みんなの議会

松前町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月21日

777億円超の財産を生かそう!(13漁港の利活用で漁業振興を!)

聞いた人
梶谷康介 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 梶谷康介

皆さん、おはようございます。いつも、一般質問する前に、町長の体調を気遣うんですけれども、前段で行政報告の様子を見ておりますと、ちょっとテンション低いんじゃないんですか、調子悪いですか。そんなわけで、気遣いながら質問致します。町長、かつてこんなお話をしたことがございます。松前町には、たくさんの宝物があると。そうしたものを生かしながら、松前町のまちづくりを進めていかねばならないと。こんなお話したことを私、記憶しております。もっともなことでございます。恵まれた自然、お城、250種1万本の桜、更には多くの先人が築いてくれた有形、無形の文化財などなど、たくさんあるわけですけれども、今回はね、私、そういうものはそれはそれとしてね、町長のお考えをそのとおり受け止めますけれども、今までに町長が言ってた漁業振興によってまちづくりをするんだと、そういう考え方を基にしながら、何回か一般質問で町長のお考え、更には私の考え方を述べさしていただきました。その中で、共通認識に立つだろうなと思われる主は、やっぱり流れ漁業と、もとい、流れものを相手にする、この漁船漁業においては、これは自然、或いはいろんな条件が伴って、こういう状況になっているってことはね、ある意味では甘んじて受け入れなければいけないのかなと。町長は、そういう状況の中で3千万円という金額を漁船漁業の補助金に充てて、更なる漁業振興を図っていきたいと。実際にそれは行っておるわけです。ただ、反面、それだけでは松前の漁業は成り立たないんでないかと。やっぱり合わせて作り育てる漁業も振興していかなければならないと。そのためには、松前に存在する13という漁港を生かしていかなければいけない。これは、何回か議論を重ねている過程においては、町長の認識、私の認識、ほとんど共通と受け止めておりますけれども、町長、いかがですか、その辺まず1点お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

梶谷議員から「777億円超の財産を生かそう、13漁港の利活用で漁業振興を」という一般質問の通告をいただきました。質問の中にもございましたが、梶谷議員からは、平成25年の3月、第1回定例会において、更には平成26年の12月、第4回定例会、更には27年の9月、第3回の定例会、更には27年の12月、4回定例会におきまして、漁業振興に係るご質問をいただいているところであります。いろいろ政策を講じてきているところでありますけども、議員おっしゃるように、大変厳しい漁業環境にあることは、議員とともに共通の認識をしているところであります。いろいろ近年の状況を考えますと、平成元年の松前中央漁協合併時においての漁業生産額は、41億ありました。組合員も1千9人であります。平成6年のさくら漁協の合併時には32億の生産、そして780人の組合員がいるというふうな状況でありました。しかしながら、平成28年度におきましては、12億を超える、少し超える程度の生産額であります。更には、298人の組合員で組合の経営をしているという状況であります。本当に厳しい環境にあるわけであります。質問、冒頭の質問で認識についてご質問いただきました。いろいろ過去4回、今回で5回目でありますが、いろいろ質問をしていただき、いろいろご意見を頂戴しているところでありますが、総じて同じ、共通認識を持ってるというふうに思っているところであります。よろしくお願い申し上げます。

議員の質問 9番 梶谷康介

今回のこの一般質問にあたりましては、13港に関わる今までの投資した額だとか、いろんな資料を収集するにあたりまして、更には水産庁のね、29年度の事業に関する資料等を関係職員の皆様にご協力をいただきまして、手に入れることができました。ご協力をこの場を借りて感謝したいと思います、ありがとうございます。そうした資料を基にしてね、町長、もう既にご存じかと思いますけども、この松前の13港っていうのは、ヨーイドンは昭和26年、合併前の話なんですよね。1町3村、昭和29年に合併する前からのこの流れの中で、この13港っていうのは整備されてきました。第1次漁港整備計画から始まって9次計までやりましたよね。それから、更に名前は水産基盤整備計画っていうことで、平成14年から今日まで3次計画やっております。その総額を見ますとね、本当に驚く数字、通告書には777億、これパチンコでいうとトリプル、ずらっと並んだ数字になりましたけどね、中身を見ますとね、777億9千724万3千円、正に膨大な投入されておるわけです。しかし、現実はね、当時はそうした地域においてこの漁港っていうのはね、漁船華やかなりし、漁船漁業華やかなりし頃の、どうしてもこれは整備して漁船の保護、或いは漁師の人命保護、そうした観点から何としても成さなければいけない事業だったわけです。年を経て約65年、この間に今言ったような数字が積み重ねられて、今日の漁港があるんですけども、現実はその漁港に在籍する船の数、関わる組合員の数、そうしたものいろいろ考えますとね、ある意味では余剰施設、余剰部分、そうしたものもあるんですよね。今のそういう状況を踏まえて今度水産庁のね、これからのこの水産基盤整備計画を見ますと、大きな項目で12項目ありますけれども、その中にね、この漁港の利用、活用ってものが非常に重く見られてるんです。約800億から9億のね、全国でそういう予算をこの方面に充てられるような形になっておりますけれども、その狙いというのはね、今までのように漁港の環境維持管理、環境整備、そうしたもの、もちろんこれは避けられないんですけれども、それを更に生かしてね、漁村の活性化だとか、更には水揚げの増だとか、そうしたものに漁港を使っていくべきだというようなニュアンスの事業が組まれているんですよ。非常にある意味では、松前町これからやろうとすることを考えますと、タイミングのいい状況かなと。これは見過ごす、或いは放っておく状態でないし、積極的にそうした方向へ、町長の認識も、私の認識も漁港を利用して生産増を願うという面が一致しているんであればね、そういうものをこれから優先的な形でやっていかなければならない。そういう観点からね、逐次質問をしていきたい、このように思います。まず1点目はね、町長、各漁港のね、基盤整備を進めるための考え方っていうのは整理されているんですか。その場、その場でね、期成会の人方と話し合って陳情だとか、そういう形でことを進めておりますか。まずその辺のね、基盤整備の考え方を整理されているかどうか。その点お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ただ今の777億円のお話もいただきました。777億9千724万3千円、これは松前町が昭和26年から投資をしてきた、漁港整備に係る予算の総額であります。当時、先程も申しましたけども、港勢の力、港の力があった平成元年含めまして、港勢の力があった、港の力があった時代からの港の整備が延々と今まで続いてきているわけであります。20億の生産額を割ったのは、正しく平成の、今から10年前でありまして、平成18年に、19年に20億を生産を割っている状況が今まで続いてきているところであります。しかし、一方ではこの間、現在まで漁港の整備、老朽化に対する対応などなど、いろんな漁港利用に対する課題があるわけでありますので、この間は漁港期成会、連合会の皆様方と情報を共有しながら、状況によっては毎年北海道、更には北海道開発局の方に陳情、予算確保にあたる要望をさせていただいているところであります。本当に、777億の数字のうち、松前町からの投資は6億5千300万の一般財源って言いますか、町独自の負担をしてきているところであります。しかしながら、基盤整備、各漁港、本当に静穏域を利用致しまして、少しずつ冬期間の生産を上げるための努力をする姿も見えてきております。そういう状況を大事にしてまいりたいというふうに思いますし、正しく議員ご指摘のように、国も北海道も基盤整備よりも生活優先の、生産を上げるための政策展開の方に重きを置いているというふうに私自身も認識しているところであります。漁港の利用、静穏域の利用は皆様方と、組合員の皆様方といろんな知恵を借りながらやっていければなというふうに思っているところであります。以上であります。

議員の質問 9番 梶谷康介

町長、なぜこういう質問するかというとね、やっぱりある程度先を見越して、この港はこういう形でっていうものは町の担当者も、それから漁協も期成会も、そうしたものもね、十分計画性を持って進めていかなければいけないんでないかなっていう気がしてるんですよ。ですから、こういう質問しました。関連なんですけどもね、そういう整備をしようとする計画が、仮にきちっと整理されたと、整理されていたとしてもね、私に感じられるものは、例えば前段で言いましたように生産性の向上だとか、そういうものへの対応ってのはどこへも見えてこないわけ。ちなみにね、去年のこの時期に、確かこの水産基盤整備事業、漁港群の概要ということで予算計上されたこの一覧表見てるんですけどね、事業費6億ですよ。そして、町の負担が3千万、そういう去年の、今の時期の漁港整備事業のね、予算なんですけども、これを見るとね、どれ一つとしてこの整備する港に対してね、この港はこういう形で生産を上げていこうっていうものが見当たらない。あすこを修理、ここを修理、そういうことしかやってないわけさ。だから、町長おっしゃるようにね、漁港を利用して漁業振興っていうことであればね、そういう補修だとか改修だとかっていうことばかりじゃ、この港はこういう形で生産性を上げるために国の力なり、道の力を借りながら、町の思いをぶつけていくっていうものがそこになければいけないんでないかなと思うんですよね。最近は、最近の事例では大沢港が今取り組んでます。それから赤神がなにがしかの取り組みをしてます。そういうのは見えてきてますけども、我々にこういう形で示されるものの中には何にも見えてこないんですよね。ですから、この今の整備事業の中に、きちっと生産性を向上させるような漁港の整備なるものをね、明記しながら、これは進むべきでないのかなと。こんな感じでお尋ねしてるんですけどもいかがでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

国も北海道も、漁港を利用した生産を上げる方向に進んでいる状況であります。本当に議員ご指摘のように、現状の松前の漁港を考えますと、やっぱり整備する時期が早い状況もあったことから、老朽化が相当進んでいるところであります。やっぱり北海道と致しましても漁港を管理する責任があるわけでありますので、やっぱり老朽化による事故防止、管理を問われないような方向で進めているっていうふうな状況からですね、やっぱり老朽化を、まず安全対策っていうものが優先されてきているというふうな状況をまずご理解いただきたいというふうに思うんであります。確かに漁港を利用して全体生産、生産を上げる手法はあるんだというふうに思っているところでありまして、今週末も漁協の総代会がありまして、会合あるごとに漁港を利用したチャンスはあるというふうな挨拶はさせていただいておりますので、失敗をおそれないでチャレンジしていただけるような漁業者が出てくれればいいなというふうに思って今、一生懸命仕掛けをさせていただいているところであります。本当に船も少ない、組合も少ない中でも、組合員1人当たりの今の12億を割り返してみますと、決して頑張ってないわけでないんであります。全体の数字は下がってますけども、その分組合員の数も減ってますので、頑張っている漁業者がおりますので、冬期間の所得の得られない時期に、どういうふうに漁港を利用していくのかっていう意見交換も、今職員も一緒に組合とするような状況、環境を作っておりますので、何とかその方向に向けて漁業振興の打開策って言いますか、少しでも兆しが見えるような政策を打っていきたいというふうに思っているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

簡単に口で漁港利用しよう、そして生産を上げようっていうような話できますけど、なかなか実際の面ではね、困難な面ってのは私は理解しております。特に本来の漁港の機能をね、ないがしろにした形で、そのために漁港利用するっていうことはやっぱり控えなければいけないし、当然、本来の漁港として使われる部分は、こういう形ですよと、この部分ですよと。しかし、これから生産を上げるために使うエリアはここまでですよとかね、そういう整理ってのはしないといけないんでないですかね。実際、今の大沢が取り組んでいる、確かあれはナマコかな、その生育のために必要な新鮮な海水を得るために、護岸に穴を開けて循環させるような考え方ですよね。私は間違いでないと思いますよ。だけれども、そうするときに、実際にその漁港の機能として、それが弊害になるんであれば、これは本末転倒になるから、きちっとこの部分はこういう形で使うけれども、そこに在籍する漁船の、或いは漁師の人方の弊害にならないような漁港の利用ってのは、まあ今、大沢の話をしましたけども、これから白神から原口までのね、漁港を考えていく場合には、当然そういうことも整理しなければいけないんでないかなという考え方です。いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

現状、漁港を利用して、静穏域を利用して増養殖やっている方おります。議員ご指摘のように、こうなかなか厳しい環境もあるわけであります。やっぱり実行組合なり、地域がですね、きちんとこの事業を理解する、更には着業する人も、いろんな問題が起きないような対応をとっていかなければならないっていうのが基本にあるんだろうなというふうに思っているところであります。ご指摘の大沢の件であります。例えば、沖の防波堤、今水質の関係を調査致しまして、水流とか調査致しまして、可能とするんであれば防波堤に穴を開けて海水交換をさせるというふうな方向になるんだというふうに思います。しかしながら、それによって違うところに悪影響が起きるっていう状況も考えられるわけでありますので、それはきちんとシミュレーションして、影響のないような漁港の利用の仕方をきちんと確立していかなければならないというふうに思っているところであります。浜ときちんと話し合いをしながら、これから大沢は、更に赤神でもカゴでウニを今やっております、試験事業でやっておりますので、いろんな漁港でまだまだ可能性があってきますので、きちんとしたルールを作っていってですね、今の利用、漁港利用の本質に関わる部分の影響がないような状況を確立できればなというふうに思っているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

私、年のせいなのかな、町長の答弁で時々聞き取れない部分があるんだけど、もう少し力を入れて答弁してくれませんかね。話は話としましてね、今言ったように、限られた漁港をね、増殖だとか養殖だとか使う場合には支障のない形で整理しなければいけないっていうこと一つとね、それから、この水産庁の基盤整備事業の中にね、漁港ストック効果の最大化っていうことが謳われているんです。これを見ますとね、施設の有効活用だとかね、そういう面から今言ったような整理をしながら使うというやり方と、たまたま松前町は13港もあるんだから、集約化っていうことも考えなければいけないんでないかと。これは、口で言うほど簡単ではない、先程も言いましたように簡単でない。更に自分達の港をみんなで有効に利用していくっていう考え方を整理してね、ここを隣の方に移して、したらここをこうする、なんていうのはね、簡単なことじゃない。かつてね、私、可香大先輩がいた頃にね、可香さん、原口の漁港をね、今言ったような形で集約化して、江良の方に、これは例えばの話ですよ、江良の方に船を移してね、原口の漁港をそういう形で利用したらどうだろうねって話したことあるんですよ。何て返ってきたと思います、梶谷、そういうこと言ったら、おめえ、海にぶん投げられるでって。これはわかりますよね、感情としてわかりますから、そう簡単なものでないってことは理解しながらも、水産庁ではっきり言ってる、漁港機能の集約化。まあ、松前で考えられるのはね、これはあくまでも私見ですからね、例えば赤神と静浦港、ああいう形で位置しているところは、私は少し可能性あるかなっていう感じはしております。だから、そういう集約化をすることによって、片っ方の漁港が専用で、そういう増養殖なり、中間育成に使われるようなことも考えたらどうかっていうのが、この水産庁の基盤整備事業の中の漁港ストック効果の最大化の中に謳われてるんですよ。これやるとね、これやるとやっぱり事業の、項目の詳細の中にね、例えば漁港の中に藻場を作って、そこで養殖をしたり、増殖をしたりっていう考え方も出てくるんですよ。ただ、今の一つの漁港を使う場合にはね、とても藻場なんて考えられませんよね、漁港の中には。ですから、それをやるとすれば集約化っていうことも検討の中に入れなければいけないんでないかって言うのは、これは水産庁の考え方ですから、おそらく町長は当然資料は見てると思いますけれどもね、その辺はどうですかね。簡単な話でないよと私は理解しますけれども、でも、無駄な話じゃないでしょう。私は大事な話だと思っていますから。お聞かせください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

水産庁の方では、ストック効果の最大化に向けた漁港の機能分担、更には有効活用推進というふうなことで、正しく議員がおっしゃるとおりの内容なんであります。奇しくも静浦と赤神漁港のお話をされました。本当に私自身、これは個人的な私見であります、まだ組合にも職員にも話はしてませんけども、正しく漁港の集約化はこれからしていかなければならない。現実、荷揚げについては漁協の方も集約化をしてきているところであります。しかしながら、荷揚げの集約も大事ですけども、船の集約、正しく梶谷議員がご指摘のとおりだろうというふうに思うんであります。その中で静浦と赤神の話をされました。私も今の国の方向性、或いは北海道の考え方をいろいろお聞きしますと、正しく梶谷議員が言うような方法を、小島地区の静浦と赤神地区なら可能だというふうな認識をしております。それで、北海道の方にもまだ話はしてませんけども、北海道第1号の漁港集約のモデル漁港になり得る可能性もあるなというふうに思った時期も、正直言ってあるわけであります。この今ある漁港の、赤神の漁港、例えばですよ、間口を切り替えて静浦側から間口を開いたときに、その中間にある離岸堤がどういうふうに利用できるかなとか、いろんな個人では考えているんであります。正しく国の考え方はそういう考え方でありますけども、まだ漁業者の皆さんと話もしてませんので、いろいろ、やっぱり赤神は漁船数も少ないわけでありますから、静浦と赤神で集約することによって、その利用は可能になるというふうに思っているところであります。利用をしていかなければですね、本当に漁業生産、冬期間に、出漁できない時期にいくらでもとれるような環境を作っていくっていうことが大事だろうというふうに思っているところであります。考え方は同じ考え方で、漁港の利用を集約していかなければならないというふうに思っているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

集約は、集約化は簡単なことではないですけれども、前段で言ってる漁港個々にね、この部分は増養殖、或いは中間育成っていうような利用の仕方をきちっと整理する。それから、本来の漁港機能に影響を与えないようなね、使い方の整理ってのは、私この13港に関して、やはり取り組むべきじゃないのかなと思いますよ。特に流れもの相手にって言うと表現悪いんですけどもね、漁船漁業にこれからの明るい先が見えないとするならばね、やっぱり作り育てる漁業っていうのは、並行に進めていかなければ、漁民の生活は成り立たなくなるんでないかなっていう心配しますんでね、漁船漁業、それはそれとしてね、今の政策を進めながら、場合によっては2、3年前のヤリイカの漁みたいなのがボンとあれば、漁師の人方も生き返るだろうし、組合も元気を取り戻すだろう、それはやってみないとわかんない。だから、そういうものを補てんしていくためには、やっぱり並行してつくり育てる漁業ってのは推し進めなければいけないってのは、町長今までお話した中で共通の認識なんだからさ、具体的に取り組むべきでないのかな。取り組んでいないと私は言いません、いないって言いませんけど見えてきてない。だから、個々にはね、例に挙げた大沢の漁港、或いは赤神の漁港に取り組んでいる姿ってのは私はわかってますよ。わかってますけども、それがやっぱり白神から原口まで通してね、やっぱりこの港にはこういう形でこういうものを育てていくのが漁民の人方も喜ぶだろうし、或いは理解も得られるんでないかという形をね、私は早晩、正直言ってね、今まで繰り返し議論してきたものの根底にはね、そういう願いも含めて言ってきたはずなんだけども、前回の名前出して失礼だけども、近江議員がね、産業振興のことで大分頑張っていましたけれども、あれだってね、私、これ私見ですから、静穏域を新しく作ろうなんていう考え方は私は松前の場合は当てはまらないと。なぜかと言うと、財源の問題もあるし、国の方針だってあのとおりなんだから、そういう考え方だったら松前の13港の静穏域を活用すべきだっていう話がね、私は当然流れとしては出てくるんでないかなと。そういうことを考えますんでね、その辺の今まで見えてこない部分を批判ばかりしててもしょうがないから、早めにやっぱり取り組んで、具体的な姿が見えていくようなものにね、していかなければいけない。町長一人のお力ではこれは無理なんだよね、無理ですから、当然担当してる方々含めて、やっぱり漁民ファーストってんですかね、漁民は一義的にはその人方が取り組まなければどうにもならないことなんだから、そういうことも含めて、もっともっとコンセンサスを深めながら、計画を作っていくっていう時点でないかなと。遅きに期してるかもしれませんけれどもね、やはり遅いから駄目ですっていうことにはならない。北島三郎の歌の中にあるでしょう、終着駅は始発駅の何番目かの項目に、生きてる限り夢も希望もあるってんだから、遅いってことないんですよ。どうですか、町長、お考えを聞かせてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

生きている限り夢は持ち続けたいと思っております。今の議員ご指摘のように、漁港の整備も先程申しましたように老朽化対策、正しくそっちの方を、松前の場合は老朽化しているわけでありますので優先しているところでありますけども、これからは漁港内の環境の改善もきちんとしてですね、そういうふうな養殖事業、増養殖ができるような環境づくりが必要だというふうに思っているところであります。まず、今現状を申しますと、ナマコにつきましては、議員ご承知と思うんでありますが、原口から白神全漁港、松前港も含めましてナマコの放流をしておりますし、アワビも5港、五つの港、更にはホッケの蓄養も新たな着業者もおりまして、現在、現状では7箇所ですか、やっているところであります。アワビの28年の販売額につきましては、560万余り、更にはホッケの蓄養、これはちょっと1千30万ほどの生産、28年度は上げておりまして、活魚の出荷にしますと、1キロあたり870円する。更には活ジメで695円の値段がとれるような現実が見えてきてますので、いろんな意味で地域の調整が上手くいくんであればですね、どんどんそういう事業者への支援はしてまいりたいというふうに思っているところであります。いずれに致しましても、漁港内をどういうふうに利用するかっていうのも、国も北海道もその考え方でありますので、組合と漁業者といろいろ話してまいりまして、漁港の整備のあり方につきましても、一歩踏み込んだ対応とれれば、そういうふうな計画を立案できるような状況づくりをしてまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

町長、いろいろお考えを聞かせていただきましたけどね、浜の人とね、何人かと話したことをお話したいと思います。やっぱり、港をそういう形で利用してね、生産性を上げるっていうことに対しては皆さん、異論はないわけですよね。ただ、その場合にね、時間かけて、これから生産性やるのに、例えば港の構造いろいろやらなければいけないっていうことの時間だとか、それからものによってはね、育つための時間があがるとか、かかるとかね、そういう形ってのはあんまり歓迎してない。早く実を見たいわけさね。こういう話もしてました、ナマコの習性ってのは、あれ大きくなると沖に出るんだって、孝行さん、違うか。だから、そういうこともね、そういうこともやっぱり防いでほしいとかさ、ノナなんてのは、やっぱり今浅海移殖やって、そして、そこで育ててるってのは、あれやっぱりすごく効果あるんだってね。だから、そういう使い方しってもらった方が、ノナなんてね、その年に身になるんでしょ、ね。だから、そういう考え方も含めてね、これから取り組んでいただければなっていう話もあるんですけれども、私専門家でないから、聞いた話でね。だから、これからもし関係者とお話するんであれば、そういう港を使って何をどう育てるかっていう、どれぐらい生産伸ばしていくかっていうことも含めてね、話す必要があるんでないかなと思いますけども、町長、いかがですかね、この辺の考え方は。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

現実に浜の漁業者の方のお話をしていただきました。率直に言いまして、なかなかそういう意見の交換する場所もありませんので、貴重なご意見だなというふうに思っております。いずれにしても、きちんとしたそういう会話できるような環境づくり、我々の方から仕掛けていった方が早いんだと思いますので、職員と相談しながらその辺の仕掛けをしていきたいというふうに思っております。本当に短期間で、ナマコ4年かかるって言われてますけども、短期間で実を上げるっていうことも大変厳しい状況だと思いますけども、チャレンジしてみたいなというふうに思いはしてますので、どんな思いを漁業者の方がしているのか、きちんとお聞きする機会つくれればなというふうに思っております。

議員の質問 9番 梶谷康介

いろいろお話させていただきましたし、町長のお考えも聞かせていただきました。どうですか、町長、一人で進められないでしょう。関係者含めてね、当然話し合いをしなければいけない要素いっぱいあるからね。名前はわかりませんけどね、進めるための漁港利用をね、利活用進めるためのね、プロジェクトチームみたいなのつくる必要あるんでないかな。そこでどんどんどんどん議論をしてもらって、そして、最終的に松前のここの漁港はこういう使い方しようとか、それから、可能であれば集約はこうだとかっていう話はね、町長一人で決断できるもんでないし、多くの人方のね、特に浜の声ってのは聞かなければいけないと思いますんでね、その辺は、ある種の提案なんだけどね、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

その地域、漁港の地域地域によっての漁業の形態もありますので、それとこれからやっぱり安心して、安全な水産物を提供するためにも、やっぱり今の漁港の機能の中では足りない部分はあるっていうふうに思ってますので、例えば刺し網をやる漁港、それからヤリイカの定置、ヤリイカ漁をする漁港についてはですね、きちんと屋根付きの荷捌き所を、岸壁をつくるとか、そんな部分も今、いろんなところで港湾も含めまして、漁港の方でも整備の方向性が示されてますので、そういうふうな部分も含めまして、その漁港漁港に合った特徴、特色があるわけでありますから、利活用のプロジェクト、貴重なご意見だというふうにお聞きさせていただきました。ありがとうございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

最後、今、お話したね、そういうチームができて、具体的にどんな計画がどういう時期に出てくるかっていうのは、これやってみないとわかんないし、早い時期に実現されることを期待しながら、質問終わります。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当にご指摘ありがとうございました。形の見えるような漁港の整備計画づくりをしてまいりたいというふうに、努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

出典:松前町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月21日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる