森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月3日
職員の綱紀粛正と救急救命士の採用について
- 聞いた人
- 黒田勝幸 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 黒田勝幸
それでは、2問目に参ります。職員の綱紀粛正と救急救命士の採用についてでございます。町職員の不祥事が続いております。去る1月21日、町議会全員協議会で町消防本部の30代の男性職員が救急救命士の資格を取得するため入所している東京都内の研修所の食堂で使うプリペイドカード5万円分を盗んでいたと報告がありました。町は、1月1日付で職員を減給10%、3カ月の懲戒処分とし、消防長と森消防署長はそれぞれ訓告したとのことでしたが、さらにその後この職員は過去にも処分を受けていることがわかりました。その都度処分されているとはいえ、2度も不祥事を起こしております。処分を厳しくすることによって緊張感を持つことができ、森町職員としての自覚と責任を持ってもらえるものと考えておりますが、いかがでしょうか。また、森町消防署では、職員を救急救命士の資格を取得するため東京都内の研修所で6カ月間勉強させております。そのため本来の仕事を半年間休んで、その上研修所への負担金、旅費等町から280万円支出されております。現在消防士になるため救急救命士の資格を取得できる専門学校へ進学し、救急救命士の資格を取得する時代になりました。これからは救急救命士の資格のある人を採用すべきだと思います。また、一般消防士については、従来どおり一般公募し、優秀な人材を採用すべきだと思います。今後は、綱紀粛正と服務規程を十分に心して勤務されるよう職員の指導徹底を図っていくべきだと思っておりますが、町長の所見を伺います。以上です。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
黒田議員の質問にお答えします。職員の懲戒処分につきましては、非違行為の内容や職員の職責、日ごろの勤務態度などを総合的に考慮し、基準に従い処分を行っております。また、処分の軽重、軽い、重いにつきましては、公平性の欠くことのないよう処分案決定後には懲戒審査委員会へ諮問の上、決定しております。今回の消防職員の不祥事に関連し、職員の処分を厳しくとのご意見ですが、森町の懲戒処分規程は平成12年に人事院が制定した国家公務員の懲戒処分の指針と同じ基準で策定されており、これまでもその基準にのっとり適正に処分を行ってきております。私は、必要な処分は下しますが、厳しくすることだけで解決するとは考えておりません。さて、救急救命士の有資格者採用につきましてですが、過去に救急救命士の国家資格取得を条件として採用していた時期もありました。しかし、現場経験に乏しく、即戦力といった点では不安が多いために独自養成も必要であると考えております。一般消防士につきましては、これまでどおり公募による採用で進めたいと考えております。職員の綱紀粛正、服務規程遵守につきましては、今後も徹底を図るよう取り組んでまいりますことを申し上げながら答弁とさせていただきます。以上です。
議員の質問 4番 黒田勝幸
梶谷町長が平成24年に就任してからも町役場職員、国保病院職員等の不祥事が続いておりました。その都度町長は、再発防止に向け責任体制の充実、人事配置上の配慮、服務規律の徹底など職員の意識改革を施してまいります。今後においては、これらを充実した中で職員の綱紀粛正に努めてまいりますと述べております。それにもかかわらず一向に改善されておりません。当職員は、過去にも函館簡易裁判所より高額な罰金の略式命令を言い渡されております。ここではご本人の名誉のため詳細には触れませんが、ここで私が指摘したいのは、当職員が過去の過ちから教訓を学んでいないと、こういうことでございます。既に司直の手により刑が執行され、社会的制裁は受けているのだから、過去の出来事だという意見もあるでしょうが、私は2度の過ち、不祥事を軽く見るべきではないと、このように考えております。当職員は、都内の研修所で6カ月間の研修を受けるわけで、全国からも大勢の研修生がこの場に集っていることでしょう。このことからいえば、当職員は森町の看板を背負っているのです。このたびの不祥事は、森町の顔に泥を塗ったに等しい行為です。私は、この意味は極めて重いと、このように感じております。救急救命士の資格を取得する人間がかような不祥事を招くようでは、町民は安心して命を預けることはできないのではないかと。町民の安心、安全を保障するのが救急救命士の使命であるとするならば、このたびの職員の不祥事は厳粛に受けとめなければならないのではないでしょうか。森町は、他の市町村に比べて職員の不祥事が多いです。町民の中では処分が軽過ぎるのではないかとささやかれております。町長は、今回の不祥事に対してどのような責任を感じているのですか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。私就任させていただいてからも3カ月ほどたったときに過去数十年いろいろと続いてきたそういうところも出てまいりましたし、それ以前のいろんなところで綱紀粛正を正さなければならないそういう事件たびたび出て、大変町の方々にはおわびを申し上げなければならないなと、そのように思ってございます。ただ、今回の職員に対してですけれども、まず町の職員である前に今現在は彼の身分というのは学校のほうにございます。救命救急東京研修所、これは国の機関でございまして、その機関がきちんとした判断をして、今現在もその研修所で勉強していると。大変優秀で、ふだんの行いというのは非常にすばらしいものがあるという評価だと思います。そしてまた、最初のご質問にありましたプリペイドカードですけれども、盗んだままではございません。彼がそのような研修所で退学処分にならなかったのは、正直にきちんと申し出ている、そういう部分でございます。私本人をかばうわけではないですけれども、自分の大事なものをとり忘れる、その辺に忘れる、そういう忘れた人間にも多少のそういったものがあるのかなと。私は、たびたび例えば財布落とした、お金を落としたら自分がまずかったなと思います。ただ、それと今回の件はご質問は違うと思いますけれども、そういった部分ではまだまだ勉強が足りないのかな、そのように思います。そして、私こういった処分を下すときに職員を処分する資格が自分にあるのかなと。それから、他人を注意するときなどは改めて自分がそういう立場なのかな、そういうのを自問することがございます。恥ずかしながら若い次分から本当に真面目で優秀だったかというと、そうではございません。たくさんの方々に指導されて、そして怒られながら、そうやって現在に至っております。まだまだ自分が人間ができていないなと思うときが多々ございます。そういった関係から、本人にももう一度やり直しの機会、そして反省をしながら、きちんと自分の名誉を回復するためのチャンスを与えなければならないなと、そのように思ってございます。ほかの方々にも当然褒められる行動ではございませんけれども、それがどこからきているのか、もしくは本人がまだ大人になり切れていないのか、そういったことを指導しながら、学校で期待されている本人でございますから、町としても名誉回復をさせながら、最終的に町民の命を守る、そういう仕事に携わっていただきたいなと、そのように思ってございます。最後まで名誉回復するのは自分自身でございますから、それに対して指導を徹底しながら進んでいきたいと、そのように思っておりますことをご答弁させていただいて、答弁とさせていただきます。以上でございます。
議員の再質問 4番 黒田勝幸
心優しい町長だから、そういう考え方になるのでしょうけれども、過去にもさっき言ったとおり梶谷町長になる前からいろいろありました。事件の内容によります。1度の過ちでも免職になった職員もおりました。今回この方は2回事件を起こして、町長がさっき言った懲戒処分の規程とありますよね、いろいろ。これを見ると、この2回とも免職、停職というところに値する、2回ともこの事件の内容が。しかしながら、給料10%3カ月で終わっている現状があるわけでしょう。そしたら、こういう規程とか決まり事というのは、法令遵守していかないと意味ないのでないの。どういうことなのだろう。これは一つの目安として、いろいろあるのだか知らないけれども、森町の職員の懲戒処分規程と、こうなっているのだ。それ見たら、2回ともそれになっている、免職と停職。だから、それどうも理解できない。1回でもそうなっているのに、2回同じことしているのに、当てはまるのにそれで済んでいると。町長の言っていることわかるのだ。処分することだけがいいのでないから。人間だから魔が差すときあるから、それはそれでわかる。それは1回目。だから、確かに能力のある方だから消防長も推薦、町長も推薦したと。それは理解できる。
議員の再質問 4番 黒田勝幸
だから、懲罰委員会やったからそういうふうになったのでしょう。私からしたらこの規程にのっとって、どうも理解できないから言っている。だから、これあるということは法令遵守しなければだめでしょうということを言っているのだ。これつくって、そのとおりやらないのだったら何も意味ないでしょう。そこを聞きたい。これにのっとってやったのだったら、そういうふうにしてちょうだい。だから、逆に懲罰委員会でどういう話し合いしたのだかと聞きたいぐらいなのだ。だけれども、余りあれしてもまずいからあれなのだけれども、町長、もう一回この規程にのっとってやっていただきたいと思うのだけれども、どうなのか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えいたします。最初の答弁でも私も申し上げましたように、総合的に考慮するという点がございます。確かに懲罰委員会で、それから町の服務規程の中で免職か停職だというふうに載っておりますけれども、そこをどうするかというのは、先ほどと重複いたしますが、ふだんの本人の行動、それから態度、いろいろと総合的に判断しなければならない、そういうことでございます。そしてまた、私になってからも管理職の中で当然本来であれば免職が正しいのかなと思うそういったこともございましたが、この方は2回続けておりますけれども、免職にはしておりません。その点とこの本人も重なるところも若干ございます。そして、先ほどと重複いたしますが、今行っている研修所の中でもやはり同じ規程がございます。そういう規程の中で免職であれば退学です。停職であれば逆にとどまることができるということで、上の今行っているところのそういった判断も私どもは尊重しなければならないなと、そのように思っております。もしこれで今行っている先がこの方は救いようがない、退学だということになれば、町としても恐らく免職になったと、そのように考えます。しかし、そうではない。日ごろからの勤務態度、学習態度、それから現在行っているそういう成績、そういうものを総合的に勘案して、大変すばらしい成績で今勤めていると。ただし、過去にあったそういう責任というのは、私も褒められることではないなと、そのように思っておりますけれども、そこはそことしてきちんと判断された処分が下されておりますので、そこを持ってきて今のと重ねてどういうふうに処分するというのは、私は正しい判断ではないのかなと、そのように思っております。今後も全体で職員数かなり多うございますから、若い方々の中にそんなに……(何事か言う者あり)
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
本人が重く感じないで、軽く思っている、ちょっと申し上げにくいですけれども、家庭のしつけがなっていない、そういう方も中にはおります。そういうことは改めてしつけながら、そして指導していきながらきちんと責任を果たしていただきたいなと、仕事としての責任を果たしていただきたいなと、そのように思っているところでございます。何回も申し上げますけれども、今後も不満が出て、そういった場合に陥る場合もございますので、人事関係ですとかそういったこととあわせて指導を徹底してまいりたいと思いますことを申し添えて、答弁とさせていただきます。以上でございます。