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木古内町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日

高齢者向けの肺炎球菌ワクチン及びインフルエンザワクチンに係る医療費の負担軽減措置について

聞いた人
新井田昭男 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 新井田昭男

8番 新井田です。平成26年第1回定例会において、一般質問をさせていただきます。冒頭に、我が町も新幹線開業までまさに最終章段階にきており、町長も町政執行の中で、北海道新幹線の開業効果を最大限の活用や関連する事業に職員一丸となって取り組むとしております。まさに、町民が大いに期待しているところであり、来たるべく開業に向け、初志貫徹の中、誠心誠意取り組んでいただきたいと思います。また、木古内町第6次振興計画に沿った町政執行方針では、多岐にわたり政策が説かれ、まさにことし1年の思いが相当に感じられる内容と感じております。そういう中で、今回の町政執行の中で、第1章 福祉・医療・保健について約4ページにわたり、各方針説明が記載されておりますが、今回は、今回の質問は、高齢者医療について質問とさせていただきます。それでは、質問に移りたいと思います。高齢者向けの肺炎球菌ワクチン及びインフルエンザワクチンに係る医療費の負担軽減措置について、次の3項目についてお願いします。一つは、当町の高齢者率は42%に達しており、全国・全道の平均を大きく上回る状況の中で、我が町の高齢者はどの程度肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンを利用し、予防接種を受けているのか現状はどうなっているのでしょうか。二つ目、当町の医療機関で肺炎球菌ワクチンを接種する場合は、7,000円の自己負担となっていますが、他町では70歳以上のかたは1,000円の自己負担で対応しているなど、負担額については他町と比較した場合に相当な差があると感じております。我が町も、条件付きでも負担額について軽減措置が図れないのか伺います。三つ目として、現状、インフルエンザの予防接種料金は、町からの補助で就学前までは無料となっていますが、就学後13歳までは2回の接種が義務づけられております。医療機関によっては1回目は2,600円から3,000円、2回目は1,300円から1,500円の自己負担となっております。また、13歳以上から大人までは、1回の接種で2,600円から3,000円と医療機関関係によって自己負担額は異なっていますが、町からの補助で、高齢者は保健福祉課が発行する受診券を持参した場合は1,000円の自己負担となっております。今年度からは小中学生まで無料化を拡大していますが、高齢者に対するさらなる軽減措置を図ることはできないのでしょうか。高齢者に対する疾病予防を含め、人口減や定住対策の推進にもつながるものと考えますが、町長の見解をお伺いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

8番 新井田昭男議員のお尋ねにお答えをいたします。高齢者への医療費軽減策についてのお尋ねでございますが、はじめに、肺炎球菌ワクチンの予防接種の状況につきましては、任意接種となっておりますことから、予防接種を受けることは本人の選択となり、受診人数においては、町内外を含んだおおよその数値より把握ができないのが状況であり、正確な人数につきましては申し上げることができません。また、インフルエンザの接種につきましては、平成25年度の実績におきまして、当町の65歳以上の高齢者では、965人のかたが受けております。次に、肺炎球菌ワクチン接種の軽減措置につきましては、現在、国では、高齢者の肺炎球菌ワクチンの任意接種を、これからは定期接種化に向けて検討を進めており、10月頃までには、国の方針が示されるということになっております。こうしたことから当町といたしましては、今後、国の方針が示された時点で、負担軽減の実施について検討したいと考えております。次に、インフルエンザ予防接種の軽減措置につきましては、現在、当町では、独自の事業として、除雪サービス・屋根の雪下ろし等の助成・ショートステイ・生きがい対応型デイサービス・緊急通報システム整備・医療機関送迎バス・移送サービスなど含め、多岐にわたる高齢者福祉サービスを実施しております。また、これら町独自の事業の展開には、福祉サービスの基本的な考えとして、長期的に、かつ継続して安定したサービスを提供し続けることが必要でありますので、財政的負担も含め、総合的に判断していくことになります。こうした中、今日、これまでの国や北海道の福祉政策が、市町村への権限委譲という方針に進んでおり、自治体負担がこれまで以上に増加しておりますことから、当町におきましては、限られた財源を有効に使い、各種福祉サービスへの提供を進めるかを十分に検討しつつ、事業を展開してまいります。したがいまして、お尋ねのインフルエンザ予防接種の負担軽減につきましては、今後の研究課題とさせていただきます。

議員の質問 8番 新井田昭男

町長、どうも答弁ありがとうございます。いまの町長の答弁の中で、やはり、いま私はちょっと冒頭持ち上げる時に、きっと一つ返事で「うん」と言ってくれると、こういう内容かなとは思っていたのですけれども、あにはからんや非常に前向きではなく、そういう答弁というように感じました。要はやはり、これは任意ですとか国の政策が云々ということはもちろん確かにあると思います。先ほど、町長は町政執行の中でも、「福祉に関してはいろんな事業を展開しているのだよ」と。あるいは「こういうこともしていた、ああいうこともしている」、その中でいろんな限られた財政の中で、それをうまく活かしていかなければない、それはわかりますよ。しかしながら、この実態はやはり高齢者というのは、町長も言われるままなのですけれども、国の政策とは言え、国民年金あるいは厚生年金、こういう年金生活の大変失礼な言い方かもしれませんけれども、お許しをいただきたいのですけれども。こういう年金暮らしをされているかたが、どの程度かというのはちょっと数字は掴んでおりませんけれども、介護保険これは否応もなしに差っ引かれるわけですよ。そういう中でなお且つ、いま例えば高齢者向けは医療負担が3割ですか。4月から今度は、74歳から2割ですとかそういう状況になってきているわけですよ。そういう中で、年金生活の中で、「いわゆる肺炎球菌を受けたいけれどもいろんな諸事情があって受けられないです」とか。あるいは「インフルエンザを受けたいのだけれどもどうしても生活のことを考えるとね、ほかよりは高いしね」、いろんな状況がある中で、そういうことがやっぱり多々あるわけですよ。実際、声として聞こえてくるのですよ。そういう部分は、全てがたった二つですよ、いま私がお話をしているのは。この二つの医療に関して、1万円を5,000円ですとかにしろということではないわけですよ。あくまでも例えば、1,000円の自己負担をどこに行っても、町内の医療関係に行ったら1,000円でやれるですとか、あるいは条件付きでいいと私は言っているわけですよ。こういう状況の中で、どうしてもやもやとした答弁しか出てこないのかなと私は不思議ですね。町長が諸手を挙げて言っている北の町云々、木古内福祉都市云々と、木古内ですとかと諸手を挙げて言っているではないですか。これは一体どういう言葉なのだろうかということをやっぱり思わざるを得ないですね。非常にやっぱり、ことに子どもさんに関しては、「ことしから小、中まで無料化するのだよ」と、大変立派なことですよ。しかしながら、お年寄りに関しては一体いろんなことはしていますよ。いろんなことはしているけれども、ただこういう医療的なものに関しては、あまり協調性のない方針を打ち出しているのは事実ですよ。見てのとおりです。だからそういう部分というのは、何も「あれもしなさい、これもしなさい」ということではないのですよ。こういうことが最終的にはここには最後に述べていますけれども、先ほど平野議員さんも言っていましたけれども、まさにこういうことが人口減あるいは疾病予防も全部含めて、リンクしてくるわけですよ。なぜ、そういう弱気と言えば大変失礼な話ですけれども、どうしてこういうことがお年寄りに対してもサービスというかそういう部分がいままで「経済難、経済難」ということで、ずっとある期間は頭打ちになってきた部分があるわけですよ。そういう中でいまやっと、いろんな新幹線絡みもあります、確かに。いろんなお金のかかる部分はわからないわけではない。しかしながら、たったこの二つの肺炎球菌やらインフルエンザの部分に関して、一つ返事で「わかったよ」と言ってくれると思っていたのですね。そういうことを何かいろいろ、私がわからない部分ですとか行政が携わるオール行政の中で、本当に微々たる項目かもしれません。しかしながら、我々住民としてはことにお年寄りはいろんな諸事情があって、受けたいけれども受けられないということが先ほど言ったようにあるわけですよ。その辺を踏まえるならば、もう少し前向きな答弁として返ってきてもいいのではないかなという気がしたのですけれども。もう1回、この辺をご答弁を踏まえていただきたいと思いますけれども。よろしくお願いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

高い期待に応える答弁ができなくて、大変申し訳なく思います。現在、町独自で進めている事業というのは、ほとんどが当町独自の財政の中から負担をする事業となっております。平成14年当初から大変財政が厳しくなってきたことから、やりたいという施策が思うようにできなかった時代がしばらく続きました。その中で、保育料を値上げするなど保護者の負担にもつながるような逆戻りの施策もすることになりました。そうした中で、少しずつ財政の安定化とともに高齢者に対する福祉事業も進めてまいりました。しかし、先ほど申し上げたいくつかの事業は、いっぺんに行った事業ではありません。その都度、その都度、長期的に継続的に安定した事業ができるかを見定めた上で事業決定をし、その翌年度の実施に向けて進めてきた、それが先ほど申し上げましたいくつかの事業となっております。お尋ねにあります事業につきましても、わずか二つであろうということでございますが、これも時期を見ながら進めていくこととしております。最近の傾向は、これまでは高齢者のほうに若干比率を高くしておりました。ここ数年は、乳幼児あるいは児童に対する支援を少し厚くした政策にしております。これは、皆様方のご意見を十分受けまして、少子高齢化、子どもがいなくなるこういったことに対する人口減等の心配から、できるだけ児童のほうにまた子どものほうに力を入れるような施策となっております。繰り返しになりますが、肺炎球菌ワクチンにつきましては、現在は、福島町と知内町でそれぞれ助成をしておりますが、渡島管内ではほかの自治体ではしていないという現実。そしてまた、10月には国の指針が示されます。そうした中で、当町としての負担軽減の実施を考えたいと思っております。また、インフルエンザワクチンでございますが、確かに「中学生まで無料にしたではないかと、わずか1,000円ではないか」と、こういうことでございますが、これにつきましても、今後、毎年10年間の財政収支計画を立てながらの計画でございますので、またいつの時点かでこの無料化についても実現できるように努力してまいりたいと思っております。

議員の質問 8番 新井田昭男

そうですか。でも、町長がいまおっしゃったように、一時期はいわゆる「高齢者向けの施策はやったのだよ」と。いまは、いわゆる子どもさんに対する助成というかそういう思いをしているのだということは、それはそんなのは当たり前の話ではないですか。何もそんなの大きい声を上げていうことではないです。行政として当たり前の話ですよ。だから、世の中やっぱりころころ変わっていくわけですよ、施策もそうですし。そういう中で、やっぱりいま現状が皆さんこうやって高齢者が困っているんだという部分を聞くのが行政であり、我々が代弁することですよ。そういうことが国の政策を見てどうたらこうたらと、それはわかります。行政の言わんとするのはわかりますよ。それでなお且つ、財政難というのはいまはもうそんなことは通用しませんから。お金がないからやれないのでは済まされないないのですよ。そういうことではないけれども、でも何かやっぱり聞いてもいわゆる前向きな考え、考えるというお話でしょうけれども、何か遙か彼方のことでそんな思いのような答弁に聞こえるのですよね。非常にやっぱりそういうことは残念なことだなというふうに思っています。ただ、いろいろ方針的な部分は当然あるでしょうから、ここでいますぐ回答を出してくださいですとか、そういうことは本来は期待しておりましたけれども、町長の考えもそういうことであれば、これ以上。ただ、この先もこういうことに関しては、やはりその機会を設けながらこちらとしてもまた行政にはいろいろお願いをしたり、そういうことで進めていきたいと思っております。大変ちょっと、答弁は私の意図するところとかけ離れたことになりましたけれども、これで取りあえず考えるという形で承って、これで質問を終わりたいと思います。冒頭に述べたように、この先の大業に向け、町長手腕を遺憾なく発揮をしていただき、残念な遺憾にならないように、何事にも誠心誠意の対応を期待しまして終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:木古内町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる