松前町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月9日
松前神楽の日の条例制定について
- 聞いた人
- 斉藤勝 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 斉藤勝
私は簡単に質問させてもらいますので、簡単にご答弁をいただきたい。「松前神楽の日」を条例制定すべきでないのかと、こう今私は感じを持っております。ここについては町長の見解を求めたいと思いますけれども、先般新聞だとかテレビで報道されて、国指定の重要無形民俗文化財、こういうものになって、さっき町長から答弁あったように、昨日3月8日官報に掲載されて、正式に文化財になったと、こういうふうに受け止めております。松前町内でも原口だとか清部に神楽があります。これは、当時のそれぞれの神社の宮司が地域の人に教えて広まったものだというふうに聞いておりますし、当時はお神楽という名前でずっと小樽の方まで、あるいは函館の方まで伝わっていったんだというふうに受け止めております。これが専門家の言葉で言えば里神楽とか、民衆神楽とかって言われているようです。松前神楽の冠、松前という冠がのったのは、ここに書いてあるように西暦1670年ぐらいだと思うんですが、後半に6代藩主の矩広公が神社の宮司さん方を集めて、城中で奏上、舞われたというのが松前神楽の私は始まりだというふうに聞いていますし、これが御殿神楽と言われていたそうです。国の指定の重要文化財になったわけですから、これは松前町としても後継者の心配をしながら振興、発展に努めていかなければならない、こう思いますので、町長に松前神楽の日の条例制定についてどう捉えているのか、まずご答弁ください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
まずもって、ただ今斉藤議員から質問ありました。そのとおりでありまして、神楽につきましては、昨日松前神楽、松前ブロック連合会、連合保存会をはじめ、道内5団体で結成されております連合会でありますが、国の指定重要無形民俗文化財として昨日指定書をちょうだい致しまして、今議員おっしゃるように官報に掲載なりました。正しく、正真正銘の文化財に指定されたところであります。昨日は連合会の会長であります松前ブロックの連合会の保存会の会長をしてございます石川さんが東京に行きまして、指定書を受領してきているところであります。この神楽の名称につきましても、今議員から縷々ありましたが、松前神楽は里神楽や民衆神楽などと一部では呼ばれているということは聞いておりますけども、今回指定された各保存団体の中では、松前神楽、議員おっしゃるようにお神楽という名前で呼ばれていたそうであります。この松前神楽の起源につきましても、明確なものは確認されておりませんけども、1625年に松前家の氏神である八幡宮、今現在の桜見本園に神楽堂を作っていたというふうな記録もあるようでございます。斉藤議員言われるように、御殿神楽については10代藩主松前矩広が1674年11月15日、松前藩領内の神職を集めて松前城本丸御殿槍の間で神楽が執り行われたと記録書に記載があるようであります。これが城内神楽の始まりであり、その後城中大神事神楽として、隔年で執り行われているようになったとされているところであります。これが、松前神楽の起源だというふうに思っております。それで、質問にあります、神楽の日の制定について、これはいかがかというふうなことであります。本当に松前の貴重な文化財として、また町政執行方針でも述べさせていただきましたけども、松前町の歴史観光の財産としても保存、伝承や周知活用に積極的に努めてまいりたいというふうに思っているところであります。神楽の日の制定につきましては、議員からのご提案もありましたけども、私ども、昨年から神楽の検討をですね、神楽の日の制定を検討してきているところであります。歴史的事実や周知活用、観光財産、交流人口の増加という双方の観点から、きちんとした体制をつくりながら条例の制定に向けて進めてまいりたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 10番 斉藤勝
今町長、10代の矩広と言いましたけど、これ10世6代という言い方ですから、それは10世だと思います。うちの事務局次長が詳しく調べてくれましたので間違いないと思います。それと、今、町長条例制定も考えてるんだという話がありましたけども、これはやっぱり神職、宮司さん方と十分連携しなければ、なかなか制定するっていうことは難しいような気がします。できれば、神楽の日を制定して、大きな神楽を開く大会と言いますかね、そういうものもやってみる必要があると思うんです。このためにもやっぱり条例を制定するっていうのは、おそらく神楽の条例制定ってのは松前町が初めてだと思うんですね。ですから、これにはぜひ前向きに取り組んでほしいと思いますし、それには一定のね、育成のための予算なんかも必要になってくるような気がしますので、これらにも配慮しながらぜひ制定の日をつくってほしい、条例制定をしてほしいと思います。教育長の行政執行方針にもありましたけども、今年は北海道の命名150年、これは行政執行方針の最後の最後の方に書いてありますけど、ここで重要文化財である松前神楽を奏上できるように日本全国に発信すべきだと、こういう言葉の表現もありますので、町長、これ条例制定が決まったら一番早く高橋はるみさんのとこ行ってですね、こういう松前神楽の日をつくりましたということを話して、北海道命名150年の式典の中ででも舞わしていただきますと、こういうぐらいの申し入れは必要でないかなと思うんですが、いかがでしょうか。前向きな答弁あればあと止めます。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
斉藤議員おっしゃるように、これを条例制定するにあたっては、神職の皆さん、それから各地区の保存会の皆様方の協力は欠かせないことでありますので、関係者と十分協議を重ねてまいりたいというふうに思っているところであります。先般も道教委、それと知事部局の方にお邪魔をさせていただきました。8月の5日に北海道として命名150年の記念式典をやりたいというふうなことでありましたので、ぜひ松前神楽を全道の皆さん、更には全国の皆さんに周知できるような体制って言いますか、その機会を与えていただきたいということは申し上げてきているところであります。更には、北海道議会と致しましても、定例会ごとに議場のコンサートをやってるような情報もいただいておりますので、できれば道議会定例会の初日にでもですね、そういう機会があればぜひお願いしたいというふうな話も、道会議員の先生にもお話をさせていただいているところであります。いずれに致しましても、今回大きな財産をいただいたわけでありますので、松前町と致しましても、北海道と致しましてもきちんとその辺の認識をしていただきまして、神楽の保存、伝承に力を注いでまいりたいというふうに思っております。条例の制定の仕方もいろいろ、例えば松前、桜の日っていう5月の1日を指定しております。これは、告示で指定もできるんです。しかしながら、神楽の日っていう設定の他にも例えば保存、伝承とかいろんな部分があるんであれば、これは条例でもきちんとやれるだろうし、方法はあると思いますので、その辺の方法も検討しながらきちんとして、自信を持って松前神楽を全国に発信できるような、そんな体制づくりを進めていきたいというふうに思っております。
議員の質問 10番 斉藤勝
今、8月5日に北海道の式典があるということでありますけども、正に松前神社の例大祭の日でもあります。ですから、上手に宣伝をして、北海道知事に強く申し上げる必要があるということを要望して質問を終わります。