せたな町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日
子育て支援対策の拡充について
- 聞いた人
- 平澤等 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光、教育長 成田円裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 平澤等
ただ今議長から発言の許可ありましたので、通告書にあったように私は1点町長また問によっては教育長に一部答弁願いたいと思います。せたな町の創生総合戦略ということで平成27年から31年まで5カ年計画で行なってございますが、その基本目標の一つに一つ子育て支援関係がございます。その中で一つ内容について質問いたします。質問事項は子育て支援対策の拡充についてということでございます。せたな町の子育て支援対策は、管内でも先駆けとなって諸施策を実施してきました。近年は、近隣町においても本町と同程度の支援策を施行しております。少子化傾向は、全国的に大きな問題として提起されており、先般の日本全国国勢調査によると史上初めて前回比0.7%、94万7,000人の人口減少が報告されており、少子化が大きな要因とされております。せたな町においても例外ではなく、合併10周年を経た現在8,606人と合併時より2,000人超の減少となっている。出生者数も40人を下回る状況が数年続いております。これはちなみに昨年度は31人、ちなみに現在はまだ出生者29人ということで、非常に忌々しき状態だと報告されてございます。少子化の要因は多岐にわたると考えられますが、安心して子供を産み育てられる環境整備が必要と思います。せたな町独自の画期的な施策が急務と考え、次の5点を町長、教育長に伺う。①子どもが欲しくても、なかなか子どもに恵まれない方の治療費、不妊治療費に対する支援策を考えているか。②妊産婦の母子手帳交付時から出産に至るまでの医療費、支援対策はどのようになっているのか。③保育所及び幼稚園の保育料の無償化実施時期はどうなるのか。④学童保育の無償化対策は、無償化実施について、⑤小学校、中学校生徒に対する給食費の無償化の実施についてはどうか。以上5点についてお願いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは平澤議員のご質問にお答えをさせていただきます。議員ご指摘のように少子化傾向は全国的な問題であり、とりわけ地方の少子化の進展は激しく、多くの自治体がその対策に苦慮しております。せたな町においても、少子化対策は喫緊の重要課題であることから、その対策としてこれまで保育料の大幅な引き下げや子ども医療費助成を拡大し、子育て世代の負担軽減を図ってきたところです。また小学校就学前の施設として、3区それぞれに保育所を開設し、併せて子育て家庭の育児不安に対する相談、指導を行うための子育て支援センターを設置するとともに、小学校児童の放課後の安全と健全育成を図るため、学童保育所の運営を行い、子育て環境の充実に努めております。このような中、子育て家庭を社会全体で支援することを目的とする国の子ども・子育て支援新制度が昨年4月からスタートし、当町においても、せたな町子ども・子育て支援事業計画に沿って、子育て家庭への支援を更に充実させていくこととなります。そこで今回、議員よりご提案のありました、せたな町独自の施策の展開についてでありますが、1点目の不妊治療に対する支援及び2点目の妊産婦に対する医療費支援については、出産に至るまでの子育て家庭への支援策として、前向きに検討して参りたいと考えております。次に3点目の保育所保育料及び4点目の学童保育料の無償化についてでありますが、既に無償化を実施している実例を承知はしておりますが、家庭内で保育を行う方との均衡を図るうえでも、一定の保育料負担は必要であると考えております。なお国では幼児教育の段階的無償化に向けた取り組みを平成28年度から始める予定と伺っておりますので、今後これらの推移も見守りながら対応して参りたいと考えておりますことで、ご理解をお願いします。教育委員会所管の質問については教育長から答弁を差し上げます。
町の答え 教育長 成田円裕(教育長は2020年9月まで)
平澤議員からご質問のありました、幼稚園保育料と給食費の無償化の実施についてお答えいたします。はじめに3点目の幼稚園保育料の無償化についてでありますが、幼稚園の保育料につきましては、子育て支援策の一つとして、平成26年度より月額6,500円の保育料を月額5,500円、年額66,000円に引き下げを実施し、保護者負担の軽減を図っているところであります。保育料の階層区分につきましては、国は5段階に細分化しておりますが、当町は3段階にまとめ国の基準より安い保育料となっております。国では、すべての子どもに質の高い幼児教育の提供を目指す子ども・子育て新制度に基づき、幼児教育の無償化に向けて段階的に取り組んでいるところであります。平成28年度については年収360万円未満相当世帯の小学校3年生までとしていた、多子計算に係る年齢制限を撤廃し、第2子を半額、第3子以降を無償とし、360万円未満相当のひとり親世帯等の第1子目を半額、第2子以降を無償にするなど補助対象を拡大しております。このように、国も無償化に向けて、段階的に保育料の負担軽減を実施しておりますので、幼稚園保育料の無償化につきましては、国の動向を見極めながら対応してまいりたいと考えており、また、まちの保育料と合わせ慎重に検討してまいりたいと考えておりますことでご理解願います。次に5点目の小、中学校の児童、生徒に対する給食費の無償化のご質問でありますが、当町の給食費につきましては、月額で小学生が3,700円で年額にすると44,400円、中学生が月額で4,520円で年額にすると54,240円になります。平成27年度からは、同一世帯から2人以上就学している場合の第2子を半額、第3子からを無料とし保護者の負担軽減を図っております。給食費を無償にとのご質問でございますが、すべての児童、生徒を対象に無償化を実施するとなると約2,400万円のうち既に300万円程を軽減しておりますので、残り2,100万円の財源が必要なところでございます。消費税アップや食糧費の物価上昇が続く状況の中で、献立の工夫等で保護者負担額が増えないよう努めておりますが、給食費については、保護者の負担も大きいところでございますので、子育て支援策の一つとして、給食費の無償化について検討してまいりたいと考えておりますことでご理解願います。
議員の再質問 9番 平澤等
再質問をさせていただきます。五つの項目の中で、まず1番目と2番目の①、②不妊治療並びに妊産婦の治療費についてでございますが、これは町長前向きに検討されるということの今答弁いただきました。前向きにということでは、非常に意味が深いんですけども、できれば具体的にほしいという聞き方をします、というのは、私のちょっと調べたところによると不妊治療に対するまちの補助、これは北海道内179市町村あって、既に81の市町村が実施してるんです。現在。せたな町残念ながら遅れてるんです。これはまだ45%ですからまあまあ言えば、町長範囲あるかもしれませんけれども、先ほどちょっとした情報を貰ったんですけども、今金町では、今回この不妊治療に対する予算を今年度計上したというような情報がちょっと入りました。せたな町についてはまだ出てないので、町長やはりこれは前向きにではなくて、即実施しますとかという答えでないと。やはりうまくないんじゃないですか。これについては町長、もっと前向きの更に前向きの答弁次にしていただければいいかと思って、要望いたします。それから次に行きます。③、④の一定の保育料の負担の軽減、無償化並びに小学校、中学校の児童生徒に対する給食費の無償化について私は時期どうなのかということで、実施時期ということで、聞いたんですが、町長今回の総合戦略の計画についても、やはりは文面の中に原案でございますけども、キーワードとして3番目に日本一の子育てしやすいまち、それから先般の町長の町政執行方針の中にも、子育て日本一を目指すという考え方が出されました。非常に私は今まで管内でも先駆けてせたな町は取り組んできたことについては評価してるんですが、その保育料に関する問題については、管内先ほどお話しましたように同じ程度になったということで、そう思っていろいろ調べてみたら、残念ながら檜山支庁では既に上ノ国町では実施してるんです。檜山管内で上ノ国で既に26年10月から保育料、学童保育それから給食費すべて実施してるんです。せたな町やはり日本一を目指すならば、これを早いうちに打たないと。私はせたな町創生戦略の中が31年度5カ年計画といえども、これでは遅くなってしまう。やはり子育て日本一そしてまた管内、管外からうらやまれるような子育て政策をする点からいけば、これについては早期に実施するという形でしていただきたいと思います。それから先ほど教育長から答弁いただきました。費用が掛る。私はちょっと試算させていただきました。これは担当課の方にもお願いして係数出していただいたんですが、学童保育並びに保育所それから幼稚園の保育料、トータルで大体1年間2,070万程度掛かっている。また給食費でございますけども、先ほど教育長からありましたけども、約トータルで2,400万程度掛かっている。総合して4,500万程度なんです。金額が大きいか小さいかという物差しはなかなかございませんけども、やはり子育て日本一、ましてや1番管内でも住みやすいまちを目指すという点であれば、これについては、私は高い出資ではないんじゃなかろうかと思います。これからのせたな町を背負っていただく子供たちのために、そしてまた子どもをもっとたくさん作っていただくために、そのためにはやはり私としてはまちとしては、そのためには多少の汗はかかなければならないんじゃないかとこのように考えます。町長について、教育長は結構でございますけども、町長について再度5点にわたって答弁をお願いします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。まず不妊治療の状況ということでございました。先行している自治体があるということでございますが、今回、実は北海道が実施する北海道特定不妊治療費助成事業、これが本年4月からスタートいたします。当然これはうちのまちでも対象となるものでございますが、これによって先行している自治体の部分については、この中にほとんど飲み込まれてしまうとこういうことでございます。先ほど私が答弁を差し上げた不妊治療について前向きに検討するということにつきましては、これで賄えない部分を更に支援をしたいという踏み込んだ答弁とご理解をいただきたいと思います。2回目の質問にありましたが、少子化の要因としまして、結婚に対する意識の変化や仕事と子育ての両立の負担、就労形態の変化による若年世帯の所得の伸び悩みなど、さまざまな課題が考えられますが、これらに対応して若い世代が安心して子どもを産み育てる環境整備を図るため、当町これまで多くの子育て対策に取り組んでまいりました。議員ご指摘されますように少子化対策として、保育所の無料化など子育て世帯に対する各種の財政支援も確かに重要なことと、施策であることには違いありませんが、十分それと同時に児童施設や学校施設、今議会にお願いしている町民プールなどの社会教育施設、乳幼児や児童生徒健全に育むための環境の充実、更にはそこに従事する人的な配置や、人材の確保などを積極的に進めていくことが大切であると認識しております。私としてはこのように、総合的に子育て支援対策を講じることで、日本一の子育て環境が整ったまちづくりを更に進めてまいりたいと考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の再々質問 9番 平澤等
再々質問をさせていただきます。町長やっぱり今の答弁では、不妊治療に関しては、これはどこでも今やっているの私わかっているんです。道の補助の不妊治療プラスアルファなんです。だから各町村で、だからそれを今するんじゃなくて、それを既にやってるところがあるんです。だから急いでくださいよと言ってるんです。今の町長の答弁では、それはちょっと的外れますから、あのピタっとやってください。前向きに取り組むというのは、既にやってらっしゃるところもあるのに、今やりますよってことは違いますか。申し述べます。だからこ前向きではなくて、私は近年中に、ことしもう、明日から予算委員会はじまりますから、今すぐ付けれとそんな乱暴なこと言いません。言いませんけども、やはり遅れているのは事実ですから早くやっていただきたい。それから次に学童保育、保育料とそれから給食費です。この点についてですけども、今町長は環境整備、人材育成、今いろんな意味で今認定こども園の整備とか人材育成とかいいましたけども、やはり対外的に1番目に見えるのは、この各それぞれの親からの負担金です。それが軽減されると前回頑張って軽減したけども、既に実施してる町村もしかも管内にあると考えた場合に、やはりこれはもっと急がないとならないんです。そういう点からいけば、やはり前回ちょっと私まちで話したんですけれども、せたな町の子育て、学童保育料安くていいよね。私のまちよりずっと、所得に応じて、もっともせたな町も所得に応じて、最高6万以上も保育料があったときもあったんですけれども、これが一律にしたことはすごく評価しているんですが、常にそれ以上に先行しているところがあるというのは、やっぱり気になるのが町長の町政執行方針とか今の総合戦略のビジョン中で日本一子育てしやすいまちを目指すっていうのか、その辺でいけば、やはり私の1回目の質問にあったように、画期的なまちの姿勢、これは打ち出さないとならないと思うんです。今、きょう明日ではなくても、補正で作っても結構でございますけど、こういった中で、施設の設備の充実というのは、ある意味、表現的には大事なことなんですけども、やはり1番PRできるのは、その各父兄の方の負担金の軽減、これが1番だと思います。最もアピールする力が強いのは、その上ノ国でやってるような。上ノ国町は子育て支援を全力で応援するということでこの支援策を出しています。遠くのまちであればいいんですけども、すぐ檜山管内にこういうまちがあるということに関しては、やはりまちとしての強力な施策を町長打ち出していただきたいということで、再質問いたします。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。日本一子育てしやすいまちを目指すというその言葉には偽りはございません。今すべてのそうした施設を利用する利用料を無料化にしてはどうかという話でございました。ただここで大事に考えていかなければならないことは、安かろう、悪かろうではこれは決して子育てしやすい環境ということにはならない。したがいまして施設整備、環境整備といったものを当然これは必要でございます。この両方が総合的に整って初めて日本一子育てしやすいまちとしての責任が果たせるものと考えております。したがいまして、これは財源の関係もございますから、すべて一気に進めるということにはならないと思いますが、しかし議員のおっしゃったご意見も十分に拝借をさせていただきながら、計画的にそういった方向に進めてまいりたいと、あくまでもどちらが優先するということではなくて、総合的に環境の整備を進めていくということでご理解をいただきたいと思います。