江差町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日
北の江の島構想の推進と財政健全化判断比率について
- 聞いた人
- 室井正行 議員
- 答えた人
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 室井
では、2問目いきます。江の島構想、町長ね、課題はある。でもね、やれるところはやってきた。で、もう少しだ、両輪に乗せるの。両輪に乗せるまで苦労が多い。それをね、ちゃんとね、やってもらわなきゃならない。何が課題なのか、私はその一つが2問目で、江の島構想の推進と財政健全化判断比率に関係してくるのかなと、この5年間で4億8千万ですか、今一般財源から取り崩していくと、その努力はね、やっぱりあると思うんだ。でも、財政課長ね、縮小するだけでは駄目だよ。やっぱりやれるところは、金は注いでいく、将来の江差のためにつぎ込むというね、そういう決断がなかったら、なんでも削る削る、そういう発想は捨てて下さい。先のですね、全員協議会での説明、質疑の中で議論がありましたが、江差町の財政の硬直化は、今日始まったことではありません。財政健全化団体、再生団体への転落防止のため、一時期、町民から厳しい批判、評価を浴びながらも、江差町を持続させるため、多くの努力を歴代町長はやってきました。結果的には町民に大きな財政負担をかけることは、将来不安を払拭させ、足跡を残しております。照井町長は、町政執行方針の中で述べたとおり、今月、今年改選期があります。挑戦するかどうかは、それは町長が判断であると思いますが、町長は北の江の島構想、高らかに宣言された経緯から、その事業全体内容と実績は、いずれにしても厳しく評価されると思います。北の江の島構想は、一つの施設を建替え、改修、機能増加するのみではなく、かもめ島周辺全体構想の中での位置付けと、有機的連携事業が大きく求められていると考えます。江差町の財政課題と北の江の島構想の推進実現は表裏一体であり、補助、交付金52が2分の1程度の事業では、全体構想を描くには相当厳しいと認識するものであります。北海道の江差町、そして、かもめ島は日本に例の少ない自然、歴史遺産が多く存在していると認識しております。経済成長期、歴史性を伴わない多くの大型施設が建設され、やがて消えゆく姿も私達はみております。国道から、かもめ島を含む全域を特別区域になるように、皆さんが検討して頑張って、整備可能な事業が展開できるような全体構想を早期に作成し、国へ強く強く働きかけるべきだと思います。町長、町長、私も一生懸命できることは、立場上、応援しますよ。国にも堂々と江差町はこういうことを考えているんだと、堂々と胸を張ってですね、国に要請できるような、そういうことを早くやってもらいたいと思いますので、思いを込めて所見を求めたいと思います。以上。
町の答え 町長
室井議員の2問目、北の江の島構想の推進と財政健全化判断比率についてのご質問にお答え申し上げます。1点目の当町の財政状況に対するご指摘でございますが、平成20年度決算で実質公債費比率が早期健全化基準を上回ったため策定した財政健全化計画では、その要因として、本町は、檜山広域行政圏の中心都市で政治、経済機能などあらゆる分野の拠点であり、多くの歴史文化遺産が存在することから観光のまちへの政策の転換や近代化等の都市改造が必要とされる時期と重なっていたこともあり、インフラの整備が促進されるなど大型公共施設等の整備を進めたことや、渇水対策として水道資源開発事業を進めたことなど多層的なものと分析しています。このように、議員おっしゃるとおり突然始まったものではなく、歴史的背景や檜山の当町における政治的経済的な位置、時代の要請などにより、以前から硬直化は進行してきたものと考えております。そして、議員のみなさまや町民のみなさまのご理解やご協力のもと、行政、議会、町民が一丸となって財政健全化に取り組んだ結果、実質公債費比率も下がり、基金も増加し、今に至っているものと認識しているところでございます。続いて2点目以降の北の江の島拠点施設整備構想に関してでございます。当該地域を中心とした資源の優位性と、それらを国へアピールした財源対策のあり方に関してご質問を頂きました。構想策定段階で実施した道南圏の方々対象のアンケート調査によりますと、かもめ島は江差の観光の中心であり、また、いにしえ街道は来てくださった方々にとっ53て満足度が高い場所という調査結果となっています。先ほど議員は、国内を見渡すと、歴史性の伴わない誘客施設の衰退についても触れられておりました。令和4年度町政執行方針において考えを示した通り、日本遺産の構成文化財に代表されるような個性的で独自性豊かな本物を数多く保有する江差町は、新しい時代の観光において優位であると考えます。北の江の島構想は、こういった歴史性や新しい資源を融合させ、面的な魅力の向上を図りながら、地域の人にとっては日常的に足を運びたくなる、町外の方についても一人でも多くの方が江差を目指してくださる、そういう場所となるよう整備を進めてまいります。また、このような施設や空間の整備にあたっては、財源への不安に関して特区などを活用しながら国の厚い支援による事業展開をすべきとのご質問でございました。まず、今回の拠点施設整備に関しては、令和6年度着工を目指すにあたって、現時点で地方創生拠点整備交付金の申請を検討している一方で、面的な魅力を生かした人の流れを作るための施策を展開するために、多様な切り口での財源対策を追求してまいります。いずれにいたしましても、今後、国や道と協議していく場面が多くなることが想定されますので、是非とも議会の立場からもご協力頂きますことをお願い申し上げます。
議員の質問 室井
はい、いいですよ。