みんなの議会

松前町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月21日

町立松前病院の患者送迎の利便性向上を目指せ!

聞いた人
沼山雄平 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 沼山雄平

私からは、「町立松前病院の患者送迎の利便性向上を目指せ」とのことについて、質問させていただきます。本年3月、松前町立松前病院の新公立病院改革プランが作成され、基本理念、基本方針を踏まえた12項目の中の特に最初の3項目が患者様への方針が定められております。1番目には、患者様がより快適に医療を受けられる病院になります。2番目には、患者様がより良いサービスを受けられる病院になります。そして3番目に、患者様にとって、より便利な、かつアクセスの良い病院になりますと。また、目標達成に向けた具体的な取り組みの中で、民間的経営手法の導入があります。抜粋しますが、現在患者送迎バスを2台購入し、自町はじめ隣接する福島町の患者送迎を行っているが、同じく隣接する上ノ国町一部の住民をも対象にした送迎バスを増車し、患者の利便性を図り、患者確保も考えているとあります。この改革プランを見ると、患者様の快適な医療サービス、利便性の良いアクセスといった患者様への配慮が行き届いた医療サービスであり、更には患者の確保といった経営方針も見て取れます。非常に質の高さを感ずるわけでありますが、どうかこのプランが有名無実にならないよう、改革に向かって加速させていただきたいと願っております。そこで、患者送迎の利便性についてでありますが、現状では、患者送迎のあり方が必ずしも満足のいくものではないようであります。むしろ、利便性向上望む声も多くございます。原口、江良、清部、白神などからも様々要望が寄せられています。加えて、先程町長の行政報告にもありましたが、町内福山の松前記念クリニックの閉院という状況を受け、益々患者送迎の拡充ときめ細かい送迎サービスの向上を望む声が高まってきております。不安を口にする高齢者も多数いるようです。町長は、このような現状をどのように受け止めているのかを伺いたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

行政報告にも申し述べさせていただきました。今、沼山議員からもご指摘のように、松前記念クリニックが閉院というふうな状況になったところであります。そういう今の松前の、町立松前病院の患者輸送の利便性の向上についてのお尋ねであります。5月の29日に記念クリニックさんが閉院というふうなことでありました。その結果と致しまして、松前病院の方に、5月29日から6月14日までに45人が通院されているというふうに聞いております。どんな方法で通院してきてるかは承知してませんけども、町のバスも利用されているか、町立病院のバスも利用されている人もいるやに聞いているところであります。いずれに致しましても、交通弱者の方がおりますので、この現実をきちんと受け止めなければならないというふうに認識をしているところであります。

議員の質問 2番 沼山雄平

町立松前病院においては、現在の患者送迎の体制も全道の病院の中では先駆けて導入されたようであります。平成15年にリハビリ用の患者送迎車輌から一般送迎に転用され、平成18年には2台目車輌を購入し、福島町の患者送迎も開始されたとのことでございます。一般送迎を開始され14年間、この間、実に多くの患者様及び町民に対して利便性向上に寄与されてきたことは言うまでもありません。現在においてこそ患者送迎を導入している病院も増えているようです。しかし、今後は高齢化する社会に伴い、患者様の高齢化も進みます。社会の変化を的確に捉える必要があります。患者様のニーズに応えるためには、主要道路の送迎から、生活道路の送迎へとシフトしていくことは必然の流れかと思います。更には生活道路への送迎体制をきめ細かいものに整えていく、現在こそ、その時期に来ているのではないかと思います。松前町においても、患者様のニーズも変わってきていると思われます。町民及び患者様のニーズにいかにスピード感を持って対応するか。今、正に対応の早さが求められているわけであります。閉院した松前記念クリニックでは、きめ細かい患者様の送迎が行われたようでございます。送迎が来なくなった、しかし、病院にはかからなければならない、そんな方がたくさんいると思われます。白神の山の上に住むある高齢の方は、自宅から下町の送迎バス乗降場所まで、距離にして350メートル、坂道を下り、手押し車で身体を支えながら歩いてきていました。帰りもまた車を押して坂道を上っていくわけです。夏の時期はまだ頑張れると思いますが、冬の時期のことを考えると非常に心が痛みます。このような方を、またこのような方を見守っている地域の方々に早く安心させていただきたい。町長は、速やかに地域の実情を考慮して、具体的な計画を立て、高齢者や患者様に安心していただけるようなきめ細かい送迎体制の方向を示すかと思いますが、町長の考えを伺います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

議員からもご指摘ありました、町立松前病院の患者の輸送に対する取り組みにつきましても、北海道と致しましても高く評価をしていただいているところであります。本当に現場の職員のご苦労に感謝を申し上げたいなというふうに思っております。しかし、一方、高齢化が進む、人口が減少する、今、沼山議員がおっしゃるように町の状況もこれから変わってるというふうなことも予想されるところであります。その辺も十分踏まえましてですね、対応をしていかなければならないというふうに思っているところであります。いろんな地域からもご意見をいただいているようでありますけども、今までは病院と致しましては、まず安全の確保を第一に対応させていただいたところであります。このたびの松前記念クリニックの閉院に伴いましても、まだ現実的に利用者の皆様方から具体的な要望はまだ直接はお受けしていないところでありますけども、しかし、議員のご質問のとおり、本当に高齢化が進む中で様々な要望をいただくことも、これから多くなるんだろうなというふうに思っております。まず、現状は安全確保を第一にというふうなことです。次に、内部で知恵をしっかり出して、できる限りの対応をしていきたいというふうに思っております。高齢化益々進むものと考えておりますことから、議員の質問にもありましたとおり、患者様のご自宅から医療機関まで、ドアツードアで送迎できることが一番のことだというふうには、一番であることは間違いないと思います。松前病院の1日平均外来患者数が、今200人となっております。その中に車椅子を利用される患者様、更には人工透析の患者様、更にリハビリを利用する患者様もおりますので、現在中型バス2台の運行によりまして対応をしているところであります。しかしながら、今、沼山議員の言うような状況を考慮するとすれば、バスの小型化も検討していかざるを得ない状況が来るだろうというふうに思っているところであります。改革プランでのお示しもしておりますけども、診療体制の充実をまず優先させる。そして、研修医、研修生の受け入れ体制を現状回復、再建のための医師確保を現状進めているところであります。質問、ご指摘、大変課題の重要な問題だというふうに思っておりますので、病院長とも前向きに検討して、協議して、その方向性を決めていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 2番 沼山雄平

今、町長の方から車輌の小型化、また安全性の確保、それとまたドアツードアという将来の方向性を町長からお話いただいたと思います。利便性の高い送迎を進めるうえで、全ての地域の患者様の要望に100%対応する、それは相当ハードルの高いことだと思います。簡単なことではないことは十分認識しておりますが、ですから、まずは実現可能に近いところから、可能なことを順次進めていくという考えもあるのではないかと思います。どうか、患者様のニーズにあった送迎に少しでも近づけていただきたい。原口から白神、山の上に至るまで、高齢者、患者さんが安心していただけるためのきめ細かい送迎を、その体制を整えること。それは、そのまま新公立病院の改革プランにおける改革も一歩前進するものと思います。いくらこの改革プランが素晴らしいものであっても、その改革を前進させるために攻めなければ何も価値は生まれません。方向は決まっていると思います。時間をかけてはならない問題と思います。先程町長から示していただいたある程度の方向、これはあとは前進させるべきだと思います。前進させるという意味において、町長の覚悟の気持ちをもう一度お聞かせいただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ご指摘のように高齢化によりまして、医療はもちろんのこと、日常生活するための食材をはじめ、日用品購入等々、足の確保をすることも将来必要となってくるんだというふうに思っております。町内には公共交通機関もあります、官と民の力を合わせて、町を挙げて検討していくべき大きな課題だというふうに認識しているところであります。改革プラン、絵に描いた餅にならないように、きちんと対応させてもらいたいというふうに思いますし、今、そのような時期に来ていることを念頭に致しまして、職員、それと関係機関と協議検討してまいりたいというふうに思います。前向きに考えてみたいというふうに思います。

議員の質問 2番 沼山雄平

前向きに考えたいということで、不安に思ってる患者さん、或いは高齢者も今の町長の話を聞いて安心される方も多数いらっしゃると思います。患者様の居住地に、患者様送迎車輌が来るということは、町立病院の玄関がそこにあるようなものです。患者様と病院の玄関が近くなるということは、そのまま改革プランの中で示されたような患者確保と、患者様の利便性向上にそのまま結びついていくものと思います。快適な医療サービス、送迎の利便性向上は生涯安心して暮らせる町、松前町、高齢になっても安心、安全に暮らせる町、松前町と言える条件の一つです。町長はじめ、病院長、副管理者、事務局長、どうか、一丸となって患者様のニーズに応えるべく、ご尽力をいただきたいと申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

沼山議員の質問、重く受け止めたいというふうに思っております。病院長と病院のスタッフの皆さんと、本当に真剣に検討させていただきたいというふうに思います。ご指摘どうもありがとうございました。

出典:松前町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月21日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる