みんなの議会

森町議会 令和2年第1回 3月会議 2020年3月4日

就労支援について

聞いた人
河野文彦 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 河野文彦

通告に従いまして、質問させていただきます。雇用、就労支援についてです。全国的な問題として人口減少が取り上げられておりますが、様々な方面において悪影響が懸念されております。大都市圏と比較すると地方の減少率はとても大きく、今後は人口増大という目標を掲げる中で現実を直視し、いかに人口減少のカーブを緩やかにしていくかが重要であると考えます。この大きな課題に正面から向き合うためにも行政、民間が一体となって取り組み、地域がそれぞれの特徴を生かして自立的な社会を創造することが求められています。森町においても人口減少が著しく、様々な施策をもってしても負のスパイラルから抜け出すことは困難と見られ、地域経済の縮小がさらなる拍車になるのではと懸念されます。森町は、農林水産業を基幹産業とした様々な経済活動が盛んでありますが、特にサービス業や小売業などの3次産業からの空洞化が目につくようになってきているのではと思います。地域での消費活動の不便さは域外での消費行動へつなげてしまうなどの悪影響が懸念され、既に顕著に現れているのではと考えざるを得ません。町全体で廃業からの空き店舗が増加傾向にあるのは誰もが感じており、さらなる施策をもって新規創業支援を行い、にぎわいのある商工業振興が求められているのではと考えます。新規創業は雇用の場の確保に効果的であり、特に若い方々の創業意欲を高めていただき、安定した雇用創出することを実現できたのなら、人口減少阻止への大きな可能性となります。また、基幹産業である農林水産業と水産加工業などは、労働力不足が深刻な状況にあります。外国人実習生を受け入れることで生産力を維持しているのが現状でありますが、実習制度の変化や出身国の情勢によっては安定した雇用とは言えない部分もあり、地域の就職希望者の方々に地域産業の魅力を感じていただき、就労場所として森町内を選択していただける施策が求められています。特に新卒者とUIJターンを考えている方への働きかけは重要であります。森町においては、新たな雇用の場の創出と既存産業での労働力確保といった相反する課題が存在しておりますが、様々な施策をもってマッチングを図り、新しい人の流れを創出することにより安定した雇用の場と働いていただく方々がにぎわう地域創造が急務でありますので、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。新規創業支援につきましては、以前から取り組んでいる国や北海道などの創業支援策を今後も紹介し、活用してまいります。安定的な雇用の場の創出につきましては、大学連携若者定住促進事業や北海道立北の森づくり専門学院の実習拠点であることを生かし、学生が地元企業でのインターンシップを行うことにより森町への就業促進に取り組んでまいりたいと考えております。UIJターンにつきましては、現在北海道と連携し、移住支援施策を実施しており、町内の特定の企業に就職、または町内に移住し、創業した場合に支援金を支給できる仕組みとなっております。改めて本制度の活用を広く周知して、雇用の創出につなげてまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 9番 河野文彦

森町は両方の課題、顕著に現れている。新しい場と既存の労働力という部分で本当に両面の課題、顕著に現れているというお話をさせていただいたのですけれども、やはり若い方は若い方が集まるような職場を求めているのかなというふうに見ていました。と考えると、やはり若い方が創業した事業が若い客層、ターゲットとした事業であったのなら、全体的に若い方の雇用の場にもなるし、シャッター街と言われる空き店舗の活用にもつながって、にぎわいを取り戻すためには大変有効なのかなというふうに思う中で、総合戦略の中で創業者支援、森チャレ支援事業というのがあったかと思うのですけれども、これ大変期待していたところなのですけれども、そこでまず再質問の1点目なのですけれども、この森チャレ支援事業の現在の状況、細かな数字とかではなくて、活用事例はどうだったかですとか、今後こういった事業をどういうふうに発展させていくかというところを1点お願いします。それと、先ほど町として空き店舗を活用する新規事業者を受け入れる支援策がないというふうに同僚議員にお答えしたかと思うのですけれども、まさにこの森チャレ支援事業がそのような施策なのかなというふうに思って聞いていたのですけれども、その辺の説明をお願いします。あと、もう一点、労働力不足の部分でもこの地域の抱える課題として深刻であると思うのですけれども、水産加工業に着目しますと外国人実習制度がなければ成り立たないのが現実なのかなと。そういった中で、地域の求職者、特に高校を卒業する新卒の方が地域に就職していただければこういった問題も解決できるのかなというふうに思っているのですけれども、そこで再質問としてもう一つ、基幹産業の担い手対策としてやっぱりこれも戦略の中の一つで学生仕事見合い事業というふうなのが以前、学生仕事お見合い事業というのがあったかと思うのですけれども、高校生に水産加工業への理解を深めてもらうといった事業だったかと思うのですけれども、これも大変いい取組だと思うのですけれども、どういった状況だったか、どういった結果、数値的にでもいいのですけれども、どういうふうになったか教えていただければと思うので、よろしくお願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。まず、いろいろな再質問の1点目なのですけれども、総合戦略の中の森チャレということで、商工の事業でこういったことで進めようと思ったのですけれども、経済団体のほうで取り組まないということで事業化もなされていない、そういう状況になっております。そしてまた、2点目の学生のお見合い事業については、水産加工業者がこれを何とか高校生などに体験させて、長くそこに就労していただきたいという考えの下で進めたのですけれども、これもやっぱりなかなか思惑どおりに進まなくて、成立しなかったということで今は取り下げている、そういう事業でございます。残念ながらそのようにアイデアを出しながら対応しているのですけれども、議員のご質問にもありますように、なかなか若い人たちが望む、そういったサービス業が町の中にはない、少ないということがちょっと浮き出ております。しかし、町としてはそれだけにしないで、今地域おこし協力隊も、これは新規就農ということで新しく今2人頑張っておりますので、この方たちが将来町の中に拠点を持って勤めていく、そういう中でまたさらに雇用が増えていけばいいなと。そしてまた、今年の令和2年の執行方針の中でも書いてありますように、学生との交流、それから北の森づくり専門学院のインターンシップと申しますか、実習事業としての森地域への乗り入れ、そういったことを通じて若い方々が本当に森の中に就職したり、そしてまた森町、あと光通信も全て町内網羅されておりますから、新たにAI関係でももし町の中に拠点をつくってくれれば大変ありがたいなと、そのように思っております。今後も新規事業、それからほかの事業に対しても新たに今ある事業に加えて、新しい事業を起こしてくれるような、そういう働きかけと取組は今後ともやっていきたいと、そのように思っております。以上です。

議員の質問 9番 河野文彦

すいません。たまたま2つお伺いした事業が実質2つとも頓挫して、やっていないと。決してやっていないのを分かっていて選んで聞いたわけではないのですけれども、ホームページに例えば創業支援等事業計画というふうに載っているのですけれども、まさにこれが森チャレの流れなのかななんて思っていたものですから、この辺も踏まえてもし実績等があればと思って、お聞きしたかったのですけれども、大変残念な結果かなと思っています。総合戦略、各いろんな柱がある中で創業者支援ですとか地域産業の担い手、特に、嫌な言葉で3Kとありますけれども、この水産加工業ですとか建設業というのはまさにそういった業種であって、なかなか就労している、選んでいただけないという状況もありますので、そういうところ今後もう一度改めてでも施策として取り上げて、地域産業の振興、安心、安全な就労の場の創造に努力してもらいたいなと思っているところです。もう一つ、質問の中にちょっと入れていた言葉なのですけれども、UIJターン、これ国のほうの事業で、道が窓口になっているかと思うのですけれども、東京圏からUターンしてくれた方には最大幾らですとかいろいろあるようなのですけれども、この件について町長先ほど広く周知してというような答弁あったかと思うのですけれども、東京圏から例えば森町に就職希望していただける方が、道にこのマッチングサイトというのがあるみたいです、ホームページが。その中で登録してある森町の業者に就職した場合は支援金をお支払いするというようなスキームになっているようなのですけれども、私この間ではこのマッチングサイトってどういうものなのかなと思って見たのです。物すごく、全道各地、本当にたくさんの企業があって、全部詳細まで見たらも何日もかかるぐらいの件数なのですけれども、僕が見た中で、見落としあったら申し訳ないですけれども、森町の町内業者、2社しかなかったです。そのホームページにUIJの件も支援事業ということで掲載されて、町として推し進めるべき事業だとは思うのですけれども、町内の業者、2社です。いろんなマッチングを図る、いろんな選択肢の中で選んでもらうのに2社はちょっと少ないかなと。各企業がそれぞれこの事業の趣旨を理解して登録するべきことなのでしょうけれども、正直言って町内の業者、皆さん知らないと思うのです、これ。私もいろいろ見るまで正直知りませんでした。町として、そのマッチングサイト、担当課の方なんかもちろんチェックしていると思うのですけれども、どういった企業が登録されているかも分かっているかと思うのですけれども、ほかに町内企業にこういったサイトにぜひ登録してみませんか。登録していないとこの制度を使って森にUターンしてくる方はいないわけですから、この制度を広めるためにはまずそのサイトを周知して、登録してもらうというのが第一歩だと思うのです。そういったところで、この事業の話になってしまうのですけれども、こういったところでマッチングを図ってもらって、そういう東京圏からの就労者により町内に来てもらうというのが大事かなと思ったのですけれども、その辺を再々質問させていただきたいと思います。お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。先ほどの再質問のときの事業がちょっと2つとも成り立っていなかったということについて大変、私たちもそこまで気がつかなかったのですが、どうしても内容によってマッチできない、もしくは本当に事業としては好きな人はいるのだけれども、そこにたどり着けないという場合も中にはあるのかもしれません。最近はそれだけ就職サイトといいますか、大手企業については直接自分のところの会社でインターネットを通じた就職希望者を確保できるような、そういう365日いつでも対応できるようなサイトを作っていたり、どんどん進んでいくのですが、どうしても中小企業の場合は後手、自分ところでそれだけの予算が確保できて、取り組める会社であればいいのですけれども、やっぱりもっともっと道の力ですとか、そういう便利なところを、町としてもそういうところにつないでいかなければならないなと改めて思ったところです。そういう状況の中で、北海道のマッチングサイトに森町で企業としては2社しか登録されていないと。本当に受入れから全て、UIJターンを受け入れる、そういう考えがあるところが2社しかないということではないと私も思います。ただ、そこに対していろんな四方八方にそういう雇用の場、それから研修生を受け入れる場所ですとか、たくさんのことを考えながらやっている中で少し不足されているのかなと、そんな感じがしないでもございません。そういったところでうちの担当課のほうに企業には周知するよう、組織に対しても情報は流れていることと、そのように思いますけれども、やはりこれについてはどうしてもただ資料を送る、見る、見させるというよりも中身の説明が必要なのかなとは思うのですが、そこまで私どもではできない可能性もございます。そういったところで、もし本当にこういうUIJターンを確保したい、そういうところの説明会と申しますか、今はしばらくの間新型コロナの関係で人を集めて説明するということは難しいのかもしれませんので、折を見て、できればこのマッチングサイトに登録することも提案していきたいと、そのように考えております。今後につきましても若者の就労はもちろん、それから雇用を何とか就労できるように、そして先ほどの最初の答弁でも申し上げました大学連携若者定住促進事業、これについては本当にこれから新年度から始める、そういう事業でございまして、東京23区も対応として入っております。東北の大学もありますけれども、とにかく学生に一度森町に足を運んでもらいたい。少なくとも何日か住んでいただければ町の良さというのは、四季折々のすばらしさが理解できていただいて、そしてすぐという前提を下に仕事先を探してくれるのではないかな、そういうふうに期待しているところです。これからもこういった事業に対して積極的に取り組んで、就労の確保、それからUIJターンの獲得に取り組んでいきたいと思っております。以上です。

出典:森町議会 令和2年第1回 3月会議 2020年3月4日 議事録 PDF(132ページ) 間違いを知らせる