みんなの議会

せたな町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日

密漁防止対策について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

密漁防止対策について町長にお尋ねします。①せたな町密漁防止対策協議会及び同幹事会の前年度までの活動と、今年度の事業計画について明らかにしてください。②最近の密漁状況について伺います。③密漁監視カメラの作動状態と運用状況の説明を求めます。④せたな町密漁監視カメラの管理に関する取り扱いとせたな町密漁監視カメラの設置及び運用についての規定の速やかな再検討を求めます。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

菅原議員のご質問にお答えします。1点目の協議会につきましては、平成27年6月にせたな町密漁防止対策協議会が設立され、関係機関と密漁対策について検討、情報共有をする場として毎年総会を開催しております。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から総会は開催しておりませんが、各関係機関や各地区ごとに各々の体制で日常、夜間巡回を実施いたしております。またこれまでの活動として関係機関による夜間合同パトロール、広報や防災無線による啓発活動などを実施してまいりました。今年度の事業計画につきましても、従来同様に巡回や夜間パトロール、啓発活動ということで考えているところです。次に2点目の令和3年度の最近の密漁状況につきましては、釣り人からの不審者と不審車両の目撃情報が1件ありました。ほかに情報はございません。次に3点目の密漁監視カメラの作動状況と運用状況につきましては、カメラに専用モニターを接続し作動状況を確認しています。なお停電時においてはカメラが作動不良となることから、日付や時間の補正作業をしております。また運用状況につきましては、平成28年3月に定めたせたな町密漁監視カメラの管理に関する取扱い及びせたな町密漁監視カメラの設置及び運用についてに基づき運用しております。次に4点目にありますせたな町密漁監視カメラの管理に関する取り扱いとせたな町密漁監視カメラの設置及び運用についての規定の再検討につきましては、個人情報保護などについて関係機関からのアドバイスを受け内部で検討した結果、改正できないと判断いたしましたので、ご理解をお願いしたいと思います。

議員の再質問 11番 菅原義幸

それでは再質問を行います。②、④関連を一括でお尋ねいたします。まず先ほどの最近の密漁状況でありますが、やはり町は把握不足、情報不足だと言わざるを得ません。私のほうで得ております情報を一にご紹介申し上げます。まず3、4年前でありますが、ある漁港でウニが夜間なくなったことがあり、担当課に密漁監視カメラを見たいという折衝しましたが、これは断られております。ただその後、担当課からはカメラを見たとも、見ないとも全く返事がなかったということが1件あります。令和2年でありますが、虻羅漁港で夜間船外機がついたゴムボート1艘、3人ほどが港内におりましたが、ライトで照らすと港外に逃げていったいうことであります。岸壁にはワゴン車2台がいたので危険を感じて退避し、保安署に連絡をしたという件を報告受けております。今年、上浦漁港の出来事であります。上浦漁港の出来事であります。先々月くらいの報告でありますが、今年に入り人工種苗のウニを含めて無くなってしまったという事例がございます。また同じく今年1月25日、美谷漁港でありますが、潜水具を付け、ウェットスーツで海から上がってきたのを目撃した町民が人を介して警察にも連絡をしております。これはナマコの密漁であります。要するに町のほうには情報が入っていないということなんですよね。大変残念だということを申し上げておきたいと思います。先日の産業教育常任委員会でも、監視カメラの運用状況について多くの委員から質疑がありました。私も質疑をしたその1人であり、そのやりとりは会議録に詳細に出ております。これは繰り返しませんが、現状のこの2つの規定の限界が明らかになったというふうに私は感じております。それで中身を少し申し上げますが、警察と保安署には刑事訴訟法による照会には応ずるけれども、それ以外は水産林務課職員以外には一切見せないというのが規定の内容であります。これを一も歩出ないということになれば、監視カメラの取扱い規定としてはいかがなものかということを提起したいと考えるわけであります。簡単に言いますと、そういうくくりで扱って、密漁防止の目的が達成できるかということを問題提起しておきたいと思います。5月23日の産業教育常任委員会の町長答弁は、抑止効果を期待して設置したということであります。個人情報保護という観点から見せない、開示しない、これが前提だと。捜査機関には積極的に協力するという限定的な取り扱いの中で、密漁防止対策の強化に結びつけるという苦肉の策なんだという答弁でありました。検討すべきかどうかということについて、今後検討したい、もう少し勉強したいということなんです。検討するという明言をしませんでしたので、私は一般質問通告をいたしました。先ほどの答弁ですと絶対変えないんだと、これはこのままでいくんだという答弁です。それともう一つ5月23日の常任委員会答弁を紹介いたします。油谷主幹は答弁でこういうことを言っているんです。監視カメラの設置目的内であれば、監視カメラの取扱い責任者ですね。これは水産林務課長でありますけれども、責任者立会いのもと画像を確認することは可能かと思うという答弁をしてるんです。会議録に出てます。これは署名委員までは行ってませんがテープを起こしたものです。で町長これ2回答弁してるんですよ同じことを。私の聞いたことに対する答弁なんですが。どうも町長答弁と油谷主幹の答弁に乖離があるんです。これを説明してもらえませんか。つまり取扱い規定が曖昧なんです。町長のように答弁することもできるし、油谷主幹のように答弁することもできるし、極めて曖昧な規定を持ったものだというふうに指摘をさせていただきたいと思います。解釈も定まらない、運用も非常に窮屈だということになれば、密漁防止対策に役立つように現実的な弾力的な対応をすべきだと思うんです。そこのところをもう一度明快な答弁を求めたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

密漁の情報の関係につきましては、議員のほうがいろいろこの情報をつかんでいるということを改めて感じました。今後情報の収集に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。カメラの扱いでありますが、これは現状の規定に基づきまして運用しているところでございます。議員の前回の委員会での発言もございましたので検討をさせていただきました。法的な判断につきましては、これは当然、専門家のご意見も聞かなければならないということで、お聞かせいただきました。その結果、やはりこれ以上、柔軟に対応することはできないとの結論に至ったところでございます。担当と町長との答弁が違うということでございますので、これにつきましては町長答弁が最終的な判断ということでご理解いただきたいと思います。

議員の再質問 11番 菅原義幸

例によって例の如しの答弁なんです。専門家に相談したと。それが絶対だということなんです。多分そういうことだなと思ってましたが。油谷主幹の答弁をもう1回紹介します。設置目的内であれば責任者立会いのもと、画像を確認することは可能かと思います。平澤委員長がもう1回お願いしますと言うと。、管理責任者立会いのもとであれば画像を確認することは可能という答弁をしてるんです。これはどういうことかと申しますと、要するに設置目的の範囲内であれば見せることは可能だというそういう前提になってたんですね。つまり目的外の提供はダメであるけれども、この監視カメラの設置目的の範囲内であれば見せることも可能であるということなんですね。これは油谷主幹の答弁なんです。それで再々質問もこれで終わりになりますから申し上げておきますが、そういう答弁をしている以上は、私のほうが正しいんだというくくりではなくて、十分、主幹の答弁との整合性も含めて検討する余地ありというふうに受け止めていただきたいと思うんです。私が申し上げたいのは、せたな町は漁業の町でありまして、密漁の被害というのは相当なものだということなんです。苦労して人工種苗したウニを根こそぎ持っていかれるということになりますと、漁業者の意欲も減退しますし、基幹産業に与えるダメージというのは相当大きいものがあると思うんです。そのために密漁防止対策協議会というものを作っているわけでありますから、その活動の一環として設置された監視カメラ、これを高度に利活用するということは極めて大事な案件だと思うんです。私これから7つの点を提起したいと思います。町長、この7つの点について再々答弁で答えをちょうだいしたいということではありませんからそれは結構です。ではなんで提案するかと言いますと、いずれにしましても、近く今年度の密漁防止対策協議会総会あると思うんですが、それに向けてこれから提案することについて、いろいろと検討、研究も含めてぜひ手を付けてみていただきたいということで提案します。再々答弁の答えは先に言いますけども、わかったと、検討するぞということだけで結構ですから。まず第1点、規定の速やかな再検討の実施、②漁業者からの情報提供の重視、③カメラの定期的な内容の確認、これはちょっとコメントしますが、大変な作業だと思うんです。作動期間の問題もありますし、規定では1カ月というふうになってるようですが、実際に2カ月ぐらいで消えるんですかね。水産林務課の体制大変なのはわかりますが、カメラの定期的な内容確認、それから捜査機関との連携強化、これは当然の話であります。それから担当課の体制強化、これも町長考えてみてもらえませんか。つい数年前までは瀬棚支所、大成支所にもそこを専門に動ける職員の配置があったんです。特に現状もう機構改革の中で、事実上、本庁の水産林務課のメンバー中心で対処しなければならない現実があります。それはほかの課だって同じでしょと言えばそれまでなんですが、果たして基幹産業である1次産業、水産業、林業この体制を担うにふさわしいのかどうか検討してみていただきたいと思うんです。今管理職3人ですよね。そこの下にいるのは再任用の方です。それで終わりなんです。それでその4人で町全体を担っていかなきゃならんということですから、この件についても答えいりませんよ、検討してみていただきたいと。それから6つ目、港湾、漁港での遊泳禁止措置、これを取れないかと。これは道議会でも密漁防止対策の関係で、漁港は道管理ですから密漁防止対策の一環として質問が出たことがあったと思います。その後の展開どうなったかは把握しておりませんけれども、漁港は遊泳する場所ではないんです。これの禁止措置、地元に道議会議員もいますし、振興局通じたパイプもあるでしょうからこれは検討してみていただきたいと。港湾については管理者町長ですから、これは検討可能だと思います。それから最後なんですが、カメラの更新措置を検討してほしいと思います。設置してから7年になるんですよ。平成27年度の時には588万で13台カメラを設置し、ダミーが16台ということになっております。カメラの性能にもいろいろございまして、最近の新しいものは相当機能も進んできているようでありますから、ぜひご検討をいただきたいと思います。繰り返しになりますけれども一つ一つの答弁要りません。検討するというその一つをお願いしたいと思います。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。規定の検討につきましては、最初の答弁で申し上げましたとおり既に検討させていただきました。新たに幾つかの検討要望がございましたので、これらについては検討できるものについて検討したいというふうに考えております。

出典:せたな町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる