森町議会 令和7年第1回 12月会議 2025年12月10日
アフターコロナの町内会活動について
- 聞いた人
- 河野淳 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 河野淳
それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。質問事項につきましては、アフターコロナの町内会活動についてです。2020年4月に新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対する緊急事態宣言が発出されてから約5年が経過しました。新型コロナウイルスは、令和5年5月よりインフルエンザと同じ第5類へ区分が見直しとなり、緊急事態宣言は終息を迎え、国主導の感染症対策から個人の日常の対策へと移行しました。この緊急事態宣言中は、マスクの着用や換気の徹底、予防接種の実施など、様々な対策が取られましたが、その中でも3密の回避をはじめとする生活様式の変更は個人の生活様式だけではなく、町内会活動など地域コミュニティ活動を大きく後退させることとなったと感じております。特に結婚式や葬儀など冠婚葬祭が地域全体から個人、あるいは家族単位で執り行われることが多くなった結果、町内会に所属している直接的なメリットが少なくなり、町内会加入率の低下や構成員の高齢化、役員などの担い手不足などの問題が町内の多くの町内会で起きております。このままでは、地域コミュニティ機能の低下により、集落としての持続や防災及び防犯などでの行政との連携に支障が出ることが想定されますが、町は現状をどのように認識し、対応していくのか、町長の所見を伺います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。コロナ禍の3年間、全国的に新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、町内会活動の会合や行事は中止を余儀なくされ、コミュニティ活動の根幹である人と人とのつながりは大きな影響を受けたと感じております。森町の町内会においても、コロナを機に中止した行事がアフターコロナの今も再開できていない現状にあると聞いており、その要因として役員の高齢化、担い手不足、加入率や会員の関心低下などの多くの課題があると認識しております。町内会活動は、地域福祉、防災、防犯意識の向上など、行政との連携が必要不可欠であります。先日の町内会連合会臨時総会後に開催された意見交換会においては、各町内会活動や担い手確保に関する現状、また役員等に対する報酬支給の有無など、課題から運営手法の違いなどに関して様々な情報共有や意見交換がなされたところでございます。町内会活動の主たる基本理念には、住民自治による相互扶助があると認識しております。これは、住民同士が支え合い、安心して暮らせる地域社会を住民主体で共に気づき、継続していくことであり、対症療法的な行政支援は住民自治の根幹を揺るがすことにもなりかねません。行政との協働体制の在り方においては、従前より熟慮を要する問題であり、公助と共助のバランスには議論が存在していると認識しておりますので、引き続き町内会連合会を通じ、新たな住民自治活動の在り方を各町内会とともに模索してまいりたいと考えております。以上です。
議員の再質問 4番 河野淳
それでは、再質問させていただきます。先日、町内会連合会の総会に町長も出席していただいて、いろんな方の意見を聞かれたと思うのですけれども、最近人口減少がすごく叫ばれているのですけれども、実はこれ今起きた問題ではなくて、10年前の人口減少問題の最初の人口統計出た前の、もっと前の計画のときから、実は人口減少するというのはもう分かっている話で、ただ当時はあまりにも20年後とか30年後に人口が減少するよというのを、あまり具体的な危機だという感じがないままずるずる来た結果、結局今の時期になって、本当に目の前に人口減少の問題がもう間近に迫ってきた段階でこういう問題が増えてきたと感じております。前に人口減少問題とセットで地方創生という話があったときに、たしか当時新聞で限界集落という話が出てきて、このままいくとコミュニティ機能は失われて、集落としての機能がなくなる限界が来るときが来るのだよという話が叫ばれたことがあったのですけれども、当時はまだそこまで限界を迎えている集落が少なかったということで、今後課題について検討するということで、たしかそのままになっていたかと思うのですけれども、実際この人口が減少してきて、コミュニティ機能の維持がもう危ないのではないかとなった時点で、もうこの話をしても遅いのではないかなと私も思っているのですけれども、結構森町の中でも大きな町内会と小さな町内会とあって、とりわけ小さい町内会というのはもう大分存亡の危機に立たされていると感じております。連合会の中には、大きな1,000人を超えるような町内会さんから100人程度の小さい町内会まで様々な課題があるのですけれども、共通している課題といえば、先ほど申し上げたとおり構成員が高齢化しているですとか担い手がいないという話なのですけれども、そこの大きい町内会と小さい町内会で大分差があるのかなという感じがしております。相互共助の話も出ていたと思うのですけれども、最近防災の関係で、要は公に頼る、町の支援を必要としたほうがいいのではないかという話がすごく出ていて、防災に関しては自助、共助、公助ということで、自助、共助で対応できない人は公助という話なのですけれども、町で何とかしてほしいという話が増えたということは、言っている人が増えたということでもなくて、自助、共助の割合が少なくなってきたのではないかなという感じがすごくあります。町内会活動も、やはり自分の代でこの地域を守らなければならないという使命感を持って皆さんやられていると思うのですけれども、やはりその地域の構成率が減ったりとかしますと、例えば町内会に入っていない人の仕事をやっていることに対して不満が出てきたりですとか、例えばごみの管理とか、あとは共同募金も、町内会に入っている人みんなのやつをみんなが共助でやる分にはそこまで不満感は出なかったと思うのですけれども、最近構成率が減って町内会に属していない部分を町内会でやるのかとなったときに、やっぱり一生懸命やっている方の公平感というのが大分薄れてきているのが最近のコミュニティ力の弱さにつながっているのではないのかなと思います。実は、この一般質問自体も何かを問いただすとかというわけではなくて、今置かれている町の現状認識をお互いにしたいという部分と、今後その共通認識した部分でお互いの行政と町内会の中でどこまでその課題が解決できるかという部分の足がかりにしていただきたいという部分がすごくあります。言葉がうまくないのですけれども、町内会の動きとしては、今までやっていた仕事について、組織率の低下ですとか役員の高齢化によって、今までできていた仕事ができていない部分もだんだん出てきているということで、その負担感を持ちながら皆さんやっているのですけれども、今問題となっているのは、やっている今現状を若い人がそれを見ていることで、例えば今の現役の世代の方が頑張るのはいいのですけれども、今後若い人が、では町内会活動等をしようと思ったときに、あまりにも町内会に対する負担感が多くなってしまうと、今後なり手がさらにいなくなるのではないかなという危機感があるのです。その辺、町として今までどおりのやり方というか、この町内会と行政の在り方で行けるのかどうかというのも含めて、今後町内会の負担感を減らしてもらうような施策というのを意見交換会とか、そういう場でお互いに提案してもらいながら進めていきたいと思う次第なのですが、町長の所見を再度お伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員お話しのとおり、現状幾つか、例えば町内会長さんがいらっしゃらないとか、活動が停滞しているというか、うまくいっていないという、そういった町内会があることは私も認識しています。抜本的にというか、町内会自治、そういった活動がどうあるべきかというものを根本的に考え直して再設計していかないと、これはまさに今のままで続いていけないというものがもうはっきりしていますので、その点に関しては行政も、そしてまた町内会の皆さんも一緒になってこれは検討していかなければならないと思っています。この間、出席させていただいた町内会連合会の意見交換会の中でもやっぱり皆さんから改めて意見を聞いてみると、やはり役員に対しての報酬も出しているところがあったり出していないところがあったりとか、本当にやっている事業とかも違ったりもするのかなと思って聞かせてもらっていました。今の段階で特効薬的なものはなかなかお示しできないというのは、これはご理解いただけると思うのですけれども、大事な点として、やっぱりボランティアであるというところが何かもう限界に来ているのかな。やっぱり報酬というものをしっかりと設定しなければならないのかなという、これが議論が要ります。当然議論が要る話ではあるのですけれども、そしてまた町内会の活動として最低限どういった事業をやらなければならないのかというのをしっかりと見いだして、自治活動の中で、これはやっぱりスリム化というものは私は必須になってくるのかなと思います。私もこの町に来てすぐ町内会に所属させていただきまして、本当に皆さん、昔から続けてきたいろんな事業、青年部でも衛生部でも、またいろんな部においていろんな事業をやってきている中で、やっぱりこうあるべきなのだという考えの下、継続してそれを維持していかなければならないという、ある意味すごく真面目に真摯に町内会活動を捉えている。それにのっとって、本当にいろんな大変なことがあったりもします。そういったあるべき論というものも、これはしっかりと議論していただいて、やはり新たな町内会の在り方、自治の在り方というものをやっぱりみんなで考えていかなければならないと思っています。そういったことの議論が進んだ上で、その先に、例えば行政から、意見交換会の中でも話出ていたと思うのですけれども、例えば財政的な支援ですとか補助金とか、そういった議論が尽くされた後にそういうものがあるのであれば、それは非常に有効なものだなと思います。ただ、例えば今本当になり手がいなくて、どうしようもならないという状況になるのであれば、それは考えなければならないのですけれども、最初の答弁でもお話しさせていただきましたとおり、安易に支援というものを継続的に満遍なく出すというのは非常に本質的に本末転倒なことになりかねないという懸念も私は持っています。そういったことも含めて、引き続き町内会連合会、連合会だけではなくて、個別の町内会の皆様とお手軽町長室というか、移動町長室のようなものも継続して実施させていただきますので、膝を突き合わせて細かいいろんな意見交換、議論というものはしっかりと進めさせていただきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 4番 河野淳
今後取組についてお話ししていきたいということだったのですけれども、いろんな計画策定とかあると思うのですけれども、コミュニティ機能の強化ですとか在り方に関する部分について、もちろん委員のメンバーの中に町内会の方、多分入ると思うのですけれども、強制ではないのですけれども、最少単位の地域の在り方として、そういう意見が町の行政運営とかに反映されていただけるような仕組みづくりといいますか、今後の大きな計画策定のときとかにはその地域コミュニティの在り方について見直しといいますか、みんなが参加しやすいですとか、何かそういう方向に持っていけるような計画づくりを今後行っていただきたいと思うのですけれども、その辺りはどうでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。当然これから来年度、第3次総合計画の策定の時期にも入ってまいります。当然地域自治、そしてまたコミュニティの在り方、様々な文化活動ですとか、本当に多岐にわたる様々な手をかけづらいような色の違いのある課題として見受けられるのですけれども、やはりその点に関しましても、言葉で言うのは簡単ですので、この場で私の個人的なというか、思いも含まさっての話で聞いていただきたいのですけれども、やっぱり様々な課題もいろんな見方を変えることによって本当に魅力ある新たな価値に変えれると私は思っています。漠然とした表現で申し訳ないのですけれども、やはりそういったことを前向きに捉えつつ、課題感だけではなく、新たな仕組み、成功事例も物すごくいっぱい地域に全国にあったりもします。そういった情報の共有等々も含めて、しっかりとリーダーシップを持って皆さんと一緒に新たな自治、コミュニティ、町内会の在り方というものを模索し、すくい上げていきたいと思います。以上です。