森町議会 平成23年第2回 9月会議 2011年9月8日
災害対策について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 宮本秀逸
それでは、午前中に引き続きましてまた質問に移らせていただきます。災害対策についてでございます。3.11の大震災を機に防災意識は大きく変化したように思われます。ハード面では、災害を最小限度に防ぐことは当然でございますが、避難、すなわち逃げることに力点が置かれているように思われます。いわゆる想定外の事態が多かったことからのようです。以下、伺います。1、新しい森町の防災計画の進捗状況について、いかがなっておりましょうか。2、計画づくりの過程において、女性の視点がどれだけ反映されているのか。3、6月会議で提案のありました海抜表示については、現在どうなっておりましょうか。4、3.11の時点では、職員の対策本部用のユニホームがなかったように思いましたが、必要ではないでしょうか。5、消防関係者、職員さん、それから消防団の団員さん、団長さん、そういったものを全部含めましての防災のための視察等は現在どうなっておりましょうか。6、学校等の耐震化の進捗状況について伺います。以上です。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
宮本議員の質問についてお答えします。新しい森町の防災計画の進捗状況についてでありますが、北海道における津波シミュレーションの完成予定は平成24年3月末であります。今回作成する計画書は、あくまでも森町独自の計画案であり、現在各課の課長補佐、係長を中心に会議を開催し、第1回は6月30日に催し、以下6回打ち合わせをしております。変更後の計画書ができるまで、おおよその目安ですが、12月末までに資料を作成していきたいと考えております。また、町民への配布については3月をめどに行っていきたいと思います。現在の進捗状況は、4割程度です。なお、道のシミュレーション完成後、平成24年度において再度見直しを考えております。2番目の質問にお答えさせていただきます。計画づくりの過程において女性の視点がどれだけ反映されているのかについてでありますが、会議のメンバーは総勢15名で構成しており、うち女性2名が構成員として参画しております。比率的には少ないと思いますが、女性の視点での物の見方、考え方も十分配慮してまいります。3番目の質問にお答えさせていただきます。6月議会で提案のあった海抜表示についてでありますが、現在国道5号線や国道278号線については北海道開発局に要請をし、検討するとの回答をいただいております。道道については、今後同様に要請をしていきたいと考えております。また、町内の各施設等においては、簡易なものになりますが、標高がわかるものを掲示していきたいと思います。4番目の質問にお答えさせていただきます。3.11の時点では、職員の対策本部用のユニホーム、作業着がなかったようだが、必要ではないかという質問でございますが、作業着の必要性を考えた場合、災害時における作業着は仕事上なくてはならないものです。作業着の重要性を十分考慮しながら、統一した作業着の必要性を含め、今後導入に向け考慮していきたいと思います。5番目の質問にお答えさせていただきます。消防関係者、団員も含めての防災のための視察についてでありますが、平成21年度までは防火、防災意識の向上のため、全国各市町村及び自然災害による被災地をリストアップし、毎年消防団が他管内施設研修として実施しておりました。平成22年度からは隔年実施とし、23年実施予定でありましたが、消防団事業の見直しにあわせて次年度以降の検討課題といたしました。平成22年度6月11日制定の森町消防団震災時自主参集基準は、21年度の視察研修地であった東北宮城内陸地震被災地、栗原市を参考に策定しております。今年2月には、鹿児島県新燃岳噴火災害状況調査のため、被災地、宮崎県日向市等に関係職員2名を派遣しております。過去の視察研修地といたしましては、平成19年には阪神・淡路大震災の被災地、兵庫県淡路市を視察しております。さらに、平成5年には長崎県雲仙普賢岳噴火被災地、島原市を視察しております。しかし、このたびの東日本大震災は未曾有の震災であり、想像を絶する災害であるため、今後は被災地の状況十分踏まえ検討してまいりたいと考えております。6番目の質問、学校等の耐震化の進捗状況についてでありますが、現在国の目標として平成27年度までに耐震化率9割の達成を目指しております。この中から第1段階として、3階建て以上で、かつ面積が1,000平方メートル以上のものを先行して耐震化していきますが、森町としては災害時の拠点となる公共建築物17棟のうち、昭和56年5月以前に建設した、つまり耐震化されていない建物が5棟あります。内訳は、森中学校、砂原中学校、森公民館、砂原支所、町民体育館の5棟であります。今年度は、森中学校、砂原中学校の耐震化を予定しており、完了すれば耐震化率は82.3%となります。来年度以降も引き続き計画的に耐震化を進めてまいり、地震による建物被害の防止と町民の生命を守るため努力する所存であります。以上でございます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
答弁いただきましてありがとうございました。進捗状況も先ほど説明いただきましたし、ぜひきちっとしたものをつくり上げていただきたいと。そしてまた、見直しも24年度になされるということでございましたけれども、それもあわせてまたより多くの人たちが満足できるようなものをつくり上げていただきたいと、こんなふうに思います。そして、女性の視点ということを書きましたけれども、非常に大事なことだと思っているのです。それは、今回の大地震の場合の特に避難所での生活等については、女性ならではの課題も多かったことのようでございますし、私たちもそういったことを想定外を想定しながら、これは本当に十分にやっていかなければならぬと思いますし、今の女性2名というようなことでございますけれども、でき上がった段階で恐らくこれでどうだろうというような話になっていくでしょうから、その時点でより多くの人たちの意見を参考になされて、随時またいいものをつくり上げていただくような、そういうものにしていただきたいと思うのです。実際に町内会等の打ち合わせ等もございましょうし、さまざまな場面が出てくると思うのです。そのときには、やはりどれだけ多くの人たちの意見を参考にしたかということが大事になってこようと思いますので、特に女性の方はこれからその中に入れていただきたいと、こんなふうに思っております。3番目の海抜表示でございますけれども、これは前回の質問のときに道路についての話がございました。それをやっていこうというような町長の答弁でございました。それは、進んでおるという話でございましたけれども、実際に避難することを考えましたら、道道、国道だけではなくて、実にさまざまな道路を高いほうに向かって、高いほうに向かって逃げていくわけでございます。町内のあらゆる場所に、例えば公民館だとか、そこの御幸町の通りあたりは何メートルとか、多くの設置をやっていただきたいと思うのです。そして、ふだんからやっぱり意識づくりをしておくと。この辺は何メートルですよと、想定されるのは5メートルですから、ここら辺は大丈夫ですよと。やっぱり意識づけが私は必要だと思っているのです。そのためには、道路だけではなくて公民館だったら何メートルですよみたいな、それが必要だと思いますので、ぜひそっちのほうも、これ決して難しいことでも大して金のかかることでもございませんので、すぐにでも私はできることだと思っているのです、海抜はわかりますから。これは、ぜひ早くやっていただきたい、こんなふうに思います。それから、ユニホームはぜひ早くこれはそろえていただきたい、こんなふうに思います。それから、消防関係、これは隔年でやって、栗原市も内陸で地震があったあそこでございますので、参考にしていらっしゃるというようなことでございますので、これは職員さんも、それから団員さんも年々変化していくわけございますから、怠ることなくやっぱりこういった視察とか、研修というのは必要だと思っているのです。隔年でなく、私にすれば毎年でもこれはぜひやっていただきたいと、こんなふうに思っているのです。それから、どれだけ多くの方を参加させるかというようなことは予算の問題でございますから、それは検討課題といたしましても、ぜひ隔年でなくて毎年やっていただきたいというふうに思いますけれども、これ後でお答えください。それから、学校等の耐震化についてはある程度順調に進んでいるということでございますので、できるだけ早くすべてが終わるように望んでいるわけでございます。それから、ちょっとまたこれもつけ足しのような話になるわけでございますけれども、公民館、あるいは学校、あるいは町内会の会館等がとりあえずは避難所になると思うのです。とりあえずにはなると思いますけれども、けさの新聞を見ましたら、兵庫県の佐用町というところがございました。平成9年には大水害が起きて20人くらい死んだところがあったのですけれども、そこでの発想が出ておりました。それは、民間の自宅を開放しようという動きが町民の間に結構、集落ごとだと思いますけれども、広まって、それを進めようとしている事例が報告されてございました。ぜひ実際に山の近いほうにどうやって、何で避難しなければならないのだというような話だって出てくるわけでございますから、民間活用の部分がどれだけ可能かということも同時に考えていただければなと思います。この災害のマニュアルづくりの中に、私も検討に値すると思いますので、ぜひやっていただければなと、こんなふうに思います。そういった3点ほどでございましょうか、もう一度答弁をお願いいたします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今宮本議員のご質問にさせていただきます。主要地点での海抜表示ですね。これは、もう既にほぼ出ておりまして、正式な計測というのはかなり費用がかかるのですけれども、今グーグルの引用でかなり森町も出ておりまして、グーグルによる標高差というものを海抜何メートルというのが出て、森町の主要地点についてはこの議会については10メートルだとか、小学校については36メートルだとか、そういうやつはほぼ出してございます。それから、毎年消防関連の方の防災について調査をと。調査というよりもそういうものを視察したほうがいいのではないかというお話でございますけれども、これもやはりこの数年費用の問題で控えていた点があったようでございますけれども、今回の大きな大震災というようなことで、これも続けていきたいと。毎年やっていかなければいけないだろうというふうに思っております。また、避難所について民間も考慮に入れたらどうかというすばらしいご提案で、これについてもぜひ参考にさせていただいて、町の建物だけではなくて民間の企業だとか、または一般の家庭だとか、そういうものをご利用させていただくということについても、これはやっていきたいなと、そのように思っております。以上、この点だったでしょうか。(「計画づくりが終わった段階で、より多くの女性の方に参画していっていただきたいという……」の声あり)
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
計画は、今先ほど言いましたように2名の方が女性入っておりますけれども、非常に少のうございます。ですから、これについては最終的なものではなくて、これはもう毎年毎年これをいいほうに変えていかなければいけないと。その都度女性の方のいろんな意見を聞きながら、そして毎年よりいいものにしていかなければいけないと、そのように思っております。ぜひまたそのときには、女性の方も何名か中に入っていただいて、町内会またはいろんな会の方に入っていただいて、お話を賜りたいと、そのように思っております。以上でございます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
はい、終わります。