みんなの議会

森町議会 令和6年第1回 6月会議 2024年6月4日

複合施設整備に向けて

聞いた人
斉藤優香 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤優香

通告に従いまして質問させていただきます。複合施設整備に向けて、3月に複合施設整備基本構想が策定されました。4月にホームページや新聞報道で町民も知ることになりました。令和11年、建設完成に進むに当たり基本構想についてお聞きします。1つ、公民館関連施設規模はどんな算定方法に基づいているのか。2、遺跡発掘調査事務所が複合施設に加わりました。遺跡の資料や展示物も提示していくというのならば、縄文郷土資料館として整備をして町内外の多くの人に見てもらえるようにしてはどうか。3、建設までの事業スケジュールの内容と令和6年度のタイムテーブルはどのようになっているのか、検討委員会などの設置予定はあるのか。4、施設の構造や導入する機能などにより違いは出ると思いますが、事業費の算定をして財源確保の見通しと基金の創設を行ってはいかがか。5、庁舎内で若手職員のプロジェクトチームをつくり、他町村との比較検討、見学などの取組を行ってはいかがか。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。1点目の公民館関連施設の規模の算出方法についてですが、公民館関連施設につきましては役場庁舎のような算定基準はございませんので、町民ワークショップ等にていただいた意見を参考にしながら施設機能の充実化を図った場合の概算での想定面積とさせていただいております。2点目の森町遺跡発掘調査事務所につきましても、議員ご質問のとおり郷土資料室と一体的な検討が必要であると考えておりますので、基本計画の中でさらに検討を進めたいと考えております。3点目の建設までの事業スケジュールにつきましては、基本構想で示しているとおり令和6年度に基本計画、令和7年度に基本設計、令和8年度に実施設計を想定し、令和9年度から2年から3年をめどに建設工事を実施し、令和11年度の完成を目指しております。また、検討委員会につきましては検討委員会設置に係るプロジェクトチームでの検討を経て5月31日に設置しております。4点目の基金の創設についてですが、施設の整備に当たっては非常に大きな財政負担が生じることになりますので、既存の文化センター建設基金の活用や複合施設整備に係る新たな基金の創設も含め今後検討してまいります。5点目ですが、若手職員の意見や柔軟なアイデアを取り入れるため、検討委員会の組織構成において若手職員についても検討委員会に含めることとしております。また、複合施設整備を進めるに当たっては、検討事項が多岐にわたることから、検討委員会に参加する職員だけでなく、全ての職員が当事者意識を持って全庁的な取組となるよう進めていきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 7番 斉藤優香

それでは、再質問させていただきます。この基本計画、基本構想を策定するに当たって町は仕様書というものを出されていると思います。それにのっとってこの基本構想が出来上がったと思うのですが、これから基本計画を、先ほど野口議員の答弁にも町長は答えられていましたが、やり取りをしていく、その中で基本になっていくのがこの基本構想だったのではないかなと思います。この複合施設の骨格となる基本構想の中で、主たる項目の中に近隣自治体等の類似事例等について調査、整理する、また複合施設化に関し管理運営面、利便性、コストなどの複数の観点から個別更新と複合施設化双方の特徴、利点について整理するとありますが、それはされたのでしょうか。今回私が公民館関連施設規模算定で聞いたのは、この中には既存の施設面積を基に施設の機能充実化を図った結果、公民館は既存の大きさの3,921平米が5,000平米です。図書館は592平米が2,000平米、遺跡発掘事務所は997平米が2,500平米で、この公民館関連施設の規模が合計で9,500平米なのです。これは、函館のツタヤ書店と同じ。あの函館にある書店の2階建ての総面積が9,508平米なのです。だから、この基本構想の中では森町にツタヤ書店みたいなのがまずは公民館施設だけで建つ、その上に庁舎のほうはいろんなデータで中間のものの面積が出されていますので、それを足しますとツタヤ書店の総3階建てになるの構想なのです。これは町民のワークショップでさっき決められたと言いましたが、町民の意見だけでうのみにしてこの規模というのはちょっと考えられないなって。算定基準がないっておっしゃいましたけれども、ほかの町村の基本構想を見ていきますと、図書館建設に当たっては日本図書館協会データでは2万人以下の市町村の図書館面積は684.2平米から1,395.2平米とあります。また、蔵書数によって規模を図ったりしています。そういうデータも計算もないままで、なぜこの規模が必要なのかがまず示されていない。隣の八雲町の図書館では蔵書数が10万冊、森町は5万冊ぐらいなのですけれども、そこの町でも1,726平米というのが今の図書館、八雲町ではそうです。別に大きいから駄目とか言っているわけではないのです。何をもって図書館を造るのか、なぜこの規模が必要なのかというのが何も基本構想に示されていないままこの数字だけが出ている。そして、発掘事務所に関しましても事務所の機能と展示とありますが、この規模は国宝展示と道の駅も併用している縄文文化交流センターって南茅部にありますが、そこですら1,733平米です。2,500平米というのが一体どれぐらいの大きさなのかなというと、町民体育館このたびアリーナの床を直しましたが、そこの床面積ですら1,356平米です。だから、発掘のこの事務所の規模はその約2倍近い、体育館の床の2倍ぐらいあるのです。であるならば、これからストーンサークルの整備事業も始まります。世界遺産登録への活動も引き続き行っていくのであれば、事務所としての計画ではなく最初から資料館としての整備が必要ではないか。そして、資料館と、そういうものを建てるのであればバスの駐車スペースや、そういうのも必要になってくるのではないかと思われるので、規模の根拠というか、一体何を造ろうとしているのかがこの基本構想からは全く見えないので、次の基本計画の参考にもなっていかないのではないかなって私はちょっと心配しています。この仕様書にはまだ先がありまして、算定した規模に基づいて施設設計案を作成するとあります。ここの中には施設設計案はなくて、その施設設計案は複合化を図ったもの、また各施設単独で構成したものを作成し、複合化によるメリット、デメリットを検証する。配置計画を踏まえた概算事業費を算定するとともに、整備に向けたスケジュールを検討するってあります。この整備に向けた補助メニューなど整備費確保に向けた基本的な考え方を整理するとありますが、配置計画もなく整備費確保の考えもこの中には入っていないので、検討する材料や資料が少な過ぎる。また、これからになっていくって言われますけれども、民有地か町有地を選定するにしても建物の規模しかなければ、当然大きさだけで決めていくということになるのでしょうか。狭い土地でも、さっき3階建てって言いましたけれども、それを上に重ねていけば小さい土地でも建つことは可能かもしれませんけれども、先ほど町長もほかの答弁で言いました60億から120億、確かにこの幅が出てしまうのは、この規模でいくと本当にそういうことになってしまうのかな。事業費やスケジュールも変わってくると思いますし、それに現庁舎、現公民館のこれからについても何も書かれていなくて、もし解体するのであれば解体費用とかもかかってくるのではないか。私はこの基本構想からまちづくりとしての将来像や必要性などが見えてきませんけれども、町長はこれをどのようにお考えなのかお願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。構想というところで策定させていただきまして、単刀直入に参考にしづらいというご意見いただきました。構想の中で参考にさせていただいた近隣のそういった事情ですとか、それを積み上げて計算するとツタヤの大きさと一緒というようなお話もいただきました。あくまでも構想段階でございまして、参考にならないって言われてしまうとなかなか答弁の仕方もちょっと難しいところがあるのですけれども、基本的にはその構想を踏まえた中で、基本計画の中で具体的に詰めていく流れになるのかなというふうに思います。その中でやはり当初の事業計画として何年にこれやって、何年にこれやってというのが構想の中でも出ています。しかしながら、先ほど野口議員からもコミュニケーションをしっかり町民、議員の皆さんと取りながら具体的に詰めていくためにはもっと時間は必要なのではないかというふうに私は捉えました。先ほどのご質問です。その中で柔軟に、あまり大規模にいろんなものを変えるというのは難しいのかもしれませんけれども、ある程度の余白をやはり残すという意味では、なかなかそういう斉藤議員のおっしゃる印象になってしまうのも致し方ないのかなという部分は多少ございます。しかしながら、今後基本計画の中で当然今いただいたお話もしっかりと組み入れながらいろいろなものを積み上げていく。なかなか1年では難しいところも出てくるのかなと思いますので、その際は当然1年を2年に延ばして、じっくりと皆さんのご意見をいただきながら議論も交えつつ深めていく必要があるのかなと考えております。当然細かな部分に関しましては担当課のほうでいま一度疑問点についてはご説明させていただきたいと思いますので、基本構想に関して詳細な点、細かい部分がございましたら、また改めて担当課のほうにご確認いただきたいとは思うのですけれども、首長の思いとして基本構想、計画、実施設計、様々な事業工程を進みながら公共施設が出来上がる中で特に今回の役場庁舎、公民館というところはいまだかつてこのような計画を進めたこともございませんし、議員おっしゃるとおりまちづくりの中核になる、それが何がまちづくりかというところも先ほどちょっと野口議員の質問の中でお答えさせていただいたのですけれども、みんなでつくり上げていくというところで、やっぱりそれ違うでしょう、町長みたいなところも当然私はありだと思うのです。ですから、そういったところを議論して意見をいただいて、当然私たちのほうからもご提示すること、そういったものをしっかりと踏まえながら進めていくプロセス自体がまちづくりというところになるのかなと思いますし、特にもう一つ大事な要素はやはり近年駒ケ岳もそうですし、津波もそうですし、防災というところ、そういった考え方というのも非常に大切になってくると思います。これはやっぱりどこにどう、何を配置すれば完璧だという話でもなくて、ここの点につきましても様々な町内の関係団体ですとか、議員の皆さんですとか、ご意見をいただきながらこれは構築していかなければならない、議論していかなければならない点だと思っております。今回構想を策定するに当たりまして、項目ごとに分かれてはいるのですけれども、最大の共通点というか、町民の皆様が自身の生活を送る上で楽しんだり、コミュニケーションを深めていただいたりというところは非常に大切ではあると思うのですけれども、何かあったときの防災の拠点、安心、安全の拠点というところをみんなで合意形成を図りながら複合的につくり上げていくというプロセスがやはり一番大事なのかなというふうに思っております。その中で、そこまで町長言うのであればもうちょっと詳しく構想の中に書いてもいいのではないというご意見はあるのかもしれませんけれども、その辺のご意見等々はしっかりと前向きにいただきまして、基本計画の中で議員の皆様のご説明ですとか、町民の皆様のワークショップの中でのご説明等々に反映していければなと考えておりますので、ご理解いただければなと思います。以上です。

議員の再々質問 7番 斉藤優香

再々質問させていただきます。この基本構想は、やはり800万近くかけてつくっているのです。であれば、やはりもう少し中身のあるというか、煮詰まって次にすぐに、スケジュールもぴたぴたなので、基本構想に持っていける、基本構想では、ではこういうふうにしてここがちょっと不備だからというふうに持っていけるのかなと思ったけれども、この規模でいきますともう最初からまた考えなければならないのではないか。近隣町と比べていない、ほかの町村の計画では基本構想では比べたりしているのですけれども、その中でもやはり八雲町さん最近複合施設をやり直すということで、その規模は6,149平米です。私たち大きいな、すごいのが建つのだろうなと思ったのですけれども、森町の複合施設の規模は1万3,817平米です。もう桁が違う、倍なのです。八雲で大きいなと思ったのですけれども、その構想すらちょっと想像がつかない。先ほども言いました大きいから悪いとか、規模が大き過ぎて駄目だとかって言っているわけではないのです。森町にそれこそ函館のツタヤみたいなのがばんとできますと、若い人とかにはとっても誇りとか、希望とか、もしかしたらわくわくとか、森町に住んでみたいって思われるのかもしれない。もしかしたら、町長そういうことを狙っているのかななんてちょっと思いました。子育て中の人にとっても天気が悪い日、今まで森町では遊ぶところがありません。行くところもありません。そういうところができるのは大変喜ばしいので、そういう計画なのかなと思いますが、まずこの基本計画には入っていないということと、あとこれは財源がしっかりしていて、人口減少がこれ以上進まないということが条件だと思うのです。そういうような全体的な計画を立てていく、そして進めていくことが本当大前提でまちづくりとなるのではないかと私は思います。それも抜きにして新しいのが建てばそれでいい。この基本構想の中の基本理念は、これからの森町をつくる新しい複合拠点をつくるとありますが、新しい複合拠点が町をつくるのではなくて、先ほど町長が言われましたように人が町をつくるのであって、拠点ができたからといって町ができるわけではないので、その点で、若手もその検討委員会の中に入っていくということを聞きましたので、これから森町をつくっていく、そういう若い人たちがやはり検討委員会に入って意見を出し合って活性化していくというのが大切ではないかと思います。その中で町長としてこれから基本計画に進んでいく、先ほどもちょっとおっしゃりましたけれども、あまりにも時間が短過ぎるのではないか。このたび私たちも芽室町新庁舎を見せていただきましたけれども、その芽室町でもやはり7億から8億の基金を積み立てています。そういうのも全くないままからのスタートで、あと3年後基金も先ほど創設していくということを町長もおっしゃられましたけれども、残り3年ぐらいしかない話になってくると、一体幾らで、公民館の基金ありますって言いましたけれども、あれも本当に微々たるもの、町民の思いだけの積立てなので、大した金額が入っていない。ほかの町村とかはそのお金を財源確保するために、前にも言いましたけれども、有利な起債とかを国に対して要望を出している。とにかく町のお金をあまり使わずにいいものを建てたいという思いで近隣のそういう同じ意思を持つ市町村が集まって要望書とかも出しているところもありますので、ぜひ町長もいいものを造るためにそういう活動もしていっていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。繰り返しの答弁というか、言葉になってしまうのですけれども、議員おっしゃるとおり建物ができたからどうこうではなくて、やっぱりそこに住んでいる方々が自身で考え、みんなで決めて、みんなで造り上げて、もっと言うのであればみんなで維持していく、みんなで直していく、みんなで関わるということがやっぱり大事かなって思います。その中で、構想の中で書かれているそのスケジュールどおりにいきますと、やはり議員ご指摘のとおり非常にタイトになるのかなというところは否定のしようがないと私も思います。まさにこういうコミュニケーションのやり取りがすごくやっぱり大事で、その中でみんなでやるというところであれば柔軟に可能な限り変えられるものは変えながら、よりよいものをみんなで導き出すというプロセスは非常に大事だなと思います。ですので、まずは構想はもうでき上がりましたので、結果論の答弁って言われてしまうとなかなかあれなのですけれども、余白の部分をうまく使って活用していただきながら、皆さんでそこをつくり上げていくみたいなものに基本計画を導いていければなというふうにちょっと思います。財政との関係というところもお話の中にございました。人口減少が進まないことを前提としてというお話もございましたけれども、おっしゃりたいことは重々承知しております。非常に財政負担が高く推移する事業でございますので、これが人口減少というか、税収もそうですし、ふるさと納税の推移もそうですけれども、そういった外的要因で財政が変動して、それが減少の方向に進んだ場合、今想定以上にやっぱり負担がさらに高まる。そういったことも現時点で、議員の皆さんもそうですけれども、町民の皆様にできる限りいろいろなものをオープンにして、みんなで共有して、みんなで決めるというプロセスは大事だと思います。ですので、現時点で足りないというか、財政との関わり合い等々もやっぱり必要な部分は町民にお示ししながら基本計画を進められるのであれば、それは必要なのかなと思います。なかなかこの部分は非常に難しい部分もございまして、まずは議会議員の皆様にお示ししながら、ワークショップをどのように進めていけばいいのかというところも相談させてもらう必要がやっぱりあるのかなと思いますので、計画策定においては可能な限り説明の機会を通じて情報提供はさせていただきたいと思います。最後に、中央要望等のお話もございました。この辺の起債ですとか補助金の関係につきましては、やはりその年度年度で非常に大きく変わる要素もあります。過疎債につきましても満度に要望したものが当たる関係でもございませんし、補助金に関しましても役場庁舎はほぼほぼ該当するようなものが現時点では見当たらないというところでございます。しかしながら、まさに先ほどお話しさせていただきましたみんなで合意形成を持って、方向性を持って、何のためにこれを造るのだというところ、それに防災がくっついた、環境がくっついたというところ、森町全体の意思としてこれはやっぱり中央要望する、要請活動をする機会があるのであれば非常に強力な武器になるのかなと思っておりますので、そういう意味でも基本計画の進捗の際には実りあるもの、形のあるものとしてしっかりと残せるように進めていければなと思います。非常に大きな事業でございますし、課題も懸念もたくさんございます。一つ一つしっかりと丁寧に説明と解決をしながら、あまり長く時間はかけられない、そういった事情もある程度ご理解はいただきながら、柔軟にいろんなことを進めていければなと思っております。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 6月会議 2024年6月4日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる

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