木古内町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
令和5年度執行方針について
- 聞いた人
- 東出洋一 議員
- 答えた人
- 町長 鈴木慎也、教育長 藤澤義博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 東出洋一
3番 東出です。町長並びに教育長に一般質問をさせていただきたいと思います。大きく1問でございます。中身については、3項目に分けておりますので、ご了承いただきたいと思います。1点目、令和5年度の町政執行方針について。令和2年4月より初当選した鈴木町政が船出をいたしました。若い町長は、どのように木古内町の将来を変えてくれるのだろうか、町民全ての人の熱い期待とエールに押され、スタートを切ったと思います。新町長自身も町民のために全身全霊で立ち向かう、また身を粉にして職務にまい進しようと、熱く強い思いだったと私は思っております。がしかし、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、住民の生活スタイルもマスク着用や手指消毒、外出の制限、3密っていう言葉もありました。その中で、やはり老若男女も問わず、厳しく苦しい生活を余儀されてきました。本当に大変だったと私は思っております。がしかし一方で、国からの感染症対応地方創生臨時交付金により、町単独ではできない事業を実施することができました。住民への経済支援もできたこともこれも事実でございます。また、病院にあっては包括交付金による医療機器の更新や新規導入が行われ、高度医療の整備が整いました。これによって、さらなる充実が図られました。今年度はコロナ禍から3年目、ようやくコロナの収束が見えはじめ、国からの通達により小中学校の卒業式もマスクの着用については、自己判断の措置が取られるようになりました。まだまだ気を抜けない状況であります。また、国外においてはロシア、ウクライナの紛争が丸1年経過し、いまだ終息が見えません。その影響により、国内経済に大きな打撃を与えております。当町においても家計費や各業種においても物価上昇による影響が出ています。そこで、基幹産業を守るため、ことしこそが鈴木町政の正念場だと私は思っております。以下の3点について、町長の考えをお伺いしたいと思います。一つ目、新型コロナウイルス収束後の経済回復が急務かと思います。当町の基幹産業である一次産業について、どう対応していくのでしょう。町長の執行方針では、「町民目線でスピード感」をもってとありますが、町長の考え方をお伺いしたいと思います。二つ目、当町の人口は平成29年度末 4,232人、それから令和3年度末では3,785人、この間5年間で447人が減少しています。年平均で言うと89.4人、令和2年度から令和4年度では200人程度の減少となっています。令和2年から4年ということは、鈴木町政の期間かと私は思っております。今後の人口推移を見た場合、少子高齢化に歯止めがかかりません。当町だけの問題ではございませんが、人口減少問題にどのように取り組むのかお伺い申し上げます。3点目、当町は他町村に先がけ保健、医療、福祉の充実の3本柱を先代の町長時代が掲げ、ハード面、建物です。ソフト面、これは人材です。において、多額の投資をし充実をさせてきました。一定程度の環境整備が達成されたものと確信しております。いろいろと他の自治体からも先進地ということで、視察があったと思っております。そこで、もう一本の柱である子ども達のためにも教育の充実を掲げ、4本の柱とすることが大切かと思いますが、この点については町長、並びに教育長の見解をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 鈴木慎也
3番 東出議員のご質問にお答えをさせていただきます。まず、(1)の基幹産業であります一次産業への対応についてでございます。現在、一次産業を取り巻く環境は、肥料や資材などの高騰、また制度の厳格化など大変厳しい状況だとそのように認識しております。私自身もそのように受け止めております。生産活動の支援、そして経営の安定化を図るための事業を継続するとともに、国や道の支援策、この支援策をしっかりと十分に把握して、一次産業の方々やその関係団体の皆様としっかりと寄り添って協議をしながら、必要な支援を実施したいと考えております。次に、(2)の人口減少問題についてでございますが、現在、第2期木古内町まち・ひと・しごと創生総合戦略において、基本の目標及び数値目標を定めて、取り組みを進めております。さらに、令和4年度に制定いたしました、みらいある条例に基づきまして、移住定住の新生活幸せサポート事業というものを開始いたしまして、移住並びに定住の強化を図っているところであります。議員ご指摘のとおり、人口減少そして少子高齢化は、当町のみならず全国的な問題でもありますが、その中でもこの木古内町の町民の皆様が木古内町に住んでいて良かったとそう思われる住民満足度を高めるそういった取り組みを進め、定住の促進を図ることで、木古内町に移り住みたいとそう思われるまちづくりを力強く進めてまいりたいと考えております。次に、(3)の教育充実をまちづくりの柱に加えるということにつきましては、町といたしまして、子ども達の教育環境というものは、将来の町を担う人材育成の観点からも極めて重要であり大切なものだと認識しています。第6次の振興計画におきましても、歴史・文化に育まれた未来を開くひとづくりというものをテーマに基本目標として掲げておりますので、東出議員の思いを十分に受け止めましたので、教育委員会と連携をして第7次の振興計画に盛り込んでまいりたいとそのように考えております。以上でございます。
町の答え 教育長 藤澤義博(教育長は2025年6月まで)
東出議員のご質問について、お答えさせていただきます。まず本当に、教育に対するいつも温かくご進言をいただきましたことにいつも感謝しております。ありがとうございます。いまありましたとおり、教育行政を預かるものとしては、大変そういった提言をありがたく受け止めておりますので、いま町長がお話ありましたとおり、これからもしっかりと皆様の期待に応えられるような教育行政を邁進してまいりたいというふうに考えておりますので、引き続き議員にはご指導・ご鞭撻を賜りたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 3番 東出洋一
いま、町長並びに教育長から答弁いただきました。私は、今回この件については、総論的な議論に私はとどめておいて、細部にわたってはこれから予算委員会等もありますので、その中で細部について協議をし、また質疑をしていきたいと思います。ただ、いまここでちょっと聞いておきたいものがありますので、いま町長からの答弁書をもらいました中で、(1)番の関係なんですよね。私自身も一次産業の従事者として、それ以上あまりしつこくするつもりはございません。ただ、木古内町の基幹産業はなんですかと聞かれた時には、やはり農・林・漁、これが当町の大きな基幹産業であると思うんですよ。これが低調していると二次産業・三次産業、サービス業、運輸業と当町の全ての産業が回っていかないというこういう状況下じゃないかと思うんですよ。それで、私は一次産業について町長はどういう考えをもっているんですか、そしてスピード感のある、そして町民目線という執行方針が書かれているんですけれども、そこでじゃあ木古内町の経済を回復させていくために、やはり私は町長並びに現課、産業経済課も含め、よく現場の人とコミュニケーションを取っていくと。そして、それなりのスピード感をもって対応してあげるということが私は前提じゃないかと思う。そして、ある程度この2年間の厳しい経済状況の中で、今年度においてはここに町長の執行方針にありましたけれども、牛の餌、それから化学肥料、農薬、全てのものが上がっている中で、ある意味じゃそういう一次産業、漁業者も同じですよ。「やはり大変だろうけれども頑張ってね」と、「私達になにかできることがあったら、なんとか応援してあげますよ」というそういう心のある接し方、そして力づけをしてあげてやったら現場の人も喜ぶだろうし、そしていくらかでも回復していくと木古内町の二次産業、サービス業、運輸、いろんな関係に当然回っていくわけですから、経済が。そういうことでなんとかこのコロナが収束後の経済回復になんとかあなた方が努力していただくことをこれは望みますし、また逆に町長なりの決意があればここをお聞かせ願いたいなと思います。それから(2)については、この部分については前段、竹田議員とのやり取りの中で概ね、私は理解したと思っております。ただ、次の3番目なんですけれども、いまいただいた答弁書を見ますと私の言うことを理解して本当にいただいたなと私は思うんですけれども、北海道ナンバーワンを目指すという表現があったものだから、そしてましていまの情報通信技術、ICT、インフォーメーション、コミュニケーション、テクノロジー、こういうようなものである意味じゃスタートを切ったわけですよね。であれば私も民間から来た教育長は、この辺については非常に高度な技術、それから知識をもっているので、なんとかいままで保健・医療・福祉、これが木古内町の福祉のまち木古内町ということで、3本柱に掲げていたんですよ。私は、どうなんだろうなと。3本の柱より4本あったほうが建物は丈夫じゃないかというようなことで、私自身が勝手に4本目の柱ということで、教育の充実ということを掲げた。そしてそれを今回、町長並びに教育長に私は投げかけたんですよね。ですから私は、3本の柱よりは4本の柱が頑丈で、そして未来ある子ども達のために12月に一般質問をやりましたけれども、英語力のアップ含めてどうなのかなということで。そうすると私自身は、4本目の柱として捉えてよろしいものなんでしょうか、その辺はどうなんでしょうか、表現は別としながらも。その辺再度確認したいと思います。
町の答え 町長 鈴木慎也
東出議員の再質問にお答えをさせていただきます。まず1点目でございますが、一次産業、基幹産業である1回目の答弁をさせていただきましたが、その中で議員から思いとか熱意的な再質問がございましたので、もう一度答弁をさせていただきたいと思いますが、まず令和5年度の執行方針で、一次産業は食料の安定供給や国土の保全の役割はもとより、町の大切な基幹産業でありますということを述べさせていただきました。また、「国や北海道の動向を注視」と、これを少し説明させていただきますが、国や道の動向ということは、いろんな政策に対して制度設計を町としてタイミングを図らなければならないと。これはなんのためかと言うと、設計の精度が上がるとそのように担当課とは意識を共有して、いま取り組みを進めているところであります。私が基本的に思っておりますのは、いまを守る一次産業の政策と未来を作る一次産業の政策というのを展開していかなければならないと思っていまして、先人の皆さん、いまの一次産業の皆さんが大切に昔から守ってきた、まずは木古内の当たり前の自然にしっかりと感謝をしながら、受け継いできた海だったり農地だったり、また伝統的な技術、そういったことを守るために町としてできる限りの支援をしなければいけないと思っています。ですが、それに加えて例えば6次化、DX、ゼロカーボンなどの新しい取り組み、新しい挑戦に対しても推進をして後押ししていきたいと思っております。議員がおっしゃるように一次産業というのは、地域経済の根幹であります。ですので、一次産業の皆さんが元気であれば地域経済のみならず、地域全体が元気になるとこれは当たり前のことだと私はそのように思っておりますし、同じ考えであります。したがって、一次事業者、一次産業の皆さんやその関係団体との協議をずっといま重ねているところであります。しっかりと寄り添いながらお互いのコミュニケーションをより深めて、より意味のある制度の設計を目指しているところであります。町としてこの戦後78年のいま一番厳しい一次産業の状況だと思っていますので、町として最大限の努力をするとそのことをお誓い申し上げて、ご理解をいただきたいと。それぐらいの気持ちで町として取り組んでいるんだということで、ご理解をいただきたいと思っております。また、(2)の教育に関する部分ですが、北海道ナンバーワンのICT教育を目指すと。これは、就任させていただいてから藤澤教育長が入る前から、執行方針の中で私から述べさせていただきました。これは、もちろん先ほど来、何度か一般質問でデジタルの現状について、いろいろ議論を交わされているところでございましたが、まずをもって義務教育。義務教育に都会だったり地方だったり、地域格差があっては絶対ならないとそういった強い思いが根幹にありました。ですので、2020年からはじまったGIGAスクール構想の中で、木古内の子ども達が健やかに自然の中で生活する、学ぶ、プラス新しいGIGAスクール構想においても町として北海道ナンバーワンを目指すぐらいの思いと熱量をもって取り組んでいきたいと。そういった熱意の思いをそういった北海道ナンバーワンを目指すんだとそういうふうに表現をさせていただいたとそういった経緯でございますので、ご理解をいただきたいとそのように思っております。以上です。
議員の質問 3番 東出洋一
再度、私も同じことを言うんですけれども、どっちにしても詳しく議論を重ねていくのは、予算審議の中で私はもうちょっとまた掘り下げ、ただ町長の言葉の中には、一次産業全体なんだけれども、なんか聞いてみると漁の部分の話がちょっと入っていないのかな。それとも漁も含めて農も漁も含めての答弁だったのかなと思うとなんかちょっと私が疑義を感じたものですから、その辺ちょっと確認だけさせてください。それと、ちょっと議長申し訳ございません余談になるんですけれども、町長、やはり時代に即したことで私は町長は進めているなと思うんですよ。ということは、きょういまお昼に3月3日ですよね。お雛さんの日ですよね。それで、あの曲、メロディー流しましたよね。これ大変住民からも好評を得ているんですよ。ですから、今度は5月5日の子どもの日なのかなという部分で、私期待もしていますので、余談になりましたけれども、そんな意味で町長も町民のためを思っていろいろやってくれているんだなということは、私自身も理解していますし、町民からもそういう声があったということを報告して、漁と農との同じ考えなのかということをそこだけお願いして、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。
町の答え 町長 鈴木慎也
東出議員の再質問でございます。今回の一般質問の内容は、一次産業ということでありますので、農・林・漁業、全てを想定して答弁させていただきました。ただ、林とか漁・農、それぞれのいままでの継続事業、あと新年度事業、もしかしたらそういったものを総合的に判断して検討してまいりたいと考えておりますので、そこはいま調整中でございますので、ご期待をいただきたいとそのように考えております。以上です。