みんなの議会

木古内町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日

JR江差線(木古内-五稜郭間)の三セク運営の利便について

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 竹田努

6番 竹田 努です。私のほうから3点、一般質問をしたいと思います。まず1点目でありますが、JR江差線(木古内-五稜郭間)の三セク運営の利便についてであります。平成28年3月から、北海道新幹線の開業と同時にJRいまの江差線が三セク運営となります。三セク運営になることで、多くの町民からはいままで以上の利便、このことを求められているところであります。昨年の12月定例会では、第5次木古内町振興計画を踏襲し、向こう10か年を見据えた第6次の木古内町振興計画が策定され、まちづくりの目標として「北の大地の福祉都市 きこない」これを掲げたところであります。JR北海道から分離される三セク運営については、北海道と2市1町で構成される幹事会や協議会を経て、我が町の総合交通体系調査特別委員会に報告がありました。その議論の中でも、高齢弱者のかたでも利用が可能な整備を訴えております。階段を利用しないで乗り降り可能な1番ホームの活用方法について、再三にわたり主張してまいりましたが、協議会では1番ホームを使用するためには出発信号機の新設や連動装置の改修、自動進路制御装置の改修等に相当な費用がかかり、それを当町が負担しなければならない、こういう説明でありました。我が町にとっては、これ以上の財政負担増は厳しいものと思っていたところであります。だが、その後の状況は大きく変わってきております。この大きく変わったという部分については、まずは、木古内町の無人駅が有人駅になるということで、人員の配置です。当初から、この部分については無人ではどうなのだと。列車の出し入れをしなければない、車庫入れもあるのに運転手1人で、あとは信号の指令で全部賄うのかと、本当に心配な部分もありましたけれども、これもやっぱり財政の負担増になるというようなことでこの部分については、強調しなかったわけでありますけれども、その後の状況から有人化になる。そして、安全性を確保するために、いままで50名のJRの職員を80名にすると、その人件費をどうするのだという部分を考えると、これはやっぱりトータル的にもう一度要検討をしなければないということであります。第11回総合交通体系調査特別委員会で、いま言いましたように、1番ホームが不要となるために撤去をするとこういう協議会の報告がなされました。この大きく変わった状況を踏まえ、階段を使わないで乗り降りできる方策をもう一度再考すべきと考えますが、町長の考えを求めます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

6番、竹田努議員のお尋ねにお答えをいたします。並行在来線の三セク運営に伴い、最も利便性の高い1番ホームの利用ができないという現状から、ほかにどのような方法があるのかを検討しておりますが、まずはエレベーターの設置ということを考えました。これは、駅舎からホームに降りるのですが、ホームと階段との関係で構造上、無理だということがわかりました。また、ホームへ階段を利用することになりますが、身体のご不自由なかたが利用する乗用リフト、階段にリフトをつけて乗り降りするというこのリフトの設置を検討いたしましたが、このリフトの運転の際には、事故防止という観点から三セク会社の駅員の介助が必要になると。その配置が困難であるということがわかりました。三セク会社では、木古内駅には要員が配置されるわけですが、駅での業務は、主に発着列車や保守用車両の入れ換え、除雪車による構内の除排雪、駅構内の信号の取扱い、列車の誘導などということで、乗車券の販売など出改札での業務は行わないということになっております。三セク鉄道会社におきましては、現在運行している江差線と同じ状況で運行することを基本としており、協議会の幹事会におきましても、木古内駅の利便性を求める発言を再三してまいりましたが、困難であるということで、これ以上の進展は期待できないというのが現状でございます。

議員の質問 6番 竹田努

ちょっと言葉足らずでありましたので、ここで1番ホームが不要になるために撤去をするという。これは協議会の見解としての報告があったという部分をここに述べているのですよね。このことも含めて先ほど言った有人化の部分、あるいは人員増の部分での財政負担増。これを考えた時に、1番ホームを使うためにこの費用が5,000万円余りかかると。これも含めてトータル的に考えられないかという部分を求めたのですよね。ちょっと文章の中ではその部分が伝わらなかったということだと思いますけれども。私は、一番お金のかからないランニングコスト含めた部分を考えれば、やはり1番ホームを使うというのが一番ベターだとこう思うのですよね。もし、1番ホームを再考できないとすれば、やはり昇降機あるいはエレベーターこれをやっぱり町長は構造上できないと言いますけれども、あそこのホーム、階段。町長、最近列車に乗ったことがないからわからないと思います。ものすごい腐食ですよ、この写真で。あのままの階段でしたら使えない。これは私は素人ですからあれなのですが。そういうことを考えれば、新たにあそこに階段を作り直さなければないとすれば、構造上。それと、木古内町は終点という地の利、これをやっぱり活かすべきなのですよ。構造上できないと言いますけれども、もうこれ以上線路を列車が通過するわけがないのですから。函館から列車が入れば、あとは函館に戻るというか行くしかないわけですから。そうすれば、どうでもあの施設は使える。今度は三セクの施設になるわけですから。そういうことを含めて、十分やっぱり検討すべきだとこう思うのですよね。町長だってすごくやっぱりその部分については、言い方は悪いけれども、片手打ちではないかなと思うのですよね。町長は256、これを見てもわかるように、町長だって将来を見据えて平屋の住宅を建てて、将来階段は厳しくなるという部分を想定しての住宅建設。「町長はやっぱり高齢福祉には特に感心を持っているのだなと」というふうに私はそういう理解もしていたのですよね。それと、スカイロード・自由通路については、エレベーターもつくしエスカレーターも設置になる。住民要望の中で、「エスカレーターをつけてください」と言ったら、二つ返事でOKしました。1億円投資しなければならない。そしてそのあと、ランニングコストもかかる。スカイロードを使って駅に行って乗り降りするにしても、今度は足で階段を下りなくてはならないのですよ、上がらなくてはならないのですよ。そこはもし1番ホームが使えないとすれば、何としてでもそこの手段を考えるべきではないですか。やはり町長、執行方針でも高齢化率42%、去年から見れば2ポイント上がっているのですよ。去年39.何%、約40%。それが42ですよ。新幹線開業時には45%、その3年後には50%。これを踏まえた時、「高齢者のかたには三セクを利用しないでください」というのと同じではないですか。いまは高齢者ばかりではなくて、結構若い人でも車椅子あるいは杖をそういう装具を使わなければ階段、ステップですとか歩けないというかたも多いわけですから。そういう部分を含めて、この部分については十分再考されるべきを考えますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

まず、1番線が三セクでの現、気動列車が使えないというのは理解いただいたと思います。理解していなくてもそのような協議。(「休憩」と呼ぶ声あり)

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

お尋ねにあります1番ホームの利用につきましては、三セクの協議会の中で利用が不可能だという結論になっておりますので、委員会での報告をしたとおりでございます。また、それに変わるエスカレーターあるいは昇降機の検討をしましたが、それもできないということがわかりましたので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 6番 竹田努

エレベーターも無理、階段の昇降機も無理とすれば、これは例えば構造上できない。先ほど前段にも言いましたように、終点の地の利、木古内町は終点なのですよ、ここ。そこは何とかなりませんか、例えばもう一度。町長、第3回の交通体系の時に財政負担の部分については、協議会に対して「そこは戦場だ、命をかけて木古内町の町民のために頑張る」と言いましたよね。やっぱりその意気込みというか、木古内の町民が利用できない施設をなぜ。ですから先ほど言いましたように、片手落ちというのが自由通路はエレベーターもありますしエスカレーターもあります。いいのです、駅舎に。函館に行く汽車に乗るといったら、足の悪い人は階段を下りられない。「そういう人は三セクを利用しないでください」ということになるわけですよ。もう一度その辺。これは別の場もありますから十分再考していただきたい。それと早めに、先ほど写真を見せましたけれども、ここの階段の施設、技術屋さん含めて確認をして。あのままで補強して使えるのか、もっとやっぱり階段を長くして何とかいまの階段を使わないで上り下りできるようなものができないのか、もう一度やっぱり現場を見て再考していただきたいことを言いまして、1点目はこれで終わります。

出典:木古内町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる