みんなの議会

七飯町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

学校でのトラブル発生時の対応について

聞いた人
中川友規 議員
答えた人
学校教育課長 竹内圭介、子育て健康支援課長 岩上剛、副町長 宮田東、民生部長 杉原太、教育長 與田敏樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 14番 中川友規

それでは、通告にしたがいまして、1問質問いたします。- 12 -学校でのトラブル発生時の対応について。近年全国的に、児童虐待や子供を対象とした事件、不審者出没、いじめ問題、モンスターペアレントなどのほかにも、学校を取り巻く環境でさまざまな事件やトラブルが発生している。そんな中、実際に事件やトラブルが発生した場合、教職員の対応や学校の対応がとても重要で、問題解決の要となる。しかし、現状の学校現場では、教職員や学校がすぐに判断をし行動するのはなかなか難しい状況であると考える。そこで、次の点について伺いたい。1、実際に、事件やトラブルが発生した場合、町、教育委員会、学校現場はどのような対応をとっているのか。また、事件やトラブルを想定したマニュアル等はあるのか。2、学校や教職員が適切に判断をし、行動できるように弁護士など常に相談できる環境をつくるべきではないか。3、事件やトラブルの予防策、事件やトラブル発生時の初動対応などに関する他機関の連携について。4、学校の働き方改革によって、学校と地域や保護者との連携や距離間に影響はないのか。5、学校の働き方改革によって、事件やトラブル発生時の初動対応に影響はないのか。6、今後の町や教育委員会の対応策について。

町の答え 学校教育課長 竹内圭介(学校教育課長は2019年12月まで)

それでは、1点目の事件やトラブルが発生した場合の対応と、マニュアル等はあるのかという御質問についてですが、全ての事例に対応したマニュアルはございませんが、いじめにつきましては、平成28年2月に策定し、平成31年2月に改正した七飯町いじめ防止基本方針、こちらに基づき対応を行うこととしております。また、学校内での傷病者の発生や不審者の侵入、また災害発生時などの危機発生時につきましては、七飯町立小中学校における管理共通マニュアルをもとに各学校で作成しているマニュアルなどにしたがって対応を行っております。また、学校で虐待を受けたと思われる児童生徒を発見した場合は、文部科学省が定める虐待対応の手引き、こちらに基づき対応しており、まずは教育委員会へ報告し、必要に応じて教育委員会を通じて子育て健康支援課へ通告を行うこととしております。さらに、明確に虐待と判断される場合や緊急の場合につきましては、直接児童相談所へ通告を行うこととしております。このほか、マニュアルなどにない事案につきましては、各問題トラブルの内容に応じて、適宜対応を行っているということでございます。次に、2点目の学校や教職員が適切に判断をし、行動できるように、弁護士など常に相談できる環境をつくるべきではないかという御質問についてでございますが、近年、全国的に各学校では、いじめや不登校、事故などといったさまざまな 問 題 が 日 々 発 生 を し て お り ま す 。 問 題 は 、年々、深刻化、多様化をしてきております。また、保護者からの強い要求やクレームなどに対する対応のあり方も、学校や現場の教員が今日苦慮している問題の一つとなっており、学校現場を取り巻く環境はとても複雑なものになってきております。このような状況から、学校でのトラブルの発生や、問題の深刻化を防ぐため、学校からの相談相手、または助言を行う弁護士、いわゆるスクールロイヤーの必要性というものが求められるようになり、平成30年1月に日本弁護士連合会が文部科学省へスクールロイヤー制度の構築整備を求めたことを受けまして、現在、法整備へ向けた動きが進みつつあります。このような社会情勢の中、七飯町教育委員会といたしましても、学校でのさまざまな問題、あとクレームへの適切な対応、またスムーズな学校運営を図る上で、このスクールロイヤーの設置は必要だと認識をしておりますので、国や道の動きを注視しつつ、導入に向け検討を行ってまいりたいと考えております。3点目の事件やトラブルの予防策、事件やトラブル発生時の初動対応などに関する他機関との連携についてでございますが、こちらも発生する事件、トラブルの内容によりますが、各対応マニュ- 13 -アルが定められているものにつきましては、マニュアルに沿った関係機関との連携を図るものであります。また、対応マニュアルなどの定めがないような事件、トラブルなどが発生した場合につきましては、教育委員会を初め、役場内の関連する課や各学校のPTA、あと地元町内会、警察など、必要に応じた関連機関と連携して対応しているというところでございます。4点目の学校の働き方改革によって、学校と地域や保護者との連携や距離感に影響はないのかという御質問についてでございますが、学校の働き方改革の主な目的としましては、教員の長時間労働を改善し、教員が授業や授業準備に集中して、健康で生き生きとやりがいを持って勤務することができる環境を整備することであります。中でも、学校閉庁日や部活動休養日の実施などにより、教員の健康増進と児童生徒たちが受ける授業の質の向上、児童生徒と向き合う時間がふえることにもなりますので、保護者との連携や距離感の影響というのはないということで考えており、御理解と御協力をお願いしているところでございます。5点目の学校の働き方改革によって、事件やトラブル発生時の初動対応に影響はないのかという御質問についてでございますが、夜間や休日などでも、緊急時の問題、トラブルへの対応と、こういうもの、対応につきましては、これまで同様の対応ということになっておりますので、これにつきましても4点目と同様、影響はないものと思っております。6点目の今後の対応についてでございますが、事件、トラブルの内容にもよりますが、基本的には、これまでと同様に、マニュアルに沿って各関係機関と連携して問題解決に当たってまいりますが、学校で発生する問題やトラブル、また現場を取り巻く環境というのは目まぐるしく常に変化をしておりますので、必要に応じて各マニュアルの見直しを行うなど、変化する情勢に対応していくとともに、関係機関との一層の連携を図っていきたいと考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

今、統一はされていないけれども、各部署でいじめだとか学校の中でのマニュアルみたいなものは作成されていて、それに基づいて今やっているということだったと思うのですけれども、あと、スクールロイヤーというものです、これも導入に向けてやっていくというような答弁だったと思うのですけれども、これ、導入に向けてということですので、必要性は重々調査して進めていくということだとは思うのですけれども、これも、今のところ国だとか道とかの動向といいますか、今、国のほうで、文科省のほうで今これ、大臣の記者会見のやつですけれども、スクールロイヤー活動に関する調査研究を実施しているところであるということで、これをもとに文科省として調査結果を踏まえつつスクールロイヤーの配置促進について今後検討していくというふうに、国のほうでもこれ進めていくという前提で今動いている中ですけれども、国のこの調査、ことしの調査ですぐにまたスピーディーに動いていってくれればいいのですけれども、なかなかスピーディーに行かない場合についても、やはりこれは町として、町としても独自に考えていかなければいけないものだと思うので、当然、他市町村、既にもう取り入れているところも実際ありますので、そういうところもしっかり、国や道からの報告を待つのではなくて、実際にやっているところを町として調査して、早くやれるような対応をしていったほうがいいのではないかなというのと、それに伴って、これ、弁護士さんを学校の先生や学校側がすぐに対応できるように弁護士さんに相談できるというシステムだと思うのですけれども、やはりいきなり教育委員会のほうで、当然周知はして先生方もわかるとは思うのですけれども、例えば先生方も実際これ導入されたときに、どこまで相談していいのか、例えばいろいろな学校の取り巻く中では、モンスターペアレントだとかいじめ問題だとか児童虐待だとか、いろいろなケースのことが関わってきますので、そのときに先生たちが、こういうケースのときには相談していいのかとか、その相談することすら多分今わからないと思うのです。こういう制度があった方が- 14 -いいというのはわかると思うのですけれども、その先生たちに対するその周知といいますか、実際に例えばここ七飯町でいけば、近くでいけば函館の弁護士会だとか、そういう専門分野のところがあるのであれば、そういうところと先生たちに対する研修会を開くとか。これ、スクールロイヤーを導入するので進めていくに当たって、それを早くやっていただくのが一番いいのですけれども、それを早めるに当たって、まずは先にその先生たちだとか学校現場なり教育委員会のほうで、どういう研修会です、そういう、どういうときにすぐ連絡とれるよとかというものを、研修する場がまず必要でないかなと思うのですけれども、その辺について。

町の答え 学校教育課長 竹内圭介(学校教育課長は2019年12月まで)

ただいま、御質問がございました。まず国の動向を待つことなく、町でも必要であれば検討する必要があるのではないかという部分でございますけれども、現在、町としましても、議員がおっしゃるように、やはり町独自でも対応が必要ではないかというようなことも考えはあります。国の動向も注視はしているのですけれども、各学校のほうにも実際にこのスクールロイヤーを導入した場合に相談するとすれば、おおよそその各学校でクレーム等に対応したりですとか、弁護士に相談するべきその事案がどれくらいあるのかというようなことで、各学校にも聞き取りを行っているのですが、先ほど議員がおっしゃったように、現場の先生での判断で、なかなか相談にすべきものなのかどうなのかというのは判断がつかないというようなお声も聞いております。そういった意味では、教育委員会としましても、研修会のほう、こちらのほうは大変必要だと思っておりまして、研修会を行うことによりまして現場の教員が弁護士等に相談すべき事案というのがどのくらいあるのかというのが把握できると思いますので、こちらの研修会につきましても、教育委員会としてはそういうふうに検討していきたいということで考えております。ただし、導入に当たっては、学校、あと教育委員 会 だ け の 判 断 で は な く 、 各 学 校 に コ ミ ュ ニティースクールというものがございますので、こちらのコミュニティースクールのほうにも図って、そして導入に向けて進めていきたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

スクールロイヤーに関しては、実際にそういう形でやっていくということだと思うので、ぜひそれはそのように、実際の声を聞いて、先生たちの声を聞きながらやっていただきたいなと。スクールロイヤーというイメージでいったら、学校側を守るだとか、そういうイメージが強いかもしれませんけれども、これ、実際これできますと、例えば先生方の誤った初動対応、これも防げるので、先生たちも守れるし、要らないトラブルが起きないとなると、PTAのほうだとか保護者のほうもそういう悪い関係になりづらいということもありますので、幅広くこのスクールロイヤーというものを利用して、大きく考えていっていただきたいなと。児童虐待の関係なのですけれども、先日も札幌のほうで、そういう事件が起きてしまいましたけれども、今、七飯町のほうで、私、3月議会でも質問したのですけれども、その中で、そのときは件数、ちょっと残念ながら把握してなかった状況だったのですけれども、今現在、町としてはどのような状況といいますか、町の児童虐待の関係のほうはどのような状況に、昨年度はどのような状況になっていたのかなと。一応、これ、質問の中で、町の、町側の意見もというので出しているので、今先ほど、学校教育しか答弁なかったので、ちょっと町側の見解も聞かせていただきたいと思います。

町の答え 子育て健康支援課長 岩上剛

それでは、答弁してまいります。町では、3月議会で議員より質問を受けた後に児童相談所に出向き、今後における連携強化の体制についても協議を行ってまいりました。当町に関連する事案等について、児童相談所が- 15 -行う援助方針会議への参加も積極的に行うこととしております。また、児童生徒への虐待事例、あるいは家庭内における暴力行為などについては、保育所、幼稚園、学校現場、教育委員会、そして七飯町、それぞれが速やかに情報を共有し、迅速対応が可能な連携体制を整えております。さらには、関係機関が責任を持ってかかわることができるケース会議の開催を積極的に行うなど、児童保護の体制を徹底強化し取り組んでまいりますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。なお、昨年度、児童相談所における七飯町分の相談件数については、延べ39件となっており、この中には重複分もございまして、それを除くと33件と把握してございます。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

児童虐待に関しては、なければ一番いいのですけれども、かといって少なくても対応策というのでしょうか、ただ33件というのは少ないとは思えないのですけれども、こういうのも3月からまだ二、三カ月しかたってませんけれども、体制は児相との連携だとかという形でやっているようなので、ぜひそれもしっかりとやっていただきたいなと。新聞報道ですけれども、48時間ルールの中で札幌がそれを守れなかったということもあるのですけれども、新聞報道ですけれども、函館を含む道内の8児相で4月、5月の2カ月間に虐待通告があったのは746件、このうち48時間以内に安全確認できたのは682件。それで64件のうち、通告受理後に訪問したが不在だったので48時間を超えて連絡、超えてからの連絡がついたとか、その、把握されたというのは60件ということで、おおむね最終的には確認はできているのですけれども60件で、残りの4件は、スーパーで子供が怒鳴られていたとか、そういう特定できないような案件だということも書かれてますので、実際は60件だと思うのですけれども、この48時間を超えたケースというのは、町内ではあるのですか。

町の答え 子育て健康支援課長 岩上剛

48時間以上に及ぶ児童の対応が確認できなかったという件数については、今のところ児童相談所との連携の中では当町についてはございません。48時間以内に必ず子供の様子を確認できる初動体制を強化しておりますので、迅速に対応し、児童相談所にその旨を報告するということで今現在実施しております。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

それであれば、ちょっと一安心というのもあるのですけれども、今後もなるべく、なるべくといいますか、やはりこういう事件がふえている中ですので、徹底して対応していただきたいなと思います。そして、また児童虐待防止対策体制総合強化プランという、この厚生労働省のやつなのですけれども、この中で、これ3月のときにも言ったのですけれども、市町村の体制強化というところで、子供家庭総合支援拠点の強化、市町村における相談体制を強化するため必要な職員を確保して、子供家庭総合支援拠点の設置を促進するだとか、また要保護児童対策地域協議会の調整機関の職員だとか、これは七飯町ではないのかな。国のほうでもこの各市町村のほうに対して、ここ数年の事件が多分非常に多すぎるということで、早急にいろいろ動いていると思うのですけれども、各市町村でも専門的な職員を配置することを今促してきていると。これについて、国は今漠然とそういう感じできていると思うのですけれども、実際にそうなると、その市町村のほうで今度は人件費だ等々も含めてかかってくるとは思うのですけれども、この辺についてちょっとどうなのかなと。お金はかかるけれども、体制づくりをしっかりやっていった方が、本当に未然に、大きくなる前に防ぐことができるのではないかというふうに思うのですけれども、その辺について。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

私のほうからお答えしてまいります。今、いろいろ児童虐待については全国いろいろ- 16 -ケースの、ケースといいましょうか、いろいろな場合があるかと思いますけれども、今ちょっと質問の部分について、市町村においてもそういう専門的な係を配置すべきではないかということですが、今即座に、はい、わかりましたというふうにはなりません。議員さんおっしゃられたとおり、財政的な問題もございます。職員を配置するところについては、半永久的にずっと置くというような形になりますので、慎重に審議といいましょうか、進めていかないとだめだなということでございます。ただし、今、専門の職員を置くというよりも、専門の児童相談所だとかいろいろなところがございますので、そこと連携がとれているというような部分がございますと、そこまでが必要なのかなというところもちょっと検討してまいりたいなと思ってます。実態を押さえながら、国の状況、北海道の状況、それぞれの状況をつかみながら検討させていただければなと思いますので、その点少し、時間も要すると思いますけれども、そういう部分については検討させていく時間をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 14番 中川友規

実際にお金もかかることですし、児童相談所、現状で連携がとれていて、今の町の体制で十分この対策がとれている状態というのであれば、それはそれでここの町の体制にあわせた中でやっていくのはいいかなと思うのですけれども、ただ、後々お金がなかったから、なかったからというか、人件費がかかるのでやらなかったというようなことにだけはならないようにしていただきたいなと。当然、今、子育て世代が町としては今ふえている方向に向かっているときのうの質問でもありましたけれども、そういう結果が出ている中では、子育て世代がふえるということは、本来はあるべきことではないですけれども、そういう対象世帯はふえるということですので、やはりその辺もどこか頭に入れていて町としてやっていただきたいなと思います。その辺について、ちょっと、子育て世代がふえてくるということでそういう可能性もふえることもしっかりと担当のほうで把握しながらいかないと、子供を政策的なほうでふやしていくというほうだけで把握しているのではなくて、やはり子供がふえるということはそういうよくないほうも可能性がふえるということも頭に、頭にといいますか、そういうのを考えて執行していただきたいなと思うのですけれども、その辺について。

町の答え 民生部長 杉原太

児童虐待の件につきまして、3月の御質問にあって、その後、私も含めて、課長と係長と3名で函館児童相談所のほう、相談に行かせていただきました。先ほど子育て課長のほうから話、答弁があったように、今後、児童相談所とそういう事例が発生した場合には、所在地である七飯町も連携、協力して情報提供あるいはその場所に一緒に出向くなど、そういう連携した活動をするというふうにして確認してきております。その中で、今回、児童相談所が毎週金曜日に、午前中なのですけれども、援助方針会議というのを、そういうケース会議というのでしょうか、御家族のそういう対応をどうしたらいいかという部分の会議を毎週金曜日に行っているのですけれども、その会議にも七飯町のケースがある場合には御連絡をいただいて、こちらの担当係、あるいは私どもも含めて必ず1人がその会議に参加させていただいて、状況も把握するというふうな相談をこの3月に。大変、御指摘されてから動いたという点では申しわけなかったのですけれども、そういう体制を今組んでおります。そういう部分で、今言った各市町にそういう支援体制もとかという国のほうの方針が出ていますけれども、まずはそれは、中核市だとかそういうところも全然、設備とか整備がおくれているという状況もありますので、今は七飯町としては、函館の児童相談所とそういうふうにして、連携を密にして、そういうケース会議にも出席させていただいて、その中で状況を見ながら、副町長答弁にもあったような体制も考えていきたいということで今進んでおりますので、御理解いただきたいと- 17 -思います。以上です。

議員の質問 14番 中川友規

虐待のほうについてはわかりました。あと、働き方改革のほうで、今、現状、コミュニティースクールだとかもあるということで、またトラブル発生時についても現状どおりということで影響はないということだったのですけれども、今現在はそうなのかも、そうだと思うのですけれども、できればそのまますぐ、今みたくすぐ対応できるようにという感じでしていっていただきたいのですけれども、ちょっと北海道の道教委のほうでこの働き方改革に伴って、電話とかを留守番電話対応にするというお話も出ているようなので、これをまた市町村教委に対しても同様の対応整備に向けた方策を講じるよう促すというようなことなので、それであればちょっとどうなのかなと。やはり、先ほどからは虐待だとかいろいろな事件だとかありますけれども、確かにモンスターペアレントとかでそういうのもありますけれども、やはり学校と保護者なり関係機関が何かあった場合、当然クレームもありますけれども、連絡が留守電対応というのはちょっとどうなのかなという。片やコミュニティースクールで地域だとかそういう関係と学校が密にして連携をとっていきましょうと言いながら、私たちは留守電にしますよという話にはならないのではのではないかなというのがありまして、これ道教委のほうからこういう話が来た場合、七飯町としてはどういうふうに考えていけるのか。わかりましたと言ってやっていくのか、七飯町の現状、実態を把握した中でやっていくのか。その辺について。

町の答え 学校教育課長 竹内圭介(学校教育課長は2019年12月まで)

ただいま御質問がございました。道の道立学校のほうでは、時間、働き方改革の部分で留守番電話での対応を予定しているというようなことで、状況は伺っております。町のほうとしても同じような対応になるのかなという部分でございますけれども、現在のところは、まだ道のほうから同じような対応の部分で通知等はまだ正式に来ていないので、まだ検討の段階には入っておりません。町としましては、今のところ、今まで通りの対応を予定はしておりますが、ただもし通知があった場合ということであれば、検討の必要は出てくるかと思います。ただ、議員がおっしゃったように、一概にただ留守番電話の対応というようになると、緊急時の対応はどうするのだというような部分もございますので、緊急時の対応も含めまして、今後検討していく必要があろうかと思います。ただ、今現状では、今までどおりの対応ということで予定はしております。今後、必要があれば、そういう検討入っていく場合もございますけれども、教育委員会として主導的に対応を変えるというようなところは、現在のところは予定してないということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

これ、道立のほうも、町のほうは今現在はないということで、どっちにしろそういう話が来た場合には検討し、しっかり精査してやるということだと思うのですけれども、これ道のほうは留守番電話設置、これ夏からやる予定のようですけれども、緊急時はメールで転送みたいな感じで対応するようですけれども、実際にこれは道のほうなのであれですけれども、そういうものに関してもしっかりと地元、地元というか各小中学校においてもそれぞれのPTAといいますか、それぞれの環境でまた違うこともありますので、その辺についても各学校にあった対応でやっていただきたいなと。ちょっと繰り返しになっちゃいますけれども、今ちょっとしゃべっちゃったので、町としてはしっかり地元のその学校とPTAなりコニュニティースクールなりで協議して対応していくということですね。もう1回、最後。

町の答え 教育長 與田敏樹(教育長は2024年9月まで)

私から御答弁申し上げま- 18 -す。まず、大前提として、先生方の働き方改革が出てきた経緯ということを改めて申し上げたいと思いますが、文部科学省が平成28年に行った教職員の勤務実態調査で、学校の先生方が平均で平日11時間以上、それから休日で1時間から3時間働いているということです。平日で11時間ということは、毎日3時間、5日間平日があったときに15時間残業していると。それが4週あると60時間。これに土日を含めると、70時間、80時間。あるいは、人によっては100時間近く残業しているということで、その中で過労死に至っている教員もいるという実態がある中で、やはりその働き方改革をしなければいけないだろうという形になってきたということです。これは先生方だけではなくて、民間企業においてもその100時間というのが一定の歯どめになっているというのがありますけれども、そういう経過の中で、ことしの1月の中央教育審議会の答申の中で、こういうふうに言っています。「学校における働き方改革の目的は、教師のこれまでの働き方を見直し、教師が我が国の学校教育の蓄積と向き合って、みずからの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、みずからの人間性や創造性をたかめ、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることである。」というのが目的ということです。それで、その文科省の答申の中に、幾つか働き方改革を進めるに当たってのチェックポイントが出されておりますけれども、その中に、子供たちの登下校時間が示されている。例えば、子供たちが来たらすぐ校門を開けて学校を開放しますよではなくて、例えば8時15分じゃないと学校は開けませんよとか、そういうものがあるかどうかということの中に、留守番電話が設置されているというのがあるのです。これ、文科省の指針の中では。それと、もう一つは部活動の活動時刻が設定されている。これはもう、町のほうでつくりました。これは、道教委の問題じゃない、文科省としてそういうふうにやってきているということが大きな道教委が今回一歩踏み出したという原因であります。では、先生の働き方改革をする上で、先生方の忙しい要因が何なのかということなのですけれども、これは七飯町単独の問題じゃなくて、教職員の全般的に言えることは、一般的には、例えば保護者対応が多くなったとかというのが推測されるのですけれども、現実的にアンケート調査やった中では、翌日の授業の準備だとかに時間がとられているというのが非常に多いということの結果が出てきてます。そうすると、その授業の準備が多いということは、子供たちにとっていいことではないかということなのですけれども、当然そうです。だけれども、それは子供たちによりよいことをするのはいいのですけれども、ではそれを受け入れるだけの子供たちが容量があるかどうかという問題。これは、文科省、この教育という本にも書いてあるのですけれども、例えば温泉の効能がいいですよと言ったときに、それぞれの効能が違った温泉を5カ所歩いたときに、端的にいえばのぼせてしまうという可能性もあります。逆に言えば、先生方も一生懸命になるがゆえに、いろいろなものを子供たちに提供したいということでそこに時間をとられているという現状があります。そういう意味では、先生方が取捨選択をして、今の子供たちに何が必要なのかということを、過去を捨てて今の教育指導要領に基づいた教え方をしっかりとしていくことが働き方改革、時間短縮をする一つの要因になるということがあります。これは大きな要因です。ただ、もう一つは、留守番電話については、結局何時でもかかってくるような状況の中で、先生方がそれに翻弄されているという実態も一部ではあります。それを遮断するために、道教委としては7時半以前については受けません、夜も遅くても7時以降については受けませんと。そしてそれ以外の対応についてはきちんとやりますよということなのですけれども、ではそれを市町村ですぐやれるかといったときには、今議員がおしゃったとおり反発が非常に多いと思います。- 19 -そこの時間が、静寂な時間があれば、先生方は子供たちに対する授業準備をしっかりとできると思います。そういう意味では、それは必要だと思います。必要だと思いますけれども、先生方も努力してもらわなければいけないけれども、そこの留守番電話の問題については、学校と教育委員会だけの問題ではなくて、先ほどもおっしゃってますけれども、地域とのかかわりもあります。地域がお祭りで、学校の物を使うと、いろいろなことがあります。ですから、それはコミュニティースクールという非常に有用な組織がありますので、その中で、学校ごとにいろいろなことを地域とPTAと話し合って、お互いに納得できるような環境で進めていただきたいということで考えております。そういう意味では、教育委員会として、今回の留守番電話の問題をうちでとめるということは、これはできません。文科省の答申にありますので、これを下ろします。下ろしますけれども、下ろす際にはしっかりと地域とPTAと議論をした中で、もう一方では働き方改革というものもあるということで、その両輪をしっかりと組み合わせた中で、この問題についてはやっていただきたいというふうに考えておりますので、その目的は子供たちのためであるということは教育委員会としても見失わないようにこれからもしっかりと学校指導してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。以上でございます。

議員の質問 14番 中川友規

終わります。

出典:七飯町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる