みんなの議会

江差町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日

江差町職員に係る不祥事防止対策について

聞いた人
塚本眞 議員
答えた人
町長、産業振興課長、総務課長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 塚本

私より一般質問をさせて頂きます。今定例会から2本ございますが、先に1問目の質問事項について質問させて頂きます。先程、町長からの謝罪の言葉がありましたが、江差町職員に係る不祥事防止対策について質問させて頂きます。職員の不祥事が相次いでいる、この事に対しまして江差町町民は非常に町職員に対する信頼を損なう事態となっております。この事に対して非常に遺憾に思うとともに残念でなりません。発生要因として当該職員の公務員としての意識の欠如はもとより、職員1人1人のそれぞれの職場における不祥事防止に対する認識が不足している等、役場全体の組織が職場風土、職員の管理、監督等についても問題があるという風に思われます。町民に対する信頼回復に向けた不祥事防止対策を早急に改めて作成し、不祥事防止に向けた行動計画を町民の皆さんに示すべきと考えますがいかがでしょうか。

町の答え 町長

議長。

町の答え 町長

塚本議員の1問目、不祥事防止対策についてご答弁させて頂きます。この度の不祥事に関する概要は議会全員協議会並びに行政報告についてご報告させて頂きました。ご質問の再発防止でありますが、本年4月に個人および組織的要因の課題や解決策、17更には具体的な取り組みについてまとめあげた再発防止計画書を策定し、全職員に配付しながら不祥事を起こさない対策を職員一丸となって取り組んできたところでございます。各課においては職員からのコミュニケーションを図りながら月に1回から2回、多い課では毎週ミーティングを行い、業務の確認等を再発防止計画書を基に実施して参りました。しかしながら結果として不祥事を招いた事は浸透していなかったと言わざるを得ず、責任を痛感しているところでございます。今後の再発防止でありますが、引き続き再発防止計画書を全職員に浸透させる事は勿論、外郭団体の経理についても再発防止委員会で協議し見直しも図って参ります。先だって調査した外郭団体の経理状況の結果を去る12月10日に再発防止委員会を開催し、調査状況を検証するとともに、支払い方法の改善や民間による新たなチェックの導入などの意見を整理しながら抑止力となる再発防止策を策定し、町行政への信頼回復は勿論、未然防止に全力で取り組んで参る所存でございます。

議員の質問 塚本

はい、議長。

議員の質問 塚本

私はこの不祥事に対して3点程考えがありまして、改めて質問を含めて申しさせて頂きます。まず不祥事の発生の要因についてです。先程、町長から示された不適正事務処理検証報告書並びに再発防止計画書、これを4月に策定したということで私も拝見させて頂いております。これは、これは全職員に配付されたと思います。これにはこれまでの不祥事事案の検証、組織全体の反省点、再発防止策が記載され、非常に完成度の高いものとなっています。不祥事防止対策が適正に実行されていればこのような不祥事は未然に防げたはずです。これらの不祥事防止対策は作る事が目的で、全職員をあげて防止対策に繋がっていない。作っただけで魂が入ってないのではないか。人間は完璧ではありません、ミスする事もあります。この不祥事対策を見ますと、チェックリストというのが載っております。これは、これを見ますと本年7月24日に各職場からあがっている防止対策の点検調査表によると、課内や係内でミーティング実施の実施事項、これを実施していない課も見受けられます。今回の不祥事が発覚した職場でチェックリストによる点検が実施され、請求書の保管、予算の執行状況でチェックリストに取り組んでいるという事になっているが、何故、取り組んでいるのに不正が見抜けなかったのか。本当にチェックリストに取り組んでいるのか疑問があります。業務の効率化に向け機構改革が実施されましたが、これまでの業務の大括り化が係の業務に対し、管理職の目が行き届かなかった事も不祥事を見逃してきた事の要因ではないでしょうか。18職員の中には不祥事再発防止対策にすら、面倒だ、いちいちやってられない、というような幹部職員も居るんではないですか。もう一つ、2問目ですが、新任職員採用後研修体制についてです。採用後間もない職員の不祥事が続いております。採用後の研修体制にも問題があるのではないでしょうか。職場では採用時の配属先の上司により、その後の新任職員の仕事に対する姿勢に大きく影響されるといわれております。私の勤務した道では、初任者研修の後はOJT、オンザジョブトレーニングと言いますが、職場研修が3年間新人に行われます。OJTは仕事をしながら、仕事を通じて訓練する事です。それには新入職員のトレーナーを配置する必要があります。私は新人の時にトレーナーの指導を受けましたし、何人かの新人についてトレーナーとしての経験もあります。役場にはこのようなトレーナー制度はないのかこの辺も確認させて頂きます。ひとり前するまでに新人職員を1人きりの自主トレに任せるだけでは、なかなか職員の質の向上があがらないという風に思われますし、更に係長、主幹、課長への昇格人事が発生された場合、必ず職役相当の研修に参加させるという体制も整っているのかお伺いします。最後に不祥事が発覚した後の対応についてですが、町長から今、経過報告ありましたが当該職員の処分は基本的に民間委員も含めた懲罰委員会にて審議される事になりますが、既に不祥事事案を本人が認め、明らかな不祥事事実の確認がされた場合、懲罰、これ人事院事務総長から出ていると思いますが、懲罰真意に基づいて町長が速やかに懲戒処分を決定を下す事も必要と考えます。今回、報告の中では手当等の返納があったという風に伺っておりますが、それがない限りでは、事前に賞罰、懲罰を決定するまでに不祥事を起こした職員に対して給料が支払われると、到底町民には納得できないような状況下にありますので、この辺も変えていく必要があるかと思います。また、外郭団体の経理も役場職員が取り扱っている事例が多いと思われます。外郭職員には当然役員や監事が選任されていると思います。中には名誉職と思っている方も少なからずいるのではないかと心配されております。それぞれの会計の年度末を迎える前の期中にも複数回、諸帳簿の確認をそれぞれの外郭団体の役員や監事がされると、いう風な方法も考えて頂きたいと思います。また最後になりますけども、本年作成された不祥事再発防止対策を実効性のあるものにするために、再検討を求めると共に町民に対し江差町職員不祥事防止行動指針、これは仮称ですが、このようなものを作成して町民に示して信頼回復に向けた姿勢を示して欲しいと思います。

町の答え 産業振興課長

はい、あのまず私の方からですね、不祥事を起こした担当課としまして、実施してきた防止策19等につきましてですね、当課の部分でのご答弁をさせて頂ければという風に思います。相次ぐ不祥事の、受けまして本年4月に役場管理職を委員としました、江差町不適正事務事務処理再生再発防止検討委員会を立ち上げましてですね、再発防止に向けた検討をしている中での、今回の不祥事でございました。この委員会で、これまでですね検討してきた具体的な方策としましては、チェックリストの作成ですとか、複数人での業務の進行状況の確認、それから特に会計事務につきましては請求書の保管場所や課や係で限定、請求書の保管場所を課や係で限定するなど、紛失や支払い遅延の防止に向けた取り組みをしていたところでございます。当課におきましても請求書の保管場所などは限定をしながらですね、取り組みをしてきた訳でございます。上記の改善を受けましてですね、四半期ごとに事務の、事務事業の内部監査をする事を当課としましては決定しまして、四半期ごとの事務検査を実施した訳でございます。本事業の事務の本年7月下旬から開始しております、この事業につきましては、本年の7月下旬から開始しております。この事業のおおむね3カ月を経過した12月が過ぎた段階で、11月に入りましてですね、事務検査を抜き打ちで今回実施をしたところでございます。通常ですと、会計監査を最終的に行うのは事業年度が一般的でございますが、このような不祥事続きの中での対策さく、対策としましてですね、四半期ごとという事で実施をさせて頂いたところでございます。11月の17日に抜き打ちでの事業の内部監査を実施し、その後の24日に担当職員を問いただしたところ着服についての自供を受け、不正会計処理が発覚したものでございます。通常の団体業務では、支出命令の決裁はとりますけども、支払いの確認行為であります領収書の確認決裁、支払いが終わったという決裁につきましては、これまでとっていなかった状況でございます。また、振込にせず現金で取り扱ってきた事、それから業務が集中する時期でもあった事から、担当職員が通帳と団体の代表印を保管してきた事を含めてですね、不祥事を招いた要因であると深く反省しているところでございます。申し訳ございませんでした。

町の答え 総務課長

ただいまの産業振興課長の方から、担当課での状況をお話をさせて頂きました。私の方からはですね、全体的なところで答弁をさせて頂きたいなという風に思っております。まずあの再発防止計画書でございますけども、各課ではですね、課長中心といたしまして毎月1回から2回、また多いところでは、多い課長ではですね、毎週業務の確認それから職員間のコミュニケーションを図りながらですね、この再発防止計画書を活用して、不祥事を起こさない、これらの対策をですね課長と職員間で話し合いを繰り返しているところでございます。結果としてですね、浸透しなかったという訳でございますから、検証も必要でありますし、抑止力となるような、再度構築を図って参らなければならないなという風に思っているところでございます。20それと研修に関する事でございますが、今年度につきましてはというよりも、毎年度研修計画を策定をさせて頂いております。この中には新規採用職員それから初級職員、中級職員、係長職、それと管理職といったような職責ごとにですね、例えば渡島檜山町村会でありますとか、それから北海道研修センター並びに定住自立圏といったようなところにですね派遣をさせて頂きまして、受講しているという状況になっております。また、あの職場内研修といたしましてですね講師を招いて実施している他に、各課専門的な研修にも派遣しているというところでございます。ご質問のとおり、新規職員の研修につきましてはですね、職場内、職場内での研修でありますとか、それから渡島檜山の研修の方に派遣をさせて頂いております。また管理職の研修という事でございますけれども、管理能力等の研修に派遣をさせて頂いている訳ですけれども、新規採用職員、管理職員のみならずですね、全体の研修といたしまして来年度は研修を充実を図るようにというところで町長の方からも、お指示を仰いでいるところでございますので、来年度の研修計画立案の際にですね、これらの充実も含めて新たに策定をさせて頂きたいなという風に思っておりますので、ご理解願いたいと思います。更には、あの懲戒処分という事でございます、処分の関係でございますが、私どもにつきましても標準例というものを持っております。この標準例からいきますと間違いなく懲戒処分であるという事でございますので、外部の委員さん、民間からの委員さんですけれども、この方の2名を含めまして賞罰委員会の方を開催させて頂いて、最終的に処分を町長の方に答申していくという形になろうかという風に思っております。それから外郭団体のチェックにつきましては先程、町長がご答弁申し上げましたとおり、何ですか、民間の方々のお力をお借りしながらですね、チェックの方も導入していきたいなという風に考えておりますのでご理解をお願いしたいという風に思っております。以上です。

町の答え 副町長

私の方からあの答弁していない部分、それから若干重なる部分含めてあの完結に答弁させて頂きます。まずあの新人職員の配属先も、ある程度考えるべきだとこういう点もありましたので。偶然こういった状況が1つのポジションでちょっと重なったという事も含めてですね、改めてその辺は念頭に置きたいなとこのように思っております。それから研修は今あの総務課長も言った部分がございますが、OJTではないですけども、やはり公務員倫理感というか、人格形成といいますか、そういったところはですね、当たり前なんですがやっぱりもう少し教育はするべきだなという風に思ってございますので。これだけ重なっている事案でございますので、もっときちっと、自己研鑽を積むようなですね研修内容の精査に努めていきたい、こういうふうに思ってます。21それから給与の今回ボーナスは自主的に返納はされたものの、現在の町の給与条例、規則上では支給せざるを得なかった訳でございますが、これはあの上位の法律である給与法というのがございますので、それらもこれから念頭に置きながら、こういった事案があった場合には一時、例えば差し止めができるとかそういったところも含めて先程、町長が行政報告した内容と、内容になりますけども、そういった支給されない場合の措置についてもちょっと検討させて頂きたいとこのように思っています。それから具体的な行動指針でございますが、これは冒頭、所管課長からもあったとおり押し並べて、例えば年1回の決算監査でいい所を、これだけ重なっている事もあって四半期ごとをベースにしながらやって、発見は出来たといえ、領収書の未確認であったり、それから印鑑と通帳が同一人物の管理になっていたりと、こういったところはもう一度きちんと改めなきゃないと、このように思ってますし、現金取扱のものの団体事務については出来るだけ振込をするとか、こういった洗い出しもしながら、あの進めていきたい。これあのもう一度また議会終了後、適宜、再発防止委員会を開いてですね、対策を講じていきますし、それから町民、議会にも見える形で1つあれなのは、民間のちょっとお力を借りながら抑止力に繋がる具体的な行動指針をですね、改めて策定したいとこのように思っていますのでご理解ください。

議員の質問 塚本

はい、議長。

議員の質問 塚本

今、副町長からもありましたけども、地方自治法第29条によって懲戒処分の最も重い懲罰処分は、日にちを遡って発令はする事は出来ないとされております。という事は懲戒発令しない限りは給料を払い続けなければいけないという法律が、先程言われた事だと思うんですが。それに対して私が述べたのは、既に本人がそのような不祥事事案について自ら告白しながら事実関係でも確認した時点で速やかな町長が懲戒処分をできる、という風な部分も今後対策として見ていく必要があると思います。たまたま今回は本人の自らの返還というものがありますけども、今後に向けてそういうことも必要ではないかという事も考えて、考え方をお伺いしたいのと思うのと、あと外郭団体の場合、必ずしも町職員の事務当然責任は重いんですが、担当している外郭団体構成員に対しても、しっかりこれらについて機会を与えてね、書類の諸帳簿を見せるような機会も作っていくという事が必要だと思います。更には先程最後に申し上げた、町民に対するこの不祥事防止行動指針なるものを、これは役場庁内でなくて町民に対して発して頂きたいという風に考えております。町職員として襟を正して、改めてゼロからスタートするというような気構えを町民自らに示すような行動指針を町民に発すると、いう事を求めたいと思います。以上お伺いします。22

町の答え 副町長

3点、1点目速やかにこの本人の処分だけを先行してという事も、十分ご理解するというところでございますけども、先般の全員協議会でも申し述べたとおり、本人の処分については粗方、例えば出来たとしても経理事務のみならず担当している事務事業もあらい出しをしている。それから道の指導監査も入る予定であるとこういった状況もございまして。完結に言いますと上司等の組織として負う部分の責任もある訳でございまして、これらの部分も本人及び上司の部分の処分をきちっと確定すると、こういう事で現在進めたい。ですからもう少し事務事業の関係の精査をした上でやっていきたいと。それで加えてもう事実関係がはっきりしたものなんかは速やかに個人だけを処分する事を先行していいかどうかはですね、若干この検討の余地があるのかなという風に思っております。それから次に外郭団体の部分については、押し並べてこれも事務局を預かる役場、所管課が多い訳でございますが、団体の方の役員さんにもきちっと 1 年に 1 回でも目を通させる、そういったこともやっぱり徹底したいな、とこのように思っています。それから行動指針、これは本当に襟を正してというか、毎回起きるたびにゼロの段階に戻る訳ですけども、今回の事案含めて私も町長も、職員方もゼロではなくてマイナスの段階から始まるなとこういう実は気持ちでおります。そういったところを立て直す意味で更なる具体的な行動指針をですね、何とか構築して参りたいとこのように思っています。宜しくお願いします。

出典:江差町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる