしかありません。ですから、そういう医者の確保、それから医療体制の充実をすることがまず私の責任だと、そのように思っています。そういう中で先ほども数字を挙げさせていただきましたけれども、ウオークインで命を救ってもらったり、痛みをとめてもらったり、そして救急車で運ばれて命救われている人たくさんいます。もちろん日中であればドクターヘリで重症が免れて回復している方々もたくさんいるのです。それ全て含めてのことですけれども、私まだまだ十分だとは思っておりませんが、あくまでも医者が判断して、そして例えば一時的に森町国保病院に搬入されたときに、当然簡単に痛みをとめてあげて走らせたりだとか、1次治療をする前に間違いなく検査します。その検査は体制ができていなければできません。そしてまた、検査するために時間がかかる。それと、夜間の宿直のドクターも内科医もいれば外科医もいます。本人が診れない、そういった場合には恐らく早目に函館、もしくは救急患者を受け入れてくれる施設に行ったほうがいいですよという、そういった判断になろうかなと、そのように思います。そういう話が恐らく議員のところに行ったのだと、そのように私は解釈しております。最終的にはまだまだ私も先ほどから申し上げているように森町国保病院が十分な機能の状態だとは、そのように思っておりません。今後町の方々にまだまだ安心してかかっていただける、万が一のときにもなるべくお断りしないで受け入れすることができる病院を目指しながら頑張っていきたいと思いますことを申し上げて、再答弁といたします。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
十分な医療体制になっていないというのは理解できるのです。医者不足で苦労しているのはわかっています。だけれども、まずここで1つ問題なのは、先ほど言いましたよね、救急医療というのは2つに分かれていると。消防の部分と、患者を搬送する部分と受け入れる、治療する部分と分かれていると言いましたよね。問題は、ここの病院が受け入れれないということは、消防署にしわ寄せが行くということなのです。その部分を全然考慮していない。今日の午前中にも消防職員の不祥事の問題で質問もありましたけれども、そういうような過酷な状況に置かれているというのが消防署でもあるのだと私思うわけです。だから、その辺をもう少し考えるべきだと思うのだけれども、それで平成19年の厚生労働省医政局指導課長通知というのが「疾病又は事業ごとの医療体制について」ということの通知がなされているのですが、その中に何が書いているかというと、何点か今回のことに関係あることが書いているのですが、先ほど町長も言いましたけれども、24時間356日救急搬送の受け入れに応じることです、まず1点目は。さらに、疾病者の状態に応じた適切な救急医療を提供することだというわけです。さらに、その後、対応困難な救急患者については必要な救命処置を行った後速やかに救命救急医療を担う医療機関等へ照会、連携しなさいということなのです。通知で出しているわけです。それをここの森の場合はやっていないというふうに思わざるを得ない。さらに、そのしわ寄せというのは、先ほど言いましたけれども、消防署の救急隊員の救急救命士のほうにしわ寄せ行っているわけです。それで函館にした場合の空白の時間、何かあったら対応できなくなるわけですから。だから、その辺を考えるべきなのではないかと思いますけれども。この辺のそういう受け入れない場合もあり得るのだという話を町民に知らせたほうがいいのではないかなという気がします。だって、大方の人がそう思っているわけです。私自身もそう思っていた。必ず何らかの救命処置を行った後、ほかに転院させるものだというふうに思っていたわけです。それは多くの町民がそう思っている。少なくてもこういうチラシをまいて、これは平成22年のチラシですけれども、そういうことまで考えざるを得ないのではないですか。それに対して、そう思っているからこそ町民が怒るわけではないですか、そういう場面に当たると。そんなのあり得ないと、私もそういうふうに思っていました。だから、それは何かというと、医療する側と受ける側の求める医療が、町民が求めるものとの差があるわけです、ギャップが。それをどうやって埋めるのですか。それとも、今の救急医療体制自体を正規の本来あるべき姿に戻す努力をしていかざるを得ない。当然それをやってもらうしかないわけです。それか告知、そういう場合もありますからということを言っておかないと、町民との意識のギャップが出てくるわけです。そして、そのギャップの中でもう一つ大きな問題があるというのは、非常勤の医師がやるわけです。それ日当幾らなのですか。それを聞くと多分町民の方は怒るのではないかという気がします。最後にその部分をはっきりさせて、幾ら日当払っているのか聞いて、最後の質問といたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えします。議員何か勘違いされているのではないでしょうか。わざわざ病院は全くそういうような受け入れできないのだよとか、そういう知らせる病院なんてどこにありますか。まれにというか、医師の判断で受け入れできないときはあります。それから、入院患者もおりますから、入院患者の緊急的な措置をやっているときに受け入れできない場合もあります。そういったいろんな要因をちゃんと確認してから質問してください。おかしいではないですか。それで、恐らくうわさだとか誰かから聞いた、それだけをもとにいろんな話を他人にするというのは大変恐ろしいことです。以前に議員さん方も病院の視察研修ということでたくさんの先進的な病院を視察されたと思います。そのときはよくなっているのです。よくなる前どういうふうになっていた。たくさんの病院の中では、もうどうしようもない、売りに出されていた病院も中にはあったはずです。それから、町民の方々がコンビニ受診されて、医者が見放した。誰も医者がいなくなって、最終的に診療所に落ちた病院があったでしょう。その中でたまたまタイミングがよく自治医科大学に拾われた、そういったところもあります。そういったことから、やはり町民に選ばれた方々が地元のきちんとした内容を掌握した上でお話しされていただかないと、そういった以前崩壊された病院のような、そういうことになったときに、そこまで私は責任とれません。やっぱりみんなそこをちゃんと理解してご質問ください。反問権は与えられていませんけれども、一時渡島のそういうところで病院がなくなったらここで暮らすことができないという、そういう問題もありましたでしょう。それ以上にあなた自身の質問が飛躍し過ぎていると私は思います。ただ、今後につきましてもいろんな点でそういった充実をさせていきたいと思いますけれども、もう一方でいろんな先ほど同僚議員の質問にもありました健診、受診をされて、なるべく救急搬送、それからそういうことにならないような、そういう取り組みも必要かな、そのように思っております。そしてまた、消防職員、非常に過酷な現状に置かれながら、救急医療で例えば1組が函館走ってしまうと残りがもっと大変だと思っていますけれども、職員はそんな安っぽい使命で仕事していません。町民の生命、財産を守るために一生懸命頑張っております。その辺は認めてあげていただきたいなと。そういうところで先ほどの職員もその一人です。その辺をご理解ください。最後に、医師の当直の日当ですけれども、1日5万円から7万円でございます。以上でございます。