森町議会 令和7年第1回 12月会議 2025年12月10日
「過去5年間に明らかになった職員の非違行為について答えてください。3月に尋ねた森消防の案件は含めて、職員個人の私生活上の行為は除いて答えてください。」
- 聞いた人
- 野口周治 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 野口周治
3問目です。過去5年間に明らかになった職員の非違行為について答えてください。3月に尋ねた森消防の案件は含めて、職員個人の私生活上の行為は除いて答えてください。1つ、発覚した非違行為の件数、そのうち町長、副町長以外の職員への懲戒処分を行った件数は、それぞれ何件ありますか。まだ結論が出ていないものがあるとするならば、その件数は何件ですか。2つ、明らかになった案件は、いずれも岡嶋町長就任前の、または前からの問題だと記憶しますが、たくさんあります。その後も新たに発生している可能性があるのではないですか。3つ目、非違行為が発生する理由やメカニズムは様々ありますが、発生した場合は懲戒処分を行い、そのことを公表して、本人及び職員全体に緊張感をもたらすことも有効ではありませんか。4つ目、近隣の自治体では、比較的小さい、また悪質とは言えない案件にも懲戒処分を行っていると私は認識していますが、森町の基準はほかの自治体と異なると考えていますか。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。1点目の過去5年間に発覚した職員の非違行為の件数及び懲戒処分の件数についてですが、現時点での認識では、発覚した非違行為の件数は8件、うち懲戒処分を行った件数は5件で、調査対応中の案件は3件でございます。いずれも業務に関連しない非違行為を除いた件数となっています。2点目についてですが、私が就任する前から行われていた不適切な事務処理が就任後に判明した事案もございます。それらを含めて、就任後に発覚したものは発覚した段階で事実調査を行い、処分の対象となると判断した場合には懲戒処分を行っております。3点目の懲戒処分と公表ですが、職員による非違行為が発覚した場合には、速やかに事案を調査し、事実関係を確認した上で適切な指導と必要な対策を講じています。その上で、森町職員の懲戒処分の基準及び審査に関する規定に基づき、故意性や過失の程度、公務内外に与える影響などを総合的に勘案し、懲戒処分を行うものとしています。懲戒処分の公表については、人事院が作成した懲戒処分の公表指針についてに従い、令和7年度より公表を行っております。同様の事案を未然に防ぐため、非違行為を行った職員への指導に加え、再発防止のための環境整備、監督体制の強化、職員に対する教育指導の徹底を図ってまいります。4点目の近隣自治体との比較に関してですが、懲戒処分の対象となる非違行為は多岐にわたり、小さな案件や悪質性が低いと評価されるケースであっても懲戒処分を行う自治体があると考えます。しかしながら、森町の基準が近隣自治体と著しく異なるという認識はありません。森町では、個々の事案の性質や故意性、非違行為による影響の程度などを慎重に評価し、森町職員の懲戒処分の基準に基づき処分を決定しております。今後も非違行為が判明した際には、事実関係を十分に調査し、懲戒処分の要否について厳正に判断してまいります。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
具体的な件数以外の部分については、正解なのでしょうけれども、抽象的な答え。要は、基準があります。きちんと適用しています。1件1件きちんと扱っているし、再発防止も、いわば啓蒙活動もやっている、こういう答弁だったと思うのですが、それにしてもたくさんあり過ぎるのではないか。これは、感覚ですけれども、と感じて今回の質問にしています。それと、例えばこの春に取り上げた具体的な事案について言えば、今年の9月に最高裁である判決が出ました。町長、御覧になっているかもしれませんけれども。これは、ある地方都市の組織の中で起きたパワハラ案件です。内容がやや暴力的なということもあるのですが、ただ具体的な対応が判決の中で随分詳しく書かれているので、読み込んでみたのですが、私の感覚からすると、それはそうだろうねという。ちゃんとやったことと結果のバランスが取れている感じがするし、こうやれば、これがどれぐらい駄目なことかというのは明らかだねと感じるわけです。このケースの話をしたいのではないです。結局のところ、見ていて、確かにそれはまずいし、二度と起こさないという決意がそこにあるということが必要だと感じるものなのです。厳罰主義を取れと言っているのではないです。一つ一つについて、早くきちんとした答えを出して、それをフィードバックしていくことが必要だと。なぜここにこだわっているかという話をさせてください。それは、町長就任以来、たくさんの件数、私多いよねと言いましたが、見方を変えると、とにかく困ったこと、抱えている問題があったら申し出るようにと組織の中で町長が指導してこられたと聞いているし、恐らくそうだろうと。組織文化っていろんなところに出ますから、そういうふうにやってもらっているのだなと感じているところですが、ではその中で行政上の文書を、いわば偽造した事例が今回ありますと。これもこのケースを問題にしたのではないです。その直近、すぐ近くにあった事例が出てきていなかったのではないですか。申し出るようにと。明らかにやってはいけないことがやられた、やった人がいた、またはいるのに、声をかけていろんなものが明らかになって、それぞれ対応しているのを見えているはずなのに出てこなかったではないですかということなのです。しかも、それってその人だけしか知らなかったのかいというふうに私は心配するのです。実は、みんなでそういうことをしているから、まあまあみたいなことを片方でやっていたら、幾ら声をかけたってざるになってしまうのでないのと。これは、組織の在り方の問題だと思うのです。特にかつて非常に強権的な組織体制があったと、私はそう思っているのですけれども、要はトップの意向と違うことはする必要もないし、言ってもいけないような中にあると、言われたことをそのとおりやればいいのだ。それが正しいかどうかではないのだという文化になるし、創意工夫をする文化と逆に、とにかくそこから外れずに安全運転をするという仕事の目的が違うところに行ってしまうのでないかということさえ心配するのです。そういうものを変えようとしたら、やはり基準は誰が見たって当たり前のところに基準を持っていって、そこにそろえるという、ここは変わったということを繰り返し、繰り返し変わったのだぞと、こうなのだぞ、正しくやるのだ。もちろん世の中で正しければ何でもいいということかと、そんなことを言っているのかと言われたら、それは違うかもしれない。人には事情もあるし、いろんな情けもある。ではあるけれども、やはり基準ははっきりさせるべきだと思う。そういうふうに考えたときに、戻りますけれども、声をかけていて、まだあったではないか。もしそういうふうになっているとすれば、ほかにもまだあるのではないかと。嫌なことを言うみたいですけれども、今日質問の中にも起きましたけれども、そういうものがまだおりのように残っていたらどうするのだと。これは、誰かをたたく話ではないのです。組織の中身を整える話として考えたときに、さて、本当に今のやり方でいいのですかと。一定のスピード感で、事情はあるだろうと。ずっとやっていたことが、あなたのときにたまたまオープンになっただけよね。ではあっても、駄目なものは駄目。やっぱりそうでなければいけないし、誰かに言われてやった、その言った人はもういないかもしれない。でも、あなたやったのだから、そのことは駄目でなければいけない。こういう、ある意味割り切りとルールがはっきりしているほうが逆に人は働きやすいと私は思うのです。それが違う指示が来るようであれば、それはおかしいではないかということをスピークアップというのですか、声を上げなければいけない。ところが、実際にそういうことをやると爪はじきになったりするので大変。それは、別の問題に今度発展するのですけれども、そうやって組織を変えるルールの側の決意が必要ではないかと。そこはどうかということをもう一度お答えください。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。結果として答弁の内容がそぐわないというか、欠けている部分があればご指摘いただければなと思うのですけれども、まず本当にすごくたくさんあるのではないかというお話をいただきました。それに関しては、本当にこういうことが町政の信頼、失墜につながりますし、様々なことに影響あるというのは本当に申し訳なく思っているところでございます。多分ご質問の中で表現の一つとしてお話しされたと捉えておるのですけれども、一応非違行為がほかにもあって、それを表面に出しづらいような雰囲気があり、結果としてそれが重大事案になって出てくる。そういった、みんな知っていたのではないかというところ、その部分に関しては、これはそういったことではないということは明確に否定のほうはさせていただきたいと思います。その一方で、多分お示しいただいた内容というか、そのことについては、やはり組織の在り方、そういったことも表に出てきづらい、そういった状況、仕事のやり方、上職との関係等々、総合的にそういったものが漫然と気づかない、深層心理の中であったのではないかということに関して、それをどう改善していくのだということをお示しいただいたのかなと思います。これに関しては、当時町長になった頃も、役場組織というか、とても大きな組織に対してどのようなガバナンスを働かせ、コンプライアンスに目を光らせるというところに関しては、本当に想像を絶するようなところでございました。しかしながら、町長という職に就くに当たっては、全て私が責任を取りますと。これは、毎年年末の訓示で結構話しするのですけれども、首長は消耗品なのですよと。何か今までの、具体の話はしませんけれども、何か象徴的な町長というもの、組織のトップというものをみんなで形、こうあるべきだというか、形づけるために何か指示命令系統、そしてトップダウンもボトムアップも含めて、何か改善されるような仕組みに私はなっていなかったと思います。なので、やはり意識の改革も含め、町長に対してはこうあっていいのだよとか、いろんなことを話しながら解決しづらいようなことも、町長も課長もみんな含めて解決していこう。いろんな頭を下げなければならない、謝罪をしなければならないようなこともいろいろ出てくる中において、やはり私がトップとして責任を取りつつ、みんなで前に進めていこうというところは本当に何度もお話しさせていただきました。定性的な話になってしまうので、すごく表現は難しいのですけれども、これはそういった行政運営に関わる根幹、私がどう運営をしていくかというところについては、今お話ししたことは引き続き職員の皆さんにもお示ししてまいりますし、町民の皆様にもお示ししてまいりたいと思います。以上です。
議員の再々質問 6番 野口周治
ありません。