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森町議会 令和2年第1回 3月会議 2020年3月4日

国民健康保険税の軽減について

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 檀上美緒子

それでは、2問目、国民健康保険税の軽減について。2年前の2018年、平成30年度より国保の都道府県化がされ、その際森町においては資産割が解消されたものの、とりわけ均等割、いわゆる人頭税とも言える家族人数分加算される額が大幅に値上げされました。1人当たり3万8,000円から5万2,300円、1万4,300円、37%もの値上げです。平等割、1世帯分は2,000円の減になりましたが、均等割は1人5万2,300円ですから、2人、3人と家族が増える分2倍、3倍となって、子育て世帯にとってどっと負担が増えたのです。しかも、新年度からまた国民健康保険税を上げる、しかもまたも均等割の値上げが大きいとなると、森町の健康保険税の徴収の基本は福祉ではなく、受益者負担なのかと思わざるを得ません。子供の医療費や給食費、修学旅行費、そして保育所や幼稚園等と子育て支援に力を入れている町政、町長であれば、国民健康保険税の均等割の負担増に対して減免措置を考えませんか。国保の問題は根本的に国の施策であり、国庫負担を減らしてきたことと国保だけに適用されている応益負担が国保の負担増の要因です。ですから、全国知事会、全国市長会で国庫負担増、子供の均等割軽減、自治体の負担軽減努力へのペナルティー中止、国による子供医療費無料化等の要望をしています。これが実現すれば、国保は協会けんぽ並みに引き下げられます。こうした声をしっかり国政に届けることは当然やりながら、住民を守るためにできることをしっかりやるのが自治体の責務です。その一つが子供の均等割の減免であり、均等割の負担額の見直しです。子育て世帯を直撃する均等割の在り方について、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。議員御存じのとおり、平成30年度に国民健康保険は都道府県化され、保険料水準の統一に向けて取り組んでいることから、森町独自の子育て世帯に対する均等割の減免措置は難しいと考えております。森町においては、北海道国民健康保険運営方針を基に北海道において決定した標準保険料率を基本に保険税率等を決定させていただきたいと考えております。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

何とも素っ気ない答弁にがっかりなのですが、先ほど具体的な数字も挙げましたけれども、すごい負担なのです。そして、今回予算の要望で追加資料の中にも出ていたのですけれども、最高額の国保税を聞きますと89万ということなのです。最高額だから、それなりの所得があって、また家族構成とか分かりませんから、あれなのですけれども、それにしてもすごい額です。とりわけ、先ほどから言っていますように、子供の均等割の部分なのですが、道の運営方針に基づいてということなのですけれども、実際に納付額は提示されますけれども、それに関わってどういう形でそれぞれの自治体が徴収するかと、賦課するかということは任されているわけです。とりわけ均等割の部分も含めてですけれども、いわゆる応益部分についての負担軽減というのもありますし、特別な事情という形で自治体の首長がそこの部分について判断をすることができるというのは、ルール内の一般財源からの繰入れとして可能なわけです、制度的に。それを使って、子供の均等割の部分について減免措置を取っている自治体も現にあるわけです。ですから、そこの部分を、道の方針があれだからということでむげもなく駄目ですということではなくて、やっぱり、先ほども言ったように、森町は私子育て支援に、また福祉の部分でも、先ほどのやり取りもありましたけれども、かなりの施策を実行されていて、喜ばれている部分というのはすごくあるなというふうにして思っているのです。であれば、なおのこと本当に子育て支援、子育て世代にとって重い負担となって、少子化の部分も含めてですけれども、解決させる上では子育て支援という観点からもこの国保の部分の均等割の子供の部分についての減免措置、例えば具体的に言えば第3子から取りませんとか、または金額的に引き下げますとかというふうな、それぞれの自治体の可能な範囲でそれは、先ほども言っているように、自治体の長の裁量権に任されていて、ペナルティーには入らないわけです、そういう施策というのは。それを活用してやるというようなことが今必要とされているのではないかなと思うので、改めてもう一度町長の所見を伺いたいと思うのですけれども、それと併せて特に今回、予算のところであれなのですけれども、森町の部分でいくと均等割と平等割の金額の押さえ方なのですけれども、均等割を高く設定するということは家族の分だけそれがどんどん、どんどん増えていきますから、負担増がすごいのです。そのあたりの部分のバランスというか、それを考えた上での金額の設定というのも、これもまた各自治体に任されているわけです。もちろん応能割と応益分との割合は決まっていますけれども、応益部分だけでいけばそれはそれぞれの自治体に任されているわけですから、そのあたりも含めてぜひとも見直す必要があるのではないかなというふうにして思うのですけれども、単に道の運営方針をそのまま受けてやるので一切町としてはできないということはないと思いますので、ぜひご検討ください。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。まず、基本、国民健康保険が都道府県化になったということは、市町村では、小さい自治体ではこの単位では国保のやっぱり負担者を全員では賄い切れないと。基本そこから都道府県化になって、昨年の4月1日から国民健康保険が全道一元化になったと。ただし、まだ今現在もともと国保税として設定されていた額が最高から最低まで非常に幅が広いものですから、平準化に至るまでの間各それぞれの自治体が今までの例に倣って、そしてなるべく最終的には、数年後には全道一律に変わっていくという、そういう、その最初のまだ1年たった時点です。議員も御存じのように、森町では資産割をなくいたしました。でも、資産割はなくしたからといってその税額が削除されたということではなく、その不足分をどうしても応能応益割の中から捻出していかなければならないということで、町では一応応能、応益を50、50の半分にして、そして応益割を平均割は15%、そして被保険者の均等割が35か。世帯別平均割が15%ということで設定をさせていただいておりました。ただ、そういう中で何とか子供たちの多い世帯のその部分を、子供たちの部分を減免できないかということで、今減免するという、している自治体も日本中には中にはあります。しかし、今町として減免措置、それからまた違う、一時繰入れ、そういった措置をした場合にどうしてもその後のペナルティーではないですけれども、入ってこない、国庫からの町に対する繰入れが減る、そういう状況がございます。そうすると、結果としてどうなるかというと、減免した措置が逆に割高になって、町の個人の保険者にのしかかるという結果が生まれます。逆転するのです。その辺議員恐らくそこまできちんと調べられていないのかなと、そういうふうに思って聞いていましたけれども、そういうことを考えますと、今まだ1年目です。そして、やはり同じように大家族のところで苦労されているという家族は何件というか、全道でいったらたくさんもっとあるかもしれません。そういったところの声を拾い上げて、3年に1度更新というか、見直しをかけるということですから、そこまで少し我慢されて、何とか違う点で支援、議員おっしゃっているように、私たちは、町では子育て支援に対しては非常に力を入れていますので、その辺でカバーをしながら頑張っていただければ大変ありがたいなと、そのように思います。また、ほかの部分でも子供たちに対する支援、子育て、子供を育てるというのはいろんな、着るものもかかるし、ほかのものでもたくさんかかりますから、何かかんか応援しながらいければなと、そのように考える次第です。ペナルティーがないからやれとか、そういうことではなく、将来的にきちんと持続する形を取って、それを移していきたいと、そういうふうに私ども考えます。一時的になくして、そしてちょっと何年かたったらとんでもない額が負担にのしかかると、そういうことはあってはなりませんので、やはり一度政策として取り組んだ以上は安定して、そしてなるべく変化がない、そして極力負担が少なくなるような方策はまた将来的にわたって考えていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

やっぱり痛みが分かっていないというか、思うのですけれども、我慢してと言われるのですけれども、その我慢にも限度があるかと思うのです。今それこそコロナウイルスで大変な被害を被っている様々な事業者もいらっしゃるわけですけれども、そういうようなやっぱり経済的な負担というのは本当にあした、あさってどうするかというところまで追い詰められる場面だってあるわけです。それを3か年の見直しであれだからそこまで待てと言うという神経がちょっと私は信じられない思いで聞いているのですけれども、そしてまたこの後の予算のところでも審議されるわけですけれども、新年度からまた国保税を森町ではアップしようとしているわけです。軽減を私今一般質問で言っているのですけれども、それ以上にぼっと負担を強いるわけです。それって一体何なのということを言いたいのです。やっぱり子育てということであれば、本当に可能であればそれこそすぐにでも手をつけるべきことだと思っているのです。3年後にまた見直しますよと言われても多分このままの政治姿勢であれば私は値上げという形での、具体的には返ってくるのではないかなというふうにして思います。そうであっては本当にそれこそ身も蓋もないというか、非常に苦しい状況がさらに続く。我慢の我慢を、さらに我慢ということで強いていくことになるということをやっぱりきちんと捉えるべきだなというふうにして思うのです。さっき交付金が減らされるということなのですけれども、今回国のほうでそれこそルール外の一般会計からの繰入れ中心にして、それだけではもちろんないですけれども、ほかの部分の換算もあって点数化されて、限定もしますよというような方向出してきていますから、できるだけどこの自治体も繰入れを引き下げようというふうな考えはあって、全国的に一般会計からの繰入れが減っているというのは分かってはいるのですけれども、森町の一般会計からの繰入れの引下げ方もまた非常に大きいのです。私はそこの部分を考えればこの子供の均等割に対する施策の見直しというのは可能ではないかというふうにして思うのですけれども、いかがでしょうか、最後。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。議員には以前も同じご質問を頂いて、今回3回目なのかなというふうに数えていましたけれども、何でも負担が少なくなるのはやはり家庭としては当然やりくりができますので、いいことですし、いろんな点でお話、言われている部分については分からないわけではないです。しかし、先ほども申し上げましたけれども、一般会計からの繰入れ、例えば子供たちに減免するということもその中に入ってくると思います。当然入ってきたときに先ほども申し上げましたけれども、国庫からの繰入れが町に対するものが少なくなって、結果的にはみんながその分を負担を強いられると。一人住まいの方々も当然国保税が上がってくると、負担が上がってくるという計算方法になります。私も細かなところまでは分かりませんけれども、それはぜひ避けたいなと、そのように考えますし、議員もご理解されているように、これから高齢者の福祉として医療費がどんどん、どんどん必要になってくる状態の中で、今現在国保税の最高額というのは93万円です。それを新年度から国はさらにまた3万円上げるということで96万円になります。しかし、町では1段、ワンテンポずれて値上げしている状態な、値上げをさせていただいていますけれども、これがツーテンポ遅れて安ければさらにいいのかもしれませんが、それをやると先ほど申し上げたような一般会計の繰り出しが多くなって、結果としては町の国保会計に大変な痛手を被る。ひいては個別の皆さんの負担がさらに増えるということになりますので、それは避けたいと思っております。そして、何年かたったときに全道一律で同じ最高額、限度額、それから負担額もどこの町に行っても市に行っても同じ状態になりますから、それまで我慢しろという言葉の使い方はちょっとまずかったかなと思いますけれども、子供を育てている時というのは私どもも同じで、やはり親は着るものも着ないで、一生懸命働くしかなかったと。子供が成長するにつれて将来やはりそこは家庭として落ち着くと思いますので、そこまで頑張りましょうという意味の言葉遣いです。そういうことで、基本としてはご理解されていると、そのように思います。国のほうに対して何がしかそういうふうに、おっしゃるように、子供に対する均等割をもう少し国のほうで見ていただけないかと、そういうことについては町村会やいろんな期成会で活動する中で何とか伝えていきたいと、そのように思いますことを伝えながら、再々質問の答えとさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 令和2年第1回 3月会議 2020年3月4日 議事録 PDF(111ページ) 間違いを知らせる