せたな町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
せたな雅荘の再開の見通しと社会福祉法人北檜山恵福会に対する運営事業助成金について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光、代表監査委員 残間正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
4番目の質問を行います。その上で一言だけ解決してちゃらになったじゃないんです。不適切な処分だったということを確認したのが、私とあなたの合意なんです。そこを誤魔化さないでください。それでは第4問に入ります。せたな雅荘の再開の見通しと社会福祉法人北檜山恵福会に対する運営事業助成金について、町長と代表監査委員に質問いたします。①、せたな雅荘の再開についてこれまで町長は、町内事業所に検討していただいていると答弁を重ねてきました。その後の経過についてお尋ねします。万一再開できなかった場合、入所待機者に対する説明はどうなさいますか。また北海道から要求されるであろう1億5,000万円の補助金返還問題と併せてご答弁をお願いしたいと思います。②社会福祉法人北檜山恵福会運営事業助成金について、令和元年度定期監査結果の報告内容は、誠に厳しいものがございます。代表監査委員から監査内容を詳細に伺うと共に、助成金再精査の指摘に対する町長の所見を伺います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。せたな雅荘の再開の見通しについてでありますが、現在、検討していただいている事業所の関係者により、1月上旬に施設の視察が行われたあと、事業継承に向けて課題となる様々な項目について質問に対し回答するなどの確認作業を行っており、現在も検討していただいているところであります。町としては、何としても事業再開が出来るよう努力を続けているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目のご質問については、横山議員への答弁と重複する部分もございますが、助成金について担当課において支出内容を十分精査し交付したものと認識しており、今回の監査意見については、町側の判断と監査委員の判断とに齟齬が生じているものと受け止めております。しかし私自身も監査意見の内容は重く受け止めているところでありますので、現在、再精査の事務作業を進めているところであります。
町の答え 代表監査委員 残間正
菅原議員の2点目のご質問にお答えしたいと存じます。定期監査につきましては、地方自治法第199条第4項の規定に基づいて実施しているものでございます。また監査委員の職責において誠実、公正不偏の立場で監査に臨んでおります。令和元年度の定期監査における社会福祉法人北檜山恵福会運営事業助成金につきましては、2月5日、14日の2日間にわたり担当課職員、保健福祉課長、同補佐立会いの下、聴き取り及び関係書類による調査を行ったところでございます。当該助成金につきましては、地方自治法第199条第1項の規定に基づき3,980万円とした助成金額が適切な額かどうかを監査いたしました。監査内容といたしましては、助成金額を算出した根拠から、退職給付引当資産、職員並びに非常任職員の給与配分等について、特に入所者が減ってきてからの職員体制等については、書面の提出を求め、重点的に聴き取りを行ったところでございます。また介護職員の処遇改善交付申請や介護人材確保の点などにおける経営努力に対しましても、確認させていただきました。その他にも、町側から恵福会への雅荘運営要請の書面、恵福会側からの赤字補填要請の書面、町の助成金交付要綱なども確認したところでございます。この度の監査において、先にも述べましたとおり、閉所に向けた入所者の移動に伴う職員の人件費、施設長等の給与に関する按分経理などの精査が不十分であると考え、結果報告に記載する再精査の指摘となったところであります。また雅荘の会計における赤字補填と考えたときに、端数処理を行った理由が明確に得られなかったことから、その根拠についての確認もお願いしたところであります。さらに今後の助成金の在り方を考え、3点の意見を参考として補足したものであります。以上のことから、この度の定期監査意見の公表といたしました。
議員の質問 11番 菅原義幸
まず①でありますが、先ほどの町長答弁に私は非常に懐疑的にならざるを得ません。町内事業所に相談されてるって言ってるんですよね。一貫して答えは。町内事業所と申しますと限定されるんです。この介護施設は、地方自治体が行うか、福祉法人が行うかということになっているです。町内の事業所に折衝してるということであれば、町内事業所どの社会福祉法人なんですか。もうこの段階では情報を公開していただかなければ下がりません。今まで交渉事だから、あえて交渉の機微についてはお尋ねしておりませんけれども、どの事業所なんですか。どの福祉法人なんですか。どこをどうやれば解決できるんですか。問題はどこなんですか。これはやっぱり明らかにしていただいて、私どもも協力させていただきながら前に進めていきたいっていうのが真意なんです。情報の公開を求める次第であります。それから入所を希望している方には何て言えばいいですか。ダメよって言えばいいんですか。諦めれって言えばいいんですか。希望があるからもう少し待ってって言いばいいんですか。そこのところ町長、あなたの責任で答え出してください。そして補助金返還が、どうしても回避できないとなれば、これは本来、事業の主催者である恵福会が返済しなきゃならないっていう関わりになっているわけです。恵福会に対して補助金を与えて、町も出して、主体者は恵福会だと。建物も土地も恵福会の物だというふうになっているみたいですから、その際に恵福会に1億5,000万出しなさいと言っても、それで恵福会が持てるのか、どうかということについては、これは本格的に対応していかなければなりませんので、これは議会に特別委員会なりでも提起していただいて、全議会的な問題として検討する必要があると思っておりますが、町長とも議長ともよく協議をしておいていただけませんか。私も必要な時期は、必要な提起をしたいと思います。まず町長に再質問をしております。それから監査委員に、もう一つ再質問させていただきたいと思います。私、監査委員の、この監査の結果ですか、これ読ませていただきましたけども、よくここまで踏み込んで指摘をしていただいたなと思います。これ率直に敬意を表します。ただこの中身は町長、非常に厳しいです。相当包括的なこと言ってますから。これは町長に改めて監査委員の指摘の重さ、厳しさ、誠実に向かい合って是正する措置、これはとっていただきたいと思います。私も厳しい目でこれは見つめてまいりたいと思います。それで監査委員にもう一つ申し上げておきたいのは、私もこの問題、自分なりに議会事務局を通じて資料収集して目を通したんです。その中で一つ言えますことは、担当課の補助金の精査っていうのはたった1時間しかやってないんです。日にちまで言いませんけれども。たった1時間で詳細な精査ができますか。私はひとつ聞いてみたんです。雅荘の中に今、財産と言われる物品関係どれくらい残っているのか。現場に行ってみましたかと言えば、これ見て無いんです。1時間の中でそこまで見えないでしょ。出されてきた備品の一覧表、それは償却していかなきゃなりませんから、その償却の金額いくらだと思います。細かい数字まで申し上げますけども186万2,224円、これが雅荘内に昨年度末現在、つまり3月31日に残っている備品等の恵福会の財産なんです。これも含めて3,900万で出したんです。これちょっと調べてみればわかりますから。極めてずさんだと言わざるを得ません。町長が幾ら口を酸っぱくして言っても、監査委員の指摘より、私の今の指摘より、数字の確かめはずさんですよ。こんな補助金は無いと思います。これは必ず是正するようにしてください。それでなければ私は住民監査請求を起こす。そういう実務的な用意をしております。住民監査請求は私個人が、町民個人が監査委員に提出するものでありますけれども、そこで十分に対応してもらえないのであれば、その場合には、その事実を踏まえて住民訴訟というものに進んでいくことができるんです。そういうことも展望しているということを、私はこの場で申し上げておきたいと思います。いずれにしても町長には、雅荘の再開の問題ということを軸にして、これまで発生しているいろいろな補助金適正化法違反の問題であるとか、まだ違反しているわけではないですけども、補助金適正化法を遵守する問題でありますとか、町自体の補助金のあり方、これを正確なものにしておくとか、さまざまな仕事が実務上残っていると思われますので、異論のなき用万全を期されますように、申し上げまして再々質問終わります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。1回目の答弁でも申し上げましたが、町内の事業所の関係者によって、今私はさまざまな作業を進めているところでございます。実は3月3日に来庁いただいて、さらに進めるという予定でございましたが、新型コロナウイルスの関係で残念ながら来れないということになりました。その後、ウイルスの状況を見ながら14日以降にという話で今させていただいておりますが、まだこういう状況でございますので、なかなかお越しいただいて協議をするということにはなっておりません。しかし、いずれにしましても再開に向けて進んでいるということは、ご報告させていただきたいと思います。それからこの監査意見につきましては、これも内容を大変重く受け止めているところでございまして、再精査の事務作業をただ今進めてる最中ということでございます。その結果におきまして、必要な対応を取ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
町の答え 代表監査委員 残間正
先ほど雅荘内における固定資産備品のご質問がございましたので、若干触れさせていただきたいと思います。このことについては、私のほうでも注視しておりました。バランスシートにおける貯蔵品、それから備品台帳、帳簿残高、そういうものをきちんと確認をいたしました。まず1点目は、この雅荘にある備品っていうのは、一般備品ではなくて介護の特殊な備品でありました。そういうことで価格の見積もりをすると言ってもなかなか困難であるという判断が1点目であります。それから減価償却、5年、8年、6年等々ありますが、もうほとんどもう1年で減価償却が切れる。そういうものが大部分でございました。またその備品購入に当たっては、補助金の絡みがございまして、早々に処分するっていうことはなかなか困難であると。それから、備品そのものについては、雅荘の財産処分権に属する部分というふうな判断もいたしまして、これらのことから処分財源として、赤字補てんに見積もるっていうのは、なかなか難しいという判断をしてございます。併せて紙おむつとか、こういうマスクとか、そういう消耗品が残ってないのかっていうのを確認いたしましたら、それは帳簿上も、担当課に確認いたしますと、それはありませんということでございましたし、それからリース物件、それについては既に全部解約の手続きを取っておりますということでございましたので、一部この備品は確かに残存してございますけども、今、考えたような内容で処置をしたと。私も頭の中で承知をしたということでございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
議員の質問 11番 菅原義幸
答弁漏れがあります。
議員の質問 11番 菅原義幸
町内の事業所に検討していただいていると。これは社会福祉法人だと思うんですが、どの法人ですか。お答えください。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
法人の名前につきましては、現在、内々で作業進めているという状況にありますので、ここでお話するというのは差し控えさせていただきます。
議員の質問 11番 菅原義幸
答弁権に対する否定です。そんなことやったら一般質問なんかなりませんって。町内にいる社会福祉事業なんぼありますか。恵福会でしょ。それから慈恵会、あと社協も社会福祉法人になるんですかね。それ以外にどこありますか。何も隠す必要ないでしょ。1年間にわたってあなたね、町内の事業所に相談してきてるとずっと言ってきたんです。今だに目途立たないのに、名前は申し上げられないって、これは議長、私の質問、堂々こうやって通してやってるわけですから、何の根拠もなく答弁しないということについては納得できませんので、この質問終結するわけにはいきません。町長の責任で答えさせてください。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをさせていただきます。現在、相手方とは真摯に向き合いながら懸命に交渉を進めているところでございまして、そういうことからして、この相手の許可無しに、ここで相手名を公表するということについては、申し訳ありませんが、できかねることでございます。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
先ほど再々質問を終わりますと申し上げましたが、間違ってました。訂正します。改めて再々質問を行います。町長の先ほどの答弁は絶対納得できません。この後に及んで3月に間に合うのか、間に合わないのか、大きな政治問題になってる時に、その交渉の相手側を理由も無に全く秘匿するということであるならば、あなたのやってる行政の全般について疑問を持たざるを得ない。本当に開いてもらえるのかな、大丈夫なのかなと、強い疑問と批判を提起しておきます。それから補助金の問題ですけども、私一言申し上げておきたいと思いますから、3,980万の助成金これ問題があるっていうのは一目見たらわかるんです。高度な問題じゃないです。簡単にもう1回言いますが、今までの2回は、雅荘を継続するために1,000万1回、2,000万1回、そのことを前提にして出してきた助成金なんですから、これはあなたが出した資料の中にも、はっきり出てます、日にちまで私言いませんが。ところが3回目、今回の場合は、撤退するので最後の収支を積算して、これが足らなかったから出せとこういう話なんです。ですから同じ補助金であっても、雅荘継続のための補助金と、撤退して全く無くなる補助金と同じ補助金、助成金でも、事の性質が天と地ほど違う。そこに町長あなたは思いをいたしましたか。もし3,980万の助成金を出すんであれば、その合意を取りつける時に、一つだけ先方と確認すべきなんです。この全額出すことについて問題あるよと。補助金適正化法という点から見れば問題ありますと。他の民間事業所だって経営危機だっていうとこたくさんあると思います。これは介護福祉事業サービス事業に留まらず、民間だってたくさんありますでしょう。民間の企業ピンチだ、じゃ税金で出してくれ、はい出しましょうと、これやっちゃいかんのです。しかし今回の場合は、いろいろな資料見たら恵福会本体ピンチだから金出してやらないとないんだと、それは介護の事業を続ける上で大変有利なんだと、こんな討論してるんですから、賛成討論の中身、見たら、それはあなたの考え方と同じです。それで話長くなりました。それで出す時にもう一度戻ってくるかと。3,980万出すけども、もう一度戻ってこられるかと。その先、町もいろいろ協力するけれども、このまま空き家にしたらさらに1億5,000万の返還問題が起きるからどうだと。私は腹割ってそこの話合いをしたのかっていうことを提起したいわけです。だから町内の社会福祉組織ですか。そこにはそれも入って私は理解しておったんです。恵福会もそのうちの一つなんだろうと。それさえ明らかにできないというのであれば、私はこれ以上、再質問の中であなたに食い下がる何物もございません。ただ、いずれにしても町長は、その点で極めて不十分であるし、町民に対して不誠実だというふうに指摘をしておきます。私はね町長、昨年の12月議会の補正予算の時に、そういうことも含めて提起しているはずなんです。この3,980万については一端、補正予算から削除したらどうだと。そして年明け早い時期に臨時会もう1回やって、間違いの無いものを提案したらどうですか。議員から出すよりも理事者が、取り下げして進めるほうがいいでしょうと。あなた議会運営委員会で蹴ったじゃないですか。だからやむを得ないんで私修正案出したんです。これは12分の1あれば出せますから12分の1私1人で出しました。残念ながら賛成者いませんでした。私は出した自分が正しかったというふうに確信を持ってます。この点では、今日、代表監査委員から幾つか答弁いただきましたが、その認識は、私は共有できると思っております。町長、一つ、代表監査委員、本多監査委員も含めて監査委員の定期監査の意見書について真摯に受け止めて、是正すべきは是正してください。その是正の仕方に足らざるところがあれば、繰り返しになりますけれども住民監査請求と、その先に住民訴訟を展望してるということを申し上げて、再々質問を終わります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それではお答えいたします。今検討いただいている関係の事業所の名前については、まだそういう状況でございますので、差し控えさせていただきます。今回、監査委員のご指摘をいただきました内容につきましては、ただ今、再精査を進めているところでございまして、その結果によりましては、是正も有りうるということは申し上げなければならないというふうに思っております。いずれにしましても雅荘の件につきましては、再開に向けて、これからも一生懸命努力をさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。