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森町議会 令和7年第1回 12月会議 2025年12月10日

森町職員の書類偽造事件等について

聞いた人
河野文彦 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 河野文彦

通告に従いまして、質問させていただきます。森町職員の書類偽造事件などについてです。11月7日の報道にて町内水産加工業者による施設等整備事業補助金の不正受給事件が明るみに出ました。報道各社より全国へ報じられ、大変不名誉な事件に多くの町民が不安と不信を抱き、森町がニュースになるのは事件や不祥事ばかりだと落胆の声も聞かれます。このたびの事件は、2つのポイントがあると思われ、1つ目は町内水産加工業者が不正に補助金を受け取ったこと、2つ目は森町職員が不正に補助金を受け取るための事務書類を作成し、関係省庁へ提出する際に町長印を不正に押印したことであると考察します。1つ目については、事件を指摘した会計検査院が主導で調査、処分が進むと思われますが、2つ目については森町が調査し、町民へ情報を公開し、不正受給に加担した職員を処分しなければなりません。4月には会計検査院より事件を指摘され、調査を進めていたようでありますが、会計検査院ホームページに検査報告が公表されたのを機に町としても本格的に調査結果の公表を行わなければなりません。町民の不安と不信を払拭するためにも、これまでの経緯、調査内容の公表、何よりも町民への謝罪が必要であります。また、会計検査院から森町の事業として特別交付税の算定対象にならないのにもかかわらず申請されており、過大に受給されているとも指摘されております。しかし、町民、議会には一切の説明がされておらず、その姿勢に問題がありますので、質問します。これまでの調査で判明した事件の経緯は。2つ目、町民への説明と謝罪を行わないのか。3つ目、不正受給に加担した職員を告発するのか。以上、質問いたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。まず初めに、町内事業者による国の補助金不正受給に関し、当町職員が本来は実施事業者が作成すべき入札書類を作成したほか、公文書を偽造し、公印を不正に使用するという極めて重大かつ許されざる行為が判明いたしました。このような不正が役場庁内で発生したことは、首長である私の監督責任の重大さを痛感するものであり、町政を預かる者として深く反省し、町民の皆様に心よりおわび申し上げます。経緯についてでございますが、本年4月14日に会計検査院の実施調査が当町及び事業実施主体である町内事業者に入り、その過程で当該事業者の補助金不正受給が判明しました。さらに調査を進めていく中で、5月8日に当町職員の不適切な事務処理が発覚したものであります。当該職員の非違行為については、先ほど触れたとおり、本来実施主体である事業者に対し審査、指導する立場にありながら適正な契約手続である入札を実施せず、入札を実施したとする虚偽の入札結果報告をするなどした行為、また決裁による承認を受けずに公印を押印するといった行為などが確認されております。現在は、11月5日の会計検査院の決算結果報告を踏まえ、町内事業者の補助金返還及び当該職員の非違行為について対応しているところです。本件に係る職員の非違行為に関しましては、地方公務員法及び森町職員の懲戒処分の基準及び審査に関する規定に基づき、懲戒処分を行うことを検討しております。また、告発の要否に関しまして、この場で具体的な内容を申し上げることは差し控えさせていただきますが、法令遵守及び自治体運営主体としての責任を踏まえ、社会通念上取り得る適切な判断を行うことが不可欠と認識しております。今後事実関係の検証と法的観点からの整理を十分に行った上で、最終的には町長として私が責任を持って判断し、決定してまいります。以上です。

議員の再質問 2番 河野文彦

今回の事件も、この事件の手続といいますか、処理のほとんどが岡嶋町長の就任前に行われたことですね。ですので、岡嶋町長に追及するのもと思うのですけれども、町長、以前に行政は連続しているというお言葉がありましたので、岡嶋町長にいろいろお聞きしながら進めていかなければならないのかなというふうに思っていたところです。今回の会計検査院の報告書を見ていると、やっぱり虚偽の申請に加担したとか、町が申請した虚偽の報告書を北海道へ提出しただとか、大変厳しいというか、本当にあってはならないような指摘がされてしまったのかな。本当に残念に思うところです。先ほど同僚議員で公印の質問あったところで、法令遵守や倫理意識を教育するというようなお話をされていましたけれども、今さら教育するようなことなのだろうかと思うのです。法律は守りましょう。ルールに反したことをしては駄目ですよ。これ以上もこれ以下もないのです。でも、今さら教育しなければならないことなのかな。そこが僕は本当に残念だと思います。職員の方だって、本当に残念ながらこういう行為に至ってしまう方ってごく一部です。ほかの方は、ちゃんとルールに従ってやっているのです。でも、やっぱりこういう事件が起きれば、森町の職員はと言われてしまう。非常に僕は残念だと思っているのです。それで、やっぱり処分はどうするのかというお話は先ほどもありましたけれども、僕はこの処分というのが、言ってしまえばその職員の方のこれからの人生に左右するようなことになるのかもしれないけれども、それが言葉を変えれば抑止力だと思うのです。今さらそんなルールを守りましょうと教育するようなことではないと思うのです。ただ、こういうことをすると、こういう処分になってしまうというところを、やはり職員の皆さんに改めて感じてもらうこと、これが僕一番、正直言って効き目、効き目と言ったら悪いかもしれないけれども、効果があるのではないかと思うのです。僕たちだって、スピード違反したら捕まって罰金取られるからスピードを守るのです。一時停止もちゃんと止まるのです。それが言い方変えれば抑止力だと思うのです。違反をすればペナルティーが来る。それをしっかりと理解してもらう。皆さんに感じてもらう。それが、僕はこういう再発防止策に一番効果があるのではないかというふうに思うのですけれども、まずそこをもう一点、町長の考えを聞かせてほしいのと、告発するのかというところで、差し控える。告発となれば、いろんな関係機関も出てくるお話ですから、ここでまだ行ってもいないのに詳しくお話しすることはできないと思うのですけれども、ぜひ毅然とした対応をしてほしい。僕もいろいろよその町のこういった事件の経過だとか、その後の処分だとか自治体の対応というのを見たのですけれども、やはり結構厳しいところまで処分されていますよね。一番厳しい例だと、それこそ懲戒免職から停職1年とか、あと刑事告発も含めて、結構厳しくされています、よその町。なので、森町もこれから懲戒委員会、そういったところで話合いになるかと思うのですけれども、その辺は本当に町民の方が納得する、そして今後の抑止力になる、そういった結果を出してほしいなというふうに思うのですけれども、その辺も町長のお考えをもう一度お願いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。最初の答弁でもお話しさせていただきました。今回のこの件に関しましては、公印という町を代表する印というか、そういったものの取扱いに関することでございまして、先般、今回の一般質問の中においては同僚議員の方からも多くのまた違う視点からのご質問、そしてまたご意見等々もいただいているところでございます。当然町長といたしまして、今回の事案に関しては、本当に極めて重大かつ許されざる行為であると認識しております。そしてまた、複合的に違反をした町内の事業者、そしてまた役場庁内における公印の不正使用、2つの側面があるとはいいながらも、結果として北海道、そしてまた国に対しても多大なご迷惑をおかけし、そして関わった国や北海道の職員さんに対しても、本当にこれは申し訳ない事態であると認識しております。当然懲戒審査委員会を通じて、私が諮問し、答申をいただいて、それで決定という流れにはなります。毅然としたというところは、当然私はそのとおりだと思いますし、一般的に言われる文書の用途、社会的影響の大きさ、また再発防止の必要性、観点、そしてまた本当に社会通念上一般的に言われる、そういう様々なことを勘案して私は判断しなければならないと考えております。重ねての答弁にはなりますけれども、しっかりとこれは町民の皆様にお示しするという意味でも、懲戒審査委員会の規定にのっとりではありますけれども、しっかりとこれは対処していきたいと思います。以上です。

議員の再々質問 2番 河野文彦

今町長のお言葉にあった、本当に国や道にも大変な迷惑をかけてしまったのかなというふうに思います。私も思います。もしうちの職員が、いやいやと。こういう申請はまずいよと。これは対象にならないよと。そのとき適正に指導していれば、こういうことはなかったと思うのです。ですから、その辺やっぱり今回やってしまったことの重大さというのは、町長のお言葉からも分かるのですけれども、しっかり今後対応していってほしいな。国や道に迷惑かけたという言葉、大事だと思うのです。僕、この手の補助金、国や道が支出しますけれども、町が窓口というようなタイプのが幾つかあると思うのですけれども、ではなぜ直接国に申請しないのといったら、この町、地方の自治体のほうが、よりそういう事業者の声も聞けるし、実態も把握しているし、そういう申請をしていくのに、やはり地元自治体の職員の方が窓口になってくれたほうが、よりきめ細やかな対応ができるというような趣旨なのかなと私は思っているのです。本当にそういう思いを今回踏みにじるような行為であったと私は思っていますので、その辺は繰り返しになりますけれども、しっかり対応していってほしいと思います。通告文の後ろのほうに、今回森町も指摘されているのです、残念ながら。特別交付税のほうで。その内容を見ると、これは本当に認識の違いというか、言ってしまえばちょっとした事務処理のミスの範囲かなというふうに私は思っていました。先ほどの例と比べてしまうのも適さないかもしれないけれども、そういう悪質さがない事務的なミスであったかなというふうに見ています、私は中身に関しては。ですから、これ指摘されたことに関しては、ミスはないにこしたことないですけれども、人間は必ずミスしますので、今後こういうことがないように気をつけて。今回は、その分いろいろ地方交付税のほうとかでも対応されてくると思いますので、その辺はしっかり町としても今後こういうことがないようにしていってもらえたらなと思っていたところなのですけれども、今回の会計検査院の報告書がホームページにアップされたのですけれども、私は関心があったものですから、すぐに中身見ていました。最初に言った水産業者の件と、それをずっと読んでいる中で森町も指摘されていたのだと、私そこで知ったのです。その次の日に、私が認識した次の日に新聞に出たのです。後ろのほうにちょっと出ましたよね。私は、たまたまホームページで見たのですけれども、多分同僚議員の中で新聞で初めて知ったという人がたくさんいたのではないかなというふうに思って見ていました。なので、やっぱりこういう事案を私たちが報道で知るというのは、それはいかがなものかなと思うのです。ですから、この会計検査院という性質上、調査に入っている時点で公表できないだとか、どこかのタイミングから公にできるだとか、そういう事情はあるのかなとは察しますけれども、少なくとも会計検査院のホームページにアップされたということは、全国民にもう公表しているのと一緒ですから、その時点で全町民にとまではまだいかないかもしれないけれども、せめて議会のほうに、実はこういう指摘もありましたというような第一報があってもよかったのではないかと。せめて新聞で報道される前に。それがすごく私残念でなりません。厳しく言えば、本当に議会軽視ではないのかと。もし新聞報道にされなかったら、今回全協で資料を配られましたけれども、新聞報道されなかったら、この件触れないで終わったのではないのかなと疑わざるを得ないです。ですので、今後こういう案件があったとき、出せる出せないにはタイミングがあるのは分かります。ですが、公表してもいいタイミングになったら、速やかに町民、議会へ報告するべきだと私は思いますので、その辺町長の認識をお伺いしたいと思います。お願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。お話の中で様々な公開のタイミング等々、いろんな諸事情はあったというところはご理解いただけるのかなと思いつつも、やはりこういった事案、議会のほうに報告すべき事案に関しましては、それは議員お話しのとおり、速やかになされるべきだと私も思います。今後このような事案が発生しました場合にはしっかりと、当然のことなのですけれども、速やかにそのタイミングを経て報告、そしてまた情報共有はしっかり進めさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 12月会議 2025年12月10日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる