みんなの議会

長万部町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日

水柱対策について

聞いた人
高森功治 議員
答えた人
町長 木幡正志、建設課長 加藤慶一、保健福祉課長 岡部忠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 高森功治

私の質問は1点であります。水柱対策について。8月8日、飯生神社付近の林地から突如として吹き出した水柱は、1か月経過した現在においても勢いを緩めることなく、鳴り止まぬごう音や飛散する噴出水、多くの見学者により付近の住民は平穏な生活環境が奪われております。そこで、被害対策も含め今後の対応方針についてお伺いします。①町史に記載されている昭和34年に廃坑措置を講じたR5号井である確認は取れているのか。②8月30日に「水柱対策本部」を立ち上げたようですが、具体的にどのような取組を行うのか。③ごう音や、飛散する噴出水等による近隣住民への対応が遅れているようですが、主な理由と原因は。④今後、地下資源や観光面での活用等は考えているのか。以上、町長の所見を伺います。〔議員(7番 高森功治)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

水柱対策について。ご回答申し上げます。1点目のR5号井である確認については、現在のところ吹き出す勢いが強いため、はっきりとした確認はとれておりませんが、位置関係や水柱の吹き出し方から考えると、R5号井の可能性が濃厚であると推測されます。2点目の水柱対策本部の立ち上げ等については、これまでも町長や関係管理職による対策会議で情報を共有していましたが、事態の長期化を視野に、担当を明確にし連携強化を図るため、8月30日に「水柱対策本部」を立ち上げました。管理職以上で構成する本部会議と「情報収集班」「厚生班」「生活環境班」など11の班を設置しており、総務課は住民の避難や各課の連絡調整。水道ガス課は可燃性ガス濃度測定や水質検査、水柱閉鎖の検討。建設課はごう音対策工事や排水管理など、全庁一丸となって住民のケア、ごう音対策、噴出水対策等に取り組んでまいります。住民のケアについては、保健師等による巡回相談の実施、ごう音および噴出水対策については、水柱の閉鎖は危険を伴うため、現段階においては、ごう音をいかに抑えるかが大きな鍵と考えており、現在、騒音対策を専門とする京都市内の会社からの提案による、吸音パネルを用いたサイレンサーの設置に向け、作業道の事前準備を早ければ9月20日と回答しておりますけれども、実は昨日から設置に向けた作業を始めております。「作業道等の事前準備を早ければ9月20日」この部分だけちょっと、「9月12日」ということでご理解いただければと思います。今月中の完了を目指して準備を進めております。また、水柱対策に係る費用も今後膨大となるため、9月9日より、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングによる寄附募集を開始したところであります。3点目の近隣住民への対応の遅れについては、可燃性天然ガスを含んでいることにより、自治体単独の判断で対策することが難しいことから、関係機関と連携を図り万全な安全対策を講じるため時間を要しておりました。また、ごう音や飛散する噴出水の対策工事には作業道などが必要となることから、当該地域に関連する森林法や埋蔵文化財包蔵地に係る手続等についても、関係機関との協議を進めてきたところであります。4点目の地下資源や観光面での活用については、現在のところ地下資源や観光面での活用は考えておりません。水柱の閉鎖には危険を伴うため、対応については技術的専門機関との協議を進めているところでありますが、近隣住民が最も望んでいる対策は水柱を閉鎖することであると考えております。付近にお住まいのみなさまに、一日でも早く平穏な生活環境を取り戻していただくことが大切であることから、水柱の閉鎖には時間がかかるとしても、ごう音や噴出水対策を早急に行うよう準備を進めております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 7番 高森功治

全国的に見ても、このように長い時間水柱が出ていた事例というのは多分ないと思うので、町もこの対応には苦慮されてると思いますけれども、何点か再質問をしたいと思います。まず1点目の回答に関連してなんですけども、R5号井の可能性が濃厚ということは、長万部にこの井戸の権利があるということになるのか。そしてもしこれ長万部町にこの井戸の権利があるということになれば、その土地の所有者との関係性はどのようになるのかお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

大変難しい質問です。実はその掘削当時の資料には、帝国石油が掘削をして、長万部町が共同管理という話になっているんですが、土地の所有者についても無断で掘ったというわけではないと思います。ちゃんと所有者に管理を、土地の所有者に確認を取って、それでボーリングしたのではないかということは思ってます。だから今その関係での権利とか全てについては、これは今の段階でまだはっきり答弁することは無理だと思ってますので控えさせていただきたい。

議員の質問 7番 高森功治

これいろんな法律があると思いますので、先ほども言ったとおり多分事例がないようなことなので。全国的にないと思うんですよ。なので、これからいろいろ、井戸も町のものかどうか明確にはわからないとのことなので、その辺は早急に調べていただいて、あそこは神社の土地だと思うんですけれども、神社に責任があるかどうかも今のところはわからないということでいいですか。

町の答え 町長 木幡正志

そのとおりになると思います。これは確定するまでにはある一定の時間が必要だなと思ってますので、ほどんど経産局のほうもこれは法律的に調べていかなきゃわからない。権利関係もそうだ。そして長万部町の管理の責任上どういう管理の責任が問われるのかということも含めて、もう少し時間をかけて、きちっと収めるとこ収めて、それからの関係になる、そう思ってます。

議員の質問 7番 高森功治

②にいきたいと思います。吸音パネルを用いたサイレンサーの設置ということですけれども、これはどれくらいの大きさで、どの程度ごう音が軽減されるものなのか、期待できるのかをお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

詳細については担当課から説明させますけども、最初この話が京都市内の会社から来たときには、やはりどういうふうな対応で、どういうふうになるのかなというのはちょっと心配だったんだけども、まずお話を聞いて、成功、失敗というのはあとの結果であって、今何をすべきかという、何をやらなきゃ町民の苦しみを改善してやれないかということを考えると、躊躇している段階ではないということで、その会社の説明を十分に聞かれて、9月3日にご本人来られて、よく我々も相談、話して技術的なことも聞いたんですが、その後現地に技術関係も含めて入られて、一番驚いたのはこのくらいのってのは想像してないと言った。だから想像していない、今まで我々が想像してきたのと全然違うという話もされておりますので、今後早急に進めている対策なので、原課のほうからこういうもので、こういうふうな工事関係予定していますと、それはちょっと話をさせます。

町の答え 建設課長 加藤慶一(建設課長は2023年3月まで)

こちらの吸音パネルの効果というご質問だと思うんですけども、こちらはあくまでも業者の予測値ではございますけども、まずは構造といいますのは100ミリ厚の吸音パネルによって、広角的に騒音を減衰できる特許技術、こちらによりまして、この水柱を四角柱で囲み、そして1.5メートル四方のパネルを組んで、高さは10メートルほどの高さということで、大型のサイレンサー、消音器と言われているものでございますけども、こちらの水柱のまさに1メートル近くでの騒音レベルというのが113.6デシベルという数字です。こちらを減衰できる予測値というのは15から20デシベル程度の減衰効果を見込んでおられるということでございます。

議員の質問 7番 高森功治

そのごう音についてなんですけども、保健師等による巡回相談を実施しているとのことなんですけども、とりわけ健康被害が出ているとか、そういう事例は今現在ありますか。

町の答え 保健福祉課長 岡部忠(保健福祉課長は2025年3月まで)

保健師による健康巡回ですけれども、私も同行しましたが、やっぱり近辺の方は夜寝られないということで、ちょっと昼間眠たくなったりするということはお聞きしておりますが、それによって調子が悪いとか、そういった方はおりませんでした。ただ、寝られないので眠剤を処方していただいてるという方は何人かおりました。また、1か月過ぎましたので、また近々に健康調査のほうにまいりたいと考えております。

議員の質問 7番 高森功治

ごう音対策については、吸音パネルを用いてやるということでわかったんですけれども、出てくる水に対しての検討状況というのはどの程度進んでいるのかお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

まず今は音を下げたい。これが唯一の願いであります。その次が水を止めたい、これが次の作業になります。できるだけ冬の厳冬期にならないうちにそういった方法を講じて安全を図っていきたいということで、今関係機関と調整、調査をしながら、どんな方法がいいのかということで検討を加えて、のちほど議会のほうにもこういう方法でという話をしていきたいなと思ってます。これは音を消すのと、その次の段階は水を止める。この水を止めることがきちっとできたら、結局音も静かになって、水とガスも別分離になるのかなと。そういったシステムを作れたらぜひ対応していきたい、それは早急にやりたいと思っております。

議員の質問 7番 高森功治

テレビの報道等を見ておりますと、毎日のように洗車をしたり、窓ガラスを水で流している映像が出てましたけれども、水道料金の減免の措置などは今のところ考えてないですか。

町の答え 町長 木幡正志

それはすでに検討に入ってます。どの程度、どの地区、どの範囲でこれをやるかということは、早急に今対応をしております。

議員の質問 7番 高森功治

できるかできないかわからないんですけども、そのほかに何か減免できることや、支援金じゃないですけどお見舞い的なものというのは検討されておりますか。

町の答え 町長 木幡正志

現段階ではそこまではちょっと検討しておりませんので、答弁控えさせていただきます。

出典:長万部町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる