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せたな町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日

長期停電に係る電源確保対策について

聞いた人
平澤等 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 平澤等

ただ今ご指名いただきましたので、先に通告してあった質問1点、町長にお伺いいたします。長期停電に係る電源確保対策について、去る9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震により北海道全域が停電となり、復旧に長時間を要する事となりました。一週間経った現在、今9月25日、ほぼ20日経ってますけども、いまだ物流は完全復旧となっておりません。さらに全道規模での節電対策の実施や状況によっては計画停電も余儀ないとされております。先ほど町長からの行政報告にもございましたが、せたな町においては48時間以内にほぼ全域が通電回復したものの、この間、町民の生活や経済や生産活動に大きな影響があり不安と損失が発生しております。予期できない天災とはいえ長期間の停電に対して町としての対応策が肝要と思います。以下2点についてお伺いいたします。①一般町民や独居高齢者などに対する生活支援対策についてどのように考えているか。②発電機導入については、農業等チャレンジについて平成29年度補助事業を展開されましたが、農業のみに限らず漁業、商工業にも枠を広げ、また継続した複数年の補助対策が必要ではないか。以上、質問いたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは平澤議員のご質問にお答えをいたします。今回の地震により北海道全域で295万戸が長期間にわたる停電で、町内はもとより全道で住民生活や経済活動に大きな支障を来しました。ご質問の長期停電に係る電源確保対策についてでございますが、これほどの大停電に対し町民皆様が支障とならない電源確保は大変困難なことでありますことから、まずは北海道電力に対しまして今回の広域停電を教訓として、今後このようなことを未然に防止するように強く要請したところであります。それでは1点目の一般町民や独居高齢者などに対する支援対策についてお答えをいたします。町は今回の停電対応といたしまして、防災行政無線による適宜の情報提供、役場本庁舎、各総合支所において携帯電話の充電場所の提供や町外からの安否確認等の問合せ等に対応をしたところであります。独居高齢者を含む要支援者に対しましては、6日早朝より安否確認を含む聞き取り調査の戸別訪問を保健福祉課、総合支所の担当職員及び民生委員で実施をし、その中で6日の夜には、避難要望のあった瀬棚区1世帯1名、北檜山区で1世帯1名を各区に避難所を開設して自主避難をさせております。また町立国保病院では、在宅酸素使用者の内、酸素の確保が困難な患者10名について、緊急入院させて患者の安全に努めたところでございます。今後の停電対応策でございますが、これらの支援対策に加え幸い今回の停電では、上下水道の各施設での早急な発電機による電源の確保により上下水道の使用に大きな支障はありませんでしたが、今後におきましても各施設などで緊急時に必用な電源が確保できますように対策強化に努めてまいりたいと考えております。さらに町民皆様に対し災害に対する日々の備えや防災意識の向上を図る啓発活動を推進する考えでおります。また9月11日の北海道新聞朝刊でも紹介された大成区宮野町内会での独居高齢者に対する模範となる共助活動から、災害時における自助、共助の大切さを改めて痛感したところであり、このことを踏まえ町内における自主防災組織の組織率向上に向け、町内会に、組織結成に係るご協力、働きかけに努めてまいりたいと考えております。2点目のご質問にお答えをいたします。発電機導入につきましては平成28年8月30日の台風10号の影響で長期間にわたる停電により、特に酪農業に大きな被害を受けましたことから、平成29年度農業等チャレンジ事業による町独自の補助事業を実施いたしましたが、今後におきましても、農業はもとより漁業、商工業を含め各業界団体などからご意見を頂き必要との要望があれば至急補助事業について検討したいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。

議員の質問 9番 平澤等

ただ今町長から丁寧な回答いただきました。私もそのように実施されてくれれば非常にありがたいんですが、今9月6日という時期は丁度過ごしやすい時季ということで、一番心配されるのが夏の物凄い暑い時季、もしくは冬の非常に寒い中、そのときに電源がなくなったらどうなるんだろうということを考えた時に一抹の不安を感じたという点がこの質問の動機でございます。独居老人の方について今の報告では合わせて2名が避難所にいたということでございますが、やはり今年は熱中症によって死亡されたことがマスコミで報道されております。当町においても暑い時季にどうしようもない。クーラーもしくは扇風機も回せないような状況の電気の無い中でお年寄りたちがどのように日常を過ごすのかということが心配されました。それからもう一つ冬期間の寒い中、その時にやはり暖房が確保できないという点になれば、多分電源がないということにおいて、長期間に渡るとなればやはり避難所に対する依存がかなり増えるのではないか。そしてさらに心配されるのが積雪等の交通障害もあった場合、今回はある意味大きな不幸が厚真町で起きたんですが、その中でも一つの教訓になったんじゃないか。やはりあらゆる場合を想定した中での、こういう電源が無くなった場合に対応できる体制をしっかりとっておく必要があるんではないかということでございます。加えて一般町民という表現を私しました。やはり今回の電源が長期間ないということに関して、皆さんもそうですが冷凍庫、冷蔵庫この管理、維持に対して非常に細かな神経使ったのではなかろうかと思うんです。わずかな時間であれば何とか持ちますが2日間に及ぶ停電となると冷蔵庫もしくは冷凍庫については使えない。先ほど町長の行政報告にございましたけども、商業者でさえその販売については維持ができないために廃棄せざるを得ないという状況が発生しました。やはり大事な食料の確保維持という点を考えた中では、一般家庭においてもやはり電源確保対策は何らかの取り組む必要が、もしくは先ほど町長が申されましたけども自助、共助ということでございます。そういった点でやはりそれぞれ町民一人一人ができること、また町としてやはり最大限の支援をしていくのが町としての使命でないかと思います。その点についてよろしければもう一度答弁願いたいと思います。それから2点目でございます。発電機の導入について先ほど言いましたように、去年酪畜の方を中心に発電機の導入についての補助事業があり、申請者がそれなりにいたことは私も承知してございます。今回、良く考えた時に今水稲の収穫期の最盛期になりつつあるんです。乾燥機に籾を張り込んだ状態で、その状態でもし停電になった場合に、この酪農家は今29戸という表現でございますが、水稲農家は今人数は正確に把握してございませんが、かなりな人数ございます。また集約して民間等についても大きな量の籾がもし張り込んだ状態で停電になった時に、その品物については、熱を発生し商品価値がまるっきり無くなってしまします。そういった点で前回の畜産関係でなくて、農業者全体においても、水稲耕作者においても必要ではないか。またこれは畑作農家のハウス農家でございますが、ミニトマトを作ってる方が選果する場合に、やはり電源がなかったら選別機が機能しないという点で、そういったことについても時間的に余裕のある生産物であればいいんですが、やはり生鮮食品であれば電源確保が非常に必要だという点から考えてみれば、これは農業に限った場合でございますけども、漁業者についても先ほど説明あったように製氷、それから鮮度を保つ、そしてまた商業者においても商品の維持管理こういった点についても電源の確保対策が非常に大事な問題になってくる。福祉関係については先ほど私以外の議員の方の質問に対しても答えられてございましたから、その点についてもしっかりしていただきたいんですが、私の今回の場合については、こういった商業関係に携わるは町の基幹産業に伴う方たちのためにこういった補助事業対策を、先ほど町長は要請が来たらやりますよということでございますが、私としてはこのように対応しますので希望者は来てくださいというほうがずっとやさしいのではないかと思います。そういった意味で町としても前向きな姿勢でこういう停電対策に臨んでいるんだという姿勢をこの場で示していただきたいと思います。以上2回目の質問終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それではお答えをいたします。まず議員おっしゃいますように今回の時季的なこともございまして、冬あるいは猛暑の夏の発生であればどうかということでございましたが、いろいろな条件下でこの災害についてどう対応するかということは、しっかりこれから検討をしていかなければならないと。それらに対応していかなければならないと。それらにどうするかという課題について研究していかなければならないと思っております。いずれにしましても、今回もそうでしたがあらゆる災害についてもそうなんですが、公助だけではなかなか十分対応するにはなかなか難しいと考えておりますので、自助、共助という部分についてもしっかりできるような仕組みを作っていかなければならないものと考えているところでございます。それから非常電源の確保でございますが、今回を教訓としまして農家はもちろんですが、事業者におきましてもこれから自衛策をどうするかということがそれぞれ考えられていることと思っております。町としましても各農協、漁協始め各団体につきまして、その辺の要望について相談をさせていただいているとこでありますので、決して受け身になって、来るのを待っているということではなくて、こちらから団体に話を持ちかけて、その要望の有無等について調査中ということでございますので、これらを踏まえて積極的に支援をしてまいりたいと考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。

出典:せたな町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる