みんなの議会

森町議会 平成22年第1回 3月会議 2010年3月18日

株式会社森町役場について

聞いた人
黒田勝幸 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 黒田勝幸

おはようございます。通告に従いまして、2問について質問をさせていただきます。まず、株式会社森町役場についてでございます。22年度の町政執行方針で、町長は雇用を重視した町直営の株式会社の設立も視野に入れ、雇用対策に努めたいと明言いたしました。町長の言う株式会社構想案では、目的は当町の行財政は地方分権のもと権限移譲が進められ、財政的には税収など減収が見込まれ、歳入の厳しい状況にあります。自治体経営のあり方では、自立した自治体の確立に向け、民間経営手法の導入の視点に立って合理的な行財政の運営により自主財源の確保に努めたい。森町が100%出資した株式会社を設立することにより、町の業務の委託事業による財政負担の軽減、森町の1次産品のブランド化を推進することにより地場産品の付加価値を高め、販路の拡大と地域活性化につなげたい。形態は、第三セクターとなっております。これまで各市町村で町が出資し、第三セクター方式でやりましたが、失敗している事例が多いです。その代表格が夕張市ではないでしょうか。町長のアイデアは大変いいことだと思っておりますが、私は基本的に町でそのようなことをしないほうがいいと思っております。それよりも民間の方々にお願いをいたしまして民需拡大を推進し、町でできることは支援してはいかがでしょうか。町長はどのように思いますか。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

黒田議員のご質問にお答えさせていただきます。基本的に町で行わず、民需拡大を推進し、町でできることは支援してはいかがかというようなご質問でございます。町民の皆様には、役場が雇用の調整弁として行うように広がっているようでありますが、雇用機会は本来企業の成長が担うものであり、町としては民間が営みづらい仕事を掘り起こし、企業には迷惑をかけない事業展開をすることを検討しています。他町で第三セクターが失敗している状況を見ますと、箱物をつくったものはほとんど失敗しているものと思います。お尋ねの町直営の株式会社は、箱物をつくって雇用を生み出すことではなく、地域の創造を生かした新たな就労機会を推進しようとするものでございます。以上でございます。

議員の再質問 4番 黒田勝幸

今答弁が全く短くて、内容も2点でした。町は雇用の場ではないと。既存の企業には迷惑かけないということですよね。確かに役場は雇用の場ではないけれども、現在の正職員は350人からおります。臨時も130人か140人いると思うのです。約500人からの役場の職員です。おります。これは、もう森一、一番大きい企業です。これだけの企業ありません。ですから、町民はやはり役場の職員にあこがれるのです、給料も安定しているし。それはそれでいいのですけれども、本当に既存の企業に迷惑をかけるようなものはよくないのです。それで、町長の提案なのですけれども、これ提案書を見ますとどうも腑に落ちないところがあるのだ。100%町が出資するのだよと言っています。そして、社長は森町長、佐藤克男がなるのですよと、こう言っています。それで、債務のこと。債務、いわゆる借金した場合、債務は町がそれやらないのだよというのだ、出資者が。どうもこれ腑に落ちないのだ。会社経営は、やってみないとわからないのです。町長も過去の話言うと申しわけないけれども、随分大きな事業やっていた時代もあって、やはり一生懸命やったけれども、うまくいかないこともあったよということを言っていましたよね。会社というのは、そういうものですよね。ましてや今この不況で大変な時代に大変な事業ではないかと思うのです。そういうような中でやりたいこと、これ書いています、農産物の加工販売だとか、森町等から委託を受けた事業をやるのだとか、各種イベントの企画、運営だとか書いています。果たしてこれがどうなのかなと。独立採算の観点から、森町からの債務保証、損失補償はしないと書いているのだ。そんなことできるのか、これ。例えば会社が運営ゆるくないと、財政的にゆるくないと、お金借りたりなんなりすると思うのだけれども、そのたびそれなら町のお金投資するということなのですか。例えばよそから借りたら、当然保証人なりつけるだろうし、債務保証しないというのはどうなのかなと私単純に考えるのだけれども、その辺まず聞かせてください。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

ただいま債務保証はしないということの質問でございますけれども、これは簡単なことです。資本金の中で仕事をしていけば、これは債務が債務超過ということにはならないわけです。ですから、資本金の中で仕事をしていくということでございます。また、箱物をつくるということは、資本金よりもオーバーした、そういう事業になります。その場合には、かなりの精査が必要だと思います。私が考えている会社において、債務超過になるような仕事はしないということが大原則になると思います。それと、今農産物の超過とか、そういうお話が事業の内容で続いていました。私は、そういうものもありますけれども、この町で今事業として展開していないもの、そういうものを考えてございます。それによって今現在の町の事業者には迷惑をかけないでやっていく、そのように思っております。以上でございます。

議員の再々質問 4番 黒田勝幸

まず、出資金の範囲内でやるのだよと。出資金なくなれば、また増資するということになるのかなと、こう思うのです。通常は、借り入れしてやるわけでしょう。ということは、事業が順調にいっていればいい。売っても回収できないと、給料も払えないから、やはり銀行にお願いしたりなんなりして借り入れしてやるというのが通常の商法上の手段だと思うのですけれども、町長の今言っていると、いわゆる資本金、その以内でやるということだから、それがなくなったら、また町で増資するという形になるのかなと思うのです、お金なくなったとき。その辺がどうなのかなと。いわゆる商売が再三言うとおりうまくいっていればいいけれども、うまくいかない場合のことも想定しなくてはならない。ましてやこういう時代ですから、まだまだ先行き不透明です。そうですね。そういうような中で町としても財政が大変だと、今町長危機的状況があるよという中で、果たしてこれはどうなのかなと私は思います。町長は、性格的に一たんこぶし上げればなかなかおろさない人だからあれなのですけれども、やるに当たってもやはり町長今移動相談室やっていますので、その中でこのことを町民に話されて町民の動向というか、考え方も聞いていただきたいし、また議会にも何度となくそのことを提案してお話を聞いていただきたい。ある程度合意を得た中でやってもらわないと、なかなかやっても大変かなと、こう思いますので、よく熟知してほしいということで、これもう3回だからこれで終わりだから。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

ご質問にお答えさせていただきます。増資というお話がありました。これ増資については、当然議会の承認が必要でございますので、そのときにもしだめであれば議会が否認すればいいことだと思います。それから、聞き捨てならないことがありました。町長は、何か言ったら何が何でもやってしまうと。決してそんなことはありません。議会が反対して、全員協議会で反対して、私がおろした件名は幾つもあります。残念なことにこれは町民に非常に役に立つことなのだけれども、議会に反対されて、そういうことが何度かありました。私は、一回言ったものでも自分でまだそこまでいっていないのだと思うものについては引き下がることはやぶさかではないと思って、引き下がって、そして何度も提案をしようと、そのように思っております。私が今考えているこの事業については、例えば森町では農家の方もホームページをつくってもそのホームページを生かし切れない。ホームページというのは、毎日見なければいけません。そして、定期的に直していかなければ、これを見に来てくれないのです。そういうものをその会社でやって、そして農家だとか、いろんな商店だとか、そういうところのものをホームページをつくってあげて、そしてまたそれをチェックしてあげる、またはいつも直してあげるというような仕事も、これは町のどこかの会社でやってくれるけれども、うちの森町ではそういう会社もございません。私は、自分でホームページも立ち上げたことも何度もございますし、そういうことは知っていますので、私のノウハウの中で最初は小ぢんまりとしたものからできるのではないかなと。そして、森町で有効になれば、それは八雲でも七飯でも、また函館市内に持っていってもできるのかなと、そのように思っています。また、もう一つは、森町にはお年寄りがたくさんございます。お墓も、私も一昨年までは森町におりませんでした。このお墓の清掃だとか、そういうことは非常に遠くにいる者については気がかりでございます。また、お年寄りの方がお墓を掃除するということについては、若い人が家庭にいる場合には若い人がやってくれますけれども、これはなかなかできないことでございます。あの高いところに上がって、洗ったり、清掃したりなんかするのも結構大変なわけでございます。そういうものをその会社で安くやってあげますよということでやってあげると、これはきっとお年寄りには喜ばれるのではないかなと。もう一つ、お年寄りが心配しているのは、自分が亡くなってから、子供は東京に行っている。札幌に行っている。このお墓をだれが見てくれるのだということも心配でございます。そういうのがもしこの会社でいいですよ、10年間はやってあげますよというようなことをした場合、きっと安心して冥途にも行かれるのではないかと、そのようにも思います。そういうのが一般の会社であれば本当にやってくれるのかなと心配でございますけれども、これが株式会社森町役場だということになった場合、これは安心してお願いできるなということにもなろうかと思います。まだまだ町でできるような仕事というのは、たくさんあるのではないかと。お墓の仕事については、きっと森町でもたくさん要望あるのではないかなと、そのように思います。もし森町で成功したら、これが七飯、八雲、函館、そういうところにも行って、森町の人が森町から八雲に行った、森町から七飯に行って仕事もできるかと、そのように思います。そのようにして雇用を増やしていくということも非常に私は大切なことではないのかなと。私は、東京に長いこといましたから、森町では知られていないそういう事業を、こういうものを展開していけばきっと雇用にもつながり、また町の皆さんの今必要としている方たちにもお役に立てるのではないかなと、そのようなことを切実に思っている次第でございます。以上でございます。

出典:森町議会 平成22年第1回 3月会議 2010年3月18日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる