森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月3日
③、新年度教育行政方針について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 教育長 香田隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 小杉久美子
3問目です。新年度教育行政執行方針についてお尋ねいたします。教育行政執行方針について基本的に私も賛成の立場です。それに当たって具体的な施策についてお尋ねいたします。1点目です。森町憲章と森町教育目標に基づく教育施策充実に努めるに当たり、町民にもっと森町憲章や森町教育目標を知ってもらう、そういう啓発普及活動が必要かと思いますが、それについてご質問いたします。2点目です。学校教育で通常学級に在籍する支援の必要な子供たちにもきめ細かな支援の充実を図るためと書かれてありますが、その方策、そしてふるさと教育や環境教育についての方策や内容についてももう少し具体的なものがあればお尋ねいたします。3点目です。社会教育の部分で郷土が育んできた歴史、文化の保存、継承を進め、文化協会等の各種団体と連携し、また公民館の部分では自主的なサークル活動や各種団体活動への支援が述べられています。それで、いわゆる等にかかわるところなのですが、文化協会未加盟団体などのそういう自主的な活動をしているサークルや団体との連携や支援についてどのようなことがあるのかお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
まず、教育行政執行方針に基本的に賛成ということをいただきました。まことにありがとうございます。それでは、檀上議員のご質問にお答えをさせていただきます。1点目のご質問ですが、現在森町町民憲章、森町教育目標は、全ての教育関係施設において掲示をしているところでございます。今後の啓発普及につきましては、現在成人式で新成人が森町町民憲章を読み上げていますように、いろいろな場面や森町のホームページ、さらには小学校で使用しております社会科副読本などにより町の皆様、それから子供たちに啓発普及を進めてまいりたいというふうに考えております。2点目のご質問ですが、特別支援教育では児童生徒の可能性を最大限に伸ばすことを目指し、通常の学級も含め幼稚園や小学校、中学校で実施されています。小学校、中学校には特別支援学級や通級による指導の制度があります。町内でも1つの小学校で通級指導教室を開設しており、通常の学級に在籍し、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障がいの状態に応じた特別な指導を週に1から8単位時間通級指導教室で行っております。そのほかの学校では、児童生徒の特性を考慮し、学校内の支援委員会において支援の方法を検討するなど、学校全体で特別な支援を必要とする児童生徒の把握と指導を行っています。学校といたしましては、例えば学校の黒板の板書の仕方、それからノートの書き方、学習上のルールを統一して指導方法のばらつきをなくして、児童生徒が安心して学習できる環境を整える工夫をしています。また、テレビやプロジェクターなどを用いた視覚情報を活用して、児童生徒への学習の集中や意欲を高める工夫をしています。これら各小学校の特別支援教育を一層充実させるために教育委員会では4校に8名の支援員を配置し、特別な教育的支援を必要とする子供たちへも援助が行うことができるよう努めているところでございます。ふるさと教育につきましては、小学校においては生活科やそのほかの教科の中で町内の探検、それから地元特産物についての学習、農産物の栽培、町の歴史や自然などについての学習をしております。また、中学校では町内の産業について学習をしたり、職場訪問、また体験学習を実施しております。そのように地域の持つすばらしさを知り、地域に対する理解を深めることで町に愛着を持つ子供に育ってほしいというふうに願うところであります。環境教育といたしましては、学校周辺のクリーン作戦の実施や環境問題にかかわる施設としてリサイクルプラザや自然エネルギーを利用した発電施設等の見学を実施しており、身近にある自然や環境の大切さについて学習をしております。また、小学校3、4年生を対象とした社会科副読本での学習、さらには社会教育事業の中でもふるさと教育、環境教育を推進してまいりたいと思っております。3点目につきましては、文化協会への未加入の団体が社会教育活動を行うときにご連絡やご相談をいただければ活動内容や運営の方法、それから公民館の利用も含めまして必要な支援をさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。
議員の再質問 6番 檀上美緒子
1点目なのですが、今お話ありましたように会館には必ずというか、憲章が張ってあるとかというのは私も見ましたし、今年初めて成人式に参列させていただいたのですけれども、その中で読み上げられているということで取り上げられているのは私もわかりました。ですが、日常的な場面で目にしたり、耳にしたりということがこの教育目標にしても森町憲章にしてもなかなかないのかなというふうにして思っています。それで、特に私自身が思っているのは広報の中で取り上げる、そんなにページ使わないと思うのですけれども、そういうような中で毎回のようにアピールするとか、または特に気になったのが去年10周年記念行事やりました。そういう中で改めてここの森町の町民として何を目指すのか、どういうまちづくりをしていくのかというあたりをアピールするというか、再確認するというような訴えがあってもよかったのかなという思いがしているのです。そういうような機会を捉えてという教育長からのお話もあったのですけれども、非常に大きなイベントの中で10周年の式典のしおり見たときに、これだけと率直に思ったのですけれども、そういうような機会をもう少し積極的にアピールする取り組みというのが必要かなと思っています。ここでは憲章と教育目標に限って書いたのですけれども、私はいじめ条例が去年制定されて、それもちょっと気になっているというか、この問題についてももっと町民の皆さんに教育の問題ではこのいじめの問題も考えてもらうということでアピールするというか、広めるという取り組みもあってもいいのかなというふうに思っているのです。それこそ教育目標にかかわっては学校で必ず職員室なり、どこかに張ってあるとは思うのですが、そういうどこか目につくところにあるということが大事かなと思っています。私自身も教師をやっていたのですけれども、学級目標というのは、ほかの先生方もそうですけれども、一番子供たちが目につくような黒板の上にでかでかと張って、掲示しているというのが常なのです。そういうような形で、日常的な生活の中でも目に触れられる、そしてまたいろんな行事の中でも時には目にできるという、そういうような取り組みをぜひこれからもご尽力願えればなというふうにして思いました。2点目なのですが、いろいろ努力されていることはわかりますし、私もそこの中で支援員の特別にきめ細やかな支援をするという形で果たす役割は、支援員の果たす役割は非常に大きいものがあるだろうなというふうに思っています。ただ、今の支援員の体制であれば特別支援学級の支援が主で、普通学級の中で気になる子というか、支援を要する子供たちにほうまではなかなか手が回らない状況にあるのではないかなというふうな思いがしています。それと、ふるさと教育や環境教育の部分なのですが、具体的な教育活動というか、教育の計画というのは学校独自にそれぞれ策定されて、推進される部分だと思うのですけれども、教育行政としてやれることというのは、このふるさと教育や環境教育を学校が取り上げられやすいような条件整備というか、環境を整えることが大きな行政としての役割ではないかなというふうにして思っているのです。それで、現実的こういうふるさと学習や環境学習というか、教育を進める上で、今森の中で活用できる施設とすれば資料館だとか図書館だとか郷土館だとかがあるかとは思うのですけれども、そこの中にもう少し充実というか、気軽に出かけていって見たり、さわったり、体験できたりというような教育行政としてできる方策、内容というのをぜひ検討していただければなと思います。3点目の社会教育の部分なのですが、特に森の中でさまざまな文化活動だとかスポーツ活動だとか自主的にされている団体がいろいろあってあれかとは思うのですけれども、そういうのを自主的にもっと町民の皆さんに広げようという形で郵便局とか信金の掲示板というか、コミュニティ場というか、何かそういうところも借りて掲示している団体もあるのです。そういうような動きというのは、自主的な動きとして私はすごく頑張っているなというふうに思っているのですけれども、行政側としてももう少し文化祭で展示するだけではなくて、もっといろんな形での作品を発表したりとか掲示したり、そしてまたは連携ができるような形での取り組みをしたりとかという方策、計画というのを持つことができないのかなというふうにして考えているのですが、そのあたりについてお聞かせいただければと思います。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
それでは、再質問にお答えをさせていただきます。町民憲章、それから教育目標の今後の普及啓発ということですけれども、町の広報にどうするかというのは私のほうからは答えられませんので、ただうちの町の森の教育という教育広報紙、教対協の会報ですけれども、ありますけれども、そのような中で取り組めることは取り組んでいければというふうに思っております。それから、私はこの教育行政執行方針に町民憲章に基づき、それから教育目標で示している人づくりということは、1つにはこういう言葉をこの執行方針に載せることによって町の人たちが教育目標を見てみようとかという、そういう願いも含めて実は載せてありました。そういうことでこれが話題になったということは大変ありがたいですし、やっぱりそのようなことをもっと町の方々に伝える手段をこれからも追求していければなというふうに思っております。それから、2番目の支援員の関係なのですけれども、現在8名の支援員おりまして、特別支援学級に入っている方が3名、それから普通学級と特別支援学級、日常的には普通学級にいて、特別な支援を必要とするお子さんのそばにいて、そしてまた特別支援学級に入っていくとか、そういう方が5名いらっしゃいます。ですから、私たち学校のほうに配置してもらっているのですけれども、一番支援員の方の力を発揮できる場所ということで学校のほうにお願いしてありますので、学校の実情に応じて支援員の方をいろいろお願いしてもらっているのではないかなというふうに考えております。ただ、その辺については、これからもきちっと話をしていきたいなと思っております。それと、環境教育、それからふるさと教育の中での行政の役割ということですけれども、実は以前から総合的な学習ですとかそういう学習の中での地域の指導者の方の謝金は教育で持っております。ですから、今までのいろんな活動を見ますと、例えばある地域で農業者の方に来ていただいて、作物をつくる大変さだとか、それからこんなふうな形で世話をしているのだよというお話をしていただいたり、それからホタテの養殖はこうやってやるのだよというようなことをいろいろ見せていただく。そういうときの地域の方の講師の謝金ですとか、そういう形での支援は今までもしておりますし、これからも十分していきたいなというふうに思っています。あと、施設の中身につきましては、いろいろ私たちも検討しているのですけれども、施設そのものが古いということもありますけれども、何とか展示の方法その他考えながら、子供たちがもっともっと使いやすいような施設のあり方を考えていければというふうに思っています。それから、特にふるさと教育、鷲ノ木の遺跡の関係で、ぜひ子供たちにもっと森町の縄文文化のすばらしさを知ってほしいということで、出前授業というのを社会教育で用意しています。これは校長会にお話をして、ぜひいろんな形でうちのほうから講師、それから教材全部持っていくので、やらせてほしいと。それで、子供たちに森町のそういういろんなことを勉強してほしいというふうな形でお願いしてあります。いろんな学校から問い合わせ来るのですけれども、大体1単元45分ですので、その単元の中でできるような内容をつくって、学校のほうにもお話をさせていただいておりますし、これからも必要に応じて社会教育の面でも学校教育にいろいろ支援していければというふうに思っております。それから、3つ目の団体の自主的な活動ですけれども、いろいろ展示の方法その他あると思います。先ほどから私申し上げているのは、町の方がこういうことをしたいとかと言ってきたときには、私のほうでは決してそれをできませんというふうにはなるべく断らないというのは一つの気持ちといいますか、私たちの社会教育を進める上での基本姿勢にしております。ですから、いろいろご相談していただければ、過去においても例えば町民の方々がつくった作品を公民館で展示したいというお話もありました。それも実際していただいておりました。ですから、これからもそういうスタンスでおりますので、よろしくお願いしたいなというふうに思っています。以上です。
議員の再々質問 6番 檀上美緒子
最後に1点だけです。先ほど10周年の去年の取り組みの話を若干したのですけれども、その中で私自身気になっていたのが町史の問題なのです。やっぱり合併10周年を迎えて、森町の歴史を振り返るみたいなものがあってもよかったのかなというふうにして思っているのですけれども、この町史の編さんに当たってのこれからの計画、そしてふるさと教育にもこれは全く合致していくものだと思うのですけれども、そのあたりについての計画がありましたらお聞かせください。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
町史の編さんの関係ですけれども、現在のところははっきりやるというふうな計画はまだ私どもは持ってございません。ただ、教育行政執行方針の図書館の部分にも書いてありますけれども、町の資料の収集についてはとにかくやりましょうと。それが将来的な町史の編さんの大きな資料になるというふうに私も考えておりますので、その辺は十分進めていきたいなというふうに思っています。それと、現在各団体の合併10周年の記念誌がそれぞれの団体でつくられておりますので、ぜひその辺でも資料の収集も含めながら、これからの町史の編集について検討させていただければなというふうに思っております。以上です。