長万部町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月16日
役場庁舎等に設置の太陽光発電パネルについて
- 聞いた人
- 橋本收司 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志、まちづくり推進課長 中山裕幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 橋本收司
質問事項は、役場庁舎等に設置の太陽光パネルについて。このたび町の脱炭素化対策として、環境省の補助事業により太陽光発電パネルが役場庁舎と学習文化センターの屋根に設置されましたが、パネルの設置方法が一般的に見る傾斜のある設置ではなく、平面設置になっております。この設置方法で冬期間の発電はできるのでしょうか。また、今回のパネル設置が原因とされる雨漏りが発生した場合の屋根防水の修理費用、さらには今後、屋根防水改修も想定されてきますが、その際のパネル取外しと再設置費用は、それぞれ町が負担するのでしょうか。町長の所信を伺います。〔議員(6番 橋本收司)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
役場庁舎等に設置の太陽光発電パネルについて、お答えをいたします。環境省の補助金を活用しながら、初期費用の負担なしで再エネ設備等を導入する「PPAモデル」により、役場庁舎と学習文化センターに太陽光発電等を導入し、脱炭素化の推進と災害時の地域レジリエンスの強化を図るものであります。パネルを平面設置としたのは、傾斜をつけるとパネル投影ができるため距離が必要となります。屋根の面積では必要とするパネル枚数が不足となること、および屋根設置では耐風の計算などにより安全確保する必要があり、パネルを平面に敷き詰めることとなりました。冬期間の発電については、雪の影響がある期間は発電が難しくなりますが、1年間で計算した事業効果では、脱炭素化に加え災害時にもエネルギー供給等の機能発揮が可能になります。また、この設置工事では、屋根に穴を開けるなどの工法ではありませんので、これが原因の雨漏りなど建物自体への被害は発生しないと考えております。なお、将来的に屋根などの建物の修理が必要となった場合のパネルの取り外し費用などについては、設置者と長万部町が協議の上、決定されるものと考えております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の再質問 6番 橋本收司
それでは何点か再質問させていただきます。答弁で「雪の影響がある期間は発電が難しい」とありますが、パネルに雪が積もったら発電はできないと思いますが、平面設置、また、冬期間の発電ができないと説明があったのは、設備設置業者との契約の際なのか、どの時点でわかったのか、説明お願いします。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
お答えいたします。まず、昨年の計画段階で、この長万部町のPPAモデル事業では、基本的に1年間の電気料金のうち30%程度、これを太陽光発電により自家消費しまして、この電気料金をPPA事業者に支払うことで成り立つ事業ということをご理解いただきたいと思います。それで、この北海道の冬期間では、あらかじめ発電を見込まない計算にしなければ、どうしても計算が成り立たないということであります。この30%の自家消費の計算には、冬期間の発電は最初から見込めないと昨年からもう認識はしておりました。それと、平面設置になった経緯でございます。これについて時系列で説明させていただきたいと思います。最初に役場庁舎についてですけども、これについては4月、具体的に言うと13日ですけども、この時については傾斜と平面、両方で検討されておりました。と言うのは役場庁舎については、4月13日に設置者が役場庁舎の屋根を現地踏査した時点では、庁舎屋根の形状から、太陽光パネル配置が複数箇所に散乱すると。それと設置可能枚数の誓約が懸念されることで、隣接する大型車庫への設置で補助金応募申請を検討しておったということでございます。大型車庫についてはこの時点で、強風等もありまして、実際に業者さんも見られなかったといった状態でした。4月の時点です。5月に、これも当然傾斜、平面両方で検討しておりましたけども、まちづくり・新幹線調査特別委員会にて、大型車庫に設置する旨、説明させていただきまして、そのあと設置事業者が補助金申請をしているという状況でございます。その後、6月9日になりますが、この時点で大型車庫の屋根の形状について、設置者が現地踏査、これ確認できたんですね。その時点で耐震の強度不足となるということが判明いたしまして、庁舎の屋根でなければクリアできないというふうな判断をしたということでございます。この時点ではやはり平面でも検討しなきゃならないということで、検討されておりました。7月下旬にさらに事業者が庁舎屋根への変更を、補助金申請窓口であります一般社団法人の環境イノベーション情報機構へ相談しましたところ、設置場所の変更については問題がないという回答をいただいたということで、この時点で平面で、さらに検討しなければならないという状況になりました。8月25日に庁舎屋根の最終確認を行いまして、長万部町に平面で設置させてくださいということで、私どももこの枚数を確保するとかそういったことで了承するという、事業に支障がないということで了承することにいたしました。学習文化センターについても、パネルの枚数を確保するという観点から、当初からこれについては平面にて検討されたということでございまして、以上太陽光パネルの設置容量を最大限確保することと、それから必要強度を確保して、長期にわたり安全基準上好ましいという理由から、平面設置ということになった次第でございます。以上です。
議員の再質問 6番 橋本收司
それでは次の質問にいきたいと思います。災害時にもエネルギー供給等の機能発揮が可能とありますが、災害は夏場だけではないと思うんですよ。仮に冬期間に災害が起きた場合、エネルギー供給も何もできない設備になると思いますが、これはどう対応するのか説明お願いします。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
お答えいたします。冬場の発電ということが重要だということでございます。先ほども回答しましたけども、昨年の時点で冬期間は発電できない計算になるというふうに認識はしておりました。冬場でも発電できることに越したことはございませんけども、発電させるためには、架台にやはり傾斜をつける、あるいはなおかつ雪の管理を人的に行う、こういったことが必要でございまして、そうなると初期費用も膨大になったり、経費が増える、あとこの補助金事業で、この電気料金で賄うということであれば、今の平らな設置、こういったことでなければちょっとできないかなと。あともうひとつアピールしたいのは、やはりこれをやることによって夏場は当然ブラックアウトになった場合には、昼間は太陽光発電で最低限の庁舎のこういった事業もできますし、夜については昼間の太陽光発電による蓄電、これによって若干作業できますし、また夏場についてはそういったサイクルで当然、脱炭素にも利すれますし、あと冬になればそれは太陽光の発電はできませんけども、蓄電池、これは常備しますので、通常の電気を蓄電するということで、これは72時間程度、何とか最低限の住民の安全・安心を得られるような仕事をできるような体制を取れるように、蓄電池も一応用意しましたので、そういったこともちょっと申し上げたいなと思います。
議員の再質問 6番 橋本收司
それでは、役場庁舎と学習文化センターに取り付けられた、太陽光パネルの枚数ならびに総重量。説明お願いします。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
お答えいたします。役場が庁舎220枚、これが1枚約30キロですので、6,600キログラムで、学習文化センターについては84枚の、これも約30キログラムですので、約2,520キログラムというふうなものになります。これについては建物に支障のないように、構造計算等で耐荷重について確認しておりまして。影響のない範囲で設置したというふうになっております。以上です。
議員の再質問 6番 橋本收司
ただいま説明あったんですけど、庁舎、学文ともにこの設置枚数でいくと、全面に設置したわけでもないように思えますけど、もっと枚数を増やしたほうが電気代を安くできると思うが、また、自家消費率30%程度としたこの理由、PPAモデルに対しての部分だと思うんですけど、そこちょっと説明お願いします。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
PPAモデルの30%というのは、今北電さんに100%払っている分を、30%この太陽光発電によって賄うという仕組みでして、そして30%払う分で、当然今設置した、初期費用なしでということで、環境省の補助金が半分これ入ってますので、そういったことで、30%払うと間に合うということでございます。そういった仕組みであります。
議員の再質問 6番 橋本收司
今の質問なんですけど、もっと増やしたほうが電気代を安くできるというものの回答というのはどうですか。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
一応庁舎もこの枚数計算というのは、やはり業務に見合った分で計算しておりまして、たくさん付ければその分お金も当然かかってくるということで、そうなると今電気料金内て賄うというふうな計算してますので、パネルをどんどん増やすということは、その分お金も、電気料金も払わなきゃないということになって、北電との契約も当然ありまして、今現在北電と、最低これくらいはということで契約している部分もございますので、そういったことでちょうどいい枚数、事業費というふうに考えております。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
今まだ設置の事業をやっている最中でございます。1月に先ほど言った環境省の申請、補助金窓口の方が検査に、1月末に来る予定でございまして、それで検査が終了すると事業完成という形になって、ただこの雪になるので、当然発電はいたしません。太陽光の。これは春になってから発電するという形になります。ただ、蓄電池、これについては通常の電力を蓄えて、2月から使えるようにしたいなと言うふうに思ってまして、それは最終的には来月また1月にそういった調整をしながら、できれば2月から蓄電池は使いたいなというふうに思っております。
議員の再質問 6番 橋本收司
続いて次の質問なんですが、雨漏りに関してなんですけど、役場庁舎も設立から約24年経過していると思いますが、今現在雨漏りしている箇所はないですか。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
今現在、屋根防水の劣化損傷での雨漏りは発生しておりませんけども、屋根の雨水排のドレンパイプ、この劣化によりまして、漏水箇所は3か所ほどあるというふうに聞いております。ただ、この場所はパネル設置場所以外の所でございまして、修理することになってもパネル設置による支障ということはございません。
議員の再質問 6番 橋本收司
それでは、今回太陽光パネル設置にあたって、防水に関する設備会社、設置会社ではなくて防水に関する設備会社のほうに、太陽光パネルを取り付けることによって、雨漏りの可能性が高まるのか、大丈夫なのか。そういう確認はしているのか。説明お願いします。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
これは、置くだけという形の設置方法なものですから、特別屋根の業者さんとかに確認ということはしてございません。ただ庁舎には技術者もいますので、相談とかいろいろさせていただきましたけども、点検するなりそういったことはしておりません。
議員の再質問 6番 橋本收司
今の説明ですけど、太陽光パネルではなくて防水パネルですよね。ステンレス防水だと思うんですよ、ステンレス防水の設置方法ってこう、重ね合わせなんですよ、そこに取り付ける設置方法なのか、今回の太陽光パネルって。それって絶対その位置って無理かかると思うので、その辺は調査も何もしていないということなんですけど、それでいいんでしょうかね。
町の答え まちづくり推進課長 中山裕幸(まちづくり推進課長は2024年3月まで)
はぜの部分に挟んで、という工法でやっているものですから、これは例えばいろんな大きい地震があって揺られたりとか、そういったことで例えばいろんな支障が起きたりとかということは、もしかするとないとは言えないのかなとは、私もそうは思います。ただ、それを言ってるとなかなか事業もできないので、もしそういったことがあれば、これは設置業者が保険等にも入っておりまして、そういった例えば何か不備があった場合には、もし保険が使えるのであれば保険、あとこれはもめたりすると当然第三者の機関に聞くとか調査するとか、そういったことしなきゃならないですけども、そういった責任の所在というのはやはりその時点で判断するしかないのかなというふうに思ってまして、今の段階ではそこまで支障はないんじゃなかろうかというふうな町の判断でございます。
議員の再質問 6番 橋本收司
最後の質問したいと思います。来年度以降はどのような事業展開をしていくのか。今後またこのような補助事業があれば、公共施設へのパネルの設置を考えるのかないのか。説明お願いします。
町の答え 町長 木幡正志
事務方のほうから縷々説明をさせたのですが、今これが国が進めるゼロカーる るボン対策ということで、環境省がいち早く今回手を挙げてこの事業に参加するようにという呼びかけもあってやってきたんですが、今後の課題については、やっぱり初期費用がかかるような大きな事業を計画できるかといったらなかなかそうでもない。今後この2050年ゼロカーボン。これに向けて国がどういう政策をしてくるのか。そして地方自治体にどういう形で要請をしながら国が指導するゼロカーボン事業というのを、今後見据えていくのかということについては、ひとつ考えていかなきゃならないんだけど、今の段階ではまだそこまで至ってない。しかし、自治体に課せられている2030年、2050年という目標については、その数値を達成すべき努力目標というのは、我々に課せられていると思うので、そうしたことを計算に入れながら、事業化の推進を図っていくということになります。