知内町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月27日
知内川の再生観光への活用について
- 聞いた人
- 五十嵐捷爾 議員
- 答えた人
- 町長 西山和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 五十嵐捷爾
12私のほうから、2点程質問させて頂きます。まず第1点目でありますけども、知内川の再生観光への活用についてであります。知内川に生息している魚類は、半世紀前と比べて激減しています。以前は、優に30種類以上の生息が確認されていましたが、現在は、半減どころか3分の1しか確認されておりません。これまでも、重内頭首工の魚道整備やアユの放流支援事業などの生息環境保全や親水広場の整備による知内川を活用した観光など交流人口の活性化に向けた取り組みがされ一定の資源回復と知名度アップにも繋がっているところです。今後においても知内川の生息環境の保全対策として、水質検査などの保全調査にあわせて、生息魚類回復の放流などにより知内川の再生と観光などへの活用について、町としての展望をお伺い致します。
町の答え 町長 西山和夫
お答えをさせて頂きます。知内川は本町の自然環境の豊かさを象徴する河川であり、未来永劫にわたり、子ども達に豊かな故郷の川として引き継がれてゆくことを節に願っているところであります。行政と致しましても、河川の環境保全は重要な問題と捉えており、道内の主要河川の所在する市町村で構成する「北海道河川環境整備促進協議会」では国や北海道へ毎年要望活動を行っており、その中で知内川の環境保全対策として中洲の発達やそれに伴う樹林化、魚類等の生態系の維持、洪水対策等について要望活動を継続しているところであります。アユという観点では、町と致しまして生息状況の調査等を実施したことはありませんが、資源を維持させるにあたっては、捕獲量の適正化とともに河川の工作物や河床、状況等の生息環境が関係してくるものだと思われます。また、資源回復の取組として、町民有志の「知内川の清流を守る会」が「町のふるさと創生事業」による補助を受けて平成27年から令和元年までの5年間に渡りアユの稚魚の放流を実施しております。現在、守る会において放流効果等を検証していると聞いておりますので、今後資源の維持に向けて、守る会の皆様のご意見をお聞きする等して参りたいと考えております。最後に観光分野での活用につきましては、これまでも町内のいくつかの飲食店等でアユ料理の提供を行っておりますが、こうした地場産品の活用や町外への情報発信について町のみならず観光協会等とも連携して参りたいと考えておりますので、御理解の程よろしくお願い致します。
議員の質問 7番 五十嵐捷爾
これまでの知内川の質問は、いろいろとありましたけれども、何れも問題は解決されずに今日に至っておるのが実情であります。すっかり変わり果てたふるさとの大河、実情実態を見る度に、このままでいいのかと、とても残念に思い質問させて頂きました。今回の私の質問の趣旨は、どうしても水質検査の実施願いであります。1箇所ではなくて、数箇所、最低でも3箇所を希望します。1箇所では、実態が分かりま13せん。1箇所目は千軒の町内にルート228と交錯する川の一ノ渡橋の上流です。ここはもう綺麗な水が流れております。2箇所目、し尿処理場、それから養鶏場、そして旧工場跡地の合流する箇所。3箇所目は、堰堤付近であります。それらの検査の結果を踏まえて今後の対策を考えて頂きたいと思います。それから大切なのはミナゴヤダムから放出される濁流、濁り水対策です。以前から問題視されてましたけれども、一向に改善対策はなされていないのが実状です。ミナゴヤ以外の本流も濁っているのを昨日確認しました。旧工場跡地の下流です。ここは直ぐにも実態を調査して頂きたい。そう思います。この対策には、是非本腰をいれて欲しいと思います。これらの対策が実施されないままでは、次に延べるアユの放流にも影響が大きいのであります。アユの放流事業については大変有り難く思っております。久しぶりにアユが蘇り、いろいろな面で好評を得たところです。親水広場での試食会やサマーカーニバルでの塩焼き、矢越山荘または木古内のみそぎの郷からも依頼があって大盛況でした。町のPRにも繋がり大変良かったと思います。しかし、放流事業を中止した事によりまたアユのいない元の川に戻ってしまいました。残念でなりません。ここで放流事業を再開し、いろいろな問題、難題がある事は承知してますが、放流した1年目に禁漁としてはと思います。厳しいことは百の招致ですが、南北海道友釣り同好会やマスコミの協力を得ながら、放流の趣旨を理解してもらうのも1つの手段だと思います。何れにしましても水質検査とダムからの濁り水対策をしない限り、知内川の再生・蘇生はあり得ないと思いますので、しっかりと対処して欲しいです。町長の答えをお願いします。
町の答え 町長 西山和夫
まず、水質調査の実施でありますけれども、これに関しては、北海道漁連環境部でそれぞれ調査をしております。これは、環境基準法第16条のもとで行っている調査だそうです。今何点か検査場所を議員の方から指摘ありましたけれども、今、調整場所として、し尿処理場、そしてミナゴヤ川、そして知内ダム、知内川、知内下水処理場という事で、今現在環境調査を行っております。数字的には全て基準を満たしていると理解をしております。特に指摘のあった濁りについてもですね、基準値それぞれあるんですけども、水産用水準基準で見ると、25㎎、1ℓに対してですね。それを遥かに下回る位置という事で、数字的には現在全て基準を満たしている状況で、その都度また観光環境調査の中で、水質検査は毎年継続してもらえるんだろうと考えております。それと放流の事でありますけれども、アユの協議会から頂いたアユの状況なんですけども、去年については、幾らか釣れた、今年は全然釣れなかったというお話。そしてアユの放流の効果なんですけども、厚沢部の研究者がいるそうなんですけども、その中で言われているのは、放流により増える事はないという、研究者の意見があるそうです。ただそれに対しては、自分もちょっと疑義を感じるところなんですけども、そういうお話もあるという事、また要因については海水温の上昇、または鮭の捕獲所の設置で濁るというお話も聞いております。今後の対応としては、アユの会で今回いろいろ調査し、検討して頂いていると言うことなんですけども、なかなか高齢化もしているということで、原因調査まではできないというお話を頂いております。今後については放流も含めて、まず産卵場所がどうなっているのか。そして餌となるそれぞれの珪素だとか、いろいろあるんだろうと思いますけども、その水垢等がどうなっているのか、それらも含めながら、これから14調査をかけるかかけないか、アユの会と相談しながら今後、存続に向けて考えております。
議員の質問 7番 五十嵐捷爾
今調査いろいろしているという事なんで、ちょっと安堵していますけども、その結果をですね、データで後でもいいですから皆に見せて欲しいと思います。公開して欲しい。何処何処の場所で水質検査をしたのか、それから濁り水の原因はなんなのか、それとどうやったら収まるのかというようなデータもあればですね、それを私ばかりではなくて、アユの会もそうですけども、そのメンバーに公開して頂きたいと思いますがどうでしょう。
町の答え 町長 西山和夫
あの資料については、後ほど担当の方からお渡しをさせて頂きたいと思います。ただ今後の考え方なんですけども先程と重複するかもしれませんけれども、この道南で唯一知内川、厚沢部川、湯ノ岱、この中でアユが生存じているという状況、その中で1番資源として減少しているのは知内川ということでありますので、いろいろ見ますと水産試験場内水面でありますけども、こういった形でアユの人工卵床の作り方とか、それぞれ守る為にどうしているのか工夫をしてやっているという事であります。まして知内川、アユが絶滅した訳ではありませんので天然アユも相当いるだろうと思います。そのアユが、じゃあ何処で産卵をして餌的にはどの程度あるのか、そしてその産卵してからの環境等もいろいろ原因調査をしながら本来であれば最終的に原因を特定して放流事業を再開するんであれば、放流事業を再開する、そのような段取りの中で、これからの知内川を守る清流の会の皆さんと協議をして具体的に次年度にある程度の骨格が見えれば、その中で放流事業も進めるべきなのかなと考えております。
議員の質問 7番 五十嵐捷爾
いろいろと町長の答えで理解させて頂きましたけれども、もう1つ理解できないのがですね、ダムの濁り水、これ一応簡易というと怒られるけど、一応濁り水対策として形跡は分かるんですけども、あれではね絶対足りないと思いますよ。幾らお金が掛かったかもしれないけれどもそれをやらないと、さっきも言ったように知内川の再生は皆さん有り得ません。絶対に。何とかね、町として出来なかったら、国でも道でも働きかけて協力を得て濁り対策をして頂きたい。その最後に答えを頂いて終わりにしたいと思います。町長、どうぞ。
町の答え 町長 西山和夫
ダムの濁り対策については、ダムが出来た当時からいろいろ漁業者等も鮭の来遊数の影響があるんじゃないかと、いろいろこう濁り対策として進めている経緯あります。ただ抜本的なこれが原因だというものもなかなか見えてこない状況にありますんで、それらを先程言うようにいろいろ藻場の藻の状況、そして鮭に与える環境の状況等またエラにどうしても泥水15が出ればエラについてしまいますので、そうした病気の発生等もあるんだろうと思います。ただ一概にダムの濁りだけが原因なのか、全体の知内川に生存している様々な魚種がありますけども、それだけが原因なのかということも、また追及出来ない状況であります。鮭に関しては、ブラウントラウトの駆除をコロナイ川でさせて頂いて、毎年捕獲するような状況です。それが知内川で出来るかということになれば、河川幅ではなかなか駆除対策は難しいということで小さい小河川の中でブラウントラウトの駆除だとかやっている。そしてあの以前議運の時もお話させて頂いたんですけども、タイガートラウトというカワマスと、どう猛なトラウトと繁殖した変異な魚なんですけども、それが大変どう猛だという事で鮭なり、アユなりいろんなイワナなり、それぞれの生態に影響を及ぼしている可能性もあるということで、増協では毎年コロナイ川の河川面、ブラウントラウトまたはタイガーの駆除をしているという状況であります。ただ全体で、もう少し環境に与えるのが何なのか、そしてそれらの生息するものに与える原因を追及しないと、なかなか次に進まないのかなと思っていますので、まず清流の会となんども同じような答弁の繰り返しになりますけども、協議をさせて調査かけるということであれば、また来年度そうした本格的な調査を入れながら今後のアユ、又は鮭の生存に関する環境整備をさせて頂きたいなと考えております。
議員の質問 7番 五十嵐捷爾
よろしくお願いします。1つ目の質問を終わります。