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森町議会 平成22年第1回 3月会議 2010年3月18日

郷土の継承について

聞いた人
加藤玲子 議員
答えた人
教育長 磯辺吉隆、町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 加藤玲子

通告に従いまして、一般質問をいたします。私は、郷土の継承についてこれから一般質問をさせていただきたいと思っております。22年度の町長の町政執行方針、教育長の教育行政執行方針の中に先人から預かった大切な財産、遺産をしっかり受け継ぎ、人づくり、まちづくりをめざすと郷土愛について触れています。これからの社会を担う子供たちに郷土に対する先人の生き方や風俗、慣習、産業、芸能、功績を学ぶことは、子供たちに郷土を愛し、誇りを持たせ、生まれ育ったこの町の歩みに対する理解と郷土愛が培われるものでないでしょうか。郷土の歴史の節目、節目に起きた出来事や物語を後世の子供たちに伝え、学習させていくことが私たちの務めではないかと思います。学校では、郷土の先人を学ぶ教育はどのようになされているのか、これをお聞きしたいと思います。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

加藤議員のご質問にご答弁申し上げます。郷土について学ぶ機会につきましては、主に社会科や総合的な学習時間に行われております。小学校3、4年生の社会科では、森町教育委員会で編集いたしました副読本「わたしたちの町「もり」」を使用し、森町について多面的な学習をしております。その中に郷土に伝わる願いという単元があり、町の開拓の様子、昔の暮らし、文化財や郷土芸能などにつきまして実際に地域へ出かけて調べる学習や年配者に当時の様子を聞き取りして、郷土についての学習を深めております。また、総合的な学習の時間では、それぞれの地域の特徴的な産業、ホタテの養殖や稲作、畑作、ハウス栽培、森林、炭焼きなどについて学習しております。さらに、郷土芸能や地域の祭典に参加し、郷土についての理解を深めている学校もございます。中学校におきましても総合的な学習の時間で郷土と生活、調べ学習、森町を知るというようなテーマを設け、郷土についての学習に取り組んでいるところでございます。加藤議員のご質問の中に郷土について学ぶことは子供たちに郷土を愛し、誇りを持たせ、生まれ育ったこの町の歩みに対する理解と郷土愛が培われるとございますが、私もまさにそのように考えているところでございます。私教育行政執行方針で、このふるさとに生き、ふるさとを守り育て、そしてふるさとをこよなく愛する人づくりのため一層の努力を重ねたいと述べさせていただきました。郷土を愛する心は、地域の多くの人と触れ合い、郷土のすばらしさをさまざまな方法で知り、学習するところからはぐくまれていくと考えております。これからも子供たちの成長に合った多様な教育活動を進めていきたいと考えております。平成23年度より小学校の新学習指導要領が全面実施となりますが、その内容に合わせまして現在3、4年生で使用する社会科副読本の編集作業を進めております。ご質問の趣旨を踏まえながら、郷土についての学習がさらに内容の充実が図られますよう進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。以上でございます。

議員の再質問 6番 加藤玲子

ただいま教育長のほうから、現在は小学校、中学校でも郷土に対する歴史的なこと、いろいろな共同で行っているようなことを副読本をもってやっていると。私もそういうふうなことはやっているなというようなことは存じておりました。それと、特に社会教育ですか、そういうようなところでも大人に対する講座を、郷土に対する講座をつくっているということで、大変好評なので、これからもそれを続けていきたいというようなことを教育事務の点検評価ですか、この中でもうたわれておりますので、郷土に対するますますのそういう知識を得るということは非常にいいと思います。ところが、これだけ学習しているのですが、子供たちに聞くと知らないのです。ちょっとどんなことしているのと聞くのですけれども、知らないと言うのです。ですから、これは実際にやっていることと子供たちが本当に郷土を愛する、あるいはそうなのだという気持ちをもう少し関心を持たせるといいましょうか、そういうふうなことをもう少し深く追求して教えていただけたらなというふうなことと、それから大変熱心な先生もいらっしゃるのです。総合学習ですか、小学校3、4年。こういうところでわざわざ例えば公園に一緒に連れていって、公園ですと桜ですよ、クリですよ、あなた方の学校にこんなすばらしい公園があるのよ、こういうところは日本中見てもない学校だと。すばらしいのだから、ここをよく学習しなさいと言って、非常に丁寧に教えている子供たち、そういう子供たちは家庭に帰ると、桜まつりなどに来まして、一つの例ですけれども、この桜は八重桜だと。色も濃くてというふうなことをお母さんにお話しするそうです。どこでわかったのと言ったら、学校で習ったよと。枝が去年ばっさり切られたのです。切られたというか、落ちたのです。こういうことをする人を許せない。花がかわいそうだ。そこまで持っていく先生と、あるいはたださらっとやる先生と、この子供たちに受けとめるものが非常に違ってくるのではないのかなと。ですから、先生が行う、そういう愛情を持って、小中学校の先生方もぜひそれをやっていただけたら、もっともっと森町がすばらしいところになるのではないかなと、そう思います。それと、もう一つ、森町をこれから子供たちが育って出ていきます。そのときにも、では都会に出ていった子供たちにあなたのふるさとの特徴は何かと聞かれたときに、どのような返答をするのか。これも子供たちへの対応の仕方ではないのかなと。ないと言ってほしくない、森町から出ていく子供たちには。というようなことを私も森町から出ていきましたときに問われたことがあります。そのときに何も言うことできません。地熱があるではないかと言われて、はっと気がつきました。こういう私の体験からもあるのですけれども、やはりそういう恥ずかしい思いをさせたくない。誇りのある子供たちを育てていきたいなというふうなことを思っております。それと、ちょっと余計なことかなという形、横道にそれるかもしれませんが、教育長は森町の森町史をもう新しくというか、編集し直したいというようなことが書かれております。この森町史と編集誌ですか、それを私2冊をちょっとさらっとですけれども、見ました。森町の先人の方々というのはすばらしい方々。非常にロマンがあります。それを見ていますと、千何百ページでしたか、両方合わせますと1,300から1,500くらい、そのページをずっと見ておりましたも、いかに森町に来京した有名人、歴史的な人物というのが非常に多いのです。やはりそういうふうなところも誇りに持てるかなというふうにも思います。もろもろすばらしいところがあるということをぜひとも学生、子供たちにそこを位置づけて、そして大人にも町のよさを指導していただけたらと思っております。それと、今までのことを聞きまして、町長、いかがでございましょうか。町長のお考えもありましたら、ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

ただいま加藤議員から、特に社会教育での講座が好評であるというふうなこと、大変お褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。実は、ちょっと話からずれるのでありますけれども、私前に教育委員会に在籍したときに地域は学校、大人は皆教師というふうなことを述べられていた方がおりました。その言葉、今も脳裏に強く焼きついております。そして、ちょっとまたそれますけれども、今子供方がコミュニケーション不足というような、全般的なそういうところは森町でなくて全国的にそういうふうなところはあるのでしょうけれども、そういった意味でまずは生きた教材として、家庭においてもおじいちゃん、おばあちゃんから昔の苦労話を聞いたりですとか、あるいは地域の方々から隣の、近所の方から聞くだとかいうふうなことの中で、やはり尊敬の念を持ったり、肉親への、改めておじいちゃん、おばあちゃんにそういう誇りを持ったり、まずそこから素直な子供が育っていくのかなと。まず、それができればベースにあってほしいなと。日ごろからそういうふうに強く思っているところでございます。それから、今加藤議員さんからいろんなご提案がございました。まさに森町を育っていく、巣立っていく。特徴が何だというふうなことももろもろございました。まさにそういうふうなことも含めながら、今副読本を作成中でございますけれども、郷土に伝わる願いという中をさらに充実させて、そういうものと、それから町史編さんの中でもやっぱりそういうわかりやすいものを編さんしていく必要があろうと思います。今ご提案のありました、子供方に限ってというふうなことでございますけれども、そういった中からまさに社会性が身につくというふうな学習が必要でないかという、基本的には多分そういうふうなことでないだろうかというふうなことでご提案を受けとめさせていただきました。いろんな中、さらに創意工夫をしながら、学校教育の現場におきましてもわかりやすい、そしてそれが心に残る、そういうふうなことでさらに指導をしてまいりたいというふうな形で思っております。それと、子供ですので、1回聞いてもちょっと忘れることがあるわけです。やはり反復しながら、それが時間の経過の中で物事が醸成されて、最後にはいろんなものが頭の中に残っていくものだろうと、それが教育でないだろうかというようなことで私は思っております。さまざまなご提案をいただきましたので、貴重なご意見として前向きに内容を検討させていきたいというふうなことで思っておりますので、ひとつよろしくどうぞお願い申し上げます。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

加藤議員のご提案については、私もことごとくすべてそのとおりだと思っております。そして、やはり郷土を子供たちにどのような形で今の森町があるかということを知らしめると同時に、現在の森町がどんな森町なのかということもお知らせしなければいけない、そのように思っております。現在森町は、函館から室蘭まで行く中で最大の産業都市であるということもこれは知られていないのです。ですから、そういうことも子供たちにも、また大人の人たちにもお伝えしながら、森町はいかにすばらしいかということを知らしめていくということが大切だと私は思います。それと、森町の郷土史、砂原地区と合併になってからこのものができていない。これは、一昨年森町は150年でございますけれども、これに2年、3年たってもいいですから、150年史ということで、今までのものをベースにした150年史というものを本ではなくてCD、またDVD、そういうものでこれはつくるのも大切な事業だなと、そのように思ってございます。ですから、これを何としてもこの一、二年、多分時間結構かかるかもしれませんけれども、もう既にでき上がっているものがございますので、それでCD等で簡単に軽く見れるようなものを考えていきたいなと、そのように思っております。何といってもふるさとがあって初めて自分があるわけでございますので、これを郷土愛という形で残すことは絶対的に必要なことだと、そのように思っております。以上でございます。

議員の再々質問 6番 加藤玲子

ただいま町長、教育長の答弁をいただきました。森町をやはり誇りのある文化行政という形のものの中で、ぜひともそれを進めていっていただきたいと思います。文化行政というのは、その町にふさわしい個性的な地域文化をはぐくみ、住民がいつまでもそこに住み続けたい、そこに住む誇りを思えるような地域社会、こういうふうな定義的なことがあるようでございますので、難しくなく、みんながわかる、そしてお互いが言葉かけができる、町のことを話ができるという町民をぜひとも育てていただきたい、そう思っております。以上で終わります。

議員の再々質問 6番 加藤玲子

では、お願いいたします。ではでは失礼ですね。申しわけありません。せっかくですので、それでは。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

今の加藤議員言われました、まさに私もそのとおりだと思っております。佐藤町政、町長ともどもその実現に向かって日々努力したいと考えております。どうぞよろしくご理解をお願い申し上げます。以上でございます。

出典:森町議会 平成22年第1回 3月会議 2010年3月18日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる

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