みんなの議会

長万部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日

町立病院新改革プランについて

聞いた人
村川毅 議員
答えた人
町長 木幡正志、病院事務長 田辺知行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 村川毅

私は1点、町立病院新改革プランについて質問します。町立病院においては、総務省で策定した新公立病院改革ガイドラインに沿った新改革プランの策定が本年度中に義務付けられていますが、以下の点について質問します。1、北渡島檜山地域医療構想を踏まえた町立病院の果たすべき役割について。道の地域医療構想の目指す病院の姿と病床数の必要量が示されると思うが、目指す病院はどのような病院で何床となるのでしょうか。2、平成32年までの5年間で取り組むプランですが、経営形態や改築などについても含まれるのでしょうか。3、当初予定していたコンサルの委託はやめたようですが、有識者や地域住民など外部からの意見は改革プランに反映されるのでしょうか。4、住民の理解のために、取り組みはどのように行うのでしょうか。以上、町長の所見をお伺いします。〔議員(7番 村川毅)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

まず答弁に先だって、病院の改革プランは策定中であるという事をご理解していただて、答弁に入らせていただきたいと思います。1点目について。新公立病院改革プランを平成28年度中に策定いたしますが、道の地域医療構想に沿った形となりますので、現在は素案を作り病院で協議をしております。現在までに道が発表した北渡島檜山医療圏域での削減予定病床は、急性期と慢性期となります。当病院は一般病床が急性期、療養病床が慢性期となります。削減については、医療圏域内での調整が前提で強制ではありません。療養病床は今後病院の事業形態の変化を見ながら、回復期への変更や削減を検討してまいります。一般病床は町内に入院施設が他にありませんので、必要な病床数を確保したいと考えております。具体的な病床数は、医療圏域内での協議をしなければ決定できません。病院の目指す姿は、地域医療構想と地域包括ケアシステム構築のための中心的役割を果たす病院、特に在宅医療と回復期機能の充実を考えております。2点目について。経営形態はあくまで現状の病院を基本に考えております。町内唯一の医療機関として、また、救急指定病院として、病院という形態が必要と考えております。病院は建設より34年が過ぎ、耐用年数が近づいており、老朽化が進んでおります。改修改築等、近い時期ではあると考えております。3点目ですが、渡島檜山の各病院での策定方法を聞き検討した結果、委託した場合と同程度の内容で策定できるという判断をいたしましたので委託は行いませんでした。ガイドラインでは、策定にあたり病院単独ではなく、事業管理者と意志の疎通を図ることが重要であると記載されておりますので、病院と町で共通の認識を持つよう協議いたします。プランの中に町民のご意見を取り込むことはいたしませんでしたが、医療機能を見直す場合には、住民の理解が必要とガイドラインにありますので、策定予定のプランにおいては大きく医療機能、経営形態を見直すことは考えておりません。素案の中では現状を維持することを前提としております。策定前のご意見は、現状の病院への評価・要望・批判となり、プラン自体へのご意見とならない場合もありますので、ガイドラインに従い、点検評価の際に広くご意見を求めプランの修正等に活かしたいと考えております。また、プラン策定に限らず、病院経営について外部の意見を聞く場は持ちたいと考えております。4点目は3点目と重なりますが、大きく医療機能、経営形態を見直す際には、町民のみなさんが理解納得できるような説明が必要であります。プランの点検評価の際には、庁内関係各課とも連携し、点検評価のための委員会等を設置することを検討し、町民が理解評価しやすいよう積極的な情報開示に努めてまいります。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 7番 村川毅

1点目についてお聞きします。今回は医療法の改正で、新改革プランは道が作成する地域医療構想との整合性を取らなければならなくなりました。これは増え続ける医療費抑制に向けて、病床数を減らして在宅医療などに転換を促す政府の方針を受けた措置です。道が積極的に関与する事になった点は、以前、20年度に作成した前回の改革プランとは大きく違っております。町も病院の生き残りをかけたプラン作りが必要かと思っております。地域医療構想では、北渡島檜山医療圏の病床削減は45%と発表されております。989床から545床に。地域センター病院の八雲と長万部と今金、せたなの4町の病院で444床も削減するという構想です。答弁で、具体的な病床数は医療圏域内での協議をしなければ決定できないとありますけれども、その協議が整う時期がいつなのか、お分かりであれば教えていただきたいと思うのですが。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

病床削減や地域医療構想の推進についての協議は、北渡島檜山圏域地域医療構想調整会議の中の、地域医療構想調整専門部会で協議することになっております。委員は、渡島医師会理事、北部檜山医師会会長、各町保健福祉課長、看護協会や社会福祉協議会の代表等となっておりますので、当町では保健福祉課長が委員となります。病院は委員となっておりませんが、町立病院ですから、地域医療構想達成の推進や病床削減があるとしましたら、町長や関係各課と病院で協議いたしまして、その内容を持って委員が代表として専門部会に出て行くことになります。具体的に、専門部会は2月に開かれたのを最後に、その後は開かれておりません。

議員の質問 7番 村川毅

私が聞いたのは、地域医療圏域内での協議をしなければ削減を決定できないという事なので、その削減の決定がいつ頃になるのか分かれば教えていただきたい、という質問でした。よろしくお願いします。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

2月に行われた後、会議の予定が入ってないと思いますので。病院の方には連絡がきておりませんので。その後、会議は行われてないと思います。

議員の質問 7番 村川毅

時期はわからないという事ですね。わかりました。次に目指す病院の姿ですけれども、この地域構想の目指す推計年は、平成37年となっています。この37年というのは、団塊の世代が全員75歳を越えるという年度だからこういうことにしたというふうに伺っておりますけども、新改革プランは32年で終わる計画です。ですから、目指す姿が地域包括ケアシステム構築の実現を目指すという、目指す姿となっておりますが、この5年間で、この実現を目指すプラン作りをするということで理解してよろしいのでしょうか。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

37年度における姿を32年度までに作りなさいということですので、そのように作るように考えております。

議員の質問 7番 村川毅

2点目、この32年度までの5年間で取り組むプランに、経営形態や改築なども含まれますかという問いに、経営形態はあくまでも現状を基本と考えておりますと。老朽化が進んでいる病院の改修改築等は近い時期であると考えていると。そういう答弁でしたけれども、この件は改革プランに盛り込むと理解してよろしいのでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

色々病院の今の現状を考えた時に、消防法の適用からスプリンクラーの設置、これを今求められて、早急にやるようにという話でございます。だいたいスプリンクラーの設置だけでも、見積もり出てきた段階で、現在の病院に付けると1億4,000万かかる。外壁修理、屋根の漏水、窓枠サッシの取替、全て対応するということになると、だいたい4億くらいかかるのでないかと言う話もございますので。それであれば防災上の観点も色々考えて、やはり津波被害に襲われても、患者さんを輸送しなくてもすむような地域にきちんと対応したほうが早い。そして今の病院の形態というのは、大きな病院になっちゃってるもんだから、できるだけ必要な部分を残す、コンパクトな形で検討していきたい、というのが現在の考え方であります。しかし、今すぐ何年度に建てますということについては、プランには載せて考えるんではなくて、別立てで考えていきたいと。そして様々な防災の観点も含めて、様々に事業の財源の確保の仕方もありますので、ここでいつ建てますという話ではなくて、できるだけ、スプリンクラーの設置の理由が求められておりますので、それらを含めて近々に考えないと、消防法で早くやれという指摘がなされる要素が出てくるだろうということで、今、新しい年度にかかる段階で検討していきたいとそう思ってます。

議員の質問 7番 村川毅

町長せっかくですからね、検討するっていうことでプランに入れたらいいと思うんですけど。別立てじゃなくて。全く触れないってわけにはいかないと思うんですよね。これ全部道の方で計画をチェックしていくような方策になってしまってるんで。長万部町さん何もしないんですかって話にはならないので。これは検討しますよ、という言い方で改革プランに入れることも出来るんじゃないかなというふうに思っておりますけどもどうですか。その辺はこれから、まだ出来てないので検討の余地はあると思いますけど、そんな感じでどうですかね。

町の答え 町長 木幡正志

冒頭に申し上げたとおり策定中ですので、全体の全容が見えてない中での質疑になっております。必要な部分は当然策定中に出てくると、盛り込まざるをえない場合もなるかなと思っておりますので。それは策定の進捗の状況を見ていただきたいと思います。

議員の質問 7番 村川毅

3点目で、有識者や地域住民など外部からの意見は改革プランに反映されているのか、という質問に対して、プラン策定時には町民の意見は取り込みませんと。しかし、点検評価については広く意見を求めますと。プラン策定に限らず、病院経営については外部の意見を聞く場は持ちたいという答弁でしたけれども。それではそれぞれ点検評価については、どのような方法で意見を求めて、病院経営についてはどのように外部の意見を聞く場を持つお考えでしょうか。お聞かせ下さい。

町の答え 町長 木幡正志

今質問されたとおりなんですね。ということは、今からプラン評価の段階でどういう形の人材を考えながら、評価委員会を作るかということについて、今検討出来るような状態でございませんので、時期が来て、そういう必要性が出てきたら、きちんと対応していきたいと思っています。

議員の質問 7番 村川毅

点検評価については評価委員でわかりますけども、外部の意見を聞くと、要するに病院経営について、どのような外部の意見を聞く場を持つのかということ。

町の答え 町長 木幡正志

先ほどから言ってるとおり、策定中でありますので、どうような形で外部の意見を聞くのかっていうことについて、やっぱりきちんとした策定ができた段階でお示しできるのかなと思っております。もう冒頭からお話しているとおり、策定中のことだけはご理解していただければ。

議員の質問 7番 村川毅

策定中だということで、それ以上は踏み込みませんけども。ただ今年度中に策定するということで、今もう12月。あと3月までに作り上げなきゃならないということもね、ちょっと一言言っておきたいなというふうに思っておりますけども。4点目いきます。ガイドラインでは、住民の理解のための取り組みに対して、答弁では、大きく医療機能経営形態を見直す際は町民への説明は必要だが、しかし今回のプランでは大きく医療機能の形態は見直さないので町民への説明はしませんよ、というふうに取っていいのでしょうかね。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

ガイドラインの中に住民の理解というところで、医療機能を見直す場合にはこれをしっかり住民が理解納得しなければならないとあります。点検評価の際にも広く公表するということにはなっておりますので、その際には理解していただくよう努力したいと考えております。

議員の質問 7番 村川毅

そうすると今回は、医療機能経営形態を大きく見直す計画ではないので、この町民への住民の理解のための取り組みは予定はしていない、というふうに受け止めてよろしいですか。

町の答え 病院事務長 田辺知行(病院事務長は2021年3月まで)

点検評価の際に、プランの達成状況や見直しを見通し等を立て、経営形態を変えるかどうかの議論が行われる可能性はありますが、プラン策定時においては現状の病院形態で、繰出基準に基づく繰入金をもって、適正な病院経営ができるようプランを策定いたします。

出典:長万部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる