みんなの議会

せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

非核平和の町宣言を生かす取組を

聞いた人
藤谷容子 議員
答えた人
町長 高橋貞光、教育長 小板橋司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 藤谷容子

1問目の質問をさせていただきます。非核平和の町宣言を生かす取組をということで、せたな町は平成19年4月1日に非核平和の町宣言をしています。その内容は、今の世界情勢から見ても大変すばらしいものだと思います。読み上げさせていただきます。真の平和を実現することは、人類共通の願望である。世界の核をめぐる情勢は極めて緊迫の度を強め、核軍備増強、核配備により核戦争への不安は全世界の脅威となっている。私たちは世界唯一の核被爆国として、広島、長崎の惨禍を再び繰り返さないよう平和を愛する全ての国の人々とともに、人類の安全と生存のため核兵器の廃絶を訴えるものである。持たず、作らず、持ち込ませずの非核3原則の堅持と、戦争の悲惨さを伝えるとともに、自由で平和な社会と世界の恒久平和が達成されることを願い、ここに非核平和の町であることを宣言するとこのように記載されています。ロシアによるウクライナ侵略とイスラエルによるガザへの無差別攻撃など戦禍が絶えない中、ロシアのプーチン大統領が核の威嚇を繰り返し、イスラエルの閣僚がガザへの核使用を選択肢の一つと発言し今の戦争が核戦争につながる危険があります。一方で、戦争反対、核兵器廃絶の声が世界各地で上がっています。今こそ戦争も核兵器もノーの声を世界中で大きく上げていくことが必要です。町長にお尋ねします。せたな町の非核平和の町宣言を町内外に広くアピールするべきだと思いますがいかがでしょうか。教育長にお尋ねします。平和教育として様々な取り組みが行われていることと思いますが、この宣言もぜひ学校で教えていただきたいと考えます。また学校で平和を考える映画上映をやってほしいという声を、この町で育った現在保護者の方数名から聞いています。以前そのような映画上映あってよかったということからです。どのようにお考えでしょうか。答弁よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

藤谷議員の質問にお答えいたします。この宣言の骨子の一つであります自由で平和な社会と世界の恒久平和が達成されることを願いという一文が、現在のロシアとウクライナまたイスラエルとパレスチナの紛争状況をニュース等で見聞きしたとき、改めて平和と言うものが尊く、とても大切なことだと痛感しているところでございます。また議員のご指摘どおり、この宣言を町、内外に知らしめることが大事な一歩であると考えております。そうしたことから現在、具体的にどのような方法でということについて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

町の答え 教育長 小板橋司

平和教育につきましては、日本国憲法の理念に基づく教育基本法及び学校教育法に示されている教育の根本理念を基調として、学習指導要領に則り実施するものであります。学校では社会科や国語科の教科書に掲載された戦争や被爆に関する資料や文学作品等の学習を基に、戦争や平和について主体的に調べたり意見を交流したりする学習を行い、平和についての自分の考えや理解を深めてもらうというような学習を行っております。議員がおっしゃるように当町においても真の平和の実現を願い非核平和の町宣言をしているということを、各教科、道徳、総合的な学習の時間などで平和教育に関する題材を扱う際に、この宣言を使ってみてはどうかということを学校に提案してみたいと思います。次に映画上映の件につきましては、現在、教育課程が非常に密な状況であり、新たな事業をその中に組み込むということは、これまでも現実的に難しいということを学校とも確認しておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

議員の質問 3番 藤谷容子

前向きな答弁ありがとうございます。具体的にどのようにアピールするかということでは、例えば、よくほかの町で行われているのは、役場とかに垂れ幕で非核平和のまち宣言っていうのをされているとか、あとこの中身がとても私はいいと思うので、それをこの役場のロビーに掲示するとか、そういうことを検討してみていただけないかなというふうに思います。あと映画上映については、確かにいろいろ難しいと思います。学校でするのが難しければ親と子で見れるような、そういう場を作って学校も一緒に宣伝していただけたらいいかなというふうに考えます。今のニュースを見ながら大人だけでなく、子供たちもどうして世界は平和にならないのかと胸を痛めていることと思います。学校は自分の将来と社会に希望が持てる場であってほしいと思います。この日本の国の憲法が世界に広がれば戦争は起こらないわけですし、このせたな町のような宣言をする国が世界に広がれば、それでもやっぱり戦争はなくなると思います。12日国連でガザの人道的危機に対して即時停戦を求める決議案が153カ国の賛成で採択されました。10月には休戦を求める決議、賛成121カ国でした。やっぱりそういう声を世界中で大きく広げていくことが何より大事だと思いますので、そういう形でいろいろ考えて進めていっていただきたいなと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えいたします。ただいまの議員の意見も参考にさせていただきながらしっかり検討させていただきたいと思います。

町の答え 教育長 小板橋司

学校教育では難しいかもしれませんので、対象を広い範囲として社会教育として考えたいと思いますけども、年間計画もありますし、また地域住民には多様な考えお持ちの方もいると思いますので、映画の選定は慎重に進めなければなりません。内部で検討させていただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる