みんなの議会

木古内町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

環境にやさしいまちづくり

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

4番 竹田 努です。鈴木町長就任4年目、任期の最終年となりました。就任以来の所信表明、3年間の町政執行方針を改めて、一読させていただいたところであります。そのことから表題の環境にやさしいまちづくり、このようになったわけであります。コロナ禍の中で、様々な制約、制限の中、子育て支援策、一次産業振興策では特に漁業応援補助、移住定住促進施策等々をはじめ、多くの事業を実行してきたものと思っています。私は、常日頃から町の課題はなんと言っても人口減少、それと財政だとこのような認識をいたしております。町長就任時には、人口も4,000台を割り込んだものの、財政的にもなんとか維持してきたものと思っています。人口は毎年約100人前後が減少、現在3,600人台の町になりました。幸い地方交付税、財政調整基金等は減少していない現状であり、いま多少財政に余裕のあるうちに整理をしていかなければならない旧中学校の施設、それと人道跨線橋等が考えられるのではないかと心配をするところでもあります。当町は、脱炭素社会の実現に向け、6月には「ゼロカーボンシティ木古内」を宣言したところでもありますし、またこの同月、6月に木古内風力開発株式会社が設立されております。この11月には東京エスプールと、ゼロカーボンシティを目指した、包括連携協定を締結をしたところでもあります。町長の目指す「脱炭素社会」実現のために、段階的に推進しなければならない、このようなことから町長の見解を問うものであります。まず一つには、公共施設を活用した再生可能エネルギー、これは電気ですから太陽光というようなことで伝えてあります。二つ目は、この公用車のEV車、電気自動車これの導入の考え。三つ目には、公共施設のLED化の整備の計画。この3点について、町長の答弁を求めます。

町の答え 町長 鈴木慎也

4番 竹田議員の質問にお答えをさせていただきます。(1)を答弁させていただきます。一般的な再生可能エネルギーといたしましては、太陽光発電・風力発電などが上げられますが、公共施設においては個別施設計画におけます、改修計画等と照らし合わせながら、設置の適否について可能性の検討を進めてまいりたいと考えております。また、町の行政区域内におきまして今後、大手2社の風力発電会社が事業を展開する予定となっております。町の公共施設や住民の皆様の住居などに、その再生可能エネルギーが活用できる、このことによって公共施設の電気代だったり住民の皆さんの自宅の電気代が半分になるですとか、そういったことが理想だと私は考えております。いずれにいたしましても、その事業者と技術や費用面など様々な協議を重ねていく必要があると現時点では考えております。また、(2)でございますが、公用車のEV、電気自動車の導入につきましては、ゼロカーボンのみならず、災害時の非常用の電源等としての活用が期待できるものであると認識をしております。一方で、走行可能距離、またトルク、充電時間などそういったあまり得意じゃないと言いますか、そういった課題もあるのは事実でありますので、公用車の用途に応じた公用車の必要台数をまずは設定をして、その上、充電設備の整備もあわせて導入に向けた検討をしてまいりたいと考えているところであります。次に、(3)の答弁をさせていただきます。これまで、作業会館・中央公民館・スポーツセンター等のLED照明への改修を終えたところでございます。その他の未改修施設につきましては、順次LED化への改修を進めることとしております。なお、改修する施設と年次につきましては、財源確保の上計画的に実施をしていく考えであります。竹田議員質問の環境にやさしいまちづくりということでご質問をいただきましたが、このゼロカーボンの取り組みがおそらく町民の皆様にとっても、すごく意味のあることじゃなければならないと思いますので、環境にやさしく、また町民に優しいまちづくりを進める上で、このゼロカーボンを推進していきたいとそのように考えております。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

町長の答弁で、概ねは理解はします。ただ、1番目の再生可能エネルギー、これについてはもう少しやはりいろんな公共施設を活用したやはり計画も。確かに設備投資、ランニングコストだとかいろんな費用だとかもかかりますから、やはりその辺をもう少し研究する中で、例えば旧中学校を早く解体をして、あの広大な敷地に太陽光発電をすれば、どのくらいの例えば発電量になるだとか、例えばそういう試算も含めて。ただやはり、そのためには設備投資の費用が膨大になるからちょっと懸念をするだとか、なんとかやはりそういう選択肢があると思うんですよね。私はやはり風力については、大手の会社が実証するっていうことですから、町が直接ではないですけれども、例えば庁舎なり機械センターの屋根を活用した例えば太陽光をつけた場合にどうなんだ、費用がどうで実際効果がどう出るって。やはりこれからの事業は、投資したからにはその効果なり成果が現れないとやはりやればいいってことではないっていうふうに思っていますから、その辺については十分再考含めて、検討できないものなのか。私は、やはり大きな再生可能エネルギーとすれば、太陽光が町内のある程度の面積のあるところには、発電設備ができているんですよ。ということは、やはり採算取れているっていうふうな思いもあるんですよ。それと、かつてはいまから6年か7年くらい前は、事業者がある程度の面積のあるところに進出をして、土地を買って太陽光を設置するっていうようなことで、そういう遊休地がないかっていう問い合わせもあった時期もあったんですけれども、最近はそういう話題っていうかあれがなくなってしまったんですよね。だから、そういうものを含めて町とすれば、せっかくある施設を有効に使うっていうふうにならないでしょうか。その辺について。

町の答え 町長 鈴木慎也

竹田議員の再質問にお答えをさせていただきます。公共施設様々あるのですが、再質問の中では旧中学校を例に例えてご質問がありましたので、その例に例えて答弁をさせていただきたいと思っております。2013年に平成25年の1月に旧木古内高校の校舎へ機能移転しまして、それから2021年に現状の姿のまま、そのまま旧中学校が適切な表現がすごく難しいんですが、そのままになっていたと。基本的な町としての考えは、そういったいまと子どもたちにそれを負の遺産として残してはならないという基本的な考えがあって、できるだけ早い段階でなんらかの対応をしなければいけないと。そのような思いから2021年、2年前ですが、全国に向けて無償譲渡、公募型のプロポーザルを実施をして公募をいたしました。何件かの問い合わせがあったのですが、結論としていまの状況のままだということです。大きな理由がいくつかあるんですが、やはり大きな建物ですので、解体するにも相当の費用がかかるということ。あと、いわゆるアスベスト等とか少し有害なものも一定程度ある、そういった想定から解体するのにも1億からたぶん3億くらいはかかるんじゃないかといういま町としては認識です。もう一つが、いわゆる都市計画の区域であります。いわゆるあそこは、住民のかたが住んでいるエリアですので、そこに工場とかそういった加工場を現状の都市計画の中からするとできないという状況になっていまして、ただ倉庫であれば可能性はあるということで、倉庫利用ということでもいろんな企業のかたにお声がけはさせていただきました。ただ、そこを再生可能エネルギーを事業を進む中で、あまりにも最初の投資が大きすぎるので、なかなか回収できるような事業にはないという結論がいまのところ町としてそういう認識をしております。ですので、旧中学校におきましては今後、無償型のプロポーザルも継続しながら最終的には、町として責任をもってしっかりと対応しなければいけないとそのようにいまは受け止めているところであります。あと再生可能エネルギー、特に太陽光のパネルでのご質問で、いままでも公共施設に太陽光パネルをつけた場合に、公共施設の電気料金の部分で、事業が成立するかどうかというのもゼロカーボン宣言する前に、数社の会社に数字をはじき出していただいております。例えばクリーンセンターとかあそこは敷地がありますから、あそこでも見ていただいたんですが、ただ今後まちづくりをする中では、人口も増やしてより元気な地域にという思いで私達はまちづくりをしていますが、基本的なこの社会的な流れでいくと人口が減るというのがまず基本的にあります。使用する電気量が減っていく中で、いま公共施設だけに特化して整備をするのは、すごく難しいというお答えをいまいただいております。ですが、町といたしましてゼロカーボン宣言をして、町民の皆さんと環境に優しく、家庭に優しくて住民に優しいまちづくりを進めていこうということを決意しているわけでありますから、ありとあらゆる可能性を模索しながら、竹田議員からいただいた貴重なご質問を受け止めて、事業の進みに活かしていきたいとそのように考えております。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

確かにやることによって費用対効果等の問題もこれあり、理解はします。ただやはり、例えばEV車導入については、今後検討していく。充電設備も含めて検討していくっていうことですから、それはそれでいいと思う。LEDについてもこういう順次、整備計画を立てる中で進めるっていうこと。私はやはりなんて言うんだろう、確かに費用もかかりますけれども、やはりこのゼロカーボンシティ宣言をしたからには、なんらかのアクションを起こすべきだっていうふうなそういう考えです。ですから、お金のかからない例えば夏場の時期には、職員のノーマイカーデーだとかそういうものを設定をするだとか、植樹の機会をいろんな場面で植樹を推進するだとか、やはりそういうものがもっと前段にあっていいのかなっていうふうに思っています。なかなか再生可能エネルギーも太陽光も大変個人で設置したかたの話を聞くとやはり電気料に軽減になっているっていう効果は出ている。だけれども、いま投資するからにはもう20年くらい先を見込まないと採算が取れないっていう現状ですから、なかなかやはり厳しいのかなと。私はやはり公共施設に太陽光パネルも前段の一般質問にもあったように外貨、例えば企業にそのために東京エスプールさんと協定をしたわけですから、そういうところからそういう道筋っていうのは出てこないのかなっていう部分が私は連携協定した時に、「これなんらかの部分でメリットあるな」と思って期待もちょっとしていたんですよね。ですから、今回の答弁でもエスプールさんが何年後にはどうだっていう部分も出てくるのかなっていうそういう思いもちょっとあったものですから、その辺も含めて概ね町長からの答弁でやむを得ないっていうか理解はしましたけれども、最後の部分だけちょっとエスプールと。

町の答え 町長 鈴木慎也

竹田議員の質問にお答えをさせていただきます。ただいまの再質問から今回のゼロカーボン宣言や様々な取り組み、また協定を結んでいる会社、また風力の再生可能エネルギーの設置業者、様々な事業がいま進もうとしております。現在の現時点で、具体的な事業について答弁はしておりませんが、概ねこういった方向でこういう思いであるというのは、議員には答弁の中で伝えさせていただいたつもりであります。本日、竹田議員からいただいた貴重なご意見やご提言をエスプール社と協定を結んだわけでありますから、しっかりとこの環境のため住民のために、意味のあるゼロカーボン木古内となるように力強く進めてまいりたいとそのように改めてお誓いを申し上げて、私からの答弁とさせていただきます。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

縷々、町長から細かい答弁もいただきました。やはり同僚議員も一般質問したように、脱炭素社会の実現に、全力でやはり鈴木町長に期待をしたいということを申し上げて、一般質問を終わります。

出典:木古内町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる