松前町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日
漁業が松前町の基幹産業であり続けるために!(漁業振興策は、三位一体で!)
- 聞いた人
- 梶谷康介 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 梶谷康介
みなさん、おはようございます。私も、老人という言葉に抵抗を感ずる一人でございます。今日の一般質問は、松前の漁業が基幹産業であると、そうした形をどうやったら継続していけるのかと、こういう表題で一般質問通告させていただきました。これまでもこの表題に関する一般質問、あるいはいろんな意見交換等をさせてきていただいてきておりますが、そうした議論の中心になる基礎資料、松前町の漁業の実態を把握するための基礎資料を私なりに作成してきております。その節は、担当課の職員の皆さんのご協力をいただきましたことを心から感謝したいと思います。この一般質問通告にあたりまして、松前のこの基幹産業である漁業が、どんな経緯を経て今日に至っているか、そうしたものをこの資料に基づいて振り返ってみました。原口から江良、清部、それぞれ漁業協同組合を持っていました、これは大島村ですね。それから、小島に関しては茂草、静浦、赤神、札前、そして館浜と、これが小島漁業協同組合。更には松前は、建石から東朝日まで、これは松前漁業協同組合。更に、大沢地区におきましては、上川、大沢、そして荒谷、白神と、これが大沢漁業協同組合。振り返ってみますと六つの漁業協同組合がそれぞれありました。その実態は、この資料をひもといて検討してみますとね、正に基幹産業なんですよ。それぞれの部落に、表現が悪いですけど、その地域に独自の漁港を抱えております。現在13港ありますよね、それが今言ったような漁業協同組合傘下の下にそれぞれ存在して、既に先に質問した時点では777億円という投資をしているという表現をしましたけども、おそらく現在では800億超えているんでないかなと、このように認識しております。当時から、その資料を振り返ってみますとね、やはり地域の経済を漁民が、漁港が生産高がどういう割合にあるかというのも、本当に基幹産業である、おそらく数字に置き換えると、8割以上がこの地域の経済を支える漁業生産の比率だったと。それがずっと変遷してきましてね、五つの漁協が合併して中央漁協ができあがり、松前漁協が一つ残って二つだったと。それが平成4年でしたでしょうか、5年でしたでしょうか、まとまって松前町に一つのさくら漁業協同組合が誕生したと。その当時は、漁業生産量は30億円以上ありました。これからも、この合併した組合が、事業目標として30億円というものを設定しながら今日まで鋭意努力してきております。しかしながら現実は、極めて厳しいと。本当にこの松前町経済を支える中において、この漁業がどれぐらいの割合になっているかということを厳密に計算してみますとね、本当に寂しくなるって言いますか、わびしくなるって言いますか、具体的に数字はさておきまして、生産高を見る限りでは10億超えたか、あるいは12億に届くか、そこまで落ち込んでおりますよね。それでも私は依然としてね、13港の漁港を持っている松前町の基幹産業は漁業であるという認識は、私は持っております。町長、いかがですか、これからの質問を続けていくうえにおいて、この認識がね、全く私と町長ずれてるようであればね、これは議論にならないのかなと思いますんで、あなたの認識をお聞かせください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
大変厳しい漁業の環境につきまして、ご質問をいただきました。本当に漁業協同組合の組合員が、昭和40年には2千370名の組合員がおりましたけど、平成29年には282人というふうな組合の数であります。本当に生産額につきましても多いときには50億を数えた時期もありましたが、29年においては10億を超えてると、少し超えたというふうな状況であります。本当に大変厳しい漁業の環境であります。しかしながら、松前町の基幹産業は正しく漁業というふうに思っておりまして、今までも基幹産業、水産、本当に支援をしてきているところであります。認識は同じだというふうに思っているところであります。
議員の質問 9番 梶谷康介
町長は、現在2期目後半に差し掛かっております。初めて町長に当選した際には、漁業振興をもってまちづくりと、力強いキャッチフレーズを持っておりました。今回のこの水産関係の予算ながめてみますと、前浜の状態、漁船漁業、スルメイカの状況、マグロの状況、そうしたものを見たときに、やっぱりこれからの松前町の漁業はつくり育てる漁業も大事にしていかなければいけないというようなことは、執行方針の中に謳っております。何年前になりますか、乙部の町長、あそこの町もね、やはりスルメイカに依存する度合いも大きく、更にはスケソウダラに依存した度合いが極めて大きかった。しかし、その状況が急変と言いますか、時の流れって言いますか、自然の変化と言いますか、状況が極めて悪くなった。そういう段階に陥ってね、町長はこう言ってんですよ、これは、道新に出ていた言葉なんですけどもね、浜の再生が町の再生であるという決意でおりますと。ですから、漁業振興には、これは育てる漁業にまい進していかなければいけないと。そういうことを数年前におっしゃってるんですよ。だから、町長、松前の石山町長が考えてると同じようにね、この前浜の漁船漁業の状態が悪ければ、やっぱりこれからの生き方としてはつくり育てる漁業に行かなければいけないと。考え方は私は同じと受け止めております。ただね、町長、私ね、昨日残念ながら言葉を交わすことできなかったんですけれども、そこにね、町長の決意が感じられないんですよ。当初当選したときにね、松前のまちづくりは漁業振興でっていう言葉がね、何かこうトーンダウンして、まあ、行政ですから、全体を見なければいけない、そういう中でまちづくりを漁業振興でっていう言葉はね、考え方として少し変わってきたのかなと思いますけれども、決してトーンダウンしてないですよね、どうですかね、町長、その辺は。お聞かせください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
執行方針の表現がトーンダウンにというふうにおさえられた、理解されたんであれば残念に思うわけであります。基本的には、本当にこう基幹産業、本当に大事な産業であると思っておりますので、今以上に力を入れて、つくり育てる、事業の転換に向けて、水産振興させていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。
議員の質問 9番 梶谷康介
かつて、去年の12月でしたでしょうか、我々の総務経済常任委員会がこの水産振興ということで所管事務調査を進めている。その間に漁業関係者との意見交換、懇談会って言いますかね、そういう席を設けて、いろいろお話した経緯がございます。その中で私感じたのは、強く感じたのはね、漁業者は本当に希望を失って、どうしたらいいだろうと、正に迷っている状態だ。そして、組合経営者の考え方も聞いてみますとね、これは私の感じ方ですよ、組合ありき、漁民ありきじゃない、組合ありき、組合を維持するために窮々としていると。だから、組合を維持するためには、自分達の漁業振興を進めて、そして生産を挙げて、それで組合を維持していくという考え方よりも、組合の帳尻を、表現悪いですけどね、帳尻を合わすために組合員に負担をかけていると。確かに、漁業組合の決算は黒字を維持しております。しかしながら、肝心な漁業者は窮々とした生活を送っている状態を考えますとね、松前町の漁業のあり方に疑問を持ちますけども、町長、この辺の現象をどう捉えております。お尋ね致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
今、ご指摘あったように、総務経済常任委員会での取り組みについてのお話もされておりました。私も議事録を拝見させていただきました。議事録を見ましても、いろいろかみ合わない部分があったような感じを受けて、議事録を読ませていただいたものであります。本当に漁業者の方と漁業協同組合との少しのずれも感じたところであります。しかしながら、大事なのは、私は組合の総代会でもいつも申し上げるんであります。そろそろ、漁船漁業も頑張ってますけども、地道にきちんと漁業経営、安定して漁業経営されている方も実はおりますので、いよいよこう視点を変えた漁業、正しく養殖事業、つくり育てる事業であります。そっちの方にシフト、大胆にシフトをしていくようなことも真剣に考える時期にきていますよというふうなことは、組合の総代会には、この話をさせていただいているところであります。いずれに致しましても、漁協と漁民と一体になって、目標を設定して進んで行くことが大事というふうに思っておりますので、町と致しましては、その支援を引き続き応援をしていきたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 9番 梶谷康介
町長、議会とね、それから行政が、町長とのこの松前町の漁業はどうあるべきかっていう議論はしてますよね。そして、この執行方針の中にもこの水産センターを中心にしながら、育てる漁業へも力を入れていきながら振興を図っていきたいってこと、はっきり言ってますよね。ところがね、今年ある席で、こういう松前町の有識者の方から言われたことは、松前町の水産の漁業の状態を、町長でも議会でもどう受け止めて、どう認識してるんだと。もっと真剣に考えたらどうだっていう言葉が出たんですよ。だから、それがね、どうしてそういう言葉が出てくるかと言うと、我々議会、そして町長真剣に取り組んでいても、その姿は町民なり、あるいは漁業者に正しく受け止められているかどうかっていう疑問も出てくるんです。更にはね、この水産センターだって、あれだけ経緯を、いろんな経緯を踏まえて今日をきちっと位置付けした。私はこれ正解だと思ってんですよ、今日の水産センターのあり方は。しかし、あすこで一生懸命コンブの種をつくり、更に今のナマコの生産を上げていってる、こういう姿もね、努力してる姿も逆に言うと、それだけ切羽詰まった状態であるならば、可能性のあるコンブなんてのは、もっともっと進んで行かなければいけないでしょう。あれが、あすこで止まって取り組んでる人は、人によってはね、1千万以上の水揚げ揚げてるって状態でありながら、窮々としている漁民がそれは全く触れないで、ただ困ってるっていうような状態があるとすればね、行政がいくら町長の執行方針の中にもあるように、水産センターをきちっと充実してこういう体制をつくってるんだから、つくり育てる漁業がね、前へ進むだろうという考え方では私は実結ばないと思うんですよ。ですから、我々、あるいは行政、更には漁業関係者がね、一致団結してこの漁業振興に取り組むためにはどうしたらいいかってことは、私この有識者の言葉を聞いて、更には今回水産行政の改革っていう大きな国の方針が決まりましたよね。ああいうものを見ているとね、今のままでは私は、いくら町長がトーンダウンしてません、漁業振興に私はまい進しますと言ったって変わりませんよ。原因は何だと思いますか。私はね、現場の体制が、例えば組合がね、自分達が、これよく解釈すればよ、よく解釈すれば自分達が漁業振興のためにはこういうことをやりたい、しかしながらそれができない状況にあるんでないのかなと。原因は何か、先程言いましたが原因は何か私考え直してみました。結局今の組合の形がね、自治体で言えばね、再建団体と同じでしょう、経対協の傘下の下に置かれて、自分達のやろうと思うことが意のままにならない、結果的に組合の経営の帳尻を合わせることに専念している。今までもね、私組合の事業計画っていうの毎年度水産課の方から資料いただいて見てますよ。どこにも漁業振興っていう形が出てこないの。私はそう受け止めざるを得ない状態だと思ってんですよ。だから、それは原因は、やりたくてもやれない状態でないのかなと。だとすれば、どういう方向にすれば、漁業組合が自分達の状況に合わせて、漁民も良くなり、組合も良くなる方向に行くためには、こういう振興策をつくっていかなければいけない、そういう思いでつくれるような体制にしてやるのも行政の責任でないだろうかね。私はそう思ってますよ。これからね、具体的にならどうするっていう話するんですけども、これからが今日の一般質問の本番なんですけどもね。ここまで、町長いかがですか、私言ってること間違ってますか、どう感じてます。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当に、今養殖コンブのお話をしていただきました。本当に頑張っている実態も私ども承知しておりますし、新規に着業する方にも、あれば応援をしたいなというふうなことは、常日頃から組合の方にもお話しております。そういうところで成功している事例あるにも関わらず、経営する人が減ってきているっていうふうな状況でありますが、その要因を、原因と致しまして、やっぱり養殖コンブの場合は家族労働力が必要だというふうなことで、本当に養殖コンブやりたいけども、労働力がなくてできないというふうな悩みもあるように聞いております。しかしながら成功している事例がありますので、きちんとこれからも新規着業者を含めまして、海域がまだありますので、利用する人があれば利用していただけるように、漁業協同組合と一緒に連携とりながら進めてまいりたいというふうに思っております。本当に地道に頑張って食べて生活している漁業者もおりますので、本当に模範の漁業者だというふうに思っているところであります。大胆な転換の、方向の転換って言いますか、それが今この時期に来ているんだろうなというふうに思っているところであります。
議員の質問 9番 梶谷康介
私の方でトーンダウンしちゃうね。いや、町長、あのね、去年の漁業協同組合のね、総会に、私傍聴申し入れたんですよ。水産課の職員を通してね、傍聴したいと。こういう状況で総会って、理事者と組合員とどんな話をしてるのかなと思ってね、傍聴を申し入れたら断られました。理由は何ですかっていったら、前例ありませんって言いました。あんた方、前例、前例って言ってれば前に何も進まないよって、ちょっと憎まれ口叩いてね、私はそれで終わりましたけども、まあ、これは余談でございます。町長、あのね、今の本題に戻るんですけどね、やっぱり国が、本当に自分達がやれるように、自分達の意志でね、漁業振興やれるような形に期待していてね、何年かかるかわかりませんよ。この今の経対協のしばりだって、本来ならば29年度に終わってないといけないでしょう。まだ先送りしてたでしょう、32年まで。これだって、32年で終わるかわかりません。ですから、今のね、これはれっきとした法人格を持った漁業協同組合だから、どこまで私が言って内政干渉になるかならないか、非常に注意しながら私発言してるんですよ。ただね、やっぱりそうしたものも、形にこだわっていれば解決の道はないのかなと。あえて、もし私の発言が責任を問われるような中身であったら、これは対応しなければいけないなと思ってます。でね、何を言いたいかと言うとね、この今の形を脱皮するために組合員の努力に委ねて、そのままの流れに任せていったらいつになるかわからないということに、私は心配してるんですよ。ですから、現在彼らの債務調べてみたらって言うよりも、水産課の説明ですと大体6千万残ってると、ね。その6千万を町で債務負担して、経対協の枠を外したらどうかと。だから、経対協にがんじがらめになって、組合経営の帳尻合わせのために一生懸命なってるよりも、地域にあった振興策を打ち立てて、それに努力した方が、本当の組合の漁業の振興発展になるんでないかっていう考え方に達しませんか。町長、この件に関してどう思いますか。お聞かせください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
漁協においては、経対協の管理の下で、議員ご指摘のとおりでありました。現在経対協の管理の下でいろんな財務改善計画を取り組んできているところであります。この間におきましても、行政と致しましても漁業振興対策についても応援をして、支援をしてきているところであります。議員ご指摘のように、現在6千300万ほどの欠損金が生じておりまして、29年度から延長しているというふうな実態であります。しかしながら、この現状、行政としてこれからどうするっていうふうなことにつきましては、本当に真剣に考えなきゃならないと思います。議員がおっしゃるように、やっぱり組合の経営そのものがちょっと自由度って言うんですかね、組合が動きやすい環境をつくってやるのも一つの手法だというふうに思っているところであります。いろいろこの後、まだ質問されるんでしょうから、この辺で留めておきたいなというふうに思います。
議員の質問 9番 梶谷康介
町長、6千万という金額はね、決して小さくもないし、また町がこれからの松前町の漁業振興を考えたときにね、出せないお金でもないと思うんですよ、考え方ですからね。ですから、基幹産業が漁業であるという認識に立つならば、やはり思いきった策を講じてね、債務負担行為を起こして、町が債務を肩代わりして、そしてまず経対協の枠から外してやると。今まで経対協に計画的に償還していった債務の整理はね、自分達がこれからの漁業振興と合わせて、町にこういう形で返還、償還できるというような形をね、私はつくるべきじゃないかなと思いますよ。ですから、そのまず考え方っていうのはね、町長そこなんですよ。やろうじゃねえかと、ね、やろうじゃねえかと、漁業振興のためなんだもの。大切な税金を漁業振興に向ける、6千万も向けるってことはね、時によっては批判もありますよ、ないわけない。何やったって批判あるんですから。町長の考え方なんですね。ですから、それをまず決断する、そして債務負担行為を起こして、組合の今の状態から解き放して、そして自分達が自分達の漁業振興の策を打ち立てれるような形をつくってやることこそ、大事な今の振興策でないかなと思いますけれども、再度お尋ね致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先程も答弁致しましたけども、本当に6千300万の欠損金が残っておりまして、今年度30年度の決算の見込みを含め、決算見込みもながめながら、残、2ヶ年で解消ということになってくると、大変厳しい状況になることは議員ご指摘のとおりだなというふうに思っているところであります。実は、このような状況下におきまして、先般の2月の19日に経対協の構成員であります漁業経営強化推進本部の担当者、担当参事と部長さん方3名、松前に来ていただきました。組合の経営の現状報告と今後の見通しなどについて、報告と経対協からの要請をお受けしたところであります。私、ちょっと出張中でありまして、若佐副町長が対応したんでありますが、その内容をちょっとつまびらかにさせていただきますが、組合の経営状況は、イカ、マグロなどの水揚げの減少により、30年度決算においても大変厳しい状況にあると。ヤリイカ漁次第では赤字という場面も否定できない状況も想定される厳しい状況であるというふうなことであります。これに伴って、繰越欠損金の解消も大きく後退することになってしまった。従いまして、対策と致しまして、再建計画期間の延長なども選択肢として想定されるよと。ついては松前町にも支援の方策を含め、ご検討いただきたいというふうな要請を受けたところであります。この報告を副町長から受けまして、前向きに考える旨の回答をさせていただいたところであります。支援の内容、手法、支援時期、今いろいろ議員から債務負担のお話もございましたけども、支援の時期などのタイミングなども含めて、今後相談、協議していきたいというふうな回答をさせていただいたところであります。いろんな手法があるんだと思います。時間をかけて、協議を進めてまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 9番 梶谷康介
今の町長のお話聞くと、組合も経対協も私述べたようなね、債務負担、そうした形をしていただいて、この経対協の枠を外したいんだというふうに受け止めていいんですか。まあ、あのね、そのお話を聞いて私思うんですけど、本当にね、今の3年がもし償還不可能で、不可能と言うか不実行でね、更に延びた、延びたっていうことなると、本当に松前町の漁業死んでしまいますよ。今の水産センターが中心になってね、流れものを当てにしている状態であれば大変だから、コンブでもナマコでも、そうしたもののつくり育てる漁業に転換しながら、これからの水産振興を図って行かなければいけない時期はね、これ2年、3年、更に先送りになるとね、そういう手当もね、間に合わなくなってしまう。そこまで行くうちにバッタしてしまう。だから、この数年というのは貴重な時期なんですから。中身の検討はね、相当慎重にやらなければいけないっていうことは、私は強く感じております。ですから、町長がどの時点でどういう方向に決断されるかというのはね、やっぱり早い時期にやるべきだというふうに思っております。それによっては今のコンブの生産、これは天然物促成含めて1億に届く数字まで行ってますよね。水産センターの持ってる能力からいったら、もっともっと倍以上の生産に対応できる能力持ってるでしょう。生かしきってないでしょう、せっかくの水産センターがね。更にはナマコだってね、年々成果を上げて、おそらく5千万、今年は5千万を超えてると思いますよね。やり方によっては、本当に今回の執行方針の中にもありましたけども、1万個の種苗をね、仕入れて、そして、各地域に入れていくという考え方もね、これは行政でやれる範囲の話ですけども、もっともっと組合自ら、組合員自ら、あるいは組合と連携しながら、このコンブだってね、もったいないでしょう、こういう可能性のあるものがね、なんで生かされないの。私、ちょっと極端な言い方するけども、町長はそれが前へ進めない理由として、人手の問題だとか、家族構成の問題言ってましたけども、そういうことで進みますか、この状態ってのは。やっぱり組合なり、組合員なりのやる気がないんでしょう、ちょっと言い過ぎかな、私はそう思ってますよ。せっかく、坂本町政時代からですよ、このコンブの養殖は。250基のコンブ礁入れて、これから養殖、育てる漁業に進んできた。自然の条件の厳しい上の方だって、未だに継続してる漁業者いますよ。条件の少しいいこの白神、大沢方面では、先程言った1人で、あるいは1家族で1千300万ぐらいのね、水揚げを揚げてる人もいますよ。だからそういうことをね、考えたら、これは私自分でやれるわけじゃないからね、口だけになってしまうかもしれませんけれどもね、やっぱり可能性のあるものは、みんなで力合わせて追求していかないといけないんでないですか。ちなみにね、これ私いただいている30年の12月末のね、取扱実績なんですよ。これ見ますとね、1位は相変わらずウニでしょう、1億3千万近いですよね。2番目が、カニはね、これは論外として、誰でもやれる漁業でないから別にしてもね、3番目のヤリイカの状況だってこのとおりだし、その後に続くマイカだってマグロだって、5、6千万ですよ、かつての松前の大宗漁業であったものが。これだけ変化してきてるんだから、どこに力を入れなければいけないかというと、はっきり見えてるでしょ。だから、それをやるためにもね、やはり組合の形をきちっと整理して、そして自分達が自ら可能性を追求してやれる振興策を打ち立てて、そして、町に債務負担行為をしてもらったものに対しては、こういう計画で償還していきますよというようなものは全部整理して、初めてこの債務負担行為ってのは、私はそこになされるんでないかなと思います。ただね、口で言うように、とにかく枠を外してあげましょうと、あんた方頑張れよではね、同じ轍を踏みますよ。体質が、前例がないんですから。前へ進もうとする考え方が私は感じられないんですよ。だから、そういうことまで行政主導って言いますか、やっぱり松前町のまちづくり、最終的には町長ですよ、責任者は。前回も私質問した加工振興だって、加工振興って、水産加工場のね、対応だって、重要産業だって言って、漁業だって基幹産業だって言って、こういう状態がいつまでも続くっていうことは、行政としては放っておけない。ですから、この考え方も、今町長から説明ありました組合からの申し出で、更には経対協の立場のある人方がね、町長に要請した中身を十分に検討して、早い時期に方向性を決めて、なら、どういう形でそれを実行していくかっていう、今少し触れましたけどね、ただやりっ放しでは絶対同じ轍を踏むということをふまえてね、やっぱり先へ進んでいただきたいと思うんで、町長今の組合、あるいはね、経対協の申し出での中身は、後で具体的に我々にも中身報せてくださいよ。お話はそれなりに理解はしました。ですから、もっと具体的なね、ものがね、我々にも理解できるような形で示していただければなと思いますんで、再度考え方をお聞かせください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当に誤解してほしくないんでありますけど、やる気のある漁業者には積極的に支援をしてきてましたし、これからもしていきたいなというふうに思っております。ですから、やる気の出るような環境をつくるのが我々の責務だというふうに思っておりますので、引き続き、漁業協同組合と話しながら、漁業の振興に努めてまいりたいというふうに思っているところであります。本当に成功している事例もありますし、議員おっしゃるように、組合の体質、浜の体質変えるのは大変大きな課題だというふうに思っております。大きな問題だというふうに思っておりますが、その課題の解消に向けて頑張ってまいりたいというふうに思っております。いい、成功している事例がいっぱいありますので。それから、今の経対協の関係であります。先程も要請があったことは、先程お答えしたとおりであります。本当に漁業協同組合も経対協からの枠を外していきたいというふうに、思いも強く感じておりますし、我々も外してやりたいというふうに思っているところであります。浜の士気も、それから職員の士気も下がるようなことはさせたくないなというふうに思っているところであります。従いまして、いろいろこれから協議をして、債務負担の話がありましたけど、私個人的にはやっぱり同じことを考えております。例えば無利子で貸付する。貴重な町民の税金でありますので、きちんと将来は無利子だけど返してもらえたらどうかなと。そんな方法も一つあるのかなというふうな、個人的には思っているところであります。いずれに致しましても系統と漁協と、本当に協議を重ねてまいりたいなというふうに思っております。1日も早く経対協からの管理下を外してやれるようなことも考えてまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 9番 梶谷康介
これから発言しようとする中身は、時と場合によっては私は内政干渉になるんでないかなと、そういう危惧はしております。それはですね、町長が今おっしゃいましたように、やる気のある漁業者には支援すると。しかし現実はね、なかなかそうなっていないの。未利用海域を利用して新しい漁業をやろうとすれば、組合まで、当然組合内部のいろんな規定を精査して許可が出るんでしょうけれども、そうしたものがね、前へ進まないっていう状況がね、未だにこの松前の組合にあると。結局は拒みですよね。それから、組合長権限で執行できるようなことまでも、まあ、これは民主主義ですから、多くの人方の意見を聞きながら、最終的な決断をするっていうのは、形の上では私は正しいと思いますけれども、しかし、それが感情がらみでやろうとする者の芽を摘んでいるっていうような現実も私は聞いておりますよ。だから、それは体質なんですよ。組合長がしっかりしてね、自分の責任と権限はここなんだと、松前町の漁業振興にはこうあらなばないっていうものはきちっとしていればね、今の松前でね、未利用海域を利用して何かをやろうとする者を潰す理由がどこにありますか。どんどんどんどんやってもらって、生産を上げてもらうのが現実の問題でしょう。それがね、できないって。ですから、本当に内政干渉になれば私も責任問題出てきますけども、もしこの債務負担行為でこのこと、経対協の枠を外して前へ進むとすれば、本当に細い点まできちっとしてね、大切な税金を使って松前町の漁業振興をやるんだから、それが間違いなくいい形で前へ進めていけるような問題、課題を整理してきちんとした振興策を樹立していってほしいなと。そうでなければ、当然その債務負担行為、これ議会にかかりますよね。やっぱり議論の対象になりますよ、6千万も町が肩代わりして漁業振興していいのかと。いかに基幹産業と言えどもっていうような話はね、出ないとも限らない。私はそういうことは言わないと思いますよ、こういう話してんですから、何としても前へ進めるためにはその形をできるだけ早くいい形でっていうこと言ってんだから、それは言わないと思いますけれどもね、その計画の中にもしも疑問があるならば、時と場合によっては言いたいこと言わなければ、これは町民の代表としてはね、やっぱり責任感じますからね。町長、目処としてどうなんですか。最終的な結論を町長が出すという時期は。もう新しい年度始まろうとしてますけどもね、これが来年度に、まあね、6千万の債務負担行為っていうことになれば、この31年度の当初予算にはどこにも出てきてないから、改めて対応しなければいけないだろうから、予算的にはこれは次年度の31年度の予算の中でやることになるだろうけれども、方向を決める時期ってのは、町長として、このフローを考えた場合には、どの時点でっていう考え方持っておりますか。お尋ね致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当に、町民の貴重な税金をっていうふうな話になるんだというふうに思います。きちんと漁協の水産振興策も含めて、それから支援の内容、それから支援の手法、それから支援の時期など含めて進めてまいりたい、協議を進めてまいりたいというふうに思っております。今、3月の定例会でありますので、方向付けにつきましては、31年度中には方向付けをしたいというふうに思っております。2月の19日に要請を受けておりますので、きちんとした対応をとってまいりたいというふうに思っております。議会での議論も、当然予算絡むことでありますので、議案提案なるんだというふうに思いますので、よろしくお願いしたいなというふうに思っております。
議員の質問 9番 梶谷康介
今までもこの水産振興に関する議論を交わしてきた中でね、やっぱり一番手っ取り早いつくり育てる漁業の振興策としてはね、大事な800億円以上投じた13の漁港があります。つくり育てる漁業に必要な施設をね、そのまま使えるとは思いませんけれども、少なくとも新しくつくらなくてもいい、非常に松前町はいい財産持ってんですよ。今までも何回も町長と議論してきたでしょう、この恵まれた施設を使って、生かして、つくり育てる漁業の振興するんだと。これだって、私はいつもこの利用計画みたいなものをみんなで話し合うような形に持っていかなければいけないということを、町長もそのとおりだと言っていながら、未だに私には形として見えてきてないんですよ。だからこういうこともね、まあ、蛇足みたいな形で言ってしまいましたけれども、まだまだ私は松前町の漁業は、決して暗いものばかりではないと、そう信じております。あとは、町長の決断、そして組合並びに漁業当事者のこれからの前向きな姿勢、そうしたものをどういう形でつくっていくか。町長、もう一回トーンを上げましょう。もう一回トーン上げてさ、ね、松前町の漁業は、あるいはまちづくりは漁業振興でやりましょうと、それぐらいの声を上げてくださいよ、町長様、お願いします、もう一回お願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員のご質問に、大分トーン下がりましたので、本当にトーンを少しでも上げてまいりたいというふうに思っております。いずれに致しましても、大変大事なご質問をいただきました。本当に安定した漁業経営、更には漁組の経営も少しでも安定できるようになれればいいなというふうに思っております。いずれに致しましても、きちんと系統、更には漁協と打ち合わせしながら、対応をとってまいりたいというふうに思ってますので、ご理解いただきたいと思います。トーンを上げてまいりますので、一つよろしくお願いします。
議員の質問 9番 梶谷康介
随分言いたいこと言わせていただきました。でもね、やっぱり松前のことを考えれば、決して暗い町でないんだから、可能性があるんならば、どんどんそれを追求していい形に育てていくと、前へ進むという町長の、これから望む町長の進め方に期待しながら、質問を終わりたいと思います。身体に気をつけて頑張ってください。