みんなの議会

豊浦町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月16日

バイオガスプラント事業会計の収支バランスについて

2022年6月16日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「バイオガスプラント事業会計の収支バランスについて」質問し、町長 村井洋一、農林課長 井上政信が答えました。

聞いた人
石澤清司 議員
答えた人
町長 村井洋一、農林課長 井上政信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 石澤清司

2点目のバイオガスプラント事業会計の収支バランスについて質問をさせていただきたいと思います。収入の根幹が利用者の判断に委ねられている以上、どうすることもできないという考え方の中で進んでいるのか。町が手立てをすれば、町の財政が悪化することにもなるということもございますし、その年の支出をその年の収入で賄うのは、これはもう財政の原則であるというふうに、もう町長は分かっていることだと思いますし、担当の職員も分かっていることだというふうに思っております。この中で、どのような料金収入等を見込んでいくことが、現在の状況を見てどうなのだろうかというふうに思っていますし、今後、資金的投資をしても問題がないとする判断が、やはりこれからバイオガスプラント事業についての財源をどういうふうにして確保していくかということが一番大事なことでないかなと思います。だから、収支バランスにおいては、今は収入が売電、ふん尿処理、または液肥の手数料というものが収入になっているのですけれども、支出のほうの状況についても、結構多くのお金がかかっているのではないのかなというふうに思ってございます。今回、質問をしたいということで、損益計算書の提出を求めたわけでございますけれども、5月の末にまだ会計がはっきりしていないから、提出はできないという答えをいただいておるのですけれども、それらのことも含めて、バイオガスプラントの収支状況というものを、どのように行政側として考え、そして、対応していかれるのかということをお聞かせいただきたいと思います。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

2点目でございます。バイオガスプラント事業会計の収支バランスについてお答えをいたします。昨日の渡辺議員の質問にも答弁いたしましたが、当初計画どおりの収支状況とは乖離がございまして、議員の皆様及び町民の皆様には大変申し訳なく思ってございまして、心よりおわびを申し上げるところでございます。収入を上げるためには、何といっても農業者との信頼関係醸成による安定的なふん尿受入処理と、それにつながる売電量の増を図ることが必要であると考えておりますので、定期的に農業者との協議を行い、安定した収入が得られるよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。先ほども申し上げましたとおり、農業者との信頼関係醸成には、農業者が必要としていることに応えていかなければなりませんが、早急に解決しなければならない問題が消化液散布能力の向上であり、これを実施することにより、安定稼働と適切な運営に近づけるものと考えております。また、国は農薬を50%、化学肥料を30%削減し、有機農地を25%拡大するとしております。また、現在、肥料や飼料価格の高騰が続き、入手困難であり、農業者の経営も厳しくなってきている状況もございますので、JAとうや湖との連携・協力の下、消化液の有用性を示しながら、本町は無論のこと、本町以外での消費増加を図るとともに、安定した原料の受入れや売電量の増加を図り、将来的には熱やガスの販売や利活用も視野に入れ、収支バランスの改善に向け取り組んでまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。以上でございます。

議員の質問 7番 石澤清司

資料要求をして、損益計算書を提出していただけないかと言うと、まだ決算がされていないから提出できないという答えなのですけれども、なぜ損益計算書を出すことを渋っているのか、出せないという理由が納得できる理由であればいいのだけれども、出せないという理由が分かりません。だから、それは何で出せないのかという理由をまずはお聞かせいただければと思います。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

昨日も申し上げましたけれども、ただいま、過去3年間の経過と実績を詳細に検証し、課題を整理させていただいて、できるだけ早く担当課長も変わったこともございますし、今、整理しているところでございます。できるだけ早急にお示しできるように取り組んでいくと同時に、今後の計画についても皆さん方にお示しをしながら、ご理解が得られるように取り組んでまいりたいと考えてございます。

議員の質問 7番 石澤清司

町長が職員をかばうのは決して悪いことではないのですけれども、やはり駄目なことは駄目ということをきちんと町長自ら言わなくてはならない。私は役場の職員の担当の課長の責任問題だと思うのですよ。収支が出せない。そして、金は使っているのですよ。議会も困るのですよ。損益計算書が出ないで、どういうような対応すればいいのだと。だから、この間も協議会で話されたけれども、収支計算書が出ないのでは対応できない。所管の課長さんに町長から訓告処分を出すぐらいの強い考え方で進めていかないと、私はよろしいことではないのではないかなと思うのですよ。原課の職務怠慢ですよ。これは自分たちの金ではないのですよ。町民の金、税金なのですよ。そういうことをちゃんと認識されてやっていないことに、我々議員としても目をつぶって聞かないというわけにはいかないのですよ。町長も大変かもしれないけれども、私たち議員も町民に対して説明責任があるのですよ。バイオガスの収支状況は、石澤、お前どうなっているのだと聞かれていますよ。手持ちに資料がないのですよ、はっきりとした資料が。よくそれで金を出しているなという状況で、私も責任を問われているのですよ。これは事業だから、やはり収支のバランスをちゃんと取って対応していくということをまずしなければならない。私が考えるには、町長の責任を追及するという考え方ではないのですよ。そういうことが出ることによって、どこに問題・課題があるのかということが分かるのですよ。そうしたら、それをどう解決していけばいいのだということに、私もない知恵を出して考えていくのですよ。だけれども、根拠となるものが何もなかったら言いようがないのですよ。答弁はなかなかできないかもしれないけれども、このバイオガスプラントの財源はどこで確保するということをやはりきちんと決めて、繰出しも含めて、2億円なら2億円、3億円なら3億円でいいのですよ。これからのバイオガスの活用、今後の運営について、今、3億円出してもらえれば、3年、4年後には出してもらわなくてもいいし、また農家さんに喜んで液肥を使ってもらえるのかということになるものだから、やはりちゃんとそこはきちんと白黒つけて、そして、それを解消するにはどうしたらいいかということを、町長から議員に知恵を貸してくれというような言葉があれば、我々議員だって、ない知恵を出して、こうしたらどうかという意見も出しやすいのだけれども、収支計算の関係が全然分からない中でどうすればいいのだということになってきます。一つは、僕の考え方ですが、収入については、僕は原料収入を上げたほうがいいのではないかなと思うのですよ。原料収入を上げる。その代わり、液肥使う農家さんには無料で使わせる。それも一つの考え方でないかなと私は思います。それと、ここをどういうふうにして、どの財源を充てるのかということもはっきりしておいたほうがいいのではないかなと思うのです。私は農業者でないものだから、議長に聞けば一番早かったのかもしれないけれども、この間、本屋に行って、この図解土壌の基礎知識という本を買ってきたのですよ。その中に、読んでいたらなるほどと思うもので、私も知らないのですけれども、牧草地の生育が著しくなるのは、イネ科の牧草とマメ科の牧草によって違うということなのです。それから、当然、液肥の中に酸性的なものが多く含まれてくると、いろいろと問題が発生するのだと。それを牛が食べると、牛にその問題が起こるのだというようなことも、この本には書かれているのですね。それから、液肥もやはりpH5.5からpH6ぐらいの中間がいいということで、土地に酸性が含まれていくと根が下に行かないのだと、深くなっていかないのだということも書いてあります。ここの物受けで言っているのだけれども、やはり作物をつくるところによって肥料も違うということも書かれております。それであれば、その都度その都度、使いやすいような、その土地にあった作物にあった土地にするための液肥の成分分析をきちんとして、そして、好ましくない成分が出た場合には、どういうふうに改良していったらいいのかというようなことも考えていかなければならないのではないかなというふうに思います。やはり使う農家さんは、自分の生活がかかっているから真剣なのですよ。だから、農家さんが使ってくれないと、この液肥は使ってもらえないのですよ。そうしたら、自分が民間で営業をやっていれば、農家さんが使えるような液肥を調合も含めて考えますよ。だから、やはりそういうようなことをしていくという考えからすると、これは町長、私の提案なのだけれども、豊浦町で試験圃場を持って、そこで牧草を植える。 稲やコーンを植える。それから、じゃがいもを植えるということで、豊浦でつくった液肥をそれぞれそこの場所で使って、どういうふうな生育をするのか、どこに問題があるのかということを、やはり腹をくくって、ここで試験圃場を設けて、そこにある程度土壌の専門性のあるよく知っている人もいながら、職員も関わってやっていかなければ、使っている農家さんに聞きながらやるということでは、私は先が思いやられるなというふうに思うものだから、豊浦町を通してどこかに広い農地を確保して、そこで試験的に豊浦町で今つくられている作物をつくって、生育状態を見ながら、土壌検査もしながら、そういうことをきちんとやって、農家さんに使ってもらうということが必要でないのかなというふうに私は考えます。そんなことも含めて、今、その収入については、原料を上げて、極端な言い方をするけれども、液肥については無料だとかという話の仕方をしたのですけれども、それから、売電についても、やはり安定的に電気がつくれるような状況をなぜできないのかと。どこかに何か課題とするものがあるのではないかなと私は思います。そこは委託しているコーンズさんが入っていることなのだから、それらの人方の会社に聞きながら、何かこういうものが足りないというものがあれば補充して、ちゃんとした安定した電気が発生するようなことを考えていくということも大事ではないかなというふうに思いますし、職員が民間的立場になってやるということは、そこに関わっている職員には、本当に気の毒だと私は思うのだけれども、このバイオガス事業を成功させるためには、言うことは簡単なのだけれども、やはり24時間365日そこに関わって、自分が何とかするのだというような気概を持ってやっていただく役場の職員が必要ではないのかなと思います。私がない知恵を絞って話をさせていただいたのですけれども、そのことを含めてご答弁をいただければと思います。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

大変ご心配、またいろいろなご助言をいただきまして、心から厚く申し上げるところでございます。先ほども、まずできるだけ早く現状を知ってもらうための資料づくりを今精査しているところでございまして、できるだけ早く皆さんのほうにお示しをして、現状とこれからの方針も含めてお示ししたいなと。その中で、皆様方のお知恵を借りながら、ご指導いただきながら、よりよいプラント事業に向けて取り組んでいきたいというふうに思ってございます。収入、支出とありますけれども、収入についても原料の受入れ、また価格の問題 、それから、よりよい売電の状況にするためにはどうしたらいいのか、何か策はあるのかということもございます。なんといっても、その中でやはり農家さんが十分納得した上で安心・安全にこの消化液を散布してもらって、できる飼料といいますか、牧草についてもデントコーンにしても、また畑作についても、それぞれ喜んで使ってもらえる、これがいいなということで信頼を持って使えるような、そういうような消化液の取組を図っていかなければならない。それには、やはり十分理解をしてもらうということでございまして 、昨日も山田議員からも提案がありましたけれども、試験圃場の問題、これをぜひとも私もこれを確保しながら、それぞれ土壌分析をしながら試験圃場としてやっていきたいと。どんな生育状況になるのか、それを見定めながら、またそれについては、普及センターさんやJAとうや湖さんとの連携も当然必要になってくるだろうというふうに思ってございます。先般、話は違うかもしれませんけれども、先ほど答弁の中でも言いました非常に 飼料が高騰しているという状況でございます。そういった中で、確か音更町だったと思いますけれども、飼料がもう手に入らないと、これ以上、牧草も広げる場所がないということで苦慮しているということで、その飼料を確保するために冬に強いライ麦を植えだして、今年、試験的に収穫していると。また、このライ麦について、普通の今までの慣行の牧草とライ麦の両方置いたところ、牛が今までの牧草はほとんど食べなくなって、ライ麦ばかり食べるようになってきたということで、さらに搾乳の乳質についても非常にいいのではないかという情報が入ってきております。そういったこともありまして、できるだけバイオガスプラントの安定的な稼働と安定的な運営に取り組むよう、できるだけ早急に資料等を整理させていただいて、皆さん方にお示しし、またいろいろな皆さん方のお知恵をお借りしながら、よりよい方向性に向けて取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、議員の皆様方におかれましても、今後ともご指導・ご助言を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 7番 石澤清司

私は今、町長の答弁で、これはどうなのかなということを1点、今の経済状況はそういうことなのだけれども、使う農家さんは欲しい肥料の成分で、それがどういう成分が含まれているかということが、一番関心があるのですよ。自分のところで使っても問題のある成分が入っていれば使わないのですよ。だから、私が言うように成分がちゃんとできる。それから、原料が入ったときに、バランスを取って入れればいいのだけれども、ある日は比率が違ったとかということになってくると 、それがそうしたら、成分的にどうなのかということも出てくるのではないかなと。そういうこともちゃんと管理をして、そして、金はかかるけれども、成分分析をちゃんとして、足りないものについては何を入れれば成分が増えるのかということを、やはりきちんと整理して、ちゃんとデータを持ってやることが、私は先決ではないかなと思うのですよ。それから、もう1点、我々議員も責任があるのですよ。ということは、この事業について賛成しているのですよ。問題があるという議員もいますけれども、どっちにしても賛成した議員が多いのですよ。その分、我々も責任があるのですよ。責任があるということは、どういうことかと言ったら、そちらもちゃんと歩み寄って、ちゃんとしたデータも含めて、問題もこういう問題を今持っていると。それを解決するために今やっているけれども、なんとか知恵を貸してくれないかというようなことになっていかないと、議員と行政側がそういう膝詰め で協議できるような状況をつくっていかないと、ここに壁だとか、何らかの溝があるような状況ではうまくいかないのですよ。それは、行政から議員のほうに歩み寄ってもらわなければならないし、歩み寄ったら寄った分だけ、議員だって責任を持って対応するというのが議員でないかなというふうに私は思うものですから、そんなことも含めて、所管の課長さんは来たばかりで一言もしゃべっていないので、最後に所管の課長さん、私の質問等を含めてご答弁いただければと思います。

町の答え 農林課長 井上政信

総括的なことについては、先ほどの町長の答弁の範囲内かと思ってございます。私の役割としましては、新体制の農林課の下、私の強みとしては、計画時に関わっていないフラットな気持ちで先入観なく、現実的なところから突き詰めていきたいなというふうに考えています。これまでの経過と実績、それから課題なんかも明らかにして、町長、副町長と連携を密にしながら現状を踏まえて対応していきたいというふうに考えています。以上です。

議員の質問 7番 石澤清司

ご答弁いただき、ありがとうございます。これで、私の一般質問を終わります。

出典:豊浦町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月16日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる