みんなの議会

森町議会 平成23年第2回 9月会議 2011年9月8日

公共下水道事業の接続率向上対策について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 山田誠

通告に従いまして、1問質問させていただきます。公共下水道事業の接続率向上対策についてでございます。森町の公共下水道事業は、平成9年度着工いたしまして平成13年度4月に供用開始されております。開始されてからちょうど10年目ということでございますが、この事業は町の発達、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を目的とした事業でもございます。公共下水道事業会計には、毎年一般会計より繰出金が約1億円前後、これは交付税算入以外の単独繰り出し分でございますが、これが一般会計に与える財政負担は相当厳しいものがあろうと、そういうふうに思ってございます。認定区域内の年間の接続工事は、毎年およそ100件程度でございます。ちなみに、20年は104件、21年は133件、22年は78件ということで、平均100件前後が行われておりますが、この下水道接続率が66.7%とやや低目となってございます。この事業の目的を重視し、社会情勢の変化及びさまざまな課題もあろうかと思いますが、できることであれば下水道供用開始区域内の接続世帯が100%に達すべく努力すべきであり、しなければならないと思っております。町民の中には、排水工事が高くて家計に響くという人も数多くおるようでございますけれども、町民は施設を有効に利用すべきであるし、また町は活用させるべきであると思います。そこで、今後下水道への接続率を向上するために次の2点についてお伺いいたします。今後の下水道事業への接続率の向上するための方策は、どのような方法を考えているか。2つ目といたしましては、年金受給者、特に高齢者世帯及び今後の生活設計を考え、支出を抑えている各家庭に対して現行の改造奨励補助金、3年間で5万円、3万円、1万5,000円となっておりますが、その引き上げを行うべきと考えますが、いかがでしょうか。以上についてご質問いたします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

山田議員のご質問にお答えさせていただきます。1の今後の下水道への接続率を向上するための方策は何かというご質問でございます。ご承知のとおり公共下水道事業は、トイレの水洗化による生活環境の改善や生活排水の処理による河川等の公共水域の水質保全を図り、町民の皆様に文化的で衛生的な生活を送っていただけるよう進めている事業でございます。現行の接続率向上についての取り組みとして、森町水洗便所等改造費補助制度、次に森町水洗便所改造等資金融資あっせん制度、次に森町私道対策公共下水道工事制度があります。これらの制度を利用していただくことで利用者の負担が軽減される仕組みとなっており、これまでに町内会単位の説明会やパンフレットの配布とあわせて町の広報による啓発活動を行い、下水道管布設工事完成後には工事完成のお知らせを対象となる各戸に配布し、下水道への接続が可能となったことをお知らせしております。しかし、排水設備工事費が多額である、今後の生活を考えてできるだけ出費を抑えたい、さらに高齢で年金生活なので、余裕がないといった経済的な理由から、接続率の向上に大きくつながってこないのが実態であります。未接続の世帯には、今後も公共下水道事業の目的や制度を知っていただくために、文書の送付や広報等による啓蒙活動を引き続き粘り強く進めてまいります。2番目の年金受給者、高齢者世帯及び今後の生活設計を考え、出費を抑えている家庭に対して現行の奨励金5万円、3万円、1万5,000円の引き上げを行うべきと考えますが、いかがかというご質問でございます。これにつきましては、近隣市町の水洗化に対し、助成制度の実情を調査したところ、函館市、北斗市、七飯町は水洗便所改造等補助制度はありませんでした。また、八雲町では供用開始後1年目で1万5,000円、2年目で1万円、3年目で1万円、長万部町では供用開始後1年目で3万円、2年目で2万円、3年目で1万円となっており、森町の水洗化に対しての助成制度による補助金額は決して低いということではありませんでした。また、これまでに現行の制度により公共下水道に接続工事をされている方々との間に不公平が生じることから、現段階においての引き上げは考えておりません。以上でございます。

議員の再質問 2番 山田誠

町長は、近隣の町村よりも高いと。それから、以前にやった方々に対してと今とやると不公平が生じるというようなことで考えていないということでございますけれども、今現在森町の公共下水道の総事業は100億を超えているわけです。110億程度になっている。そのうちの55%程度が補助であっても約49億程度が持ち出ししているという多額な金額が出ているわけです。これを有効利用、活用しないということにはならない、普通のもの。先ほど町長が言っていましたように、文化的な生活または衛生的なものも含めて、やっぱりこれらを率先して使用するべきだし、先ほどの答弁ではPRいろいろして上げていきたいということですけれども、それでもなおかつ66.7%しかいっていないということでございます。町民の方々の本音は、やっぱり使用したいという心を持っていると思うのです、我々もそうですし。そこで、このような方々の年齢層を見ますと、大体60歳から70歳程度、またはいろいろな環境状況がありますけれども、なかなか踏み込んで執行できない。なぜかといったら、すごく工事費がさっき町長も言ったように高いということがネックになっているようでございますけれども、特に先ほども述べたように年金の受給者、または将来設計のために蓄えているという方々、または夫婦であっても片方が欠けたということになりますと、他町村の息子、娘のほうに転出するということの要因もあろうかと思いますけれども、このような状態になる前に早目に公共下水道の必要性のPRをまだまだ強力に行って、所期の目的を達成するために、下水道を利用しやすいように未設置の方々への資金の一部を少しでも補てんし、支援し、快適な生活環境を営むような方策を当然行政としては考えるべきでなかろうかなと。そして、行く末は100%接続して、当然町も努力すべきだと、そういうふうに思います。これ接続が増えますと、町からの持ち出しも若干なりとも負担が少なくて済むと思うのです。それから、若干でもあるけれども、業者さんが受給が多くなると雇用の対策にもなるだろうと。それから、森町の経済に与える影響も多々あるのでないかなと。そういうことを考えますと、やはり多少でも上げて率先してやらせるというような格好のほうが私はよろしいのではないかなと。道南では、上ノ国町が一番高いようでございますけれども、せめてその辺まで上げる考えはないか、再答弁をお願いいたしたいと思います。ちなみに、上ノ国は6万円、5万円、4万円となっていますので、その辺で一応検討していただければなというふうなことでございますので、人口の減少も含めますので、やっぱり森町から減少を幾らかでも食いとめるという方策としても考えていくべきでなかろうかなと、そういうふうに思いますので、もう一度お願いいたします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

山田議員から補助金を増やしてはどうかというご質問でございました。やはり100%の設置を目指していろんなことをしていかなければいけないと思います。ただ、6万円になったから増えるかどうかということについては疑問でありますけれども、これも一つの方法ではないかと、私もそのように思います。これは、十分検討してみるだけの価値があるのではないかと、そのように思います。役場内でもこれについて検討し、そして一人でも多くの方が快適な生活を送れるような、そういうことをしたいと、そのように思います。以上でございます。

議員の再質問 2番 山田誠

終わります。

出典:森町議会 平成23年第2回 9月会議 2011年9月8日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる