みんなの議会

七飯町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日

新型コロナウイルスの支援対策について

聞いた人
中島勝也 議員
答えた人
商工観光課長 福川晃也、総務財政課長 俉楼司、民生部長 杉原太、町長 中宮安一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 12番 中島勝也

それでは、1問質問させていただきますけれども、私の一般質問につきましては、昨日、今日とたくさんの同僚の議員の方から質問されておりまして、また答弁もいただいておりますので、なかなか厳しい面もありますし、また、重複するところもたくさんあると思いますけれども、その辺ひとつよろしくお願いしたいと思います。それでは、1問質問させていただきたいと思います。新型コロナウイルスの支援対策についてでございます。新型コロナウイルスは現代社会の大変な危機に遭遇している。これ以上ない緊急事態だと思います。このことによって町内の飲食業者、また小売店、中小企業は大変厳しい状況になっていることは御存じのことと思います。今は非常時であります。ふだんやらないことをやる、そういう覚悟が重要であると思っております。そこで、次の点についてお伺いをしたいと思います。一つ、休業の長期化は、個人経営の飲食店や小売店、中小企業にとって死活問題である。また、働きたくても働けない独り親家族は出費も多くなり、大変厳しい状況になっていると聞きますが、どのように受け止め、支援策はどのようになっているのかお伺いしたいと思います。二つ目、国や道で進められている支援救済対策について、該当者はぜひ利用していただきたいと思いますが、町が住民に対して何ができるかを考え、スピード感をもって窮地に立っている人たちを救済すべきであり、この有事のときこそ財政調整基金を活用すべきでないかと考えますが、所見を伺いたい。3番目、コロナウイルスが夏になるとピークが下がっていくと言われておりますけれども、秋、冬になると2波、3波が来ると言われております。そのときのために、この経験を生かし、今から対応策の準備が必要と思いますが、所見を伺いたいと思います。以上です。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

同僚議員への御答- 32 -弁と重複する部分がございますが、御質問の1点目と3点目につきまして御答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、全国において不要不急の外出自粛や密閉・密集・密接のいわゆる三つの密を避けるなどの対策が実施され、町内の各事業者におかれましても、売上げの激減や、やむを得ない休業など、その経営に多大な悪影響を及ぼしてございます。新型コロナウイルス感染症の収束への見通しが立たない中で、各事業者の資金繰りを支援するため、令和2年第1回臨時会にて、七飯町商工業経営安定資金融資条例の一部改正を可決いただき、令和2年度の利子補給を利子全額とするなどの拡充をいたしました。このほか、町内事業者の資金繰り支援といたしまして、利用が急増しているセーフティネット保証につきましては、市町村認定書の即日発行に努め、円滑な資金調達を支援しているところでございます。また、令和2年4月17日に北海道が決定した新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための北海道における緊急事態措置による、北海道の休業要請等に協力する事業者への休業協力感染リスク低減支援金の支給に併せ、令和2年第2回臨時会にて、七飯町独自の支援金と北海道の支援金とで一律30万円となるように一般会計補正予算を可決いただき、七飯町休業要請等協力支援金の支給を実施しているところでございます。七飯町独自の支援金につきましては、休業要請等の期間を5月15日金曜日までとし、翌週21日に1回目の支給を行い、現在まで37件、合計1,110万円の支給決定を行っております。北海道の支援金の対象となっている事業者につきましては、町への新たな申請を不要とし、北海道から支給データが届き次第、一律30万円となるよう支給決定を行ってまいります。このたびの第2回定例会に提案されております令和2年度一般会計補正予算(第4号)で計上しております七飯町クーポン券発行事業費は、消費の喚起、下支えにより、町民の皆様の御協力を得て町内の経済を活性化する事業であり、町内事業者を支援するものでございます。国におきましては、第2次補正予算案を閣議決定し、新型コロナウイルス感染症により打撃を受けた企業に対し、資金繰り支援の強化、店舗等の家賃支払いへの家賃支援給付金、雇用の維持を支援する雇用調整助成金の上限引上げ、感染症第2波などに備えた医療体制の強化を盛り込んでおり、こういった国や北海道の対策とともに、七飯町が実施すべき対策を適時適切に実施してまいりたいと考えておりますので、御理解・御協力をよろしくお願いいたします。以上でございます。

町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)

それでは、私のほうからは、2点目の財政調整基金を活用することについて御答弁を申し上げます。先ほどの一般質問にも御答弁申し上げましたが、国などの交付金、補助金などを最大限活用し、感染症予防対策、また、疲弊した経済対策を行ってまいります。さらに、町内の経済回復、生活安定等に寄与するため必要な対策であれば、この交付金のほか財政調整基金を投入すること、また、本年度事業の一部凍結も視野に入れ、その際の町の最優先課題に予算を計上していくことになると考えてございます。以上でございます。

議員の再質問 12番 中島勝也

それでは、再質問させていただきますけれども、このコロナ問題については、昨日、今日とたくさんの質問と御答弁をいただきまして、町としてもそれなりに努力はしているなということは私なりに感じておりますけれども、町長が常々言われております、町長の仕事は、町民の生命と財産を守るのが町長の仕事であるというようなことを町長はよく発言されておりますけれども、そのことを踏まえて再質問させていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。まず1点目ですけれども、中小企業の対応についてなのですけれども、この件につきましては、昨日も持続化給付金、中小企業や小売業者に対する補助金についてですが、昨日もこの問題につい- 33 -てちょっと出ておりましたけれども、私は、100万円、200万円という数字ですけれども、やはり支給が遅れているのかなというような感じを自分なりに受けております。何かまだ目に見えたものが出てこないなというふうな感じを受けております。それで、今、中小企業も小売業者も困窮することが、死活問題になっているということで、大変な問題になっていると思いますけれども、今、町長も昨日の御答弁で、これから、国会でやっている2次補正、この補正のほうに相当期待もしているのだというような話もありましたけれども、今、この申請件数といいますか、どのぐらいの件数を考えていらっしゃるのか、件数を教えていただきたいなというふうに思っております。それから、飲食店関係なのですけれども、飲食店関係については、道の支援金に上乗せして、七飯町も休業要請等協力支援金事業をやっておりますけれども、昨日の答弁では、現在37件、1,110万円ぐらい支給をしているということでございますけれども、今後の見込み数はどのぐらいの予定をしているのかちょっとお聞きしたいと思っております。私、個人的に6月の初めに、飲食店を経営されている方の生の声を聞きたいということで、何件か訪問させていただきまして聞きました。お話を聞きますと、5月が一番苦しかったのですというような話でした。それで、休業要請協力支援金も5月の初め頃に申請したのだけれども、今だかつて何の音沙汰もないのですというような返事でした。そんなに遅れているのですかと。5月の一番苦しいときに、こういう支援金がなかったのは非常に残念だなというようなお話をされておりましたし、お客さんの減少、また、店によっては100万円単位でキャンセルが出たというような話も実際に伺っております。そういう大変なときに支援金が入ってこなかったというような状況が現実としてあるわけです。その点で、これは、やはり七飯町としてもしっかり、七飯町独自の救援策をもっとしっかり、町民のために、業者のためにしていくのが行政ではないのかなというような感じがするところでございます。いずれにしましても、飲食店の厳しさは想像以上のものがあるなというような感じを受けてきました。それで、この間、新聞に、コラムではないですけれども出ておりまして、新型コロナ禍克服への提言ということで、フードプランナーで、七飯町の道の駅で飲食店を経営されております平島美紀江氏、この方も新聞でこういう発言をされているのです。「私の住む道南で、一緒に食育に取り組む飲食業の人たちからは、もう廃業するしかないという切迫した声を聞く」というようなことを新聞にこの方も発言されておりまして、飲食業は本当に大変だなというような感じを受けております。客が少なくなったり、売上げが少なくなったり、全てキャンセルされてしまうと。大変厳しい中にいる飲食店ですけれども、昨日も同僚議員の発言もありましたが、そういう中で、町独自の支援がなかなか見えてこないなと私もそういうふうに感じておりました。いま少しスピード感のある、そしてまた、目に見える手厚い支援策はできないものなのか、ぜひそれをひとつ考えていただきたいと思いますが、そういうときこそ、こういう緊急時、大変なときに、先ほども答弁ありましたけれども、財政調整基金の中から少しでも出して、厚い手当てをしてあげるというのも、町長が言われております生命と財産を守る一つの方法ではないのかなというような感じがします。財政調整基金も金額は限られておりますけれども、これはあくまでも、中身を返せば町民の積立金みたいなものですから、そういう中から何とか少しでも御支援してあげる、そういうものができればなというふうに思っておりますので、その辺も踏まえて御答弁をひとつお願いしたいと思います。それと、独り親家族なのですけれども、この問題については、全体的な子育て支援については、臨時特別給付金という形で町も出していることは知っておりますけれども、どういう形でなったのか知りませんけれども、シングルマザー、独り親。子供たちも学校に行けなくて、休校していま- 34 -したから、お母さんも働きたくても働きに行けないと。そうすると収入がないということで、独り親家族対策、子育て支援ではなくて、独り親家族対策、これをしっかりしてあげるのも、七飯町独自の支援はできないのかなと。これ新聞なんかを見ますと、札幌なんかでは、独り親家族、シングルマザー家族、こういうところに、この間、議会のほうに予算を提案して、1家族5万円、第2子から3万円ずつというような形で出すのだというような話も出ていましたし、よその町村でも独り親家族については、相当手厚い対策、応援しているのかなというような感じを受けております。その辺で、七飯町も独り親家族、シングルマザー家族、こういうところに、やはり収入源がないわけですから、そういう面では、何とか応援して、児童手当、それだけではなくて、違う形で、子育て支援の形だけではなくて、独り親家族、シングルマザー家族に手厚い応援をしていただければ助かるのかなというような感じがいたしますので、その辺もひとつよろしくお願いしたいと思いますし、お考えをお聞かせいただきたいと思います。3問目のことなのですけれども、私も文言的に、言葉がちょっと足りなかったのかなというような気がしますけれども、私は、この件については、先ほど答弁いただいたからいいのですけれども、一時、コロナが発生した時期、町民から相当、マスクがなくて困ったと。何とか町のほうで配布してくれないだろうかというようなことが大変耳に入ってまいりました。そういうマスク不足が、コロナ対策の初期の段階で相当町民が苦労されたということは聞いておりますし、その点を考えますと、対応不足があったのかなというような感じがありました。昨日も、今マスクを購入するのは大変なのだというようなお話もありましたけれども、いろいろな話を聞いたり、また、新聞読んだり、パソコンなりを見てみると、今マスクの購入はそんなに難しいほどではないのかなと。各自治体によっては何万単位、数万単位で購入して町民に配っていますというようなことも言われておりますし、そういう形で、何とかマスクなりそういうものを今から集めて、これから秋には2波、3波が来るだろうと、インフルエンザも来るだろうと。いろいろなことでマスクの需要が相当出てくるのかなと思いますので、何回にでもいいですから分けて、3万枚ぐらい用意するという話も出ていましたけれども、3万枚だけではなくて、2回、3回と買って備蓄をしていただきたいなというようなことを聞きたかったのですけれども、これは先ほど課長のほうから備蓄についての対策といいますか、方法といいますか、お聞きしておりますので、私の発言だけで、御答弁はいいのかなというような気がしますので、最初の2問について、ひとつ御答弁のほどお願いいたします。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

それでは、私のほうからは、1問目のうち国、道、町の支援金等の対応状況を主に御説明させていただきます。まず、国の行っております持続化給付金、こちらにつきましては、実は町から国のほうに内容というか、七飯町関係分をお知らせ願いたいということで、データを頂けないかというような事務レベルでの話をしましたところ、データ提供はできないということですので、国の発表を待たなければ、こちらのほうは件数が不明であるということで、御理解願いたいと思います。それと併せまして、今度は北海道が行っている休業等の支援金の部分の七飯町分なのですが、実は、先ほど初めて北海道から1回目のデータが送信されてまいりまして、今、内容を確認しているところでございます。これについては、道のほうで処理をした5月末ぐらいの時点までの部分が届いております。この中に七飯町関係分は1件ございました。これにつきまして、町の上乗せ分のところを今支給決定して、直ちに支給をしてまいりたいと事務を進めているところでございます。これら国、道の遅れは報道等でも非常に報道されておりまして、体制の強化を進めているとか、そういった報道を耳にしてございます。町の例えば休業等支援金の関係につきましては、町につきましては、冒頭の答弁の内容でも申し上げましたとおり、町は、支給決定から3日後には支払いを- 35 -するという形で、実際、現状、最速の事務処理をさせていただいております。このことにつきましては、何件かの事業者の方が直接町のほうに、早くて助かりましたというようなお礼をいただいたところでありますので、今後も引き続き、こういったスピード感を持って事務に当たってまいりたいと思います。それと、議員おっしゃいました飲食業の方々が大変な経済的打撃を受けているということをおっしゃってございました。まさに私どもも、このコロナ関係の現状の確認のため職員が訪問等をしたのも、まず第一は飲食業のほうを確認させていただきました。お客様がいらっしゃらない。当然売上げがないというようなことで、大変疲弊していらっしゃる。逆に、個人でこぢんまりとやられている事業所のほうは、固定客がいらっしゃってくれているので、それほど打撃はないとか、そういった特殊事情もございますが、全般的にお客様が減っているのは事実でございます。これにつきまして、お客様が来ないと、これではとてもなりわいが成り立たないということもございまして、今般の七飯町クーポン券発行事業、こちらにつきましては、七飯町民の皆様の御協力を得て、こういった飲食業を初めとした町内の店舗に足を運んでいただく。そして七飯町内の経済を活性化していくという目的もございます。こういったことから、このクーポン券事業を早急に実施することによって、町内にその恩恵を素早く行き渡らせたいと考えているところでございます。また、当然売上げがないということになりますと、当面の資金繰り、コロナウイルス感染症に関しましては、当然まだめどは全く立ちませんが、資金繰りの需要に関しましては、2月の下旬から3月にかけまして、町内の金融機関と協議をし、速やかに体制を整えるということで協議をしてまいったところでありまして、できる限り速やかな融資実行について協力をしていくという体制を取ってございます。セーフティネット保証に関しても同様で、七飯町におきましては、窓口で、書類に不備がない限り直ちに決裁を行いまして、即日発行するというような手続で努めてございます。いずれにしましても、今回のコロナウイルス関連につきましては、各事業者のところに直ちに制度等の恩恵が届くように最速の事務処理を図っていきたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)

それでは、私のほうから財政調整基金を活用ということについて御答弁申し上げます。私どももコロナ対策というのが最優先課題であり、基金を活用していくということについては議員と同じ思いでございます。5月の臨時会の際の補正予算の際にも、財政調整基金、このときには約4,500万円を歳入として繰入れしてございます。今回の、今後、補正予算提案いたしますけれども、今回には約5,500万円ですけれども、そういう形で予算化してございます。合計すると1億円、財政調整基金より繰入れしている状況となってございます。今後もスピード感を持って対応していきたいということで進めてまいります。以上でございます。

町の答え 民生部長 杉原太

独り親家族の子育て支援につきまして、議員が札幌市の例で挙げました手当について、これは国の制度でございまして、七飯町においても児童扶養手当に臨時の定額給付ということで、1人目5万円、2人目以降は、1人増えるについて3万円ずつ、それを支給するというようなことで。あと、今後、町独自のものも、次の2次補正の部分の中身を見ながら、状況に見合うようなものを考えていきたいと思っていますので、御理解いただきたいというふうに思います。

議員の再質問 12番 中島勝也

昨日と今日と、コロナ対策について大変な質問と、また答弁をいただきまして、理解するところでございますけれども、新型コロナ問題については、秋、冬にかけても第2波、第3波ということで、まだ続くのかなというような感じがいたしますけれども、町民が非常に困っている、大変厳しい状況の中にいるというこ- 36 -とを常に頭の中に入れていただきまして、町民の方も国や道の支援対策、このことを新聞なり拝見して、該当者はしっかりと活用していただきたいと思っておりますけれども、やはり七飯町は七飯町として、できる限りのこと、町長が言われる、生命と財産を守る、これは町長の仕事であるのですから、やはりしっかりとできることを、目に見える形として、スピード感を持って、町民に温かい支援をしていただければいいのかなと思っておりますので、最後に、そのことについて御答弁ありましたらお願いいたします。

町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)

議員がおっしゃるとおりでございます。私どものできる中ではしっかり。ただ、政府のお金について遅いとか、そういうこともニュース等々で聞いておりますし、北海道のほうも、政府が出ないものに対しては出せないという部分があるので、私は決して政府あるいは北海道を批判する立場でございません。私のほうからも、なるべく早く出していただきたいのだということは、道庁のほうにもお話をさせていただいておりますし、私どものできるもの、町単独でやるものについて、できるものについては、間髪入れず、支給、本当に皆さんの手元に早く行くように一生懸命やらせていただきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

出典:七飯町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる