森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月3日
特定健診受診率の向上対策について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造、保健福祉課長 山田仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 山田誠
おはようございます。トップバッターでございますので、ひとつよろしくお願いしたいなと。いい答弁をお待ちしております。それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。特定健診受診率の向上対策についてでございます。国民健康保険加入者の特定健康診査は、制度が平成20年、2008年に始まって以来10年が経過しようとしております。診断結果により生活習慣を改善し、また病気の早期発見により重症化を避けることで結果として医療費の抑制につながります。179の市町村のうち森町は、40歳から70歳の受診率は14.5%で174位でございます。ちなみに、1位は和寒町で72.4%の受診率となっております。近年は、国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで命を落としております。既に道内でも福島町を初め2市、室蘭市と伊達市ががん対策推進条例を制定し、積極的に対策を進めております。町村によっては、200万円以上の高額医療費の約4割ががん治療で占められており、国民健康保険特別会計を圧迫しております。道内で受診率の高い和寒町や上富良野町、上富良野町は第2位で70.3%でございます、は保健師が戸別訪問で特定健診の受診を促し、体重や血糖値の経年変化を踏まえた保健指導を重ねてきました。保健指導を機にプールに通って、野菜中心の食生活も心がけ数キロ痩せた、熱心に生活習慣の改善を進めてくれたおかげなどの感謝のコメントもあり、町民と保健師との間に信頼関係が生まれております。このように特定健診の受診率のアップ、療養費の削減に効果を出している上村も数多くあります。ちなみに、和寒町の1人当たりの療養諸費は、平成25年で34万5,369円、これは48位、平成26年で31万6,625円、89位、森町は平成25年で35万8,635円、43位、平成26年は34万4,133円で50位であります。余り下がっておりません。また、保険税の徴収率は、和寒町は99.19%、13位でございます。森町は87.36%で後ろから3番目、121位であります。我が森町も他町村に負けず町民の健康を保持し、医療費を抑制するため、特定健診の受診率の向上を目指すには効果的な保健指導が必要不可欠と考えます。また、これは人口減少の歯どめにもなる重要施策となり得ると考えますが、町長はどのような手段、方策を持って町民の健康管理対策を推進していくのか所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員の質問にお答えします。町民の健康は、明るく安心して暮らせる森町の実現につながる重要な要素であります。健診により自分自身の健康状態を把握し、生活習慣の改善や早期治療を開始することは、医療費抑制にも効果があると認識しております。町の健康管理対策につきましては、健康づくり計画である森町健康づくりアクションプランを策定し、第1次予防の観点から食生活や運動などを中心とする生活習慣の改善と健康増進を目的とした事業を推進しております。また、乳幼児から高齢者まで各種検診、健康相談、健康教育、予防接種などを行い、疾病の予防と早期発見に努めているところです。これまでも特定健康診査やがん検診におきましては、個別に受診勧奨などを行い、特定健診の無料化により費用負担を軽減し、町独自の検査項目を追加するなど内容の充実を図ってまいりました。また、町内医療機関でいつでも健診を受けられる体制を整備するなど、受診率の向上に努めてまいりました。しかし、国民健康保険の特定健康診査につきましては、議員ご指摘のとおり、特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率はいずれも低い状況であり、町民の健康意識高揚を図るとともに受診しやすい体制づくりなど低迷の改善に向けた取り組みが必要と考えております。今後におきましては、これらの対策がより効率的で効果的な方法になるよう評価、修正を加えて強化を図り、継続して周知啓発に取り組んでまいりたいと思っております。以上です。
議員の再質問 5番 山田誠
受診のしやすい体制づくりが必要であるということでございますけれども、私がなぜ特定健診、通称メタボ健診と言われていますけれども、受診率の向上を図るかといいますと、今日町長もご存じのように地方創生的なものの中でほとんどの町村が子育て支援ばかり話出ている。それも確かに重要かと思いますけれども、町長はいつも見ていると思いますけれども、毎月の町の広報もりまち、広報ですが、一番裏の面、これには誕生おめでとうございます、そして謹んでお悔やみを申し上げるの欄が最後にありますけれども、あれを見てみんな森の町民がどう思うかと。生まれる子供と亡くなる、要するにお悔やみのパーセントが大体1対5から1対7なのです。生まれるのが1、死亡するのが5から7。だから、いかに減少の歯どめ策をやるかということは、要するに亡くなる前に健診を受けて、早く治療して、早く治癒させるということが必要だと思うのです。函館市の工藤市長は、子供を産み育てる環境を整えるのは限界があると言っているのです。そして、共和町ありますが、共和町では親類、親戚が近くにいるということで子育てのしやすい環境が整っていると言っているのだ。これなぜかといったら、つまり健康寿命を延ばすとその子供が増えるわけです。健康寿命を延ばすと子供が増えると、これにつながるのです、町長。町長もご存じのように健康寿命とは、病気で寝たり、介護を受けたりしないで健康で日常暮らす人を健康寿命というのだ。今全道の平均寿命は、男性が79.9歳、女性が86.3歳、健康寿命が男性が71.1歳、女性が74.4歳なのです。大体9歳から12歳の差がある。健康でいる間と寝るまでの間が9歳ある。これをいかに延ばすかなのだ、町長。いかに延ばすか。そのためには、参考までに言いますけれども、北広島市ありますね、恵庭のそばに。保健師と栄養管理士が特定保健指導の対象者を戸別訪問して、指導を受けている人が60%に達している。相当な多大な効果を上げているわけです。受診率のアップを図って、この健診でメタボリック症候群を見つけて、病気の芽を摘むことができますので、町長、ぜひやってください。町長、今まで申し上げたことを実施しまして、保健指導の内容充実を図りまして、森町の健康寿命を延ばす考えはありますか。再度お伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員大変研究熱心で、他町の本当に最高の数字を挙げている。1位、2位のところを大変研究、勉強されているということで感心をしております。再質問にお答えいたします。先ほど私も1問目の答弁の中では大変長くなるものですから、少し控えておったところもございますけれども、森町の保健センターでのただいまのいろいろ受診率向上に対する取り組み、非常に多種にわたってやっております。受診券並びに勧奨文の個別通知を出したり、該当者へ無料のクーポンを配付するのはもちろん、前年度受診者へのまたいつからいつまで健診がありますよというような、そういうことも電話で毎日毎日いろんな連絡をとっております。対象者そのものも森町では3,930名おります。このうちのここのところ大変低迷しておりまして、平成25年は14%の受診率でした。そして、26年度は13.7%、ちょっと落ちているのです。そして、今年はしかしいろんな土日の健診ですとかJA、漁協とのタイアップ健診をしたり、また地域によってはなかなか足を運んでこれないそういうところにはこちらから健診車を回して濁川地域の健診をしたりだとか、山田議員おっしゃるように健康寿命を延ばすための早期の病状の発見、そして早期治療に取り組んでございます。今年は幾らか上向いてきたということで、これからまだまだ足りないなとは思っているのですけれども、さらに今後私どもちょっと考えたのは、森町は業種が大変多くございます。和寒町は基本的に農業地域で、ほとんどの方が農業と関係者だけです。森町は、農業、漁業、商業、工業、サービス業、大変多種多様にわたる業種の方が住んでおり、その方々が全て国保に加入しているわけではございません。建設国保であったり、社会保険であったり、もちろん共済に加盟されている方もたくさんおいでです。今までも健診に行くべというTシャツを着たり、それから各会社関係を訪問したりと努力をしてまいりましたが、私たちが進めているところがひょっとしたら健康保険の加盟者ではないのかもしれない。でも、並行して町の方々が健康保険でなくても、社会保険でも共済でも健康診断を受けて健康寿命を延ばすということは非常に好ましいことであります。これからは、山田議員健康保険加入者の特定健診についてこの数字を述べられておりますけれども、健康で長生きしていただきたいというのは町の願いでございますので、今までの数字にあらわれてこないのはどうしてか、それをもう一度検証して、原因をつかみながら数字の底上げを図るように保健センター、その関係者とも協力して取り組んでいきたいなと、そのように思っております。以上でございます。
議員の再質問 5番 山田誠
これから健康で暮らせる長生きする町をつくっていきたいということですが、私思うには、町長の考え方もわからないわけではないですけれども、ほかの町村の例ばかり言えばまた怒られますけれども、北斗市が4万6,000人いるのです。北斗市が4万6,000人で保健師が12人いるのです。それから、七飯町が2万8,000人で8人いるのです。我が森町、町長、わかりますか、保健師何人いるか。(何事か言う者あり)
議員の再質問 5番 山田誠
ちょっと違います。1万6,000人で今現在11名です。26年までは12名ですけれども。これだけの保健師さんがいるわけですので、もう少し活動的に振る舞ってもよろしいのでないかなと。私なぜ言うかといったら、私数年前に同じこと言っているのです。なぜかといったら、さっき町長健診に行くべやなんて、あれは数年前に私が指摘した部分でやっているわけなのです。各町内会、各事業所、各種団体等々に特定健診の重要性を訴えてきなさいと。各町内会の総会もあるから行きなさいということで歩いたわけです。今また歩いていない、最近は。なぜかといったら、保健師が11人もいるのです。行けないはずがないのだ。そして、健診に行くべやというそこの役場の前にも横断幕があるし、各要所、要所にも立て看板もあります。ただやればいいというのではないのです。やっぱり訪問だ。家庭訪問して、納得させる、説得させてやりなさいと。せっかく町長がいい案持って、医療費だとかそういうものの補助する、ワクチンもやる、何もやるとやっているのだけれども、ただ広報に書いたから、回覧回したからではだめなのです。保健センターでがん検診をやりますからと。やるのはいいのだ。足がない、町長、足が、お年寄りの方々は。移動するものがない。であれば、どこどこにバス何時、何時に行くと。グリーンピア大沼でもバス出しているわけでしょう、風呂に入りに行くのに。そういうことももう少し小まめに、町民が乗れるそういうようなやり方にできないかなと思うのです。そして、前に聞いた話は、50人以上いれば健診車の配車が可能だと言っているわけです。であれば、先ほど町長もちらっと触れましたけれども、漁協だと農協だとか、あと各町内会も2つか3つ大きいところに行くと集まるわけです、50人ぐらいは。そこに出向いていて、健診車が行ってやればいいのだ。ただどこどこに来なさいといったって、車所有している人はいい。だけれども、ほとんどの方は、年齢のいっている方は余りないのです、そういう足が。そういうことももう少し考えて実施したらいかがですかと思うのです。それと、もう一つ、町長、1つお願いがあるのは、長野県の松本市あるわけなのですが、ここに職員を研修に出したらいかがでしょうか。この松本市は、健康寿命延伸都市という宣言をしているのです。そして、この長野県は日本で最長寿県になっているのです。みんな元気なのです。何かの都合で病気になって寝たきりになる、これはやむを得ないけれども、それまでは一生懸命健康を保持させるべきだと、私はそう思うのです。ぜひ保健師を派遣して、このすばらしいノウハウを習得して、森町の特定健診の受診率のアップに、さっき町長は国保ばかりだと言ったけれども、国民健康保険に加入している人がいいよとなれば社保もどこもみんなやるのです。そういう見本を見せて、ぜひ森町を健康寿命の町だと。そうすると、人口減少もとまるし、移住者も増えるかもわからないです、町長。金をくれればいいとか、何だとかかんだとかとそればかりではないです。やっぱり施策の問題だと思うのです、各町村は。ぜひ町長、最後の力を振り絞って頑張ってください。いい答弁をお待ちしています。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問、大変詳しい、いつまでもやっぱり研究熱心な山田議員に私は感心しております。本当に他町のことには非常に詳し過ぎるぐらい詳しい。観光大使を受けているのかなとも思っております。わかります。家庭訪問をするべきですとか、がん検診をするための足がないということで、恐らく同僚議員なのか、山田議員が過去にご指摘されたからやったのかもしれませんけれども、砂原地域の場所で健康診断にバスを出した経緯もございます。ところが、ずっとバスを走らせても50人乗りに3人ぐらいしか乗ってこないのです。ですから、足がないから来れないとか、確かにそういう方もいらっしゃいます。3人でも健診、健康寿命を延ばすためにはそういった取り組みは大変必要だと私は思っております。しかし、一方で効率も考えなければならないなと。そして、なぜ乗ってこないのか、その原因探るのがまず第一なのかなとも思っております。40代を過ぎて50代、60代となりますと、ある程度自分で何か持病を持っていられたり、そういうことで病院にかかる率というのは非常に高いような感じです。そういうかかっている中で日ごろから健康診断的なものはなされている。そういう意識から改めて特定健診に参加しなくてもいい、そういう意識の方もかなり多いようでございます。ですが、半年後にひょっとしたらなっているかもしれません。そして、最近のほかのまちでもいろいろがんに対する条例を制定したり、そういうことで今取り組んでおりますけれども、3カ月後にひょっとしたらできているかもしれない、そういった意識、3カ月、半年、1年という、そういう個人の意識をまず植えつけなければ、いろんなことをやっても本当に効果が上がるのかどうかというのがちょっと心配な部分がございますので、今までTシャツ着た、それから会社にも訪問した。ところが、会社へ行ったけれども、会社の人たちはみんな社会保険で、この健康保険に加入している人ではない。実際に自分たちは健康診断をしているけれども、この国保の受診率のアップにはつながっていないとか、しかし町としては効果が上がっているはずです、間違いなく。その辺は私は信じております。そういったことで、まず今後は啓発活動は十分地道に重ねてやっていく。もちろん私新年会や人が集まる町内会のいろんな会合の中でもちょっと顔色を見たり、それから特にお願いしたい漁業者、そういう1次産業の関係者には声をかけます。皆さん行くと血圧高いとか、そういった持病が発覚するのが怖い。我慢して行かないという人も中にはおりますので、そういうまず意識の改革を常に私は思いながらしておりますので、議員の皆さん方にもぜひそういう機会が多いと思いますから協力していただきたいと思います。それと、長野県の松本市、あの辺は非常にそういう健康管理には優秀な町、村が大変多うございます。そういった点では日本一のレタスの村、川上村も同じでございます。私も視察に行かせていただいて、とにかく後期高齢者の中でも20%しか病院に入院されている、施設に入っている人がいない。ほとんどの高齢者が、80%が働いている。その人方というのは仕事があるのです。朝早く2時か3時ごろにレタス畑に行ってレタスもぐ、もしくは白菜をもぐ、そういうお年寄りの生きがいになる仕事があるから、健康で長生きされているのかなと思います。機会があればそういうものを職員に勉強させるというのは非常にいいことだなと、そのように思っております。今後折を見ながら、また職員の余裕も当然必要かなと、そのように思っておりますので、今取り組んでいる事業が国から、道から町村に移管されて、11人もいるというふうな言い方をされておりますけれども、11人でもまだ事務的なものもやっておりますので、本来の保健師の仕事に携われない、そういう環境ももう一度見直しをかけながら、森町の町民が本当に健康寿命を長くして、幸せにこの町で暮らせるように取り組んでまいりたいと、そのように思いますことを申し上げながら、再々質問のご答弁にさせていただきたいと思います。以上でございます。
町の答え 保健福祉課長 山田仁(保健福祉課長は2016年3月まで)
先ほど山田議員のほうから保健師の数含めて他町村と比べた部分の数11名ということですが、主として保健事業に携わるセンターの保健師さんは8名でございます。あと、保健師という資格を持ちながら仕事を対応しておりますのは包括支援センター、これは介護の部分ですが、2名、障がい支援のほうで1名でございます。ですから、トータルでは職種的には11名おりますが、そのような数になっております。それと、もう一点が年に2度ほどセンター長がそこの部分ではおやりになって、保健師資格持っている人がそういう仕事がこの機会、障がいでも包括でも健康の関係でもトータルの部分で保健師としていろんな部分で支援したり、協力を持ってというふうな部分で仕事を進めておりますので、そのこと、11名はおりますが、その部署、その部署で保健師が町民と携わるというふうな部分からすれば強いものがあるというふうな部分でお願いして、保健師がそういうふうな仕事に当たっているということをご理解していただきたいというふうに思います。以上です。