みんなの議会

森町議会 令和5年第2回12月会議 2023年12月5日

学校に関わる譲渡会開催

聞いた人
斉藤優香 議員
答えた人
教育長 毛利繁和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤優香

通告に従いまして、質問させていただきます。学校に関わる譲渡会開催を。令和5年に閉校した小学校、既に閉校している学校には不用になっている備品が残っております。再使用の可能性のないものを必要とする町民への譲渡会開催をしてはいかがでしょうか。また、教育は何かとお金がかかります。PTAと連携し、町の取組として制服、スキー用具など成長に合わせて必要になる学習用品の譲渡会開催をしてはいかがでしょうか。家庭の負担を軽減する、またSDGsや物を大切にするもったいないの観点からも、そしてこれからの子供たちにすてきな未来を残すためにも官民一体で取り組んでいくことが必要であると考えます。教育長の所見をお伺いします。

町の答え 教育長 毛利繁和

お答えいたします。町の所有する財産は土地や建物などの公有財産や備品などの物品があり、常に良好な状態においてこれを管理し、この所有の目的に応じて最も効率的、これを運用しなければならないとされております。これまでも閉校や休校した学校において利用できる備品につきましては、町内の他の学校や公共施設などで再利用し、または次の使用時に備え保管しておりますが、実用に耐えない備品は廃棄処分を行っております。議員ご質問の備品を譲渡する場合には公益上の必要に基づき行うこととされていることから、譲渡先の備品の運用内容などをしっかり精査した上で行わなければなりませんので、個々の事案ごとに対応していきたいと考えております。また、譲渡会のご質問がありました。譲渡会につきましては、PTA活動の一環により子供の成長によって体に合わなくなったスキー用具を譲り合う場として、学校を会場に各ご家庭や地域の方の協力も得ながら開催され、保護者間の交流の場としても有効的な取組として成果を上げていることは承知しております。今後につきましても、学校などの公共施設を学用品の譲渡会や研修会、交流会などの活動の場として有効利用していただき、PTAや学校と地域の協働した取組がより活性化されるよう連携してまいります。以上です。

議員の再質問 7番 斉藤優香

譲渡会については、以前も森町では行っていたことがあると聞いています。なので、できれば個々で対応とかではなく、町民皆さんに町の大切な備品なので、長く使ってもらうように、または思い出の品とかもあると思うのです。そういうのを大切に使っていただくようにやってはいかがかなと思うのです。時期はそんないつまでにとかということではないのですけれども、長く放置しておくことによって物ってやはり、使われないことによって駄目になっていくものというのがいっぱいあると思いますので、町で必要なもの以外は早めに町民に使っていただくというのがよいのではないかなと私は思います。今教育長からのお話にもあったように、森町では学校単位で行われているそのスキー譲渡会なのですけれども、あります。今は学校にその協力してくれる人たちがいるから成り立っているという、から任せておくというのではなく、しっかり教育の一環として、また町の取組として教育委員会がサポートするという体制を取っていきませんか。ほかの市町村では既に教育委員会が中心となって運営されているところが多々あります。一部の学校や、やはり人づてに物を探すというのは限界があると思っています。なので、ぜひこれは町ぐるみでやっていく。これからの世の中というのはリデュース、リユース、リサイクルに取り組んでいかなければならないと思います。この取組というのは、やはり子供たちに向けてもSDGsのことを考えるきっかけにもなると思います。先ほど本当に教育長が言われましたように、今までは保護者と先生が続けてきたこと、そういう伝統があるということは森町の強みだと思うのです。そういう連携が取れているというのはすばらしいことだと思いますが、これからは学校教育に関わることは町全体で考えていってもいいのではないか。特に今森小でそのスキー交換会をやっていますけれども、スキー学習がない子供が森小にこのたび入ってくることになると思うのです。そういう子供たちのためにも、あと鷲ノ木ではまだスキー学習もあります。そういう子供たちも含めて学校全体、そして砂原ではスキー学習がなくともスキーをやりたいという子たちもいると思います。本当にごく一部の学校だけでやられていては、そういう子たちまでに行き渡らないということもあると思うのです。なので、学校教育に関わることは町全体で考えていって、そしてそれはもうこれから継続していくという形を取っていただきたいなと思っていますので、教育委員会も共に考えていくという考えにならないかなと思っています。いかがでしょうか。

町の答え 教育長 毛利繁和

大きく3点のご質問いただいたと思っています。まず、1点目、今後使う見込みのないものについては譲渡会したらどうかというようなご意見、ご質問でした。先ほど答弁しましたように、この点についてはあくまでも私たち行政の執行という立場からすると、やっぱり公益上の、これ法令に書かれているものですから、公益上に利するというか、資するというか、そういうことへのまず物品の譲渡については考えなければいけないということは踏み外せないと思います。現に今までも例えば閉校だとか、休校した校舎で使っていたものについて新たな学校で既に使っている、あるいは保管していたものをこのたび再び使うことになった幼稚園のステージとかがあるわけなのですけれども、そういうことを考えると、実用に耐えないという意味は将来的にももう使う見込みがないもの、それから実用に耐え得ることができないというのは破損している等々、そういうものを廃棄処分にするので、その廃棄処分したものについては譲渡することはできると思いますので、ただそれらのものが果たしてどの程度あって、実際の生活上実用に耐え得るものではない、あるいは危険なものについてはもう出せませんから、そういう範疇の中において譲渡することはできる、可能であるというふうに考えています。2点目、例えば先ほどスキーの例を出されましたけれども、学用品の例えばそういう譲渡会をするということについては、私たちも他の自治体でどうなっているのだろうということで調べました。現実には実行委員会形式で行われていることが多数ですので、やはり行政がというよりも、行政は何かそのお手伝いというか、手助けをするということはもちろん考えておりますけれども、その実行委員会を主たる組織として私たちが入るということはあまり今ふさわしいとは思いません。何がふさわしくないかというと、先ほどスキーの例で申し上げると、現実には非常に古いスキーが今残っている状態です。スキーというと、やっぱり安全面でどうなのか。もったいないということと、その安全の担保ということ、これてんびんにかけることはできないので、現実にはほかの町の譲渡会というのですか、スキーの交換会みたいなものを見てみると業者がそこに行って、要はそこにそぐわないものあればお買い求めくださいというような、そんなふうなことも聞いていますし、装置の取付けについてはやっぱり専門家が金具の取付けを行わないと、とてもその安全を担保した形での譲渡は難しいかと思います。ですから、あくまでも渡すほう、それから受け取るほうが納得の上でしなければならないので、私たちとしてはその安全の担保というところの壁というか、ハードルは非常に高いものと思っています。それから、3つ目に学校教育に関わること、入学先というか、転学先が替わって、スキー学習は今まで経験ないのだけれども、これからスキーを学ばなければならないということに関しては、私どもというよりもこれは町の事業で、経済的な理由がある方には就学援助をまずされていることは御存じかと思います。小学校で、中学校で若干金額の差はあるものの、就学援助をしております。それから、スキーについては実は助成をしております。小学校6年間の中でその成長に合わせて2回にわたって、上限額が1回2万6,500円というふうに決まっていますけれども、それを6年間の中の2回分補助としてお渡しできることにしております。あるいは入学祝金というものを森町では出しておりますので、ちょっとそういうことも活用しながら、ぜひそのスキー用品についてご購入いただければなというふうに思います。以上です。

議員の再々質問 7番 斉藤優香

私は、とってもがっかりしました。そういうことを言っているのではなく、例えば2回、2万6,000円出しているだろう。子供って年に2回だけでスキーの丈が足りるかどうかというのは、もう校長先生だった経験もあるので、それ毎年のようになっていくということもありますし、あと教育委員会が安全面を確保できないから教育委員会は関わらないというのではなく、だから教育委員会が関わって安全なものをリサイクルというか、子供たちに与えていくというのが私は必要な姿勢ではないかと思うのです。ここで安全面が確保できないからというのではなく、やはりほかの学校ではきちっと教育委員会が、ほかの町でも教育委員会がもとになってやっている。そして、ちゃんと業者を入れて点検をして、そして安全なものを子供たちに使ってもらうということをやっているのです。それがこの町にはできないというのがもう何かちょっと悲しいというか、今までどおりPTAと学校に任せて、あとは知りませんよということになってしまうのかなという。それはちょっと、もう少し、私が先ほど言ったようにこれからは物を大切にしていくというか、もちろん新しいものが欲しい子たちもいますけれども、使えるものは使っていくという時代になっていくのではないかなと思って、お金があるから新しいものとか、お金がないから古いものを使うということではなく、使えるものはみんなで回していこうというような世の中になればいいなと、そういうところからも教育委員会も関わっていただきたいなと思っています。学校備品の譲渡会につきましても、ほかのところに使えそうなものとか、そういうものはもちろん公的に使っていただきたい。だけれども、処分しなければならないものとかというのもあるのであれば、使える町民が使っていくというのは、別に公益にあれしないと思うのです。全然要らなくなるものであれば、要る人に使っていただくというのをやっていただきたいなと思うのです。また、今回季節的にもスキー用具になっていますけれども、制服や、それと学用品って様々なものがありまして、例えば裁縫セット、彫刻刀セット、絵の具セット、書道セット、縄跳び、鍵盤ハーモニカなどなどほんのいっときしか使わないものや共有できるものなどがあると考えて、保護者や教育現場の意見を聞きながら再考してもいい時期なのではないでしょうか。子供の人数も減っています。そして、子供のかばんがすごく重いということもあって、いろんなものが共有できれば私はいいのではないかなと思うのです。その辺りとか、あと保管場所について、保管場所がないとかという話も聞かれています。そういうのは今現在閉校になったり、閉園しているところを利用してできるのではないかという考えもありますので、ぜひ町としてはこういうことに取り組んでいるのだ、すばらしいでしょうというぐらいになっていただきたいなと思います。いかがでしょうか。

町の答え 教育長 毛利繁和

今また3点の質問を頂戴しました。まず、1点目お話しされていた他の教育委員会ではやっているということですが、すみません、私どもが調べた範囲では先ほど答弁したように実行委員会形式がほとんどです。町の行政で主体的にやっているというよりは、実行委員を後押しするというようなことで進んでおります。先ほど申し上げたように、やはり安全面というのを全く考えずにこうした物品をやるというのは、行政としてはちょっとそれは責任上いかがなものかなと思っていますので、ご理解をお願いしたいと思います。それから、2つ目に処分してもいいものについては、先ほど廃棄処分という言葉を出しましたが、廃棄処分ということについては譲渡することが可能です。ただ、将来的に使用するかもしれないものについては、やっぱり保管という形を取って公益上のものに資するということが、これが大事なことではないかなと思っているので、ご理解をお願いしたいと思います。それから、スキーというのは実は各学校で教育課程に含むかどうかということが選択する内容となっております。マストで必ずやらなければならないということにはなっておりません。そういう教育課程上の問題も含む中で、そのほか制服、裁縫用具、もしかしたら鍵盤ハーモニカとかいろいろあると思いますけれども、これらのことについて学用品を一括で教育委員会のほうで何らかの管理ということは、いろいろ検討をしてまいりますけれども、かなりハードルが高いものというふうに思っております。それから、最初の質問の趣旨からはちょっと違う観点になると思いますけれども、保管場所の件が出ておりますけれども、これについても同様に検討を進めますが、個人が所有すべき学用品についてはなかなかやっぱりその学校内で、あるいは個人の家庭で管理するということが主になります。ただ、現在そのかばんの重さのことも出ていましたけれども、相当教科書等について、いわゆるロッカーの中に置いていく、それから先ほど出ている裁縫用具等について、絵の具セットについて学校の中に置いて保管をしておくというような形が現在では積極的に進めているところですので、ご理解をお願いしたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和5年第2回12月会議 2023年12月5日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる