みんなの議会

長万部町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日

津波避難タワーの設置を

聞いた人
大谷敏弥 議員
答えた人
町長 木幡正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 大谷敏弥

津波避難タワーの設置を。日本海溝・千島海溝沿いを震源とする巨大地震対策の改正特別措置法で、避難施設や避難用道路の整備に関して、国からの補助割合が引き上げられる「特別強化地域」に長万部町は指定された。海溝型巨大地震は、津波も想定されることから、犠牲者を一人でも減らす取り組みとして、万が一の時にはここに来れば大丈夫、との安心感を与えることもできる津波避難タワーの整備を検討してはどうか。町長の所見を伺います。〔議員(4番 大谷敏弥)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

津波避難タワーの設置を。ご回答申し上げたいと思います。昨年1月12日の総務常任委員会におきまして、私は「財源の問題はあるが、何年かかけて町内4つの漁港に、津波避難タワーの整備計画を立てたい。」という趣旨のお話しをいたしました。担当課では、現在も整備に関して検討しており、国庫補助率のかさ上げや北海道の財政支援などにより地元負担は軽減されるものの、昨今の建築資材の高騰、労働人口の減少などによる人手不足や最低賃金の引き上げに伴う人件費の高騰による建設費の上昇はいちじるしく、また、整備後の維持管理にも相当の負担が生じるものと考えられるため、財政規模の小さな本町において、財政負担が大きなハードルとなっていることから、津波避難タワーの整備計画については、今後予定される公共事業と本町の財政状況を見極め、引き続き検討してまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 4番 大谷敏弥

何点か質問いたします。いつ発生してもおかしくない巨大地震。長万部町の想定の最大死者数は1,200人と想定されています。少しでも被害を少なくする。また、町民の生命にも関わることなので、なるべく早期の避難タワーの設置を期待するものです。また、答弁にもあったように、年々建築資材は高騰しています。そんな中、国の補助率は2分の1から3分の2と引き上げられました。そんなことも考慮すれば、早期の避難タワーの設置を望むものです。また、4基と言わずも何基かの避難タワーの設置をすることで、町民の不安を和らげるということもあるかと思いますが、町長いかがですか。

町の答え 町長 木幡正志

全くその通りだと思ってます。ただ、先に設置した白糠町、それから近隣では蘭越町、白糠は先に建設したんだけども、今のデータでは使えない、新しくしなきゃいけない。ところが波の高さが、津波の高さがものすごく違ってきたということで使えない。それから蘭越町も2億3,000万かけて作ったんだけど、収容人員が40人。ということで、何を見ても中途半端なんだよね。ただし、津波タワーの必要性というのは、どこの町村も認めてる。ただ、日中の段階で津波タワーに向かって行くのは可能なんだけども、夜間になってから津波に向かって避難するって考え方というのは、最近ちょっと議論が起きてきている。それはなぜかと言ったら、やっぱり危険な津波に向かって避難するって考え方はいかがなものか。こういう考え方もあるので、そこは慎重に、例えばいくらでも漁港の近くでなければならないのか。少し離れた高台のほうが逆に効果的なのかということも考えなきゃいけないし。今、国で言ってきてるのが、津波タワーだけでなくて、日常的に集会場として使うくらいの機能を持たせなさいという話なの。だから津波タワーって階段で上がっていくよね、そこに集会場を機能を持たせろって言ってもなかなか集会場として使えるかどうかということも考えないといけない。だからやっぱりちゃんと検討して、例えば長万部町はどこに津波避難の場所を求めているか。今持ってるのは例えば国縫であれば国縫のインターのターミナル、あの付近にNEXCO北海道と連携をしながらやって、また、栄原地区の長万部川の上流を含めて津波が上る可能性がある所。それは高速に話して、栄原の金網を打ち破って上がってくださいと。ただし車線以外には出たらダメだよという話と、やっぱり今の神社下であったり、様々な所の避難場所は作ってあるので、海岸線から避難をさせると言うことは、日中はある程度可能なの。夜間になってくるとかなり停電になったりして厳しい状況が生まれてくる。だからそういうこと考えると、今津波タワーというのはやる必要はあるけれども、どこにどういう形で設置して、日常も可能な集会場に使いなさいという話になってくると、段数の少ない津波タワーでなければダメだ。例えば10メーターも15メーターもある所に集会場作って、それを階段上がって行くというのはなかなか大変だし、また、定員も例えば蘭越で40人しか使用できないとしたら、そこへ押しかけていった人方、40人しか定員がないとしたら、残った人方どうするんですかということもなってくるので、長万部全体で津波の避難のあり方、これを考えながら、じゃあ一番低い海岸線の避難場所をどうするかということに対しては、津波タワーの必要性というのはある。このことについては認めていかざるを得ないんだけども。ただ段数も集会場の施設も作れってなると、維持管理の問題が相当かかってくる。日常の維持管理だけでも。これは厳しいかなと。普通の会館の管理だけでも大変、それを日常的に使える場所として示しなさいということになると厳しくなってくる。だからそういうことも含めて、やらないってことではなくて将来の津波避難タワーとしてやるという方向性については、今でも検討の課題にしてあるということです。よろしくお願いします。

出典:長万部町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる