木古内町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月14日
我が町のエアコン設置状況と今後の計画について
- 聞いた人
- 鈴木慎也 議員
- 答えた人
- 町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 鈴木慎也
8番 鈴木慎也です。1.我が町のエアコン設置状況と今後の計画について、一般質問させていただきます。平成30年度の都道府県別熱中症による救急搬送状況では、東京都が3,502人と全国1位で、北海道は学校のエアコン設置率0.3%と全国47都道府県で最下位であるにも関わらず、搬送数が393人と全国32位となっています。また、盛岡では体育館での全校集会後に11人の生徒が熱中症の症状を訴えて病院に搬送されたり、愛知県豊田市では校外学習中に小学一年生の尊い命が熱中症で奪われました。本来であれば学校の全教室に、エアコンを導入することを望みますが、財政負担が大きく、我が町のみならず全国的に財政難がエアコン設置の障壁となっております。国は、学校施設環境改善交付金としてエアコンの設置に3分の1の額を補助していますので、今後は有効に活用すべきと考えます。エアコンは贅沢品ではなく、必需品であると考え、子ども達が教室や体育館で適度な室温で学べる環境整備作りを望みます。関連して熱中症のリスクが高い保育園、高齢者が利用する施設等の施設についても伺います。(1)我が町の公共施設のエアコン設置状況について。(2)小中学校及び公共の施設にエアコン設置の計画はあるのか。(3)保育園、高齢者が利用する施設等にエアコン設置または助成制度の考えはあるのか。以上でございます。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
8番 鈴木慎也議員のお尋ねにお答えをいたします。はじめに、当町の公共施設におけるエアコン設置状況につきましては、10の施設に設置しております。このうち、道の駅と国保病院、この二つの施設は全館対応の設備で、ほかの8施設は各所に計22基のエアコンが設置しております。主な設置状況につきましては、特養いさりびの各ステーションと通所リハビリ、学童保育施設の施設内、健康管理センターの診察室と電算室、役場と小学校のサーバー室とパソコン室などに設置しております。次に、エアコンの設置計画につきましては、夏の暑い時期には気温の上昇もありますし、夏休みがあるのですが、夏休み期間中と重なっていること。また、学校環境衛生基準これによりますと、冷房を必要とする気温が28度以上となる日とありまして、これが極めて少ないこと。こうしたことから、設置の必要性は低いと考えております。したがいまして、現在のところ小学校、中学校の施設への設置は考えておりません。ほかの公共施設につきましては、町内会館等の施設への設置計画はございませんが、現在、公民館・スポーツセンターの内部設備等の改修計画の設計を行っており、この中で冷暖房設備の設置を計画しております。また、公共施設全般の冷暖房設備の設置につきましては、災害時の有事の対応を見据えて、計画的に設置を検討してまいりたいと考えております。次に、保育園につきましては、社会福祉法人が運営をしておりますので、町が直接エアコンを設置する考えはございません。設置につきましては、保育園の経営の中で判断するものと考えており、現在のところ、助成についても検討はしておりません。また現在、国や道の補助事業にも該当していないことを確認しております。次に、健康管理センターにつきましては、現在、未設置の高齢者を対象とした生きがい教室、あるいは健康マージャン教室などを行う保健指導室がございますが、ここに設置を検討しております。次に、民間施設の状況につきましては、グループホーム杉の木別館、旧老健施設跡でございます。この別館及びデイサービス杉の木は、エアコンが設置されており、グループホーム杉の木本館、かつて病院だったところですが、ここには設置されておりませんが、各部屋の扇風機による対応で利用者の体調管理に支障はないと伺っておりますので、町としては助成する考えはございません。以上でございます。
議員の質問 8番 鈴木慎也
(1)のエアコン設置状況、いま現在10の施設でということで、ご答弁いただきました。この設置状況は確認できたのですけれども、小学校の衛生28度以上が少ないですとかいろいろ法的な部分はあるかと思うのですけれども、我が町の設置基準というのがあるのかどうなのかというのを(1)の再質問としていたしたいです。私は小中学校の教室、先ほど公民館・スポーツセンターというのを計画設計中だという話もありましたが、こちらもスポーツセンターの実情ですと夜間利用されているかたです。窓を閉めて運動をされています。その理由と言いますのが、一つが虫が入ってくるというのも一つの理由かと思います。ただ、網戸がないものでオープンにしてしまうと虫も入ってきてしまうしということで、網戸もないから窓も開けられないと。ですので、先ほど町長おっしゃったように、確かに北海道木古内町と地域的にはほかの日本の地域と比べて涼しい場所ではあるのですが、熱中症というのは閉めきった室内でも起こりやすい。ひと昔前は、よく夏の暑さや太陽の陽があたって日射病と呼ばれていた時期がございました。ただ、2017年から必ずしも太陽にあたったから日射病になるということではなく、特に高齢者のかたはエアコンを使用せずに寝ているうちに発症してしまうということもございますので、この公民館・スポーツセンターの設計の段階ということなのですが、何とかエアコンを設置する方向で進めていただきたいなと思っていますし、全ての避難場所・各町内館が必要であると考えています。あと、役場庁舎内に関しては以前、職員のかたとエアコンが役場内にあったらどうだろうかという立ち話をしたのですけれども、ただその時にほかの公共施設がエアコン整備されていないのに、役場だけ整備されるというのもやはりどうなのだろうかというような非常に謙虚な職員のかたとちょっと話をさせていただいた経緯があるのですけれども、ただ視点を変えると来庁されたお客様に涼しい庁舎内で、それをおもてなしの一つになるのかなと。あと、職員の皆さんも涼しい環境でぜひ仕事の効率をいままで以上にアップしていただきたいなとそういう思いもありますので、いま一度公共施設設置基準しっかりと考えていただきたいなと思っています。それで(2)の小学校、いまのところありませんと設置する計画はございませんということだったのですが、エアコンは何も冷房・ドライ・除湿だけではなくて、我が町は春にも秋にもストーブを使用する地域でございます。ですので、先ほど町長からありましたけれども、春・秋に本来であれば灯油の燃料を使ってストーブをつける場合もエアコンの暖房を使用することで、燃料費コスト削減になると私は思っております。そのあたりもしっかりと検証されていただきたいなと思っております。あと、いま(2)の再質問なわけでございますが、学童保育所にエアコンを設置したといういうのは、各委員会行政側と議員側でいろいろ議論をしながらつけさせていただいたという部分はあるのですけれども、この電気代のもちろんランニングコストというのもかかってきますので、年間4月からまだ年間出ていないかもしれないのですけれども、電気代ランニングコストどうだったのかなというのが一つ思っております。学童保育につけたタイプであれば、50万円程度だったかと記憶しておるのですけれども、小学校・中学校これが大きな市みたくたくさんの教室があって、たくさんの学校があれば財政負担が数億円ということは理解するのですけれども、我が町の規模で考えるならば数百万・数千万の予算で私は対応できるのじゃないのかなと思っております。要は、子ども達に予算をかけられる町なのか否かなのかなと私はそう思っていますし、そもそも子ども達に少しでも良い環境で学びの場を提供したいと思う一方で、お金をかけられない地域に私はやはり将来はないのじゃないのかなと。エアコンに限らず子どもにかける割合を増やすべきだなと思っております。ただ、いま現在、小中学校で熱中症にかかりましたよと緊急搬送されましたよという報告は受けていないのですが、ただ少しでも良い環境で学んでほしいと。予算も数億円かかるわけでもなく、もしかしたら数十万・数百万で対応できるものもあると私は思いますので、小学校に関しては問題があるから解決をするとそういう思いで、もう一度町長のご答弁をいただきたいなと思います。(3)こちらは保育園は、助成は考えていないということと、関連の施設は扇風機で対応しているというご答弁でしたが保育園も今後、認定保育園など新しい施設が建ったり新しい方向になる段階でぜひとも新しい公共施設、若しくは子どもがいる施設、高齢者がいる施設に関しては、必ずこの冷暖房のエアコンを設置すべきだなと思っております。3点まとめてみますと、(1)の再質問としては、いま一度もう1回状況を確認したのですけれども、検討の余地がないのかというのを聞いてみたいです。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
何点かございまして、件数がはっきり確認できなかったのですが、まず各施設への冷暖房設備でございますが、中央公民館先ほど申し上げましたように現在、設計中でございます。ここでは、平成30年度中に設計を行い、さらには改修をしていくという機械設備がありますが、このほかに本体ですと26年度に設計を行ったのですが、財源の確保ができていないのでいまローリング中とこういうことで、ここら辺も財源の確保を考えながら冷暖房設備の設置について考えていかなければならないと思っております。参考までに申し上げますと、学校環境衛生基準これが改正になりまして、町としてはどういう基準でやっているのだという質問でございますが、平成30年の4月1日から教室等の気温というのが17度以上28度以下とこのようにこれが望ましというふうにされておりますので、当町におきましてもその改正にあわせた考え方で進めております。また、渡島管内ではよその町のことを言っても仕方がないのですが、普通教室にエアコンを設置している小中学校は一校もありません。だから、ここもないのだということにはなりませんが、参考までにお伝えしておきます。また、渡島管内においてことしの6月から7月までのデータですが、熱中症の疑いで学校から病院へ搬送された人数は5人でございます。確定診断を受けた人はいないのですが、搬送者の内訳は部活中にグラウンドから搬送された人が3人、プール授業中で2人となっておりまして、教室での搬送者はおりません。こういったことなども参考にしていただければと思います。そして、保育園でございますが、保育園両園に確認をしております。この中で、室内では扇風機を使用していると。そしてまた、屋外では町民プール、それから園庭、園の庭です。園庭にビニールプールなど、そしてまたタライ、こういったものを使って水浴びをしているということです。また、ことしの夏熱中症になった児童は、両園にはいないということを確認しております。こうしたことから現在の計画では、先ほど申し上げたとおりでございます。高齢者施設につきましては、民間のほうがどうも充実しているようでございます。ただ、当町におきましても、病院の施設につきましては、全て完備していることは先ほども申し上げましたし、旧老健施設の現特養施設については、改修によって整備が行われているということでございます。
議員の質問 8番 鈴木慎也
町長の答弁でだいたい理解はいたしました。ただ一つ、またまた再三のことになるのですが、エアコンというのは我が町では春・秋暖房の役割もする。我が町の子どもの数、高齢者の数を考えればさほど膨大な予算がなくても対応できるものもございます。ですので、より良い数少ない子ども達の環境整備を整えるためにも、いまはそちらの答弁を受け止めますけれども、今後とも子ども達の環境をより良くするために、今後も検討検証を行っていただければなと思います。以上で、終わります。ありがとうございます。