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森町議会 令和6年第1回 6月会議 2024年6月4日

再生可能エネルギー導入推進と地球温暖化対策について

聞いた人
河野淳 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 河野淳

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。タイトルは、再生可能エネルギーの導入推進と地球温暖化対策についてでございます。森町では、令和5年3月に2050年まで二酸化炭素の実質排出量ゼロに取り組むことを表明するゼロカーボンシティー宣言を行いました。我が町の基幹産業である農林漁業が将来とも持続できるための大変貴重な施策であると認識していますが、現時点では再生可能エネルギーの普及啓発事業や一部の公共施設への太陽光パネル設置、家庭用太陽光発電システムへの助成などにとどまり、なかなか取組が進んでいないように見受けられます。ゼロカーボンシティーを推進するための重要な計画となる森町地球温暖化対策実行計画は、令和5年3月に事務事業編部分が改定されましたが、個別計画である区域施策編の策定がされていないため、具体的な二酸化炭素排出量削減の事業計画の工程が示されていないままとなっています。このままでは今後町で再生可能エネルギー導入や省エネルギーの事業を実施する場合に国の支援が受けられない可能性があると思うのですが、区域施策編の策定はいつ頃を予定しているのでしょうか。また、現状では町のエネルギー担当課と環境担当課が分かれていますが、更新サイクルの早い国の環境施策に対応するためには一本化も必要ではないかと考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。令和5年3月におけるゼロカーボンシティーの宣言につきましては、持続可能な森林経営、水産業における未利用バイオマスの新たな利活用並びに藻場の回復に向けたブルーカーボン生態系の保全と拡大、再生可能エネルギーの普及促進、ごみの減量化や再資源化の促進、地球温暖化実行計画の着実な遂行を施策に挙げ、表明したところであります。現在国や北海道並びに関係機関からの脱炭素に関する情報につきましては、企画振興課が窓口となり各部署へ提供しているところであります。そして、目標とした2050年までの脱炭素社会の実現に向け、地球温暖化対策実行計画の策定は必要不可欠であると認識していることから、当町の自然、経済、社会状況等の条件を踏まえ、かつ地域性を生かし各部署と連携を密に区域施策編の策定について来年度をめどに準備を進めてまいります。さらに、窓口部署のみならず関係する部署自ら更新サイクルの早い環境施策に関する情報を迅速かつ的確に取り入れるとともに、議員ご指摘の再生可能エネルギー導入推進につきましても今後予定されている公共施設の更新には積極的な導入に努めてまいります。以上です。

議員の再質問 4番 河野淳

それでは、再質問させていただきます。地球温暖化対策実行計画の事務事業編のみ今回改定しているということで、森町は大分改定作業が遅かったイメージがありました。私が当時やっていたときでも、実は国のほうで過去にはエネルギーの計画というのが固定価格買取制度が始まった頃にはちゃんとした制度がなくて、各町がばらばらにいろんな計画をつくっていて、それに対して補助金が支援されるという部分があったのですけれども、数年前からは環境省が音頭を取って各省庁の脱炭素の計画を取りまとめているという流れに変わってきています。今年度も再生可能エネルギーの再エネ特措法がGXに今年度切り替わったと思うのですけれども、ますます今回環境省の取りまとめが一層体系化されていくのが見られている中で、過去に新エネルギービジョンということで森町もまだ黎明期の体系化されていないときに再生可能エネルギーを含めた新エネルギーの推進を図るために10年間の計画を策定したところですが、そろそろ終わりかな。今年度で事業の計画10年間終えて、計画の点検や見直しをかけることになると思います。行政のいいところというか、悪いところというか、一度つくったものをずっと継続していくということも必要だとは思うのですけれども、エネルギー関係については制度の進みがすごく早いということもあって、過去につくった計画をずっと継続していても、それに対して国の補助を受けられるということも現在ではなくなってきていて、必ず地球温暖化対策の実行計画の事業の中に登載されているということがいろいろな脱炭素の事業をやる上で求められているかと思います。ということで、エネルギーの部分と脱炭素の部分、以前はすごく離れていたのですけれども、現在は脱炭素の中の一つの取組として化石エネルギーからの脱却ということで再生可能エネルギーの普及が環境省のほうから提言されておりますので、町としてもその流れに沿った計画の策定をしていくことが今後必要ではないかと思います。また、エネルギーの事業については非常に国の政策サイクルが早くて大体3年で事業サイクルが終わってしまって、ほかの町でいいなと思って手挙げしても既にもう募集が満杯で終わっているということが多々あり、森町でこのイニシアチブを取っていくためには事前の調査や情報収集などがすごく必要だと思われます。森町の場合は、過去に地熱発電の導入に関してエネルギー部局と環境部局併せて企画振興課のほうで全て取り仕切っていた経緯があったと思うのですけれども、途中から現在は運用して30年以上たっているということで、大分エネルギーと環境部分のウエートが小さくなったと思うのですけれども、その辺今後進めていくに当たって組織としての考え方というか、見直しについてどう思われているのか、再度町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。河野議員ご指摘のとおり私が町長に就任してからゼロカーボンシティー宣言を発出というか、宣言してから本当に民間のお問合せというか、非常に肌に感じて多くなったというのが実感としてあります。本当に行政のそういった計画ですとか、北海道や国が出す指針を飛び越えて国内のみならず海外の投資の動きというのはもうすさまじい勢いで入ってきている状況です。実際森町だけではなくて、国のほうでも北海道日本海側のほうで洋上風力開発の動きがありますけれども、ある程度の法整備ですとか枠組も進めながらも、その隙間を狙った海外の大手の進出とかも非常に今目立ってきている状況です。行政のいいところ、悪いところというご指摘もそのとおりなのかなって思います。スピード感を持って進めるということと、あとそういった後々結果として森町に住む方々にデメリットにならないような、イニシアチブという言葉も使われておりましたけれども、まさにそのとおりで、その辺はバランスよく進めていかなければならないな。なおかつこの投資のチャンス、投資をこの森町に呼び込むチャンスというものもしっかりつかまなければならないなという認識でいるというところがまず1点でございます。そして、担当部署というところで2質目のご質問の趣旨は集約されるのかなと思うのですけれども、そちらもまさに今企画振興課で再生エネルギーに関する、脱炭素もそうですけれども、総枠の部分で様々な情報収集を行っております。水産課ですとか農林課で個別に各それぞれの持分の中でやられているこの事業もありますけれども、基本的には企画振興課が窓口になり束ねている状況でございます。正直人員も限られておりまして、それと反比例するように膨大な事務の量というのも現実的に増えてきています。対外的な事業者との調整だけでももう1本、2本の世界、話ではなくて、本当にこのままですともう10本以上抱えるような感じになりそうな雰囲気もございます。そんな中で組織の再編というところでありますけれども、やはり担当部署というか、ゼロカーボンシティー宣言を出している以上担当というか、それが課になるのか、室になるのかはちょっと置いておいて、専門的に取り組むそういった部署必要であると考えています。その辺は人事も絡むことではありますけれども、早急に組織の再編というところは念頭に入れて進めたいなと思います。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 6月会議 2024年6月4日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる