みんなの議会

せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

野生鳥獣の食害について

聞いた人
吉田実 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 吉田実

野生鳥獣の食害について質問いたします。エゾシカ、ヒグマを中心とする野生鳥獣の生息数、被害については年々増加しており、特に檜山管内では2021年度のエゾシカによる食害が2年で6倍の4,800万円となっており、その中でもせたな町内での被害が2,510万円の5割を超えています。21年度檜山管内でシカの捕獲数が最多にも係わらず被害が増えているというのは生息数が想定以上に増えていることを物語っております。また農業者の高齢化により耕作放棄地の増加が重なり農作物被害も今後さらに深刻化になるものと認識しておりますがこのことについての対策をどのように考えているかお伺いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

吉田議員のご質問にお答えします。2021年度の檜山管内のエゾシカ捕獲数につきましては、許可捕獲と狩猟捕獲併せまして549頭、そのうち当町においては191頭、許可187頭、狩猟4頭で議員ご承知のとおり管内で最多となっておりますが、農業被害については2022年度は2,088万7,000円となっており、議員おっしゃいました2021年より比べまして420万円ほど減少しました。このことは町が任命している有害鳥獣捕獲員による銃器やくくりわなでの捕獲、さらには電気柵などの防除策の成果であると感じております。このことからこれからもこうしたこれまで実施してきた対策を当面継続して様子を見てまいりたいと考えております。ご理解をいただきたいと思います。

議員の再質問 9番 吉田実

再質問させていただきます。今町長が言うように町としても、捕獲等の手厚い対応をしていただいて、成果を上げていただいている今というお話をいただきました。何とか農産物被害が減ることは期待をしております。ですが町のホームページを見たところ、せたな町鳥獣被害防止計画に増加傾向にあるエゾシカを中心に、食肉等への有効利用や関連コスト等についての先進事例の情報収集に努めながら、効果的な対策について検討すると書いてありました。まさか捕獲した先ほど町長が191頭と頭数を教えていただきましたけども、そのシカを有効利用していないとは考えにくいのですが、どうでしょうか。ちなみにホームページを見たところ、平成31年、前回のせたな町鳥獣被害防止計画にも同じような内容が記載されていました。これらを含めて今後どうしていきたいか答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

現在、シカ、クマなどの農業被害ばかりでなくて、人への被害というのも大変、今年は大きなニュースとなっております。そういったことから国道におきましても、野生鳥獣対策ということにつきましては、令和6年度については力を入れていくという状況となっております。町としましても、そういったことを受けて最初の質問でありました農作物被害、これらをこれからも減らす努力をしていくということになろうかと思います。そこで捕獲された鳥獣の利用と言いますか、そういった処理についてのご質問でございましたが、これにつきましては、まだ当町におきましては、そういった施設は持ち合わせておりません。捕獲した皆さんこういった方が自主的に処理をしているという状況になっております。ジビエの肉としての処分をするということになると、大変いろいろな規制の中で難しい部分があるわけでございますが、そういったことについても狩猟の皆さんとよく相談をしてまいりたいというふうに考えておりますことでご理解をいただきたいと思います。

議員の再々質問 9番 吉田実

再々質問させていただきます。私の周りのハンターに聞いたところ捕獲しても食べる以外は、やはり言葉は悪いですけども埋めたり、個人で処理をしているという話を確認しております。理由を聞けば、とどめを刺しても1時間以内でないと処理の仕方がちょっとあるらしいんです。それで1番近いジビエ処理施設、残念ながら森町と聞いております。これでは物理的にシカを獲っても間に合わないという話でございます。それでせたな町にぜひジビエ処理施設があれば捕獲して食肉等に有効利用できるし、今の引き取るハンターとしては所得アップ、お金に変えるわけですから、そういうもののお手伝いもできるんではないかということを含めて考えていただきたいと。私ごとですけども、今のシカはトラクターに平気で横に寄ってきます。何なんて言いますかバカにされてる状況です。それで朝、畑、圃場に行ったら、もう食害で残念ながら、高い肥料、農薬を使ってる物にかかる、もう私も精神的に本当にもう私の血管はち切れるばかりです。町長どうか傷テープをいただきたいと思いますので、ぜひ次の答弁をよろしくお願いします。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。ジビエ等そういった処理につきましては、これは食育の衛生という面からもいろいろと制約があるというふうに伺っております。職人の確保ですとか、そういった短時間での解体、こういったものがどうこの解決できるかということも、いろいろ問題がはらんでおりますので、そういったことをハンターの皆さんとよく相談をして検討してまいりたいというふうに考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる