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森町議会 令和6年第1回 9月会議 2024年9月3日

議事録に件名の記載なし

聞いた人
山本裕子 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 山本裕子

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。2020年4月に政府の中央防災会議において、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震について科学的知見に基づき想定すべき最大クラスの地震が発生の際の津波高を公表しております。これによれば北海道噴火湾において地震震度は5強以上、満潮時で5メートルから10メートルの津波が想定されています。これは、いつ発生してもおかしくない状況と言われております。尾白内保育所は津波の浸水領域内にある保育所で、いち早い避難が必要です。当保育所は、ゼロ歳児の定員が3名となっており、1、2歳児は19名です。定員50名に対して現在42名となっており、より早くより高いところに避難するのは容易ではないと考えます。津波に対する避難訓練としては、昨年度は6月と9月、今年度は6月に実施されており、5台の職員の自家用車を利用して実施され、避難場所は国道278号線と南部生活改善センターです。実際に津波が出て避難する際にはパニックで泣き叫ぶ児童も想定され、散歩中の場合は保育所に戻るのか、散歩の現場まで車が迎えに行くのか、また実際に避難しているのは雪のない暖かい時期なので、冬の寒い中での発生時期も想定した中でお昼寝中の着替えや防寒着はどうするのかなど、シミュレーションしておかなければならないことが多々あるかと考えられます。その場に応じたシミュレーションはできているのでしょうか。さらには、視点を変えてより安全のために尾白内保育所の移転は考えていないのでしょうか。津波の際、尊い命を守るために最善を尽くした対応策とはどのような対策なのか、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

山本議員の質問にお答えいたします。尾白内保育所における津波避難対策につきましては、法律により避難促進施設に該当することから、迅速な避難の確保を図るために必要な事項を定める避難確保計画を策定しております。本計画を基に保護者に対し、津波が発生した際の対処方法や情報伝達の仕方などの情報共有を図り、地震や火災、津波など毎月様々な災害の発生を想定した訓練を重ね、職員の災害に対する知識や経験を深めることで保護者の皆様には保育に対する不安を少しでも解消していただけるよう努めており、保育施設における現状や運営についてご理解をいただきながら利用されております。議員お話しのとおり、冬期間に発生する災害には防寒対策を含め不安要素が増加し、混乱する児童も想定されるところですが、冬期間においても災害を想定した訓練を重ねており、避難時の防寒対策等についてもその場に応じた対処について実施後は反省を行いながら検証も行っています。実際に有事の際には職員主導で避難することとなりますが、通常の保育業務においても同様に、まずは児童の安全を第一に考慮し、対応するよう職員間で連携を図っております。また、尾白内保育所の移転につきましては、これまでの保育所整備に係る計画策定時にもお示しさせていただいておりますが、尾白内保育所入所児童の推移などにより将来的に森地区の新たな保育所、砂原地区のさわら幼稚園へ集約する計画でありますので、新たに尾白内保育所を整備し、移転することについては現在のところ考えておりません。以上です。

議員の再質問 11番 山本裕子

再度質問させていただきます。先ほど視点を変えてと申し上げました移転についてです。砂原には保育所がないため、砂原から尾白内保育所まで通所しているという声を聞いております。尾白内保育所が移転のため廃止した場合は非常に困惑してしまうとのことですので、何とか砂原から通所している方が困らずに安全な場所で保育ができるのかと考えた場合、一つの案として砂原に認定こども保育園を開設したらいかがと考えます。幼稚園機能と保育所機能を兼ね備えた認定こども園です。さわら幼稚園と尾白内保育所を合併し、認定こども園として運用することができないのでしょうか。認定こども園なら、ほかの地区や市町村からも通園させたいという理由で移住してくる方も見込まれるかもしれません。参考例として、厚沢部町では子育て世帯向けの移住体験事業、保育園留学が都会の子育て世帯から注目されており、年間140組が訪れ、子供の希望で移住した家族もおります。交流人口が増えたり、経済効果があったり、短期預かりも受け入れており、認定こども園を利用しながら移転を考えていたところ、子供たちが気に入って首都圏と京都から2組の家族が移転してきたそうです。一石二鳥どころか何鳥もメリットがあるかと思われます。管轄省庁は、保育所は厚生労働省、認定こども園は内閣府でゼロ歳からの預かり、幼稚園は文部科学省で3歳からの預かり、それぞれ管轄が違い難しい側面があるかと思いますが、少しでも早く安全な場所で保育ができるよう町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。尾白内保育所の移転等々に関しましては、先ほど1回目の答弁でお話しさせていただいたとおりでございます。そして、ただいま山本議員からご提案というか、いただきました検討事項に関しましては、この間森保育所、新しい保育所の整備の際に関係課を交えて検討チームを設立し、その中でも検討、議論が行われたところでございます。私が町長に就任する前のさわら幼稚園につきましては整備事業でございますけれども、その後の引継ぎにおいては、仮に今後そのさわら幼稚園を認定保育所に変えるときにも多少の改修等々で低コストで認定保育所、認定保育園に移行できる、そういった設備として整備されているというところでございます。当然現時点で尾白内保育所を使われている方々、様々な親御さんの理由で、主たるところはやはり職場の通り道であるとか、職場が近いとか、本当に様々なご都合、理由で尾白内保育所を使われているのかなと思っております。しかしながら、安全面の配慮等々、そして今の尾白内保育所の老朽化の現状等々を踏まえて、議員ご指摘のとおり認定保育所に統合するという案も必ずというか、排除せずに一つの選択肢としてこれは検討していかなければならないと。この点は認識して担当課とも話は進めている、具体的ということではないですけれども、今後のことについては検討材料として認識しているところでございます。そして、交流事業等々の広がり、厚沢部町の例を今ご提案いただきましたけれども、まさにそのとおりでございまして、今後保育所、幼稚園、認定保育園、また小学校、中学校のそういった運営に関しましても町内の生徒さんはもちろんでございますけれども、こういった学校に外から通ってみたいなとかということを思っていただけるような、そういったプラスアルファの要素を必ずというか、学校現場サイドとも、そして幼稚園、保育所、現場サイドともしっかりと情報共有をさせていただきながら、そのような魅力ある施設というか、運営に努めていきたいと考えているところでございます。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 9月会議 2024年9月3日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる