みんなの議会

森町議会 令和2年第1回 9月会議 2020年9月3日

新型コロナウイルス対策について

聞いた人
河野文彦 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 河野文彦

通告に従いまして質問させていただきます。新型コロナウイルス対策についてです。新型コロナウイルス感染拡大の第1波が徐々に鎮静化し、感染拡大阻止に向けた様々な措置や緊急事態宣言が解除されました。感染拡大を防ぎながら経済活動の再開を段階的に図る出口戦略を模索してきたところでありましたが、ここにきて感染拡大の第2波が広がっている状況と言わざるを得ないと思われます。仮に感染拡大が収束しても、私たちの社会生活や経済活動が完全に元どおりになるには相当の長い年月が必要であり、ウイルスによる感染症が引き起こすパンデミックによる甚大なリスクが浮き彫りとなった今、様々な秩序が大きく変化してしまうのが予想され、今まで以上に柔軟性のある支援策が長期的に求められます。森町においても2月頃から経済活動に与える影響が徐々に見られ、北海道の緊急事態宣言に伴い、不要不急の外出自粛要請から飲食産業を中心に影響が拡大する中、3月会議にて森町独自の支援策の必要性を訴えた緊急質問をさせていただきましたが、2月25日に新型コロナウイルス対策委員会を発足し、様々な対策を練っているとの町長の答弁の中で、町としては直接的な金銭の支援はできません。はっきり言います。これに対してはいろんな地方自治法で決められていることですからとの発言がありました。結果的に森町独自の支援策として町内事業者へ最大30万円の現金給付、農業者、漁業者への10万円の現金給付という支援策が実行され、事業主として経済活動継続の大きなバックアップとなりましたとの声が聞かれる中で、町長の発言と実行された支援策が大きく乖離している状況であります。今後も新型コロナウイルス感染拡大、収束を繰り返すことが予想され、決定的なワクチンが開発されるまでは再度緊急事態宣言が発令され、外出自粛要請が出されるのではと警戒する中、現金給付を含めた様々な生活支援策、経済支援策が今まで以上に必要と思われますが、行政運営の根幹である地方自治法に抵触するようなことはあってはならず、最大限留意することも求められますので、町長の見解を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。令和2年3月会議における緊急質問については、資金繰りに関する質問と捉え、個々の事業者に対して経営維持のための運転資金を町が直接貸し付けることはできないとの回答をしております。また、国や北海道において有利な貸付け制度が2月に創設されており、その情報を資金繰りを検討している町内事業者へ早急に周知徹底を図ったこともそのとき説明したところです。森町緊急経営支援金交付事業につきましては、国や北海道の補助政策を参考にしまして、町独自の支援策として実施したものであり、運転資金とは性質の異なる支援金です。今後も経済情勢を注視し、必要な対策を継続的に行ってまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 9番 河野文彦

3月会議の時点では資金繰りの支援だと思って、できないというような答弁をしたというふうに僕は今認識したのですけれども、3月会議の時点でいろんな自治体がいろんな支援策を出される中で、飲食関連の方々も現金をくれとか、そういう直接的な支援の要望というのはなかったと思うのです。結果的には企業継続のための資金繰りの支援というようなところに行き着くのかなというふうには思うのですけれども、3月の時点でできないというような答弁ではなくて、僕はこの時点で、それこそ地方自治法に抵触することは絶対あってはならないと思いますけれども、いろんなケースを想定して、前もってでもいろんな支援の方法というのを考えていってほしかったなというところなのです。結果的に町内事業者に現金の給付、これも要は資金繰りの支援と言っても過言ではないと思うのですよ、正直言って。そういう中で、もっと早く手を打って、いろんなケースを想定しながら支援というものを打ち出していってほしいなというふうに思うのですけれども、その辺もう一度お話聞けたらと思います。お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。議員のお考えでは、多少のお金でも資金繰りの一部だと、そういうふうに捉えられているように今ご質問を聞いて私理解いたしました。それぞれ捉え方は別で、そしてまた本当に少ない額ではありましたけれども、緊急支援金によって事業の継続につながったと思っておいでのそういう事業主さんがおられたのであれば、それはそれでよかったなと、そういうふうに私感じておるところです。大変効果があったと、そういうふうに思います。また、新型コロナウイルスの感染者が発生した時点において2月25日に対策本部は立ち上げましたけれども、それ以前からもう既に商工労働観光課や水産課、その他農林課など関係課とは、どういう救済事業があるのだと、そういうことはすぐに指示を出して取り組んでおりましたので、まず運転資金につきましては、会社を経営するというのは経営者としての経験があれば皆さんお分かりだと思いますけれども、一体これがいつまで続くのだと、まず見通しを考えなければいけないと思います。その時点で、必要な運転資金を幾ら確保しなければならない。そういったことから、一番最初に走るのは金融機関です。役場ではない。自治体ではないです。自治体、どうしてもいろんな手続や議会の承認やらが必要で、すぐ本当にフットワークが軽くできるのは金融機関に走り、運転資金を確保するというのがまず第一だと、それは以前の緊急質問や3月の一般質問でも私答えさせていただきました。それをいち早くその情報を、セーフティーネットがもう既に立ち上がっているよということで経済団体、また商工会議所や商工会、そういったところから事業主さんにいち早く伝えていただきたいということで、すぐ指令を出しております。それを敏感に感じ取っていただけないと困るのですけれども、すぐ動き出して運転資金の確保に早急につながったというところもたくさんございました。また、ちょっと時間を置いてから行ったら、政策金融公庫、個人名、これは出してもいいのかなと思いますけれども、そういうところに申し込んでも3か月から5か月もかかると。でも、出しておかないと借入れできないわけですから、その間に何とか資金をつないでやりくりをしながらいくと。町では、そのときに経済効果を発揮するのに何がいいかなと考えたときに、飲食券と買物券を発行させていただきました。これは、議会の皆さんの了解も得て、町の中では何とかこの8月いっぱい、先月8月の末で完了しましたけれども、今まで6月、7月にこんなに売上げがあった年はないというぐらい言われていましたので、逆に3月、4月、春のいろいろと大変だった時期の補填にはつながったのではないかなと思います。そこは、私は本当に経済対策の最たる、よかったなというふうに考えております。次回も同じような、少し額を増やした形で今回提案させていただいておりますから、先ほどの質問のお答えとちょっと重複するかもしれませんけれども、そういった経済効果と、まだ今、最近の新聞等でも皆さん御存じのように旅行関係、ホテル、旅館関係がなかなか大変な思いをされている。そういったところに今後何かいい対策がないかということも捉えながら、そしてそれ以外にほかになかなか上を向いてこない、そういったところも含めて、当然教育委員会とも同じく連携を取りながら進めていきたいと、そういうふうに考えております。これは、まだまだ来年になってもいろんな状況、対策は考えていかなければならないと、そういうふうに考えておりますので、その点のご理解をいただきながら進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

議員の質問 9番 河野文彦

終わります。

出典:森町議会 令和2年第1回 9月会議 2020年9月3日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる