七飯町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日
閉校後の大沼、軍川及び東大沼小学校の校舎等の活用について
- 聞いた人
- 若山雅行 議員
- 答えた人
- 学校教育課長 北村公志、総務財政課長 俉楼司、政策推進課長 中村雄司、情報防災課長 若山みつる、副町長 宮田東
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 若山雅行
それでは、質問を始めさせていただきます。全部で五つ用意させていただきました。まず1問目、閉校後の大沼、軍川及び東大沼小学校の校舎等の活用についてでございます。4月に大沼岳陽学校が開校し、大沼小学校、軍川小学校及び東大沼小学校の3校が閉校となったが、その校舎、グラウンド及び教員住宅の今後の活用方法等の検討状況及び検討方法等について伺いたいと思います。1番目、学校の校舎等を教育機関、学校の用途以外に活用する場合、法律や文部科学省通達等で何か制限・制約等はあるのだろうかと。2番目として、統一的な基準による地方公会計による財務書類の貸借対照表上の当該3小学校の帳簿価格は幾らになっているのだろうかと。3点目として、当該3小学校の閉校後の再利用について、何か具体案または試案等を持っているか、あるとすれば、それはどのような案か。- 14 -四つ目として、今後、活用方法等を検討していくとすると、そのスケジュール感等はどのように考えているか。5番目として、活用方法等の検討に当たって、町内及び町外に広く意見募集等を行う予定はあるか。最後、6番目として、現在、当該小学校が避難場所となっていることもあり、今後の地域防災計画等への影響について支障はないか。以上の点について伺いたいと思います。
町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)
それでは、1点目の校舎等の活用に対する制限・制約等について答弁させていただきます。制限・制約等についてでございますが、補助金適正化法施行令第14条に定める処分制限期間内であるため、国などへの報告、申請が必要になりますが、手続を行った上での制限・制約はございません。以上でございます。
町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)
それでは、私の法からは2点目の地方公会計による貸借対照表上の3小学校の帳簿額についてお答えしてまいります。直近の資料としては、平成30年度決算時に整理いたしました平成31年3月31日現在の貸借対照表の基礎となった固定資産税台帳から御答弁申し上げます。大沼小学校は、土地の面積が2万1,474平方メートルで、価格が1,700万9,555円、建物は、校舎、体育館、教員住宅等で、面積合計3,356平方メートル、価格が1億7,431万7,911円、その他工作物は外構で、価格247万6,388円、大沼小学校合計1億9,380万3,854円。軍川小学校は、土地が軍川振興会館の敷地を含んでおりますが、面積2万4,069平方メートルで、価格が568万4,140円、建物は、校舎、体育館、教員住宅で、面積合計2,555平方メートル、価格が2,523万6,800円、その他工作物は外構で、価格98万4,161円、軍川小学校合計3,190万5,101円。東大沼小学校は、土地の面積1万1,554平方メートルで、価格が375万5,355円、建物は、校舎、体育館、教員住宅で、面積合計1,316平方メートル、価格が1億6,903万8,442円、その他工作物は外構で、価格231万109円、東大沼小学校合計1億7,510万3,906円。3校の合計では4億81万2,861円でございます。私からは、以上でございます。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
3点目から5点目までお答えいたします。3点目の閉校後の再利用についての案についてですが、初めに、各小学校の校区に該当する地域住民の方を対象とする意見交換会を昨年9月17日、9月18日、9月20日にそれぞれ開催しております。その後、大沼地区3小学校の今後の利活用について検討するための内部組織として、副町長を委員長とする大沼地区3小学校の利活用に関する検討委員会を12月6日に開催し、利活用について検討を行いました。検討委員会において、大沼小学校の一部を除き、最終的な決定はまだされておらず、方向づけまでがされた状況となっております。各学校の方向性についてですが、まず、大沼小学校につきましては、校舎の一部を保育園や学童保育として利用し、残った校舎部分などについては、引き続き検討することとし、体育館は耐震基準を満たさないため解体することといたしました。次に、軍川小学校につきましては、体育館は耐震基準を満たさないため解体することとし、校舎については、地域の消防団詰所などの住民意向がありましたが、隣接する軍川振興会館に機能を補完することで方向づけしており、現状としては、校舎の活用については未定であることから、解体や売却も含め、検討を続けるとともに、処分が決まるまでの当面の間、文化財などの保管庫として活用することといたしました。次に、東大沼小学校につきましては、東大沼地- 15 -区生活館や地域の消防団詰所の老朽化が著しいことから、これらの機能の移転についてまで方向づけがなされましたが、それぞれの具体的な使用範囲まで決まっておらず、また、未使用となるスペースも多くなると想定されるため、ほかの利活用についても含め、検討を継続することといたしました。4点目の今後のスケジュールにつきましては、大沼小学校の校舎の一部について、活用内容や使用範囲が固まったことと、残った部分について引き続き検討する旨、大沼小学校の校区を対象とした住民説明会を、新型コロナウイルスの感染予防を考慮しながらではございますが、開催してまいりたいと考えております。軍川小学校と東大沼小学校につきましては、引き続き検討を行うとともに、決定された内容については、適宜住民説明会を開催するなど、地域との合意形成を図りながら事業を進めてまいりたいと考えております。5点目の活用方法等の検討に当たって、町内及び町外に広く意見募集等を行う予定はあるかにつきましては、先ほど申し上げました住民説明会における住民意見の中で、民間企業の誘致として活用するにしても、地域性に合わない企業の誘致は好ましくないなどの御意見もいただいておりますことから、まず、基本的には小学校の周辺住民の意向を優先しながら議論を進めてまいりたいと考えております。現状といたしましては、活用方法について広く意見を募集する考えはございませんので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
町の答え 情報防災課長 若山みつる(情報防災課長は2021年12月まで)
それでは、6点目の現在、当該小学校が避難場所となっていることもあり、今後の地域防災計画等への影響について支障等はないかについて答弁してまいります。3月に閉校となりました大沼、軍川、東大沼の各小学校につきましては、体育館とグラウンドが指定緊急避難場所となっており、うち東大沼小学校の体育館が指定避難所として指定しております。また、軍川小学校のグラウンドは、北海道消防防災ヘリコプターの指定離着陸場となっております。今後、取壊しを予定している大沼小学校、軍川小学校の体育館は、建物自体がなくなることから、指定緊急避難場所となっておりましたが、3月末で解除しております。また、指定避難所となっている東大沼小学校の体育館は、4月以降電気や水道が停止しておりますので、指定避難場所としての利用ができなくなっておりますが、噴火の際の一時的な避難であれば体育館を利用することができることから、指定避難所を解除し、緊急指定避難場所として指定しております。指定避難所を解除することによる影響ですが、東大沼小学校体育館の収容可能人数は110名となっており、大沼地区の指定避難所の収容人数の合計は594人から484人へと減少いたします。現在、ほかの施設を避難所として指定するには至っておりませんが、大きな災害の可能性として、函館平野西縁断層帯の地震想定でございますと、全町で約2,400人の避難者の想定ですので、大沼の人口割から考慮すると最大でも200人程度、また、駒ヶ岳の噴火の際は峠下以南への避難を想定しておりますので、東大沼小学校の体育館を指定解除しても数値上不足がないこととなりますが、これらの数値はあくまでも想定ですし、また、新型コロナウイルス等感染症が発生しているときには収容人数が減少してしまうこともあるので、大沼地区に限らず民間の宿泊施設など、避難所として利用できる施設がないか模索、検討してまいります。また、各小学校のグラウンドについては、4月以降も指定緊急避難場所としてそのまま継続し、指定しておりますが、今後の利用用途が決定し次第、その状況に応じ指定の継続または解除を決定していきたいと考えております。軍川小学校のグラウンドは、北海道消防防災ヘリコプターの指定離着陸場となっておりますが、廃校となったことから、七飯消防署大沼分遣所に隣接しますヘリポートへ変更を行う協議を消防並- 16 -びに北海道庁と行い、先日、指定離着陸場として承認をいただき、現在、地域防災計画の記載の修正事務を行っているところです。また、その他の計画の影響ですが、森町や鹿部町と組織します北海道駒ヶ岳火山防災協議会が作成します北海道駒ヶ岳火山避難計画については、緊急避難で東大沼小学校に避難した住民を峠下以南へ避難誘導する計画となっておりますので、影響はございません。これらの変更につきましては、4月号の広報などを通じまして周知をしてございますが、避難場所は重要な情報ですので、今後も重ねて周知を心がけ、災害時にスムーズな避難行動が取れるようにしていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。
議員の質問 15番 若山雅行
大沼小学校だけでも、一部利用方法が見つかったというか、決まりそうだというのは大変いいニュースかなというふうに考えてございます。この質問は3月の定例会のときにしようと思ったのですけれども、コロナの関係で取下げさせていただいて、施政方針の中にも、廃校となる小学校3校の利用と併せということで、非常に重要なポイントとして掲げられていたということと、僕自身が昨年の9月17日の住民意見交換会、軍川小学校の会に出させていただきまして、参加したのはたった4人か5人ぐらいで、大した意見も出ず、我々住民からすると、余りアイデアがないというのが正直なところで、もっといろいろなところからいろいろな、軟らかい頭の人の意見をどんどん取り入れるべきではないかと思ったのが実情でございます。ですから、昨年のスケジュールからいきますと、昨年中には方針決定で、住民説明会まで持っていくというような形になっていたのですけれども、それがちょっと遅れているというようなことで、これは、決まらないとしようがないということなので、やむを得ないと。今後とも検討していくということでいいと思いますけれども。それで、質問のほうは、最悪、決まらなければ取 壊 し を す る と い う こ と も あ る の か 、 先 ほ どちょっと言ったとおり、軍川小学校を保管庫として利用するということで、場合によっては、そのまま建物を維持するという考え方なのか、お聞かせいただければと思います。それと、先ほど帳簿価格を御説明いただきましたけれども、これは、この間の意見交換会の説明会の資料でいくと60年、建物を使用できるということで、39年たっている状況で、あと20年ぐらいは使えるというような状況の資料でございましたので、帳簿価格というか、償却済みの資産となっているのか、あるいはまだまだ償却をどんどんしていく、価値が十分あるものなのかということで、ちょっと確認させていただきたいなというふうに思います。それと、再度、町内、町外というか、いろいろなところに情報を発信してアイデアを募集すべきではないかなと。最終的に決定するのは、それでは駄目だということで蹴れるわけですから、いろいろな人からアイデアを求めるということをもう少しやられたらいかがなのかなというふうに考えるのですけれども、その点について再度御答弁いただければなというふうに思います。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
それでは、私のほうから1点目と3点目の部分について答弁させていただければというふうに思います。最悪、決まらなければ建物を取り壊しするのかどうかというところでございますけれども、まず、9月17日に意見交換会をさせていただいたときの地域のお話でございましたが、建物がそのまま残ってしまって、古くなっていくことを近くで見るのは忍びないというような趣旨の意見もございました。そういった意味からしますと、いつまでたっても用途が決まらないものについては、やはり地域の方々の思いを酌み取るとすれば、解体ということ考えていかなければならないのかなというふうに思ってございます。こちらのほうは、今後の利活用なども状況を踏まえながら検討していくことかなというふうに思います。3点目の募集の関係でございますけれども、広- 17 -く募集をしないのかというようなお話かと思います。先ほど申し上げましたのは、町内外の民間事業者の方が無条件で利活用するということを大前提とした募集というのはなかなか難しいのかなというふうに思ってございます。よいアイデアだとか、そういった提案が民間事業者からある場合には、必要な聞き取りや相談をお受けすることになりますけれども、そういった場合でも、もしほかの事業者から提案がある場合もございますので、そういった場合は条件を付した上で、売却もしくは貸し付けといった内容になろうかと思いますが、公募の方法によって行うなど、適切な財産の処分、また、利活用を行っていくことが必要であるというふうに思ってございます。以上でございます。
町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)
それでは、私のほうから帳簿の価格の御質問がございましたので、御答弁してまいります。建物につきましては、校舎、構造的に鉄筋コンクリートになってございますので、鉄筋コンクリートの耐用年数が47年ということでございます。まだ建ててから、稼働年数が耐用年数期間内にあるということから、現在償却中でございます。ただし、体育館だとか教員住宅については、耐用年数切れのものでございますので、そこについては償却を終わって、価格としては、備忘価格の1円の登載というところでございます。以上でございます。
議員の質問 15番 若山雅行
大体分かりましたけれども、この校舎の活用を含めて、大沼岳陽学校ができるという前提で、それで国からの支援金その他があってあれなのですけれども、もし取り壊しするというような場合には、町の費用は全額なのか、それとも国からの補助が期待できるものか。なぜかというと、体育館を壊すだけで8,000万円もかかってしまうというような、小学校一つだと4,000万円ということなので、こんな価値のあるものを壊すというようなことがないような形で検討を進めていただきたいという前提なのですけれども、費用がかかるというのはちょっと困るものですから、国からの解体に対する補助だとか、そういうものは事業の一環として期待できるものなのかどうか、最後にちょっと確認したいと思います。
町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
それでは、私のほうからお答えしたいと思います。確かに校舎解体という部分では忍びないところがございます。ただ、古くなればどうしても解体ということが出てきます。今回、大沼小学校の体育館と軍川小学校の体育館に関しましては、岳陽学校が開校したというようなことで、それに併せて文科省のほうから解体については補助が認められたということです。金額にして、何割というのはお答えできませんけれども、それなりに文科省のほうから何千万円というお金が補助として入ってくるというような形で今現在は進んでいます。今後になりますけれども、まだ校舎は残りますけれども、その際、補助とかそういうのはあるのかというお話かと思いますけれども、それについては、多分、文科省のほうの補助という形のものはないと思います。それについては、学校の分として整理がついたという形になろうかなと思います。壊す段階になれば、先の話ですので、いろいろな形の中で補助だとか交付金だとか、文科省に関わるいろいろな省庁の関係についていろいろ探して、できるだけ町の負担がないような形のもので努めてまいりたいと。ただ、今言えることは、今の段階では、交付金だとか補助金については期待できない状況かと思いますので、その辺については御理解をお願いしたいと思っております。以上です。
議員の質問 15番 若山雅行
1問目は、以上で終わります。