みんなの議会

森町議会 平成28年第1回 9月会議 2016年9月1日

海岸のごみ問題について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 宮本秀逸

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。海岸のごみ問題について。森町は、古くから内浦湾の水産業を基調として発展してまいりました。近年はホタテ養殖が主軸となり、ここ数年は海外への輸出もあり、その生産額も増大した反面、温暖化や水質の悪化、外来生物による被害等が大きな問題となっていると聞きます。漂着する破損した漁具の一部や不用となった生活用品、飲料缶類等々の海岸のごみ問題も深刻で、これまでも幾度となく取り上げてまいりましたが、解決には至っておりません。環境問題は、近隣町や道、多くの団体等とも連携して取り組まなければならない大きな課題であり、終わりなき闘いであるかもしれませんが、まず森町から率先してごみの収集、処分に取り組むべきと考えます。次期町長選に立起表明された梶谷町長のこの問題に対する今後の取り組みの決意と具体的な策を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

宮本議員からは、海岸のごみ問題についてご質問いただきました。お答えします。森町は、豊かな海の恵みを糧として発展を続け、近年では海外との活発な取引に対して町といたしましても衛生管理の向上に積極的に支援をしております。課題としてはたくさんありますが、広範囲にわたる海岸に海流や風向きなどの要因によってさまざまなごみが打ち寄せられていることも解決すべきことであります。景観保護や海岸を訪れた人のけが防止を初め、基幹産業である漁業の衛生管理と密接に関係することから、町としましても議員ご提言のように大きな環境問題でもありますごみを捨てないという多くの方々の意識改革につながる対策の必要性を強く感じております。このため漁業の拠点となる1港湾6漁港にはごみ捨て禁止の看板の設置を初め、漁業者みずからも清掃活動に取り組んでまいったところでございます。また、今年は夏休みに入りました8月1日に森っ子学童保育クラブの小学生22人と漁業関係者による森港湾清掃を実施したところです。小学生が汗を流しながら袋いっぱいにごみを拾う姿を見て、漁業者の心に海や港をきれいにという意識の醸成を図る一因となることを期待しております。この取り組みにつきましては、今後は学校の理解と協力を得ながら、町内の全小学校を対象に自分たちの力で美しい環境をつくる意識向上のために継続して取り進めてまいりたいと考えております。私は、森町の未来を語る子ども議会において質問されました噴火湾の汚染対策に対する子供たちの真剣な意見を非常に重く受けとめております。既に取り組みは始まっており、環境美化継続は当然のことであると考えておるところでございます。今後も内浦湾を共有する近隣町を初め、漁業関係団体等に積極的に働きかけ、改善につながるよう取り組んでまいりたいと思いますことを申し上げ、答弁とさせていただきます。以上です。

議員の再質問 15番 宮本秀逸

再質問させていただきますが、これまでも取り組んでまいられたというようなことでございますけれども、私もこの長い海岸線をどのくらい掌握しているかということを逆に言われたらそれほどでもないのですが、見た感じのところは恐らく大方の方がほとんど同じ気持ちになるくらいいわゆるごみが充満しています。充満しています。子ども議会の話もされましたし、そういった取り組みも当然大事だと思いますし、やっていただかなければならぬわけですけれども、どうでしょう、町長、私本気で海岸からごみを一掃するのだという運動をやらない限り、次につながっていかないと思うのです。ごみ集めたとしたら、その処分の問題が当然出てまいりますので、大きな問題であるということは想像するわけでございますけれども、私の小さな知見からしましても、ごみを一掃するなんていうことは大変な努力が必要だというようなことは理解できるわけです。去年の6月の一般質問でも同じごみ問題を取り上げたりしましたが、これは丘の上のごみの話でしたけれども、この海岸のごみ、恐らくもとの所有者が誰かということはなかなか特定しづらいことなのですけれども、誰かがやっぱりやらなければならないわけです、誰かが。それを行政がやるのが正しいかどうかはまだわかりませんが、あらゆる人たちが取り組んで、森町に住む全ての人たちが取り組んでいかない限りこのごみ問題は解決しないというのが私の思いなのです。先ほども第1次総合開発振興計画ありましたけれども、表紙にスローガンとして書かれております。みんなで創ろう海と緑の理想郷森町、こころふれあうはつらつした爽やかなまちというのがあります。海と緑の理想郷、あそこを見たらほど遠いです。ほど遠い。海の水の汚染についてもさまざまな角度で言われておりますし、これももちろん簡単にはいかぬでしょう。生産業絡んでくるわけでございますから。だけれども、どこかで本気で取り組む必要があると思うのです。中でもごみの収集につきましては、これは可能だと思っているのです。例えば1人で5メートル分のごみ拾ったとします。1,000人いたら5キロの分が拾えるわけです。誰か特定の人たちがやるということではなくて、この中にもありますように住民とともにやっていきましょうという話になっています。海岸の清掃、湖沼、河川、海の清掃について協働してやっていきたいとなっています。これ当たり前の話だと思うのです。クリーン作戦で毎春、毎秋丘の上のごみ掃除やるのですけれども、基本的に私はごみを捨てない人がごみ拾いやっていると思っているのです。ごみ捨てる人たちはやらないです、恐らく。そんなばかなことが今実際に行われているわけです。大人がごみを投げたのを子供たちに何とか拾ってくれみたいな話というのは、私は本末転倒だなと思うし、ちょっと筋違いかなと、こんなふうにも思うのです。やはり大人が責任とってこれは片づけていかなければならぬ問題だと思っているのです。だから、梶谷町政が今4年間終わろうとしていますけれども、今後4年間の取り組みを今さまざまめぐらせておられると思いますけれども、第一にやっていただきたいのは、本当に森町をきれいな町にするのだと。はっきり言って今の漁業に関してもさまざまな問題を聞きますけれども、ホタテも大変だと。海も汚れていると。魚もなかなかとれないということを聞きます。それが全て漁業者が悪いとかそんなこと言っているつもりでもないのです。これは、海も山も一体として考えていかなければなりませんから、そういった意味では全員で取り組むべき問題だと思うのです。先ほど申し上げましたように、例えば1人で1年間のうちで5メートルの幅をごみ集めたとします。100人で行けば500メートルできるわけです。もちろん来年になったらまた別なごみが来るかもしれません。1,000人で町挙げて取り組んでいきましょうという空気をつくったら、呼応してくれるいろんな人たちがいっぱい出てくると思うのです、子供たちをひっくるめて。そして、直接自分に責任はないのだけれども、取り組んでいこうみたいな、そういった慈善的な気持ちも芽生えてくると思うのです。そういったこともひっくるめて、梶谷町長の次の時代には俺の時代に本気でこれ取り組んだぞと、100%ごみなくしたぞという時代をぜひつくっていただきたい、こんなふうに思うのですけれども、もう一回お願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。通告からかなり広がりを見せておりますけれども、非常に理想であり、私も考えには同感するところはございます。そういう中で、まず今回は海の海岸のごみ問題ということで、ぜひともこれは、先ほども申し上げましたけれども、今後も取り組んでいかなければならない。しかも、これ国内だけの問題ではないのです。いろんな漂着ごみを見ていますと、当然海外のごみも非常に多いということから、最終的には世界規模の環境美化ですとか環境負荷を抑えるということで進んでいくものと思っておりますけれども、森町は森町としてこれに対して理想に向けて取り組んでいかなければならないと、そういうふうに考えております。そして、先ほど議員のご質問にもございましたように、ちょっと私と考え違うのが捨てている人は手伝わない、捨てていない人が一生懸命清掃活動をして、これでは本末転倒という議員のお考えなのですけれども、私は子供たちと一緒にそういう姿を地域の人、それからそういったごみを簡単に捨てる大人に見せて、その気持ちを変えていただくのが直接的な働きかけよりもかなりきちんと伝わるのではないかなという、そういう思いもございます。もちろんその方に対してももしわかっているようであればダイレクトにごみを捨てないようにと言うのが重複してもこれはいいことですから、どんどんやっていきたいなと思いますし、またとにかく海岸線も含めて、また人は嵐来るとすぐまたごみが寄ってくるということもございますけれども、そしてまたイタチごっこかもしれませんが、毎年毎年清掃する人間も、それから意識を持つ人もどんどん増やしていけば、最後に森町は非常に海から山まできれいな町になっていくのだろうなと、そういう思いを持っております。子供をだしに使って非常に申しわけないような気もいたしますけれども、子供のころはみんなごみは捨ててはいけないよ、ごみ箱に捨てるのだよということを守っているのですけれども、大人になってそれが変わらないように何度も何度もそれを手伝っていただきながら教育していくのも大事なことだなというふうに思ってございます。今後も役場といたしましてもいろんな機会を捉えながら海岸の清掃活動、もちろん以前にもご質問等でご指摘もございました不法投棄に対するそういうもっと強い取り締まり等も含めまして、町をきれいにする取り組みをどんどん続けていきたいと、そういうふうに思っております。今後とも議員の皆さん方にもご支援、ご協力をお願い申し上げながら、答弁とさせていただきます。以上でございます。

議員の再質問 15番 宮本秀逸

誰しもがこの問題についてはやっていかなければならぬという気持ちだけはあると思うのです。その気持ちの大小だとか決意の度合いだとかというのは違うかもしれませんけれども。私が本末転倒と言ったのがちょっと筋違いだとおっしゃいましたけれども、私は完璧に本末転倒だと思っているのです。何で捨てた人のやつを捨てない人が拾わなければならないのですか。だけれども、その姿を見せることによってというようなお話ですけれども、親の姿が子に映るということあります。昔から言われている。親の姿です。ごみ投げたのは親です。100%親です。それを子供たちが見て何と思いますか。これぐらいなら投げてもいいやと。海汚れていたって仕方ないだろうと。誰かやるだろうと、役場でそのうちやるだろうという子がやっぱり町長出てくると思いませんか。親の姿が子に映るというのはそれだと思うのです。私は、この際誰の責任、彼の責任ではなくて、梶谷町長なら次の4年間でやっていただけるなというような気持ちもありますし、子供たちを通して小学校に対してそういう働きかけもさっきやっていくとおっしゃいましたし、それも本当に大事なことだと思います、そういったボランティア精神というのは。と同時に直面している漁業者ももちろんひっくるめて、そうでない人たちもひっくるめて、ごみ問題を真剣に考えて、本当にきれいな海と緑の理想郷の森町をつくり上げていくのが梶谷町長の次の行政4年間の大きな仕事だろうと、こんなふうに思うのです。もちろん私らも言われたら、この辺でやるぞみたいなことを打ち出されたら当然手伝わなければなりませんし、リーダーとしてその先陣を切っていかれるのが町長だと思うのです。町長の呼びかけに対しては、多くの町の人たちが賛同してくれると思いますから、ぜひそれは進めていただきたいと思います。その決意を私は聞きたくて最後にこれを申し上げたのです。そういうふうに書いていますよね、私の質問に。ちょっと拡大したと町長おっしゃいましたけれども、拡大は全くしていません。同じこと言っているのです。ごみ拾ってしまいましょうというようなことを言っているだけ、誰が捨てたかわからぬけれども。森町なのです。そのごみの町の町長なのです。ごみ町の町長なのです、今は。それをごみを完璧に拾った町長というようなことになったほうが梶谷町政として一番成果として見えるとも思いますし、今その分岐点に立った時代だというふうに私は思っているのです。そういった意味で申し上げましたけれども、俺の時代に100%一回なくしてみせるぞという気持ちをぜひおっしゃってください。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。非常に応援のようなご質問をいただいて大変感謝をしているところです。このようになれるように今努力して、来月の進学の試験にパスしてまいりたいと、そういうふうに思ってございます。その暁には町を本当にきれいにする、美しい森町、今までもいろんなお答えをさせていただいておりますけれども、今後観光地としても森町は非常にすばらしいポジションにございますので、そういう町が海岸行ったらごみだらけだと、それから谷底見たらごみだらけだと、そんな恥ずかしい町にはしたくございませんので、いろんな面で努力してまいりますので、どうかご協力をよろしくお願い申し上げながら、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。以上です。

出典:森町議会 平成28年第1回 9月会議 2016年9月1日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる